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2号 それでもなんとか解決する方法はないかなと思いますけど。 |
1号 主人公もいうてたけど、そういう人とぶつかりあい、触れ合って、お互いを理解すればオッケーよ。 |
2号 そんな人とぶつかりあいたいか? |
1号 俺はいやや。 |
2号 オッケーちゃうやんぜんぜん。言うてる本人が。 |
7号 映画でもそうでしたけど、本当に本当の悪人ってあんまりいないと思うんですよ。だからまぁ、そこが希望かなって感じです。 |
1号 そんな取っつきやすさが7号の魅力やね。 |
2号 まずは禿げのオッサンに7号がちゃんとメール返信してあげることが大事やね。「にょろ」とか「にゃー」とか「ぽよ〜ん」とか多用して。そのうちオッサンのために自分は生きてるんだって思えるかもしれんし。 |
1号 ボランティアみたいになってきたなぁ。 |
7号 最初は、人としてちゃんとある程度は返信してあげないとイカンと思って、してた事もあったんですけど、終らせようとしても「にゅー」とか「ぽよ?」とか返してきて、何時間も永遠ととぎれないのですよ。 |
1号 おっさん、空気読めよ! |
2号 いや、オッサンが納得するまで返したったらええねん。考えてみたら、まず自分と自分以外って分けて考えるから、そこに差別が生まれるわけやん。だから自分と自分以外は一緒と考えたらええねん。すべてが自分と。だからオッサン=7号。自分のためやん。すべて。 |
7号 なんか・・・奥が深いような・・・なんやら分らんくなってきました。でも返信に付き合ってゲッソリするのは自分のためとは思えませんが・・・ |
1号 ほんま。。。一生、ずっと、だらだらと。。。耐えられん。 |