共生の森”SATOYAMA”ワーカーズ・コレクティブ




1グラムに1億のミクロの戦士たち
・・・
微生物は有機物を水や二酸化炭素に変え、また、有機物の中に含まれる
カリウム、カルシウムなどを土に還し空気中の窒素も固定します。

野菜の食べ残しなど有機物が土に入れば
それを食べる土壌動物が増え土壌動物が増えると
その排出物や死骸を分解する微生物が増える、
微生物が増えることで作物の養分となる栄養素が作られ肥えた土壌がつくられるのです。

土は単位面積あたり一年で0.1ミリ
10年で1ミリ
100年で1㎝しかできないと言われています。
”土”は地上の全ての生き物たちが長い時間をかけて作ってくれた遺産なのです!

もちろん“鹿”も土づくりに役立っています。
下草を食べることで、微生物の餌である枯葉が積り
土壌が豊かになっていく
”どんぐり”だって転がって
着床、発芽できますよね
人間の嫌われ者”鹿”だって
森づくりに一役買っているのです。
ついでながら・・・

中山間地では
鹿の食害のため”耕作放棄地”が増えているとか・・・
耕作放棄地はいずれは”森”に移り変わるのでしょう
ならば、”鹿”は
人間に奪われた”森”を取り戻す
”憎まれ役”も買っているのかも知れません

(しかし、手間暇かけてつくった作物が食べられてしまうのは正直辛い!!
なんとか、”鹿たち”と仲よく暮らしていきたいですね!)
・・・

そして、人の手による
下草刈り、徐間伐
”落葉かき”

”落葉を適度に掻いて利用することは里山の植生の多様性と樹木の更新に役立ちます
また、土に触れず積もった枯葉の層は分解されないため(未分解有機質)
様々な病害菌が巣食って病害の温床にもなります。”

人の手が加わることでモザイク状の
下層から上層まで、生物多様性が豊かな”里山”が育まれるのです。

私達ヒトと生き物たちの”命”と”命”がつながり
優しい関係で結ばれれば
今、滅びつつある”生き物”を救い
荒れてしまった”里山”を甦らせることが出来るのです!


・・・・・




コンポストで森の命と繋がろう!

毎日捨てられる命”生ゴミ”を”森の命”と繋げて
”自然堆肥”として再生しましょう

”森の命”の作り方を紹介しましょう。




土の上にたっぷりの枯葉を乗せ
更にその上に土をかぶせ、またその上にはたっぷりの枯葉を乗せ
上から敷き藁(枯れた雑草でもいい)を被せます。
要は枯葉と土の”サンドイッチ”
時折切返し
じっくり時間をかけて寝かせます。
・・・・
大切な注意事項
土は自然の土(農薬、化学肥料、市販の肥料など施肥されてない土)
枯葉は里山の広葉樹の枯葉、ある程度腐食が進んだもの
発酵促進剤などは使わない
”森の命”は時間をかけ自然に任せて作ります。

さぁ!みなさん!
ご自分で
オリジナルコンポスト素材”森の命”をつくってみましょう!

”森の命”を使ってコンポストで自然発酵・分解させた”里山堆肥”
プランターの中で寝かせ時々掻き混ぜれば出来上がりです
”里山堆肥”は活きのいい微生物たちが盛りだくさん
そのままコンポスト素材としても活躍することでしょう
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写真は
”森の命”生ゴミ投入前(上)
生ゴミ投入後(下)
すぐに分解・発酵が始まり”土”に還っていきます。


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