伊豆七島 式根島旅行
2009年7月3日〜7月5日
式根島 中の浦海水浴場・地鉈温泉・松が下雅湯・足附温泉(干潮時)
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2009年7月3日
初めての東海汽船 超高速船 セブンアイランド(JF1220便)に乗ります。
竹芝発8:30発→式根島11:45着で約2時間で到着です。
セブンアイランド(超高速船)
ジェットエンジンで海水を吹き出し、空気のかわりに海水から浮き上がる力を得て飛ぶ「海のジェット機」です。
従来の水中翼船は、水中翼の一部が海面上に出る「半没翼船」に対し、超高速船「セブンアイランド」は水中翼が全て沈む「全没翼型水中翼船」です。この違いが、ハイスピードと高い安定性、なめらかな航行を実現しています。
航空機と同様の「自動姿勢制御装置」を搭載しています。航行中の船体の姿勢を自動調節することで、常に最適な船体姿勢を保ち、抜群の乗り心地を実現しています。
水中翼で浮き上がって航行するので、船体への海水の抵抗が少なくなるため、時速約80kmのハイスピードを実現し、波の影響を受けず、ほとんど揺れません。
出発時点では小雨交じりの天気でちょっと心配でしたが、新島に着いた辺りから青空がちらほら見え始めて天気も良くなってきました。
式根島の『野伏港』に到着すると民宿の車が迎えに来てくれていました。民宿までは数分です。
式根島は、外周約12Kmで歩いて周る事もできます。東京からの距離は約160Kmです。
民宿のチェックインは午前10時からで、到着とともにチェックイン可能なので、チェックインを済ませてから散策を兼ねてランチに出かけました。
せーこの右後の白い建物がレストラン「サンバレー」で、式根島の地名を詠みこんだ俳句を焼印で入れてある手焼きの「牛乳煎餅」(5枚入り200円)が販売されています。
昼食を摂った後は、民宿に戻りレンタサイクルで『中の浦海水浴場』へ向かいました。
まだシーズンに入ってなかったので、海辺では海の家の準備をしていました。
水温も上がりきっていない海の水で冷たかったですが、それにも負けずシュノーケル開始です。ナメクジの特大版の様な妙な生き物を見つけました。いったいこの生き物は何でしょう?(謎)
とりあえず、シュノーケルを楽しんでから温泉に向かってサイクリングです。
まず、『地鉈温泉』(じなたおんせん)を探して走っていると『湯加減の穴』を見つけました。
湯加減の穴
『地鉈温泉』へ下る階段の手前にある穴で、ここに手を入れると入浴にぴったりの湯加減かどうかわかるらしい。
『地鉈温泉』は、海岸にある秘湯的温泉で、写真で見たとおり急な階段を3分ほど下った先にあります。
とにかく、辿り着くだけで困難な場所でした。しかも、潮が引いてる時間帯だったせいか、温泉はぶくぶくと沸いて熱すぎて入浴どころではありませんでした。
地鉈温泉
巨大な岸壁がV字型に裂けて、それが鉈で割ったような形をしているのが温泉名の由来と言われています。その先に鉄錆色の温泉がいくつも連なっており、景観はワイルドです。泉質は塩泉で硫化鉄泉。神経痛、胃腸病、婦人科疾患などに効く内科の湯です。
岩のあちこちから温泉が湧き出ていますが、潮の干満で湯壷を移動しながら温泉に浸かり、夜は月を眺め潮騒に耳を傾けて湯治を楽しんだと言われます。
『地鉈温泉』に入る事ができなかったので、『松が下雅湯』へ行って入りました。
ここは、いつでも入浴できる温泉で、他にも入浴客が何人かいました。
式根島の『地鉈温泉』『松が下雅湯』『足附温泉』は全て入浴料は無料です。ただし、水着着用で入浴します。
松が下雅湯
「足付漁港」のすぐ横にある温泉で、『足附温泉』に続く道の入り口にあります。
ここの温泉は『地鉈温泉』から引いているので、潮の干満に関係なく入浴できます。泉質は『地鉈温泉』と同じ塩泉で硫化鉄泉です。錆色をしているため白い水着で入浴すると色がうつる事もあります。湯船は浅く、湯加減はほぼ一定なので、手軽に入れる温泉です。
この後、『松が下雅湯』の奥の『足附温泉』に行ってみましたが、干潮時間帯のため入浴できませんでした。なので、翌日の満潮時に再度チャレンジしてみる事にしました。
東京から式根島へ渡って、泳いで温泉三昧してあっという間に一日が過ぎてしまいました。
夕食は島ならではの海の幸たっぷりの食事でした。
宿泊:民宿 源兵衛
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