2008年4月13日

秋田田沢湖

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午前9時56分東京発の『こまち13号』ですが、「駅弁」を物色する時間も考えて少し早めに家を出発しました。
東京駅と言うくらいだから、「駅弁」はあちこちに売ってるかと思っていたら、新幹線の改札前とホームにしかなくてがっかりです。
いつもは新横浜から新幹線に乗ることが多かったので、新横浜のイメージで考えていたのですが。。。。
とにかく、改札前でとりあえず「幸福弁当」「山菜弁当」を買って改札を入りました。
それからホームに上って「春小町」「鳥めし」と飲み物を買って新幹線が発車するまで待ちました。
その間、ホームには色々な新幹線が行ったり来たり・・・自分達が乗り込む『こまち13号』が待ちどおしかったです。
しかも、待っていたホームの表示は『はやて13号』、私たちが乗るのは『こまち13号』・・・改札を入ってくる時には確かに『こまち13号』はこのホームに間違えなかったはずなのに『こまち13号』の乗り場がないんです。不安になって近くに居た駅員さんに確認すると「ここで間違えない。」と言われました。
『はやて13号』(盛岡行き)と『こまち13号』(秋田行き)は盛岡までは連結してしたんです。。。

行きの新幹線は「グリーン席」なので椅子もゆったり広々としています。しかも!「グリーン席」飲み物が飲み放題なんですね。
缶コーヒーを買おうとしたら、「お飲み物お持ちします。」と乗務員が言ってコーヒーを持って来てくれました。実は、この旅行チケットの中に車内でワンドリンク券が付いていたのですが、グリーン車では不要でした。帰りは普通席なので無料ドリンクチケットは帰路に使う事にしました。
新幹線に乗り込んですぐに「駅弁」を食べ始めました。(笑)たろとせーこの2人で4個、1人当たり2個をぺろっとたいらげました。
景色を見ながらの「駅弁」幸せ♪

新幹線からの景色を楽しみながら時間を過ごし、仙台、盛岡辺りまでは桜が咲いているのを確認できましたが、だんだん桜が見えなくなってきてしまいました。まだ時期的に、秋田でのお花見は期待薄です。(泣)
新幹線に乗ること3時間4分で13時に『田沢湖駅』に到着です。駅を出て辺りは・・・山々にはまだ雪が残っているではありませんか!!
宿のお迎えは2時からなので乗り合いバスで田沢湖畔へ(350円/人)向かいました。

田沢湖畔でバスを降りて、宿は目の前だったので大きな荷物は宿に預けて田沢湖畔を散策しました。
東京を出るときは雨が降っていましたが、こちらは青空が広がっていいお天気です。
観光名所である『たつこ像』が見たかったですが、『たつこ像』湖畔とは180度反対方向にあるので断念しました。
でも、たろは何故か見たこともない『たつこ像』の真似。(笑)
田沢湖畔には白鳥も集まって来ていて白鳥を見に来ている人もちらほら居ました。
実はこの時期はまだオフシーズンで、遊覧船やボート、貸し自転車等の営業が開始されるのは4月下旬(ゴールデンウィークに入る頃)で湖畔は静まり返ってる感じでした。
せめて遊覧船、ボート、自転車があれば『たつこ像』も見にいけたのに残念です。
田沢湖
水深423.4m、海面下174mと日本一の深さを誇る。透明度も北海道の摩周湖に次ぐといわれ、龍と化した伝説の美女、たつこの言い伝えが残る神秘の湖。
たつこ像伝説
その昔、前方院内岳の麓、百姓三之丞の一人娘に辰子というそれは美しく気立てのやさしい娘がおりました。里人達は天上の神女が下界に降りてきたのもだと言いはやせば辰子もその美貌と若さをいつまでも変らないでほしいと思い大蔵山観世菩薩に雨の日も風の日も百日百夜お参りを続けたのでした。満願の百日目に神から「辰子よこの山を北に向い、湧いている清い泉の水を飲むならば願いはきっと成就するであろう」とお告げがありました。
辰子は翌春泉を求めて山を越え北に向い、途中小川で岩魚をとり焼いて食べたところ急に喉がかわき谷間を降り泉を見つけ水をむさぼるように飲みました。ところが泉に映る我が姿は口がさけ、みるみる龍の姿になったのであります。この時春の日はまたたく間に天地鳴動、紫電閃き渡り山崩れ泉は満々たる湖になったのであります。そして龍に化身した辰子は湖の主となり奥深く沈んでいったと言われます。

田沢湖畔の散策をして、午後2時半頃少し早めですがホテルにチェックインしました。今回宿泊の宿は『かたくりの花』です。2日間連泊します。
宿泊をこの宿に決めた大きな理由は無料の貸切露天風呂がある事です。部屋のタイプも和室・和洋室があるようですが、私たちはごろんと寝転ぶにはやはり和室がいいので和室をリクエストしました。
ロビーには囲炉裏を囲んだ椅子が置かれていて和洋折衷と言う感じでとても綺麗です。
しいたけ茶とお菓子をいただいて一息ついてから部屋へ案内されました。

部屋で一休みした後、さっそく貸切露天風呂に行きました。
入り口にボードがあり、退室予定時間を記入して中に入ります。(時間制限がないので混雑時は戦いになりそうです。。。。笑、現に私たちも夕刻の日没時間帯にも入ろうかと思ったら日没時間帯1時間以上占領されていたみたいで日没を逃してしまいました。)
貸切露天風呂の部屋に入るとビックリ!とても広い休憩場所まであって洗面所やシャワーまで設置されていてこんな広いスペース使った貸切露天風呂は初めてでした。
それに露天風呂からの田沢湖の眺めも抜群です。
お風呂を堪能して、少しお夕寝をしてから露天風呂からの日没を見ようと貸切露天風呂へ行ってみましたが、入室者の退室時間が1時間も先でそれでは既に夕日は沈んだ後なので、大浴場へ入ってきました。大浴場にも男女それぞれ露天風呂があります。
お風呂から上がってくると楽しみにしていた夕食の時間です。
部屋食で2人でのんびり食事ができます。お刺身など新鮮なお料理も並びましたが、せーこは生物が苦手なので生物は焼き物と一緒に焼いて食べました。
鍋はきりたんぽ鍋が出てくるかと思っていたら2泊するせいか今夜は「ぶり鍋」です。これも珍しいですよね。てんぷらも秋田の新鮮な山菜を揚げた物でした。
少しずつ出てくるので最初は物足りないかと思いきや、食事が終わる頃には2人とも満腹でした。

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