何故こんなに静かなの?
様々な理由により、宇宙人は広大な星間空間を越えることが出来ないのかもしれません。 しかし、何らかの方法で他の生命体と交信しようとするものはいないのでしょうか? これまでにオズマ計画、SETI計画、セレンディップ(近隣知的集団地球外電波探査)計画など、 数多くの探査が行なわれており、我々の側から信号を発信する試みも何度かなされました。 電磁波だけでなく重力波、ニュートリノなどの信号も調べようとしてきましたが、今までのところ、 宇宙人からの通信であると確認されたものはありません。 これは単に我々がその信号を読み取る技術がないだけなのかもしれません。 発信するには受信するより膨大なエネルギが必要であり、宇宙人たちも受信しようとしているが発信はあまりしていないのかもしれません。 宇宙人からの信号が何も聞こえないということは、宇宙人が全くいないと考えるより、 強力な信号を出す宇宙人が少ないか、我々の技術が未熟でまだ見つかっていない、と考えたいです。 今後宇宙探査が進むにつれ、次第に遠くの状況がわかってくると共に、 これまで見過ごされていた宇宙からの信号が解読されるようになるのかもしれません。 人間の宇宙への進出は月ロケット以後停滞したままですが、信号による探査はこれからも続けられることを願います。 次は宇宙人の種の寿命について考えます。 トリビア: セレンディップ Search for Extra-terestorial Radio Emissions from Nearby Develpoed Interigent Populations 「セレンディップ(セイロン)の三王子」の話から、セレンディピティ(幸運な大発見)という言葉があります。 目次へ ・次へ |