去年の夏に、友達のライブを見に行ってその時の、バンドとバンドの演奏との間にかかっていた曲で、「なんて心地よいのだ!!」と思い、その友達に頼んで彼のアルバムを調達してもらった。
3枚送られてきたアルバム中で今のところ私はこれを一番よく聴いている。50分ほどの作品だけど、中に入っているのは4曲。このアルバム自体がキレイな曲の流れで出来上がっていて、これはもう、ホントすごい!の一言。
いつも会社に行くときにイヤホンで聴いているのだけど、一筋の物語を読み聞かせられてるような気持ちになってくる。
1曲の中に、暗・楽・高・低・狂・重・喜・軽・驚が組み込まれていて、聴いていると周りの景色は消えてしまい、その世界に入り込んでしまう。目を閉じて聴くとさらに効果的。
とは言え、しっかりしたボーカルが入っているわけではなく曲のほとんどは、インストルメンタル。なのに、ストーリーがしっかりしていて、きちんと心に入ってくる。
流れるように場面は移っていき、あっという間に50分が終わっている。ちょっとしたミュージックアワートリップ。
1、2、4曲目は10分弱、3曲目の「all imperfect love song 」は25分もある。どの曲もすごいスペクタル。
中でも私が一番気に入っているのがこの3曲目。
これはなんと表現したらいい曲なんでしょうか、25分の中でテレビゲームのロールプレイングゲームをしているような感覚??とでも言いましょうか。