◆現地リポート&通信◆

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 このページは、パシフィック・クレスト・トレイルからの現地リポートを目的として2004年春に開設したものです。
 2005年は、アパラチアン・トレイルからの現地リポートの他に、超ロングトレイル(歩く旅)についての掲示板として継続してゆきます。どうぞ、ご利用ください!


 メッセージを書く!


清水さん、体調が回復したようで一安心です。
アメリカでのガソリン機材を航空機に持ち込む場合は、かなり気をつかいます。今年のサイパンでの経験ですが、空港入り口で、ガスクロマトグラフィイーが使用されていましたし、アメリカ国内では機内預け入れ荷物は鍵を掛けてはいけないことになっています。空港会社カウンターではあまりうるさくありませんが、見えないところでシッカリ検査されていると考えられます。
飯星さんがチェックされたのは、9.11後に、ホエーブスやスベアのタンク付きのガスコンロのタイプと理解しています(懐かしいです)。
 私のジョンミュアトレイルは来年90マイルを歩けば一応終わります。厳密に言うと、シャドウレイクからダックレイクジャンクションまでが見踏襲ですから、スルーとはなりませんが、「マ、イイカ」と思っております。
次回は会社の業績が良ければ、単独なら一気に歩き、私の周りの人たちが、希望するなら、ゆっくりとビッショップから入り、オニオンバレーに下り、Mtウットニーをその次とするかもしれません。
 今、フライフィッシングを始めまして、今も、昨日から日光で、田代さんという方から手ほどきを受けてまいりました。その関連で、来年はフライ重視の計画もいいなと思い始めています。
 11月始めの週末に函館に遊びに行きます。札幌だったら良いのになーと悔やむことしきりです。仕事がらみですからしようがありません。

坂田
- Sunday, September 11, 2005 at 21:58:41 (JST)
●ゴキブリ2号さんへ
 そうでした、自然の素晴らしさを語り合う場所でした。
 5年も海外にいられるなんてうらやましい。現地では、ぜひトレイル歩きを楽しんでください。植村直己が猛獣におびえながら、ジャングルを通ってケニア山(だったと思う)に登ったような、あんなハイキングが君には似合う。健闘を祈る!

Mr.Beer
- Saturday, September 10, 2005 at 12:00:10 (JST)
●坂田さん:
 体調は完全に戻りました。急激に太らないよう気をつけながら暮らしています。
 飯星さん、活躍してますね。YHに泊まったり、安い飛行機やバスを利用したり、若者の旅のようですね。写真を見ていると、アパラチアン・トレイル(バージニアやペンシルバニアあたり)にちょっと似たようなところがあります。
 ところで、ガソリンコンロの持ち込みに検査が厳しいと書いてありましたが、アメリカ便は全然そんなことないですよね。テロの厳戒態勢とかいっても、アメリカってやっぱりアバウトなんでしょうか。
 今のところ、上京の予定は未定ですが、連絡します!
 坂田さんのJohn Muir Traiは、来年でゴールですか?

Mr.Beer
- Saturday, September 10, 2005 at 11:49:51 (JST)
●出がらしさん:
 斉藤さんの欧州トレッキングは読んだような記憶があります。トレイルや山小屋は上品で洗練された印象でしたね。
 私が聞いたのは、アルプスを取り囲み、何か国も巡る超ロングトレイルでした。去年はスイス人から、今年もオランダ人から聞きましたが、私の英語力不足のため、詳細はわからずじまいでした。
 が、去年のPCTのメモ帳をひっぱりだして探してみたら、その名前が記してありました。『VIA ALPINA』という名でweb-siteもありました!

http://www.via-alpina.com/site/

 この写真を見てたら、興奮してきました! 地図を見る限り、すごいロングトレイルです! 行きた〜い!
 ところで、「ハイカー」のこと、イギリスでは「ランブラー」って言うんですね。日本語で、あてはまる言葉、ありましたっけ?

Mr.Beer
札幌市 - Saturday, September 10, 2005 at 11:37:11 (JST)
ちょっと書き込み見たら、ゴキブリの結婚式とか、ロマンスとか書いてあるじゃないすか!!ここは自然のすばらしさを語る掲示板やないんすか!も〜、ゴキブリ1号がみんなにお喋りするもんだからっ!しかし残念ながら、終わっちゃいましたよ〜。。しかも、10/17から東京に転勤して、最悪来年からは海外で約5年間駐在の可能性もあるとか言われてますネン。帰ってきたら・・・何歳かと考えると、結婚できるんやろか?福岡!おまえの予想は正しい!いつなるかマジわからん!!その頃俺もトレイル歩き始めるかもね!
ゴキブリ2号
大阪府吹田市 - Friday, September 09, 2005 at 12:48:38 (JST)
清水さん、体調はいかがですか?

東京に来る機会があれば早めにお知らせください。
 掲示板にイギリス等のトレイルの話が出ていましたが、飯星さんがちょうど今ご夫婦でイギリスのハイクに出かけています。昨年から歩き始めて、ホームページに公開されています。http://www5b.biglobe.ne.jp/~iihoshi/uk/uktop.htm
先日お会いしたときに、アメリカ、イギリス、ニュージーランドをポイントに歩いていきたいと話されていました。元気な先輩に、触発されっぱなしです。

坂田
- Friday, September 09, 2005 at 10:26:13 (JST)
 おひかえなすって。
 今回は、ヨーロッパのバックパッキング情報についてです。前回の書きこみに、
>アルプス山脈を取り囲む強烈に長いヤツが
>あるとか
 という話がありましたが、これは
スイスのシャモニーからツェルマットを
結ぶ、約171kmの
"HAUTE ROUTE”(オートルート)
のことでしょうか?雑誌「BE−PAL」でも
バックパッカーのシェルパ斉藤氏が絶賛していました。ガイドブックは、英国大手の
http://www.ciceroneguides.com/ にも、
 Chamonix to Zermatt: 'The Walker's Haute Route' のタイトルで存在します。

さて、こちらは英国・アイルランドの話題。 
最近、あっしの年長の先輩・知人方が、
「アイルランドを歩いた」
「"COTSWOLD WAY"がいいぞ
(http://www.cotswold-way.co.uk/)」
と語るのを聞き、あっしの中で「行きてぇ虫」がしきりに鳴いております。
 アメリカのナショナル・シーニック・トレイルが踏破するのに半年はかかるハードな
コースなのに引き換え、英国・アイルランドのトレイルは、長くても一ヶ月程度で歩け、
自然と生活が一体になった、歩いて楽しい
道です。但し、キャンプは指定された
キャンプサイトや、牧場(交渉すること)で
行うようです。
 あっしが今歩きたいのはここ→ http://www.coast2coast.co.uk/
 北イングランドを、西岸から東岸まで
歩くルートで、英国では名高いウォーカー、
 Alfred Wainwright氏がルートをデザイン
したものです。
http://www.wainwright.org.uk/about/index.html
#アイルランドにもCoast to Coast Walkが。
先ほど紹介した、CICERONE社HPの
「WHAT'S NEW」に、
"The Irish Coast to Coast Walk"とある
のがそれです。
#登山地図最大手のHARVEY社http://www.harveymaps.co.uk/ 
#Walkirelandhttp://www.walkireland.ie/homepage.aspx
#英国の自然歩道。
英国ランブラー(徒歩旅行)協会のHP。http://www.ramblers.org.uk/info/paths/pathsregion.html#National

出がらし紋次郎
兵庫県 - Wednesday, September 07, 2005 at 18:10:33 (JST)
清水です
情報ありがとうございます!
こんなに自然遊歩道があるとは驚きでした!
環境省、恐るべし!と思い、「快道ウォーキング・自然歩道リストラ論」を読んでみたら、現実は厳しいようですね。
大勢の人が利用しているアメリカのアパラチアントレイルでさえ、至る所で補修工事や雑草除去作業の現場を見かけました。お金も必要ですが、整備や広報、情報提供などテマをかけないと、維持していくのは難しいでしょうね。

私が今回、アパラチアントレイルで印象的だったのは、スルーハイクをしながら、トレイルメンテナンスのボランティアに参加しているハイカーがいたことです。さらに、ロッキー山脈を縦断するトレイル(コンティネンタルディバイドトレイル)で、この夏、ボランティアが中心になって30か所ほどの場所でトレイル建設が進行しているというニュースにも驚きでした。
さらに、現地のハイカーとの会話で「日本でアパラチアントレイルのようなトレイルはないし、作るのも難しいだろう」と私が言ったら、「そう思うから、できないんだ! まず発想を変えないと。お金なんてたくさんいらない。ATだって、ひとりの発想が大勢の共感を呼び、ボランティアでここまでやってきたんだから! まず、あなたが変わること!」と、お説教されました。
好きな人が中心になってやっていかないと、お金ばかりかけても、いいものにならないのかもしれません。要は情熱って感じでしょうかね。

北海道にも自然遊歩道の計画があるようですが、他の地域も含めて、「快道ウォーキング・自然歩道リストラ論」にあるとおり、質より量といった感じですね。

個人的には、これらの計画の象徴となるようなでかいやつ(日本縦断のような)に、まず力を入れるといいのではないかと思います。そこには、日本アルプスの縦断あり、歴史の街道あり、88か所めぐりのような所や、川の中を歩く場所があってもいい。難易度、景観、さまざまで、コース設定はスルーハイクを前提にするものの、個々の体力や技術、好みによって、その一部を日帰りや短いハイキングが可能なようなアプローチのルートをつくる。
「健全な心身の育成」とか「自然保護に対する意識を高める」という目的よりも「メチャクチャに楽しくてエキサイティングだぜ! いっちょ、やったろか!」って感じになっていけばいいなぁ、と思います。

以上、言うだけでしたが、この秋、いいところを見つけて、ちょっと歩いてみようかとも思っています。廃線あとなんか面白そうですね。

Mr.Beer
- Saturday, September 03, 2005 at 07:03:49 (JST)
 出がらしです。長文まことに申し訳ござんせんm(__)m。
 ついでに、北海道にも「北海道自然歩道」
が出来るようです。
http://www.env.go.jp/press/press.php3?serial=4262
 ただ、地元情報(函館在住の方)によると、
コース設定でかなりもめているようです。
 国道沿いでつまらないそうで、歩く人が居ないのでは、と言う事で見直しているそうです。

 でも、北海道には面白そうな旧道や廃線が
多く、歩き欲をかきたてられます。
大雪山の縦走もしたいし、何よりも友人が、
富良野で民宿を経営しています。
 2年ほど前の冬に、彼の宿をベースに、
スノーシューイングやゲレンデスキーを
浴びるほど楽しみました。

出がらし紋次郎
- Friday, September 02, 2005 at 09:15:01 (JST)
清水さん、Res有難うござんす。
さて日本の長距離自然歩道ですが、
#あらましはこちらに↓
(環境省自然大好きクラブ)
http://www.nats.jeef.or.jp/shizenhodo/page01.html
#そして、あっしの友人にも、九州から東北まで、長距離自然歩道をつないで旅をした猛者が
います。彼の存在で、日本の自然歩道歩きが
見なおされつつありますが…
「田嶋直樹の日本縦断トレッキングの旅」
http://www.walking.or.jp/tajima/index.htm
 全体的に、ハイキングコースをつなげたようなコース造りで、人里に近く舗装路が多いのは仕方がないです。
 ガイドブックは様々な出版社から出ていますし、県毎に独自の案内書を発行していることもありますが、一つの出版社から、体系づけられた形で紹介されたガイドブックは、何処からも出ていません。
 関西で、オリジナルのコースマップ
「西国3快道」を作っておられる知り合いの
オヤジさんは、「自然歩道リストラ論」として、日本の自然歩道の問題点と解決策を
独自の視点から述べています。
#快道ウォーキング・自然歩道リストラ論
http://www3.ocn.ne.jp/~jkai545/page015.html

 宿は基本的にテント泊です。期間は3〜4日間程度の旅が多く、ユースホステルや5000円未満のビジネスホテル・民宿も利用します。
 旅のザックは、60Lで15kg前後と
なるようにしていますが、18kgに達する
時もあり、こんな時は1日15kmしか
進めません。基本的に体力が無い人なので、
装備の軽量化は今後の課題です。
(江戸時代の旅人も荷物が少なかったと思う)
45Lザックを買入れ、鋭意検討中。
 
 面白かったトレイルは、
中山道の木曽街道(中部北陸自然歩道に指定)
、世界遺産指定の熊野古道、高知愛媛県境の
坂本竜馬脱藩の道、先ほど挙げた官製の
自然歩道も、断片的ですが歩きました。
特に、長崎県内の九州自然歩道が良かったです。
 歩いたエリアでは、冬の道東、津軽路、
群馬県山中、伊豆半島全域、瀬戸内海や
沖縄の島巡りがお勧めです。
 友人の影響で登山もやり、北アルプスや
奥秩父、山陰の大山とその周辺、九州の
霧島に地元の兵庫県内の山々など、
バックパッキング気分で歩けるところは
無数にあります。
 ただ、日本百名山に指定されてる山は
シーズン中は騒がしいこともあるので
おすすめしません(特に富士山)。

 清水さんも、足慣らし程度でもいい
ですから、日本でしかできないバック
パッキングも楽しんでください。

出がらし紋次郎
兵庫県 - Friday, September 02, 2005 at 09:01:44 (JST)
清水です
●西野のチェコさん:それにしても、蒸し暑い日が続きますね。
 旅の余韻は、札幌に戻ってきて小さな部屋で山積みの荷物を見たら、どこかに吹っ飛んでいってしまいました。まだ帰国してアルコールは口にしてませんが、次のOB会では、みなさんと美味いビールを飲みたいものです。
●や〜まだ!:体調はおかげさまでよくなりました。そっちに行った時には連絡しま〜す!
●出がらし紋次郎さん:はじめまして。私は、日本のトレイルはほとんど未経験ですが、アメリカでは「日本に、ロングトレイルはないのか?」と他のハイカーにさんざん聞かれました。「こんなに人気のトレイルはない」と答え続けていましたが、個人的には、自然トレイルより昔の古い街道を真似て造ったらおもしろそうだなぁと思っています。有名な五街道とか、一休さんがよくお遣いに行った近江の国へゆく山道とか。水戸黄門が歩いた道とかもいいかもしれませんね。もうあるんですかねぇ?
 私もヨーロッパには少し興味があります。詳しく知りませんが、アルプス山脈を取り囲む強烈に長いヤツがあるとか、つくっているとか…。知っていたら教えてください。
 ところで、日本の自然歩道を歩くときは、どんなところに泊まることが多いんですか?
 ATの様子は、地道にweb-siteに載せていきま〜す。北海道にくる予定があったら連絡ください。私も独身の30代後半です!
●福岡さん:ゴキブリには新たなロマンスが芽生えそうだと、アメリカで風の噂がありました。どうなんすか?

Mr.Beer
札幌 - Friday, September 02, 2005 at 07:55:08 (JST)
清水さんお疲れ様でした。久しぶりの日本はどうですか??
こちらに来ていただくなんてめっそうもないです。嫁・息子と北海道に機会を作っていかせていただきます。こちらにくるのはゴキブリ2号の結婚式ぐらいでは・・・・。
でも、いつになることやら・・・・(笑)

福岡
- Thursday, September 01, 2005 at 19:48:07 (JST)
清水さん、おひかえなすって。
無事AT完全踏破おめでとうございます。
134日間の過酷で楽しい「闘い」も
ようやく幕を閉じましたね。
今は身体をぐっすり休めて下さい。
報告会やウォーキング・ジャーナルの
発表は、気長に待っております。

申し遅れやした。あっしは兵庫県在住で、
バックパッキングにしびれまくっている
30代後半の独身男です(笑。
海外こそまだですが、北海道から沖縄まで、
面白そうなところは結構歩いています。
特に旧街道や長距離自然歩道(日本のそれは
まだ不充分ですが)を歩いたり、地形図から
オリジナルのコースを作ったりしています。
 あっしの「師」は山浦正昭(元ユースホステル協会職員、検索してみてください)という方ですが、
氏の影響もあり、現在、英国や欧米の自然歩道踏破をもくろんでいます。

今後とも宜しくお願い致します。

出がらし紋次郎 <dega-mon_from670@apost.plala.or.jp>
兵庫県 - Thursday, September 01, 2005 at 08:34:22 (JST)
Mr.Beerおめでとうございます。

『清水です。長い旅をおえ、先週8月25日に帰国しました。アパラチアン・トレイルを歩き終えたあと、のんびりとニューイングランドの初秋を楽しもうと思っていたのですが、今回の旅はかなり金をつかってしまったうえに、少々ホームシックになり、早々の帰国となりました。メイン州から長距離バスを乗りついでボストンにつき、その夜は空港のロビーで寝袋にくるまってすごしたあと、ニューヨーク経由で台風11号のまちかまえる成田へとたどりつきました。その後も時差ボケで、ほとんど眠ることができず、とうとう体じゅうに赤い発疹ができてしまうというハプニングに見舞われ、今はとても落ち込んでいます。いずれにしても、山田をはじめ、みなさんのリポートの協力が完全踏破の原動力になったことは確かです。本当にありがとうございました。またどこかで会えるといいですネ。』

帰国して早々なのに、葉書ありがとうございます。
体調不調が気になりますが、ゆっくりして下さい。
今後、会える日を楽しみにしています。

山田吉輝
神戸市 - Wednesday, August 31, 2005 at 22:27:49 (JST)
清水さんおめでとうございます。もう、札幌に帰られたとのことですが、最後の葉書が届いたので書き込みます。
「8月18日(132日目)です。昨日、今日と2日間でなんと50マイルあまりも前進しました。メイン州の前半は、アップダウンの大きな山の中をトレイルが通っていましたが、後半になって、つまアパラチアントレイルのゴールが近くなってからは、森と湖の間をぬってすすむ平坦なコースにかわってきて、自然とペースがあがってきました。そのせいで、左足の薬指にマメができて、かなり痛み出し、春以来、実に久しぶりにバンソーコーを足にまきました。が、すでに残り26マイルで、もうこのままの勢いでゴールインできるところまでやってきていて、足の痛みもなんのその!って感じです。そんなハイペースのおかげで、食料がかにり余っていて今夜は、きのこごはんにラーメン、ツナ、さらにスープぎょうざと日本にいるときでもないような豪華メニューで、もうおなかいっぱいです。豪華メニューといえば、そらの雲も、きょうは、はけではいたようなすじ雲に始まり、夏のわた雲、ベールのようなうす雲に夕暮れ時のシメにうろこ雲とバラエテイに富んでいました。3日前に町を出る時にみた天気予報によると、あすは雨。今日の雲も、その雨を予感させるようなイヤなくもでした。天気がよければ、あさって8/20にゴールインしまーす!!」

今ごろ清水さんはビールを飲みながら旅の余韻にひたっていることでしょう!!お話楽しみにしています。

チエコ
札幌西野 - Wednesday, August 31, 2005 at 22:02:40 (JST)
清水です
●飯星さん:ありがとうございます。ぜひATチャレンジしてください!シエラネバダとは違って渋いトレイルです!
●福岡さん:ありがとう!話にいきたいところですが、遠くて、そういうわけにもいかず、ちょっとずつ「Photo Journal」に写真を載せていきますので、たまに見に来てください!

Mr.Beer
- Wednesday, August 31, 2005 at 19:48:29 (JST)
清水さん、ゴールおめでとうございます!!清水さんからのハガキを楽しみにしていた4か月間でした。またじっくり土産話を聞かせてください。それでは最後のハガキを書かせていただきます。

8月20日、スタートして134日目にして、ゴールのマウント・カタデインの頂上に立ちました!4か月と12日、本当に長い道のりでした。きのうの夕方、ステートパークのレンジャーステーションにはられていた情報では、きょうは天気が崩れ、雨の確率は60%ということで、同じシェルターに泊まっていた私を含む5人は、夜あけ前から歩き出し頂上をめざしました。夜があけ、雲のすきまに少し青空がみえていました。ハイキングというより、ロッククライミングといったほうがいいような急斜面をよじのぼり、頂上に立ったのが午前9時。ことばも出ないような絶景でした。その美しさは、自分がアパラチアントレイルのゴールについたことを忘れさせるほどでした。視界一面に広がる森と湖の大地に、突然変異のように山群がもりあがったその最高点がゴールです。北海道の大雪山の山並にとてもよく似ています。標高は、1500Mちょっとなのですが、スケールはもっと大きく感じられ、カタデイン(=greatest mountain)と呼ばれているのがよくわかります。頂上では前夜、トレイルエンジェルからもらったメロンを割り、こごえる手でほおばりました。1時間余りすると、ちがう星にきたように、激しく雲が頂上をゆきかい、興奮して写真をとっていると、またたくまに視界がなくなり、ピックアップの荷台にのって林道を町に向う途中に冷たい雨がふり始めました。夏が遠く去り、秋の深まりを感じるほどの雨が私の134日間のアパラチアトレイルの幕をひきました。みなさんありがとうございました!(原文のまま)

福岡
- Wednesday, August 31, 2005 at 09:03:02 (JST)
8月30日受信 (番外通信)
無事ATを踏破され、帰国された清水さんから現状リポートが届きました。先ずは踏破おめでとうございます。ワシも行きたやATへ!!  以下は絵はがきの本文です。
飯星さん、清水です。8月20日にATを踏破し、25日に帰国しました。東京にも数日滞在する予定だったのですが、体に赤い発疹が出来てしまい本州での予定をキャンセルして、大急ぎで札幌に帰ってしまいました。生活に支障はないのですが、何か不気味です。ところで、私がATを歩いている間のリポートのご協力、どうもありがとうございました。自分のプライベートで歩いているとはいえ「皆さんに協力いただいている」と思うと、不様な結果で終わせる訳にもいかず、途中、猛烈な蒸し暑さなども、何とか乗り切ることが出来ました。
絵はがきの男性は、私より父親ほど年齢の離れているハイカーで、最後の3週間ほど同じペースで歩きました。もの静かな人なのですがゴールの瞬間、雄叫びをあげ涙を流している姿が印象的でした。飯星さんも、今度チャレンジしてみてはどうですか?ニューパンプシャーからメイン州はとても綺麗でしたヨ。では又。

飯星 <iihoshi@msf.biglobe.ne.jp>
- Tuesday, August 30, 2005 at 12:26:44 (JST)
ゴールおめでとうございます!
で、ムースが写った葉書が届きました。
「きょう8月17日は、歩き始めて131日間の中で最高に素晴しい一日でした。なんで最高かというと...まず、ムースに出会えたこと、それも2頭も。一頭は、明け方5時前テントから出たときにすぐとなりの干しあがった沼に食事に来ていた大きな角を持ったオスでもう一頭は昼過ぎトレイルに現れたメスです。どちらもサラブレッドほどの大きさで迫力満点でした。そして、40日ぶりに25マイルの距離を歩けたことです。テント場の湖畔に着いたときはまだ夕方5時半で、この先3マイル先のシェルターまで行ける勢いだったのですが、ここでやめときました。なぜなら、この湖畔のテントサイトが最高に素晴しいロケーションなのです。半島のように湖の中につき松林で、夕陽で輝く湖面が手の届きそうなところにあります。アパラチアントレイルのテント場は見晴らしのいい場所にないので、このテント場は別世界のように感じられます。そして、天気も朝の小雨もようがうそのように日中は晴れ上がり、夕方になって寒い位に冷えてきました。けさ寒冷前線が通過したためです。空がとても澄んでいるので、今夜あたりは星空でも撮ろうかな...と思っています。ゴールまであと52マイル8・21に到着予定です!!

札幌
札幌市 - Monday, August 29, 2005 at 14:42:33 (JST)
Mr.Beerです。
●ゴキブリ2号さん:歩く旅はとっても楽しいですよ!一日に進める距離は、長くても40キロくらい。速くても時速5キロ程度のスピードですからいろんな物が見えてきます。それに今回のアパラチアントレイルや去年のパシフィッククレストトレイルのように長い旅になると、地球の大きさとか、宇宙の広さを、数字ではなく、体感として認識することができます。地球儀を見て「ここから、ここまで歩いたんだから、一生歩き続けると、ここからここまで行けそう…」だとか。
次なる目標もないことはないのですが、体調が悪いと本来の小心者にもどります。
●坂田さん:今回、みなさんに協力いただいたこのリポートをもとに、このあと写真を加えて旅行記をこのweb-siteで展開してゆきますので、また覗きにきてください!
●日色さん、masa+tomoさん:CDTはやっぱり我々ハイカーにとっては究極で憧れのトレイルですよね。ATを歩いている途中に得た情報によると、CDTの数十か所で今年もトレイル建設が展開されていたようです。遊びに対しても妥協のないところは、頭がさがります。
ちなみに踏破後は経済的理由であまりのんびりできませんでした。長距離バスでボストンに行き、空港のロビーで浮浪者のように寝袋を広げて翌朝の飛行機で帰国しました。(警備員に職務質問されました)
●マダムおてら@銀座さん:お疲れぎみの"Mr.Beer"のいる場所は、ちょうどニューヨーク州を歩き終えて、コネチカット州に入るところです。このリポートをちょっと遡ると、NY州に入るときの"Mr.Beer"の素敵な笑顔(←自分言うのもなんですが)を見ることができます。つまりNY州で膨大なエネルギーを消耗したことを示しています。写真の表情は決して演出やヤラセではありません。州別に見ると、ペンシルバニア州と並んで、このNY州が最もタフなコースでした。

Mr.Beer
札幌市 - Monday, August 29, 2005 at 14:38:55 (JST)
完歩おめでとうございます!!長旅お疲れ様でした!大阪に来たときはぜひ声を掛けてください。清水さんの影響で、自分の足で移動する旅に最近興味が湧きました。今度ゆっくりお話を聞かせてくださいね。あと、体調は大丈夫ですか?じっくり休養をとって、また我々では躊躇しがちな企画?!を実現させてください!!


ゴキブリ2号
大阪府吹田市 - Monday, August 29, 2005 at 12:16:42 (JST)
清水です、8月28日、札幌に帰ってきました!
リポートの書き込みに協力してくださった皆さん、お忙しいなか、本当にありがとうございました。
予想外に大苦戦したアパラチアントレイルでしたが、みなさんのご協力が支えになり、なんとかゴールにたどりつき、無事に自宅まで帰ってくることができました。その旅の詳細を、少しでも早くみなさんにお伝えしたいところなのですが、現在、体調がおもわしくありません。
体のほうが落ち着いたら、あらためてお礼と旅の報告をしたいとおもいます。
どうもありがとうございました。

Mr.Beer
札幌市 - Sunday, August 28, 2005 at 23:20:26 (JST)
8月26日受信 (NO6)
AT・ゴール間近の清水さんから8月16日付けの絵はがきが届きました。スルーハイカーの風格を備えた勇者のスナップは逞しい限り!ご帰国後の土産話が楽しみです。以下は本文。
今日8月16日(130日目)を終え、残り77マイルの地点までやって来ました!ゴールまで早ければ、あと5日ほどです!が、ちょっと心配なこともあります。と云うのは、今朝起きた時には、空には雲ひとつ見あたらなかったのですが、歩き始めると羊雲やすじ雲、レンズ雲といった様々のタイプの雲が現れ、昨日町を出る時に見た天気予報通り、明日に向けて天気は下り坂に向かっていることが、明らかに感じられました
今は日も暮れテントの中で、これを書いているのですが「木が倒れるのではないか」と心配になるほど、激しい風音がしています。明日は朝一で、高い山を越える予定なので、カミナリだけはカンベンして欲しいところです。でも、明日その山を越えれば、後はマウント・カナデインのゴールまでは、ほとんどがフラットなコースなので、一気に距離が稼げると思います。
そんな訳で飯星さんにお願いするレポートは、これが最後になると思います。どうもありがとうございました!

飯星 <iihoshi@msf.biglobe.ne.jp>
- Sunday, August 28, 2005 at 09:01:07 (JST)
坂田です。もう清水さんは帰国されていますが、本日帰宅しましたら、ゴール直前のはがきが届きました。
以下本文です。

とうとうやってきました。あと5マイルのところまで!!今日8月19日(133日目)はゴールのマウントカタディンがあるバクスターステヘトパークに入り最後のキャンプです。このステートパークはアメリカ北東部の中の観光地のうちでもとても人気のあるところで、キャンプするには何ヶ月も前から予約しないと泊まれないのですが、我々アパラチアンハイカーのために、特別に12人限定のシェルターとキャンプサイトが用意されています。今夜はジョージア州から歩いてきたハイカーが私を含め3人。セクションハイカーが3人という構成で、焚き火を囲んで楽しい夜をすごしています。先に着いていたハイカーからビールをもらったり、通りがかりのおじさんからメロンの差し入れをもらったり、思いのほかここ数日距離が稼げ、あまった食料を全部腹に詰め込んでもう動けないほどです。ただ残念なことに、あすの天気予報が曇りで雨の確立が60%と最後の最後で運に見放された感じです。なんとか晴れますように。

私たちの知らないところで、多くの日本人ハイカーがアメリカのロングトレイルを歩かれている事でしょう。 この清水さんの生の記録が公開され、次につづく人に大きな情報となり、道しるべとなることでしょうね。私はガイドブックに出ていない、息使いの聞こえるレポートの一端を協力でき、大きな喜びとプライドを感じておりました。
 清水さん、改めて ありがとう。楽しかった。

坂田
- Saturday, August 27, 2005 at 19:23:48 (JST)
AT無事踏破おめでとうございます。
ハガキ、楽しみにさせていただいていました。
次はCDT3000マイル!(だっけ?)長いぞ!

また話を聞かせてくださいね。
まずはゆっくり休まれてください。

日色@子育てハイカー
- Saturday, August 27, 2005 at 13:16:47 (JST)
素晴らしい!ゴールおめでとうございます。
もうまじかとわかりつつ、私の書き込みが遅いため、先にゴールされましたが、遅まきながら記録ですから8月9日(123日目)を読んでください。

【ひよっとして、このポストカードがとどくころは、仕事が一段落して、海外豪遊中だったりして?  私の豪遊は、今日8月9日(123日目)にして、なんと2000マイルをこえ、あと173マイルほどを残すだけとなりました。  本当に長い道のりでした。 きょうは、ストラトンという町のホステルですが、すがすがしい朝をむかえ、一日が始まりました。  先日、こちらにすむ日本人宅で、ブルーベリー入りパンケーキを朝食にいただき、その味が忘れられず、けさも、カフェに行って同じものを注文したのですが、甘みが、いまいちで、10ドルもした朝食、ちょっとソンした気分です。  かわりに、歩きながら、ブルーベリーをたくさん頂きました。 肝心のトレイルですが、きょうは、メイン州でも名山のひとつとして数えられるビッグローマウンテン(BIGELOW MOUNTAIN)を、通過しました。  頂上付近に高い木はなく見はらしは抜群で、眼下の広大な森に、大きな湖が広がっていて、白雪姫でも出てきそうな風景をながめながらの楽しいハイキングでした。  天気がやや下り坂気味で、ちょっと風景が白くかすんでいたのが残念でしたが、冷たい湧き水にも出会い、いい汗を流しました。  夕方になって、風がとても生あたたかくなって、いよいよ雨かもしれません。 おやすみなさい。】


長い道のりでしたと書かれてますが、私にはあっと言う間の出来事で、終わってしまうのがさびしくも思えます。
まめにおてがみ送って頂き本当にありがとうございました。
このはがきの少々お疲れ気味の清水さんをご覧ください。
http://www.netjoy.ne.jp/~yamaji/images/shimihide/09aug2005.jpg

マダムおてら@銀座
- Friday, August 26, 2005 at 19:46:09 (JST)
清水さんへ:おめでとうございます。まずは休養をしっかりとって体を休めてください。お疲れ様でした。
次はCDTですね(笑)。目指せ!日本人初のトリプルクラウン!私もいつかは挑戦したいと考えています。

masa+toko <masatomo_i@hotmail.co.jp>
海山 - Thursday, August 25, 2005 at 21:34:22 (JST)
清水さん、AT完歩 おめでとう。
ゆっくり休んでください。
後日の再会を楽しみにしております。

さかた
- Thursday, August 25, 2005 at 12:32:15 (JST)
清水さん。無事踏破おめでとうございます。
帰国後のお話を楽しみにしております。
お疲れさまでした。

すがわら
北海道長沼町 - Wednesday, August 24, 2005 at 22:50:56 (JST)
Aug. 23
I got to Mt.Katahdin, the northern end of AT on 20th of August.
I am in Boston Airport, and just leaving for Japan.
Thank you!

Mr.Beer
- Wednesday, August 24, 2005 at 12:03:36 (JST)
清水さんからのリポート転載します。

 8月14日(128日目)は、モンソン(MONSON)の町で、ゼロデイです。本当は今朝出発するつもりだったのですが、午後から雨の予報が出ていた上に、止まっているロッジがあまりに居心地がいいので滞在を決めました。ATではなんだかんだ理由をつけて、ゼロデイが増え、これで13日目になりました。

 一緒に泊まっているおばちゃんが、隣町のグリーンビルまでつれていってくれるというので、昼間は観光客で賑わうムースヘッドレイクの湖畔の町でのんびりと過ごしてきました。

 さて、残りのアパラチアン・トレイルですがあと115マイルで、このモンソンが最後の町になります。ここからは100マイルウィルダネスと呼ばれていて、補給地の無い山と湿地のトレイルを進み、最後、マウント・カタディンに登ってゴールです。今日は、会う人の多くに“almost done!"といわれましたが、ATで一番大変なところを明日から1週間ほどかけて歩きます。8月21日にゴールの見込みです!!

*********************

今日は8月23日、もうゴールしてどこかでのんびりと旅を振り返っているころでしょうか?
うらやましいぞ!Mr.Beer!

日色@tea
- Tuesday, August 23, 2005 at 23:49:36 (JST)
清水です。元気ですか?きょう8月6日で、歩き始めてちょうど120日目になりました。きのう、寒冷前線の通過に伴う雨がふって、けさはとても冷え込みました!といっても、ランジェレイのモーテルに泊まったので、ダウンタウンに朝食をとりに行くために外へ出た時に、初めて空気の冷たさを知りました。空には小さなすじ雲が、青空についたキズのように所々にうかんでいて秋がどんどんと深まっているように感じます。そんなすがすがしい朝を、書店に行ったり、郵便局に行ったり、コンロの燃料を補給しにアウトドアショップに行ったりとあわただしくすごし、町をあとにしたのはチェックアウトタイムぎりぎりの11時前でした。そんなわけで、きょう歩いたキョリはわずか10マイル程度で、いつもなら汗で濡れるザックの中のテントもカラカラのまま、一日の行程を終えました。土よう日ということもあって、この付近では比較的人気のあるサドルバックマウンテンへ続くトレイルは、日帰りハイカーなども加わってとても華やかな雰囲気になり、けさ出発したランジェレイの町をながめながら、そしてトレイル沿いにみのっているブルーベリーを味わいながら歩き、夕方7時前には、テントの中に横になりました。あすからは、日の入りが7時台になり、長かった昼も日に日にみじかくなり、秋のおとずれと、旅のおわりがちかづきます。ゴールまであと209マイル!!です。(原文のまま)

あとちょっとですね。頑張ってください。

福岡
- Tuesday, August 23, 2005 at 08:54:51 (JST)
Mr.Beerからの便りです。

『ゴールまで、あと146マイル!!

きょう8月11日(125日目)は、いろんなことがありました。まずは、激しい雨!ゆうべから降り始めた雨が、けさめざめるとともに土砂降りに!カミナリ付きです。あまり長続きしなかったので、よかったのですが、濡れたテントや食料のつまったザックは、恐ろしく重く、すべってころばないよう、ふらふらした足どりで山をおりました。3マイル余りで、ケネベック川という大きな川に出たのですが、そこで待っていたのが、ウラの写真の彼”FerryMan”ことスティーブです。この川、かつては、ハイカーがザブザブと渡っていたのですが、上流にあるダムがひんぱんに放水するため、余りに危険だというこことで、この渡し舟が登場しました。彼はちかくでホステルを経営していて、そこで今夜はぬれた装備を干して、汗を流そうと思ったのですが、なんと水道のトラブルで、現在は閉鎖中というじゃありませんか!!しかたなく店の前で、天日干しさせてもらってカンカンでりのひるすぎに、トレイルへともどりました。幸い、天気の回復とともに、心地よい風が吹き始め、休憩時間を長く取り、読書をしながらのんびりと歩き今夜のテントサイトにつきました。』

あと少し。take it easy!
夏休みに北京に行っていたので、upが少し遅れました。

山田吉輝
神戸市 - Monday, August 22, 2005 at 23:41:14 (JST)
清水さんからのお便りです!そろそろゴールされている頃?レポートするのはこれが最後かな???
「今日8月10日、歩き始めて124日目にして初めて日本人ハイカーの“MASA"にであったというハイカーに出会いました。ジャッカルー(加藤さん)に会ったことのあるハイカーに会うことは多いのですが、MASAさんは私より10日ほど遅れてスタートしているのでしかたのないことかもしれません。で、“MASA"と4月の終わりごろに出会ったというハイカーの“Red Beard"(赤ひげ)夫婦はなんと“MASA"からもらったというインスタントの味噌汁を持っていました。“MASA"さんとはいつか会ってみたいと思っていたのですが、意外な形での出会いとなりました。と、冗談はさておき、実は彼らは“MASA"に追い抜かれたというのです。実際歩いていても、私よりずいぶん遅いですし…ということは“MASA"はもう私の先を行っているのでしょうか。ニューイングランドに入ってからフラフラと寄り道が増えてきたので、町でのんびりしている間に先にいかれたのかもしれません。いずれにしても後、155マイルでゴールです。明日はカラタンクの町に下りて、食料を買い込みラストスパート態勢に入ります。MASA+TOMOさんは私のゴールを8月6日頃と大胆予測してくれたそうですが、だいぶ遅れて8月20日の週末あたりになりそうです。今夜はこれまでで最高のロケーションでの湖畔でのキャンプです。」
Caretakerというナショナルパークのレンジャーのような仕事をする人とツーショット写真で届きました。ブログにUPさせてもらってます。

MASA+TOMO
- Monday, August 22, 2005 at 20:47:34 (JST)
8月12日のレポートです!森の中に倒れた太い木に腰をかけ、愛用のバックパックとツーショットです。予定ではゴールは1週間後!蚊や川の水流感?などトレイルの醍醐味の一部が伝わりました!がんばれ!!清水さん!!


8月12日(126日目)は久しぶりのことが、3つありました。まず、ひとつめは、20マイル以上歩いた事。ニューハンプシャー州に入り、それ以降はなかったことなので、約4週間ぶりです。ずっとUP-DOWNの多いコースが続いていたのですが、きょうは平坦な森が長くつづいたのでキョリがのびました。2つめは、橋のない川をサンダルにはきかえて、ザブザブと渡ったことです。前回はいつのことか忘れてしまっていますが、たしか去年の大雨で橋が流されていて、しかたなしにわたったのです。が、きょうのは、もともと橋がなく、ガイドブックにも”雨の日はキケン”とちゃんとかいてある場所で、ウイスキー色した激流でしたが、ほどよい水加減で、汗がひいてくれました。この先、何か所かあるようです。そして、3つめの”久しぶり”はシェルターにねていることです。夏の間は蚊がひどいので、ずっとテントをはっていたのですが、どうも夕方からくもゆきがあやしくなってきたので、蚊よけ薬をぬって、シェルターに横になりました。約7週間ぶりのシェルターです。さて、あすは、アパラチアントレイルでの最後の町、モンソンに向かいます。この町を過ぎると、あとは観光客のキャンプ場が1ヵ所あるだけで、のんびりと文明にひたれる場所はありません。のこり124マイル、8/20頃のゴールを予定しています!!

ゴキブリ2号
大阪府吹田市 - Friday, August 19, 2005 at 20:11:40 (JST)
札幌も遅ればせながら夏本番。ざるそばがうまい!ヌードルは冷製ってあるのかな。ゴールは予定通りでしたか。わたしは肋骨折って久しぶりに下界の人になりました。しばらくぶりでお便りしたら、もうゴールかもしれないなんて、特急スルーですね。
横須賀邦子 <yokosuka@e-wind.org>
sapporo - Friday, August 19, 2005 at 19:47:07 (JST)
7月23日のレポートを遅れ馳せながらアップします。スイマセン!傾斜がある緑地に比較的大きな一枚岩が顔を出しており、そこでビールのCFの如く清水さんがPETボトルの水を”グビグビ!プハーッ!”と豪快に飲んでるフォトカードです。とても生き生きしてて、パワーを感じました!!


きょう7月23日(106日目)は、きのうまでとは激的に変わって、別の世界に来たような一日でした。何が変わったかというと・・。まずは風。きのうの夕方の激しい雷雨のあと、寒いくらいになり、きょうは山の上で北風を受けて、手がかじかむ寸前までにいき、かゆくなりました。もちろん歩いていても汗は流れるほど出ず、きのうまでは汗をすってずっとびしょぬれだったバンダナも、きょうは風になびくほど乾いてました。そして、もうひとつ変ったのは景色です。今までは、ほとんどが森の中を歩いていたのですが、きょうは、標高1500メートル近くまで登ったせいで、まわりは岩場とか草原で今まで歩いてきた山や、これからゆく遠くの山が抜群によく見えたのです。”山に登ったぞ〜!”という実感をこのトレイルを歩き始めて、初めて感じたような気がします。さらに、これから先のトレイルで待ち構えている冷たい雨や冷え込みに備え、けさ出発した町で、夏物の衣類から一部防寒用の装備にかえたのも、きのうまでと雰囲気が変った要因です。今夜は久々に標高の高い所でのキャンプなので、ネブクロに入ってねます。おやすみなさい。

ゴキブリ2号
大阪府吹田市 - Friday, August 19, 2005 at 19:36:32 (JST)
坂田です。8月17日にJMTより帰国しましたら、清水さんからカードが届いておりました。KATADAIN 469 Miと彫られた表示板と少し痩せた清水さんが「バーモント州です」書いてあります。
以下本文。

坂田さんJMTどうでしたか?こちらもゴールが近づいてきました。が、
今日は8月3日(117日目)は、ジョージアを春にスタートしていらい始めての2日連続のゼロデイ(完全休養日)となりました。2日前の昼前にメイン州ランフォードの日本人男性ハシモトさんのお宅にお邪魔した、けさ出発する予定だったのですが、前夜の食べすぎ、飲みすぎがたたり、体が重いのに加え、ハシモトさんの「何日でもいてください!」
とゆう言葉に甘え、おきるなり早々に滞在延長を申し出ました。すがすがしい天気で先にすすまないのはもったいないような気がしますが、午前中はハシモトさんのお手伝いをして、軽く汗を流し、午後は日陰で吹き抜ける風をあびながら、大きな家のベランダで本を読んだり、ポストカードを書いたりしてすごしました。ハシモトさんの仕事が終わった夕方、地元のハイキングクラブの集まりに誘われたのですが、明日にそなえ身体を休めていることにしたのですが、二時間ほどして帰ってきたハシモトさんと息子さんは、スーパー袋二袋に一杯のブルーベリーを摘んできていました。明日の朝パンケーキに入れて焼いてくれるとのことで、とても楽しみです。明日こそはトレイルに戻ります!!

明日はゴール予定日です(8月20日)。
無事ゴールできたと信じたいですね。

坂田
- Friday, August 19, 2005 at 18:05:02 (JST)
清水さんからのお手紙です。郵便局で荷物を受け取りますというコメントがついていて、写真は小包を抱えてうれしそうな清水さんが写ってます。以下本文です。
「清水です。今日8月2日、116日目は休養日です。メイン州に住む日本人男性、ハシモトさんのお宅で、のんびり本を読んだり、時には、冬用の暖房のためのまきを積むお手伝いをしたり、トレイルからは完全にはなれた一日をすごしました。これまでに過ごした町での休養日とはちがって、買い物をしたり、観光をしたりすることもなく、森の中の一軒家なので、大ぜいの人を見ることもなく、昨日までせっせと歩きつづけた日々が、遠い昔のことのように思えるほどリラックスできました。田舎で自営業をするハシモトさんとは、3週間前にトレイルで出会ったのですが、孤独で単調な日々の暮らしかと思いきや、アフターファイブには、地元の仲間達と岩登りやハイキングを楽しんだり、かつては自宅で、子供達に柔道を教えていたりと、積極的に地域社会にとけこみ、すっかりアメリカンなライフスタイルです。夜は、ハイキングの話をしたり、息子さんのNoriの料理を楽しんだりしながら、おそくまで過ごしました。明日は、またトレイルにもどる予定なのですが...。あまり居心地よく、休暇がのびるかもしれません。」
清水さん、楽しそうですね。
こちらは昨日まで盆踊りがあり、浴衣をきた子供達の踊りが可愛かったです。北海道の夏は短い..昨日まであんなに暑かったのに今日の夕方ははすこし涼しい風がふいてました..さみしい...。

チエコ
札幌西野 - Wednesday, August 17, 2005 at 19:58:45 (JST)
清水さんから、122日目(8月8日)の便りが届きました。
いよいよゴールが目の前のようです。

以下、本文です。
----------------
早いもので、きょう8月8日(122日目)で、ジョージアを出発した4月9日から数えて、ちょうど4ヶ月がたちました。バージニア州で快進撃をつづけているころは、“4ヶ月でゴールできるかな・・・”と思っていたのですが、終点のマウントカタディンまではあと190マイルほどで、早くとも8/20頃のゴールとなりそうです。ところで、きょうは午前中歩いただけで、ハイウェイに出たところでヒッチハイクをして、ストラトンの町にやってきました。小さな小さな町ですが、郵便局にコインランドリー。スーパーマーケットにモーテルが、歩いて5分以内のところにまとまっていて、私たちハイカーには理想的な町です。車社会のアメリカになかなかこういった町はないのですが、実にいごこちのいい町です。おまけに、今回は山からおりて、まっさきに行った郵便局で荷物を受け取りモーテルを目ざしていると、若い女性の運転する車が“のせてあげる!!”と、私の横にとまるではないですか!!よろこんで助手席に乗ると、なんと彼女はモーテルの従業員で、私はそこへcheck-inすることになったのです。そして、そのモーテルは、北海道のライダーハウスのようなホステルを経営していて、20ドルでベットを確保できました。今年オープンしたばかりで、木のにおいがとても良く、オーナー(北海道に1年住んでいた)も片言の日本語で迎えてくれました!!

写真はこちらに載せてあります。
http://sotoasobi.seesaa.net/article/5973223.html
---------------------
予定よりも1ヶ月ほど早いゴールになりそうですね。


すがわら
北海道長沼町 - Wednesday, August 17, 2005 at 07:58:04 (JST)
数日前に届いたお手紙です。切手に消印がなかったんですが、はがしてリサイクルしましょうかね(冗)

やってきました、メイン州!! きょう7月30日、歩き始めて113日目にして、アパラチアントレイル14番目で、かつ最後の州、メイン州に入りました。ここ数日、私とは反対向きに歩いている南行きのハイカーから“あとひと息だネ”とか“コングラッチュレイション”と言われるほど、ゴールが近づいてきました。とはいうものの、まだ280マイルほど残っているうえに、メイン州は、地形的にも、天気的にも、一番ハードなエリアなので、一段と気をひきしめてのぞまないと、たいへんな事故にもつながりかねません。いつでも初心を忘れないことが大切です。さて、山登りといえば,地図とコンパスはつきものですが、このアパラチアントレイルを歩くうえで、地図を持っている人は多いものの、コンパスを見て歩く人は、まず見かけません。私は、地図もコンパスも持っているのですが、コンパスを使い始めたのはほんの数日前からです。なくても、困ったり、道に迷ったりすることはまずないのですが、森林限界をこえて、見通しのいい尾根に出ることが多いので、これからゆく山並の方向やその形などを知ることがとても楽しいのです。“次はあの山をこえて、次はこっちの山、テントをはる場所までは、あといくつ山をこえて...。”と考えるのが、ロングトレイル歩きの大きな楽しみのひとつなのです。こんなふうにして、あと3週間ほど旅がつづきます。

Hyakusho-no-ie/Kanda <einhundert@vesta.ocn.ne.jp>
- Friday, August 12, 2005 at 21:40:29 (JST)
いつも書きこみが遅くてすみません。半月ぐらい前に届いたお手紙です。

きょう7月10日(93日目)は、雨あがりのいい天気になりました。ニューヨーク州を出て、コネチカット、マサチューセッツ、そしてバーモントと、週の境を越えるごとに、山深くなってきて、やっと“山歩き”をしている実感がわいてきました。きょうは14マイル歩いた大部分がドロドロのぬかるみでしたが、延々と続く登りを一歩一歩高度をあげてゆくのは気分がいいものです。北上するにしたがい、地形もかわりますが、出会う生き物もかわります。標高の低いところでは、毒はないけど、黒くて大きくて木登りが得意なヘビによく会いましたし、ニュージャージー州では、細い糸を出しぶらさがっている小さなシャクトリ虫が、歩いているとちゅうによく顔にくっついてきました。かと思うと、刺すとやたらに痛いけど、あっけなく退治されてしまう“シカバエ”の大群がおそってきたこともありました。一週間ほど前は蚊の大群にやられ、そしてきのう、きょうはナメクジです。雨が降ったせいもあると思いますが、10分ほど地面に、ザックや何かをおいておくと、くっついているのです。けさおきたときには、トレッキングポールのグリップに8匹もいましたし、たった今、テントの中にも一匹いたのをつまんで外に放り投げたところです。***と赤いネチャネチャしたものを出すため、テントやザックカバーなどは赤いはんてんが目立ちます。ダニや蜂のように毒がないようなので、ちょっと気持ちわるいだけですんでいます。ではまた。

(注) ***の部分は、バーコードのようなものが印刷されていたため、判読不能でした。今回のものに限らず、アメリカから来るはがきって、あのバーコードが曲者ですよね。

Hyakusho-no-ie/Kanda <einhundert@vesta.ocn.ne.jp>
- Friday, August 12, 2005 at 21:30:03 (JST)
清水さんから葉書が届きました。森の中、水筒を持って佇んでいる様子です。
「きょう8月1日(115日目)。
私はメイン州のランフォードという町の郊外の森の中のい一軒家に居ます。3週間ほど前、トレイルで知り合った日本人男性、ハシモトさんが”近くにきたら、是非家にに寄って下さい”と誘ってくれ、その言葉に甘えてやってきたのが、この一軒家と言う訳です。20年以上も前にアメリカへ渡り
その後、都会の車の修理工場で働きながらお金を貯め、この家を手に入れ、現在は森の中で自分で修理工場を切り盛りする一方で、椎茸栽培もやりながら生計をたてているという、なんともアメリカンドリームな、うらやましい暮らしです。ここ数年は子育ても一段落し、アパラチアントレイルを毎年少しづつ歩きながらメイン州で山岳救助のボランティアチームにも参加しているそうです。家の周りには、一本の道路と森しかないのですが、歩いていける仕事場と建て増ししながら大きくしていった立派な家出自然のリズムにあわせて暮らしている様子が、映画の中のワンシーンのように新鮮です。これまで、トレイル沿いで自分の家を作り暮らしている人達に沢山あってきましたが、北海道に帰ったらそんな生活がしてみたいと強く思う今日この頃です。」

札幌の留守番人
札幌市 - Friday, August 12, 2005 at 12:12:20 (JST)
清水さんから便りが届きました.
美味しいモノを食べてリフレッシュできた様子が書かれています.

残暑お見舞い申しあげます! いや〜,ブルーベリー入りのパンケーキが,これほどまでにおいしいとは思ってもみませんでした. きょう8月4日(118日目),ハシモトさん宅で3回目の朝を迎えたのですが,きのう,ハシモトさん親子が摘んできたブルーベリーがたっぷりと入ったパンケーキに,メイン州特産のメイプルシロップを,これまたたっぷりかけて頂いたら,もう自然の甘みが口の中いっぱいに広がり,一気に目がさめました. パンケーキそのものは,小麦粉をミルクや水でといただけなんですが,ブルーベリーのパワー恐るべし!!です.
朝食のあとは,車でトレイルヘッドまで送ってもらい,“アパラチアン・トレイルが終わったら,また遊びに来て下さい.”と見送られ,食料満載のズシリと肩にくい込むザックとともに,トレイルへもどりました. 2日間の休養あけで,疲れは完全にとれているのですが,休んでいる間,食って飲んで,たいして動きもしたかったので,きょうは,歩き出すとともに,体にたまっていた水分が一気に汗となってふき出しました. シャツもビショヌレです!!
それでも,アップダウンの大きいトレイルを約19マイル進み,ゴールのマウント・カタディンまで,あと238マイルとなりました.

下記 URL に清水さんから届いた“ビールの写真”をアップしておきます.
http://www.netjoy.ne.jp/~yamaji/images/shimihide/08aug2005.jpg
本人からのコメントです.
《 ウラの写真は,バーモント州の地ビール“Long Trail”です!! 》

fennec
- Friday, August 12, 2005 at 10:00:12 (JST)
7月29日付け、112日目の清水さんからの報告です。
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ここ数日は、アメリカ北東部ホワイトマウンテンズという山なみを歩いていてたのですが、さすがに、人気の山域だけあって、A.T.を歩く人だけではなく、大ぜいのハイカーや観光客に出会いました。

きょうはそのホワイトマウンテンズのはずれのほうにやってきたため、一気に人が少なくなり、静かな山歩きを楽しみました。

陽気のほうもすっかり夏の暑さはどこかへ消え去り、稜線の風は秋のようです。時折、トレイルぞいに実っているブルーベリーをほおばりながら、穏やかな晴天のもと、気持ちのいいハイキングができました。

こんな感じでのんびりモードで歩いているのですが、今夜が、ニューハンプシャー州最後の夜で、あすは、アパラチアン・トレイルで最後の州になるメイン州に入ることになりそうです。最後といっても、300マイルちかくもあるので、まだ、3週間ほどは、かかりそうです。
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・・・ということは、今頃は最後の2週間、でしょうか。
このあとも、どうぞよい旅を♪

*送られてきた写真をアップしています。↓
http://ch.kitaguni.tv/u/5618/volunteer/0000252746.html

アース・熊谷 <staff@e-wind.org>
- Thursday, August 11, 2005 at 16:11:41 (JST)
清水さんのレポート転載します。

 清水です。今日7月27日、歩き始めて110日目の夜は、ニューハンプシャー州のホワイトマウンテンズの山中にあるロッジで過ごしています。

 昨日、World's Worst Weatherで知られるマウント・ワシントンを通過し、今日はその稜線を下ってきたのですが、昨日の晴天から一転して、今日は評判どおりの猛烈な風と霧に包まれ、私の前を歩いていたハイカーは岩だらけの急斜面で滑って転げ落ち、黒い岩を血で赤く染めてしまうという、恐ろしい光景をまのあたりにしました。

 そんなわけで、半日歩いただけでへとへとになり、昼過ぎには予想していなかったこのロッジにチェックインしたという、なんとも情けないリポートです。

 山の中のロッジなので周辺には何もなく、楽しみはみんなで食べる夕食くらいです。広いダイニングでお客全員で取るのですが、ATスルーハイカーは私くらいしかいなくて、まわりにすわった家族連れなどから、『いつ出発した?』とか『食料はどれくらい持って歩く?』といった質問攻めです。

 中に、ATとPCTをスルーハイクした私より一回りほど年上のおばちゃんがいて、『ここだけの話、ATよりPCTのほうがずっと好き!』と私の耳元でささやいてきたので、『me too!』と返してあげました。でも、今歩いているWhite Mountainsはきれいですよ。


いよいよ旅も大詰めですね!最後まで無事に、踏破してくださいね!

日色@TEA
- Monday, August 08, 2005 at 22:03:31 (JST)
8月8日受信 (NO5)
順調にATをトレース中の清水さんから7月31日付けのレポートが届きました。ご無事で何よりですネ。以下は本文です。
残暑お見舞い申し上げます!AT北上中のMr.Beerこと、清水の7月31日(114日目)のレポートです!
メイン州に入って2日目の今日は,アパラチアン・トレイル全長2170マイル余りの中で「最も困難な1マイル」とガイドブックで紹介されているマフーザックノッチ(Marhoosuc Noch)を通りました。昨日出会った地元のハイカーが「ここを通り過ぎれば、後はeasyヨ!」と云っていたマフーザックノッチがどういう所かというと、両側からほぼ垂直の絶壁が迫る細い谷で、絶壁から崩れ落ちてきた巨大な岩が積み重なっていて、トレイルと云うよりは、障害物競走のように、手を使ってよじ登ったり、時には、ザックを置いて細いトンネルのような隙間をくぐり抜け、その後ザックを引き寄せると云う、何とも過酷な所です。岩の積み重なったはるか下に水の流れる音が聞こえたり、時にはスキマに雪が残っていて、そこだけ、季節に取り残されたように冷たい空気につつまれ、春の花が咲いていたりする。1回だけ、滑って転げ落ちたものの大事に至らず、その後もup-downの続くトレイルを北上しました。

飯星 <iihoshi@msf.biglobe.ne.jp>
岩槻区西町 - Monday, August 08, 2005 at 14:04:46 (JST)
Mr. Beerからの葉書が届きました。
絵葉書は、NYとNJ州境の写真でした。

「暑中お見舞申し上げます!清水です。きょう7月22日でちょうど15週間105日たちました。きのうまで2日間、晴天のもと大きな山をいくつもこえ、きょうは、グレンクリフという山あいの小さな町におりてきました。町といっても、食料品店などの店はなし。でも、うれいいことが2つありました。ひとつは、郵便局に、この冬の間だけパートタイムで働いていたところのボスから、差し入れの食料がどっさりとどいていました。あまりにたくさんの量で、まわりにいたハイカーから珍しがられ、写真をとられる始末でした。でも、単純な食事がつづいていただけに、高価な登山用のフリーズドライや日本食など、この先充実した食生活が期待できそうです。そして、その郵便局のむかいに、ハイカー専用のホステルがあるのですが、ここのチーフや集まるハイカーと楽しい午後をすごしたことも印象にのこるできごとでした。1時間ちかくもかけて、となりまちまで車で行って、(そのとなり町も山の中なのですが)、レストランで食事をして帰ってきました。トレイルはのこり400マイルをきり、いよいよ私の旅はクライマックスへとすすんでゆきます。では、また。」

削除の件ですが、大丈夫です。
前の写真から、だいぶ体重が絞れてる様子なので、体調に気をつけて下さい。

山田吉輝
神戸市 - Friday, August 05, 2005 at 23:19:00 (JST)

104日目(7/21)のはがきが届きました。

【暑中お見舞申しあげます!  きょう7月21日(104日目)は、実に楽しい一日でした。  何が楽しかったというと、、、 まずは、素晴らしい天気と雄大な景色です!  きのうに続いて夏の日ざしが朝からたっぷりで、 風はとてもカラッとしていて、見あげると、いわし雲やひつじ雲、そしてわた雲と、まるで雲の博覧会のようでした。 そして、トレイルは、 大きな山を2つ越えるルートで、頂上は、今までになかったようなどこまでも見渡せる展望台のようでした。  乾いた風をうけながら、頂上で、チョコレートをかじったり、水をのどをならしながら飲んだり、、、。  もうたまりません。  そして、私と同じ位のペースで歩いている”スリーフェザーズ”こと、ブライアンという60才のおじさんと、抜きつ抜かれつしながら、歩いたことも、印象に残りました。  彼とは、5月の初め頃にトレイルで会って以来、時折、”また会ったネ!” と、トレイルで顔をあわせていたのですが、ニューヨークのハドソン川をこえてから、会う回数が急に増えてきたのです。 きょうは、同じシェルターを出発して、一緒に休けいしたり、写真をとりあったり、じょうだんを言いあったりして、また同じシェルターに泊まっています。  私は、彼の息子と同じ年らしく、そのせいか、よく私のめんどうをみてくれます。 また、あすも一緒に歩くことになると思いますが、こんな親子ほど年のはなれた外国人と楽しくつきあえるのも、アメリカのトレイル歩きの大きな楽しみです。】

東京は、今日も猛暑でした。 雲の博覧会が見られるなんて素晴らしいですね。
Mr.Beerは、重いバックバックを背負い、なおかつ速く歩きクレイジーとまで言われ、そして私達にはまめにはがきを送ってくれるタフなシミヒデさん。 無事を祈ってます。

このはがきの写真は、清水さんの手にブルーベリーの実がのってます。
http://www.netjoy.ne.jp/~yamaji/images/shimihide/21Jul2005.jpg

マダムおてら@銀座
- Friday, August 05, 2005 at 19:16:36 (JST)
「清水です。今年は大雨や台風は大丈夫ですか?私のATはいよいよ佳境に入ってきました。今日7月24日は107日目。これまでで一番長くハードな一日といえるかもしれません。というのも、朝7時すぎから夕方8時前までびっちりと歩いて進んだ距離は20マイルたらず。これまで20〜30分あれば1マイル歩けていたのですが、今日は一時間かかっても1マイル進めないほどの険しいトレイルがあったのです。宇宙まで続いているんじゃないかと思うほどに急な坂道が果てしなく続いていて地図上で見ると悲しいほどにペースが遅いのです。でもその変わり稜線に出た時の展望のすばらしさはこれまで歩いてきた深い森や湿地帯、牧場などあれは一体なんだったんだ!!思ってしまうほどガラリと変わりました。おまけに風はとても冷たくて、高山の雰囲気満点です。PCTでいうとゴートロック・ウイルダネスのイメージでしょうか…。さえぎるもののない稜線歩きはなくてはならないものと実感しました。夜、テントサイトでは息が白くなるほど冷えてきました。そういえば今日、春以来初めてフリースの手袋をつけました。明日はちょっと天気が崩れるような予想なので今日のような開放的なハイキングは楽しめないかもしれませんが、まだまだ森林限界を超えた稜線をトレイルは進んで行きます。」
モーテルのポーチでくつろいでいる写真で届きました。もうゴールは目の前。がんばれ!

masa+tomo
- Wednesday, August 03, 2005 at 17:19:11 (JST)
さかた です。

清水さんからメールを頂きました。

結構ハードな道が続いているようですが、
8月20日あたりがゴールの予定だそうです。
私たちのグループは8月4日にJMTへ出発します。出来れば、シェラでお会いしたかったのですが、残念です。今年のシェラは雪と蚊が多そうです。楽しんできます。

坂田
- Wednesday, August 03, 2005 at 11:24:52 (JST)
清水さんから便りが届きました.
湿潤な環境ながら元気で距離を伸ばしておられるようです.

Wet, Wet, Wet! 何もかもがしめっています. きているふくは,前の町を出発した3日前から,かわく間もなく,それどころか,シャツなどは,ずーとしぼれば汗がしたたりおちてくるような状態です. きょう7月17日,通算,記念すべき 100日目は,4日連続のトレイルでのキャンプとなりました. 4日連続のキャンプ,またはシェルターというのは,これまでにもあったのですが,途中,グローサリーなどによらず,全く文明にふれない4日連続というのは,100日目にして初めてのことです. それだけ,今までは文明にちかいところにトレイルがあったということで,今,歩いているバーモント州は山深いということです. おまけに,ハリケーン・デニスのもちこんだ カリブ海直送の熱帯の空気が,ニューイングランド地方までやってきていて,最悪の環境になってしまっているというわけです. しかし,体調はそれほど悪くなく,けさ,シェルターをいっしょに出発した他のハイカーをおきざりにして,21マイル先のシェルターにたどりつきました. あすは,一気にニューハンプシャー州に進出です.

また清水さんからのメッセージで,
《 ところで,先日,迷惑カキコミを削除しているときに,みなさんのリポートも一部けしてしまいました. 7月上旬頃に登録したもので,もし消えていたら再登録をお願いします. すみません 》
とのことです.

下記 URL に清水さんから届いた“美人の女子高生達に囲まれた清水さんの写真”をアップしておきます.
http://www.netjoy.ne.jp/~yamaji/images/shimihide/17Jul2005.jpg
本人曰く,《 Mr.Beer は女子高生になぜかモテモテです 》だそうです.

fennec
- Tuesday, August 02, 2005 at 09:13:37 (JST)
1st of August
I got to Andover, Maine, about 1920 miles north of Springer Mtn.,southern end of A.T.
I hike another 260 miles to the northern end of A.T.!

GENKI-desu!

Mr.Beer
- Tuesday, August 02, 2005 at 02:53:38 (JST)
「暑中おみまい申しあげます!清水です。きょう7月19日(102日目)は、ニューハンプシャー州のハノーバーという町で休養日です。本当は、一泊だけしてトレイルに戻る予定でしたが、天気予報が“猛烈な暑さ+激しい夕立”を告げていたので、出発を一日のばしたのです。天気予報がどうであれ、この町は大学でもっているようなフレッシュな町で、ダウンタウンも、カフェや、書店が充実していてとてもいごこちのいい町なので、いい気分転換になりました。古本を1冊買って、冷房のきいたカフェで、アイスコーヒーを飲みながらすごしていたら、今、アパラチアントレイルを歩いていることをすっかり忘れてしまいました。空もようがあやしくなりはじめた夕方、ダウンタウンから2マイルほど離れた郊外のモーテルへバスで移動すると、とたんに大粒の雨が、雷鳴とともに降り始めました。この雨をきっかけに湿気をたっぷりふくんだ空気が去り、あすはカラッとした暑さになるということなので、気持ちのいい汗を流しながら、旅をつづけられそうです。」

こっちは、ほんとあちぃ〜ですよ。ムシムシです。
でも、花火大会が開催される季節になったので、その点だけは楽しいです。
夏バテせずに旅を続けて下さいね。

ぴ〜ろこ
- Sunday, July 31, 2005 at 11:29:56 (JST)
2005年6月28日記のポストカードを清水さんよりいただきました!ありがとうございます。しかし、大変遅くなりましてすみません・・・。以下です♪
『私のほうはきのう6月27日でちょうど80日目になりました。といっても厳しい蒸し暑さからのがれてハドリン川のほとりのモーテルで休養日を過ごしました。ニューヨークから車で1時間ほどのところにあるフォートモントゴメリーという町で、すぐちかくに観光地があるためモーテルはそれほど多くはないのですが、部屋数はわずかに5つで、家族経営のとてもおちついた雰囲気です。アサ、郵便局へ行こうと、部屋を出るとご主人が車で連れて行ってくれ、あすの朝は、トレイルヘッドまで送ってくれると約束してくれました。小さい部屋のベッドで横になってのんびり読書をしていると、なんとなく中島さんと出会ったフェアバンクスのボイレスホステルの雰囲気を思い出してしまいました。夏至を過ぎたとはいえ、まだアラスカは白夜なんでしょうねェ。アラスカのカラッとした夏の暑さがとてもうらやましく思えるほど今日のNYWは暑かったのですが夕立が涼しさを運んでくれました。』
清水さんへ:なつかしいですね〜!もうおととしになりますね♪清水さんがこのポストカードを出された頃私もアラスカにいました!今年は北極海に面した村からセスナで30分の所で12泊。山に登ると氷に覆われた北極海が見られ、もう感動・・・♪また清水さんのお話を聞かせていただきたいです。

中島久美子 <stampy@mw.0038.net>
山梨県 - Friday, July 29, 2005 at 23:54:49 (JST)
清水さんよりハガキが届きました。幸運にも7月上旬の書き込みは消えてませんでしたのでご安心ください。

暑中お見舞申しあげます。アメリカ北上中の清水です。きょう7月20日(103日目)は、実に気持ちのいい一日でした。天気予報どおり、きのうまでの蒸しあつさと、うっとおしい梅雨のような空から開放され、朝からすっきりと晴れわたりました。ここ2日間、ハノーバー(Hanover)という町のモーテルに泊まったのですが、小さな家族経営のモーテルで、実にフレンドリーなオーナー夫婦のおかげで、すがすがしさが、感じられるのかもしれません。大手チェーンのモーテルではよくある朝食サービス(コンチネンタル・ブレックファーストという)が、このモーテルにもあり、朝8時にオフィスのリビングへ行くと、あついコーヒーやオレンジやベリーのジュース、トーストやマフィンなど食べ放題なのです。数人しかお客がいないのでアットホームな雰囲気で“Mr Beer、楽しいハンキグを続けてね!”と送り出してくれ、なんだかこの町をはなれるのが、名残おしく感じられるほどでした。トレイルでも、久々にカラッとした風を受けながら歩くことができ、大きなup−downでも、気持ちのいい汗を流すことができました。今いるテントの中も、みんな気持ちよくカラッと乾いて、こんなに気持ちのいい山でのキャンプは本当に久しぶりです。こんな日がず〜とつづくといいのですが・・・。(原文のまま)

福岡
- Friday, July 29, 2005 at 05:54:11 (JST)
清水さんから葉書が届きました。
「きょう7月14日(97日目)は、夕べ泊まったマンチェスターセンターのモーテルの主人に5マイルほど先にあるトレイルまで送ってもらい、スタートしました。天気予報では午後にStorongなサンダーストームがあると言っていたので覚悟していたのですが雷は激しく頭上でなり響いたものの雨はたいしたことなくてラッキーでした。どうせ、汗で全身びしょ濡れの毎日なので昼間歩いている時に通り雨は涼をを運んでくれるのでむしろwelcomeです。そんあわけで夕方テントサイトに着く頃には、雷雨の名残りはグチャグチャで泥だらけの靴くらいなもので、いつものように静かで贅沢な食事の時間を過ごしました。ところできのう書き忘れたのですが、バーモンド州の町に来たら絶対に飲もうと楽しみにしていたビールを飲みました。”LongTrail"(ロングトレイル)という地ビールです。ゲコの私にグレートスモーキーマウンテンで出会ったおじさんが、バーモントに行ったら飲むように教えてくれたものです。このようにバーモントでは、トレイルの名前がビールの名前になるほどハイキングがポピュラーなスポーツで今夜泊まっているテントサイトもオーバーユースを理由に料金を集めます。歩き始めて初めての有料のキャンプ場の一夜です。

札幌の留守番人
- Thursday, July 28, 2005 at 14:36:04 (JST)
清水さんからのお便り、削除されてしまったものも含めて2通お届けします。

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おそるべし、The Empire State!
屈辱の14マイル!

昨日ニューヨーク州に入り、今日6月25日(78日目)は町にも寄らず、20マイル先のシェルターを目標に出発して、あわよくば23マイル先のシェルターを狙っていたのですが、なんと14マイル余り歩いただけで、それ以上歩く体力も気力もつきてしまいました。

 というのも、NY州にはいったとたん急にUP−DOWNが激しくなったのです。山の標高そのものは300メートル余りで、UP−DOWNの標高差は100メートルあまりで、普通の登山者に笑われてしまうようなスケールなのですが・・・なんというか・・・山というよりガケを登ったり下ったりしているのです。時には岩登りなみに手を使ったり、くだりは滑ってしりもちをつかないように、恐る恐るの前進です。

 そして、蒸し暑さもぶり返してきて、途中で出会ったDayhikerによると、この地方の最高気温は95F(約35℃)とのこと。

 ハイウェイを横切るところで、休日を利用してニュージャージーからやってきた奥様トレイルエンジェルに助けられ、水・ソーダ・フルーツetcをもらうことできたからよかったものの・・・もしかしたらNYの森で暑さと疲労のため、遭難していたかもしれません。明日はハドソン川です!!

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清水です。首都圏は梅雨の後半になって(もしかして明けた?)、かなり蒸し暑いのではないでしょうか?

 今日7月13日(96日目)はバーモント州の町、マンチェスターセンターで休暇です。ニューイングランドの町とはいえ、ハリケーン・デニスの残骸が東部を北上中で、とても蒸し暑く、激しいにわか雨もありました。

 といっても町は楽しいものです。朝早くモーテルの主人に車でダウンタウンまで送ってもらい、散髪をし、田舎の町には不釣合いなほど大きくて品揃えの豊富なBookStoreで半日ほど過ごしました。

 ニューイングランドは夏休みの時期よりも紅葉シーズンに観光客が集中するようで、写真集などの地元の本をめくっていると、9月・10月までこちらに滞在したい気分になります。本当に美しい紅葉です。

 今週末頃、ハリケーンデニスの残骸がニューイングランドにやってくるようなので蒸し暑く空模様を気にしながらのハイキングになりそうです。

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こちらは台風7号でムシムシの千葉県船橋市からでした。

日色@Tea
- Tuesday, July 26, 2005 at 22:26:49 (JST)
101日目の清水さんから便りが届きました。
以下、ハガキの本文です。

すがわらさん、こんにちは。アパラチアントレイル北上中の清水です。7月18日で、私の旅は101日目になりました。きょうまで4泊5日、町の文明にはいっさい触れず、バーモント州の山の中をもくもくと歩き続け、きのうの午後、バーモント州最後の町、ノーウィッチにおりてきました。トレイルヘッド(登山口)に、図書館の案内が出ていたので、行ってみると“札幌からようこそ!”と冷房と笑顔で歓迎されました。E-mailをチェックして、外へ出ると、ニューイングランドには久々に青空がもどっていて、湿気をたっぷり含んだ空気とともに、暑さに弱い私を苦しめました。そんな不快指数急上昇の午後、コネチカットリバーにかかる橋を渡って、13個目の州ニューハンプシャーへと入りました。今夜、私が滞在しているハーバーは学生の街で、実に洗練された町並みが印象的です。そして、おどろいたことに、郊外のモーテルにcheck-inをすると、数日前まで一緒に歩いていた“スリーフェザース”と彼の友人が先に席についていて、思わぬ形での再会となりまました。夜は彼らと三人でステーキをたべ、学生でにぎわうアイスクリーム店に入って楽しくすごしました。ずっと湿気でベトベトだった4泊5日が、遠い昔のことのように思えるほどに楽しいイブニングでした。
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写真は、こちらに掲載しました。
http://sotoasobi.seesaa.net/article/5369095.html

すがわら
北海道 - Tuesday, July 26, 2005 at 10:51:56 (JST)
シェルターで一休みです、というコメントのついた写真が届きました。木造の小屋(これがシェルターなんですね)の前のベンチで食事をしてます。いやあ、痩せましたね!修行僧のような風格です。
本文です。
「清水です!今日7月16日は(99日目)は、雷と競争になりました。2日前、町を出る時に見た天気予報では、きょうは雷雨の予報で、実際朝からムンムンして、いつ雷がきてもおかしくない雰囲気でした。そんな中、午前中に大きな山を越え、順調に前進していたのですが、テント場につく1時間ほど前から、うしろで雷鳴がひびき始め、東へすすむ私を雷雲が西から追いかけてきたのです。前日、倒木にぶつけた左ヒザの痛みも忘れるほど、必死に歩きつづけているうち、雷雲は力尽きたようで、なんとか雨が降る前に、テント場にたどり着きました。そこで私を待っていたのは、”ミスタービア〜”という絶叫でした。なんと、2カ月以上前に出会い、先日、N.Y.のハドソン川の近くで再会した”スリー.フェザーズ”と、2カ月近く前に、町からトレイルまで車で送ってくれた”とうふ&フィガロ”のカップルがいたのです。おどろきの再会で、20マイル以上歩いて、ヘトヘトになっていた疲れも一気にふっとびました。特に”スリー.フェザーズ”はこの先のメイン州に自宅があり、もし同じペースでこの先も一緒にいけたら、うちにこいとさそってくれました。こういうハイカーとのつきあいが、トレイル歩きの大きな楽しみです。」

チエコ
札幌西野 - Sunday, July 24, 2005 at 14:30:22 (JST)
先日届いたはがきに「7月上旬頃に登録したリポートを迷惑メールと共に削除してしまったので、再登録お願いします!」とありましたので、6月22日(75日目)を再登録します。
『ちょうど2ヵ月半たったことになりますが、今日は激しいサンダーシャワー3連発に見舞われました。けさBranchvilleのモーテルで見た天気予報では午前中に寒冷前線に伴う雨があるといっていたので、その雨が通り過ぎた10時すぎにのんびりとトレイルに戻ったのですが、なんだか雲行きがあやしいではないですか!すると夕方のように暗くなったかと思うと、土砂降りになり、空が張り裂けるような恐ろしい音が鳴り響く中、前進しました。2度目は雷雲の中心から少し外れていたようでたいしたことなくすんで、すっかり天気が回復した後、稜線で日差しにぬれたものを乾かしながらくつろいでいると、北の空で雲がもくもくとまた急成長です。干しているものをザックにしまい終えると同時に降りだし、前が見えないほどの滝のような激しい雨です。ひょうも混じっていました。枝の立派な木の下に傘をさしてただおびえているのが精一杯でした。なんともさんざんな一日でしたが、最後に虹がかかり、ほっとした気分で夕暮れを迎えることができました。ちなみに皆さんに出しているポストカードは大部分はポストへ投函するのですが、たまに郵便配達の人にもって行ってもらうことがあります。裏の写真のように。』

masa+tomo
- Sunday, July 24, 2005 at 10:55:34 (JST)
清水さんからの手紙が届きました。

『きょう7月11日(94日目)は、たいへんな失敗をやらかしてしまいました。花の写真をとったあと、三脚をおき忘れてしまい、気づかずに1時間ちかくも歩いてしまいました。そんなに高価なものでないし、夕方がちかづいていたのですが、とりにもどることにしました。急な坂をのぼって、またもどってくるのに大体1時間半のロスは覚悟していたのですが、前夜同じ所に泊まった若者が、私のものだと知って道中、ひろって持ってきてくれたのです。感激でした。おかげで、30分たらずのロスで済んだので、予定のシェルターまでの17マイルを消化することができ、私にとっては、これも大きなTrial Magicといえます。ところで、今歩いているセクションは、バーモント州の南端から北の端(つまりカナダとの国境)まで続く全長268マイルの”ロング・トレイル”と完全に重なっていて、おとといバーモント州に入ったとたんこのロング・トレイルを歩くハイカーでATは大にぎわいになりました。三脚をとどけてくれた若者もロング・トレイルのスルーハイカーで、いつかATを歩くのが夢だと話していました。それを歩いている私は本当にしあわせ者です。
では、また。』

以上です。

masa+tomo <masatomo2003@hotmail.com>
- Friday, July 22, 2005 at 21:56:05 (JST)
7月8日付けのレポートが入りました!広大で見晴らしの良い絶壁の岩に、清水さんがチョコンと座っているフォトカードです。清水さん何を見てるのかな〜?


こちらはすっかり夏の青空がかげをひそめ、きょう7月8日(91日目)は、冷たい雨がほとんど一日中降り続き、ひるめし時に通過したCHESHIREの町のカフェでツナサンドを食べていると指がかじかんできました。さらに、途中通過したマサチューセッツ州の最高峰マウント・グレイロックの頂上は深い霧の中で、展望タワーもクローズドでした。3日前は、むしあつくて、汗だくだったので信じられません。ところで、この雨は、先日アメリカ南部に上陸したトロピカルストーム・シンディの残骸なのですが、きょうチェックインしたホテルでみたニュースでは、次のハリケーン・デニスがまもなくアメリカ南部に上陸すると報じています。今いるマサチューセッツ州のノースアダムスは北海道と同じくらい北にあるので直撃はないと思いますが、また残骸がやってくるかもしれません。ところで、今夜はホリデイ・インにいるのですが、週末ということもあり、超高額を請求されると思っていたら、案の定129ドル!ところが、請求書をみると80ドルたらず。”え?”とたずねなおすと、フロントの男性はうしろにならぶ他の客にわからないようにウィンクでこたえてくれました。こんな高級ホテルにも、ハイカーズレイトがあるようです。


最後はなんか、思わず頬が緩むお話ですねぇ!フロントの男性のウィンクかぁ。海外なら日常茶飯事だけど、日本ならオスギ系と思っちゃうよなー。町でゲイのお兄さんに襲われないようにね!!

ゴキブリ2号
大阪府吹田市 - Friday, July 22, 2005 at 19:20:01 (JST)
New Jersey州の最高地点のモニュメントを背景に、お元気そうなAT・清水さんから絵葉書が届ました。以下は本文です。
Welcom to Vermont ! の歓迎の挨拶は、土砂降りの雨でした。今日・7月9日(92日目)マサチュセッツ州北端の町North Adames を発ち、12個目の州バーモント州に入ったのですが、そのとたん雷の前ぶれもなく、突然激しい雨になり、ズブ濡れのままテントにころがり込みました。
これまでの3か月間、土砂降りは何度もありましたが、一日が終わり、テントを張る時は止んでいたので、これほどテンテコ舞をしたのは初めてのことです。テントの中もビショビショですが<これ以上雨に濡れることはない!>と云う安心感は、経験した人でないとわからないのではないでしょうか・・。
ところで、今日まで1週間歩いてきたマサチュセッツ西部は、バークシャー地方 (Berkshire) と云って深い森を持つ山なみがとても綺麗な所でした。“バークシャー”と云う地名は、イギリスからとった名前のようで New Englandには、この他“なんとか・シャー(shire)と云う名がたくさんあります。辞書で調べたら“shire”はイギリスでは“地方”の意味で使われているようですね。海を渡ってきた開拓者にとって、このあたりは古里の風景にとても良く似ていたんじゃないでしょうか・・・。
そして、今日は南向きに歩いている日本人セクションハイカー・ハシモトさんに出会いました。メイン州にお住まいとのこと、再会を約束して別れました。以上
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
前回分(7月4日受信)が消滅しているようですので再登録します。飯星。
7月4日受信 (NO3)
AT・清水さんから絵葉書が届ました。快調にトレースされている様子が丸坊主カットから伺われます。以下は本文です。
6月23日(76日目)の宿は教会です。トレイルを3マイル程それてたどりついたニュージャージー州の町・ベルノンは、森の中にあるとても綺麗な町です。
ここまで来る途中のハイウエイは、クマも出てくるほど自然がタップリです。教会は、我々ハイカーの為にフェリーのザゴ寝スペースのような広々とした部屋を準備してくれていて、テレビやインターネット、更にはシャワーや洗濯機と、ユースホステルのようにいたれりつくせりです。缶ジュースも25セントで飲むことが出来ます。12人を上限としているのですが、今夜は7人ほどでとてもゆっくりとした夜を過しています。これら全部で10ドルで済んでしまうのですから、ここまでさんざん金を使って来たハイカーには(私のこと)大助かりです。
ところで、今日は昼間“野生動物保護区”の湿地帯を歩いて来ました。野鳥がとても沢山いて、肩の所だけ鮮やかなオレンジ色をした真黒な小鳥は、歩いている私の頭の上でホバリングをして見せたりして、人を恐れず実に気持ち良い自然との距離を楽しみました。
明日は、いよいよニューヨーク州に進出です!!
以上

飯星 <iihoshi@biglobe.ne.jp>
さいたま市岩槻市 - Wednesday, July 20, 2005 at 12:05:37 (JST)
19th of July
I am in Hanover,the first town of New Hampshire, about 1730 miles north of Springer Mtn.,southern end of A.T.
I hike another 440 miles to the northern end of A.T.!

GENKI-desu!

Hidekazu "Mr.Beer" SHIMIZU
- Tuesday, July 19, 2005 at 23:37:03 (JST)
清水さんから、お便りです。

「清水です。きょうは、7月4日、アメリカではいちばんはでな祝日、独立記念日です。週末からきのう月曜日までの3連休、New Englandは最高の天気に恵まれ、私のトレイル87日目も最高の一日でした。バージニア州を出てから、ここ1ヶ月ほどは、ほとんど高い山がなく、うっとおしい森ばかりだったのですが、きょうは、森林限界をこえる頂上を結ぶ尾根歩きが中心でした。森林限界といっても、この付近は北緯42度ほどで、北海道南部と同じ位、北にあるので、標高500メートルほどより高いところでは、高い木は育ちにくいようです。そこからながめる山並みの緑の美しいことといったら、、、もう、最高です。そして、日あたりのいい尾根にはブルーベリーがいやというほど実をつけていて食べ放題です。もちろん腹一杯いただきました。ハイウェーを横切るところには大きな園芸店があり、たくさんの花にかこまれてアイスクリームをたべたあと、Great Barrington(グレートバーリントン)の町にやってきました。久々の大きな町で、新しいくつを買ったりしたいんですが、モーテル代が高く、明日のことは未定です。歩いたキョリは、1500マイルをこえ、ちょっとのんびりしようかな、、、とも思っています。では、また。」

1500マイル、私には気の遠くなりそうな数字です。
近畿地方は、梅雨があけ、夏がスタートです。暑くなりそうです。

山田吉輝
神戸市 - Tuesday, July 19, 2005 at 00:05:43 (JST)
きょう7月17日少しやつれ気味?の師匠・清水先輩から葉書が届きました。

『予想外というか予想が甘かったというか、かなりハードな旅が続いています。そんなわけできょう7月6日(スタートから89日目)は雨の中を歩き、汗と虫除けスプレーでものすごい臭いとともにびしょぬれになった衣類の悪臭がテントの中に充満して気分が悪くなってしまいそうな夜を迎えています。とはいっても、テントの中は雨に濡れる心配もなく、とてもリラックスできる空間です。落ちるところまで落ちてしまったという感じかもしれませんが、天気の不安定なアメリカ北東部の山を歩くということはこういうことなのだと割り切ってこの先も乗り切ろうと思います。こんな風に書くと、『何が楽しくてこんなことやってんだ!?』と思われるかもしれませんが、全くその通り!。自分でも何で、こんな雨の中、歩き続けるのだろうと自分に問うことも度々あります。ただ、この先のニューハンプシャー州やメイン州はアメリカ北東部の中でも森が深く、自然が色濃く残っているところ。次の便りはもっと明るく楽しくなると思います。!!
SEE YOU!!
          以上。

師匠の困った顔が想像できますが、応援していますよ!!

仙台のカリスマ予報士
仙台市泉区 - Sunday, July 17, 2005 at 20:42:50 (JST)
清水さんから絵葉書が届きました。
今回ムースと遭遇したら、次回の絵葉書ではムースの姿を見てみたいです。

「阪神タイガース、絶好調ですね。アメリカでも大きな話題に・・・・なっているはずありません。こんにちは、清水です。きょうから7月、84日目になりました。ハプニング続きのニューヨーク州をきょうの午後ようやく抜け、10個目の州のコネチカット州にはいりました。今までに比べるとトレイルの整備もゆきとどいていて、実にあるきやすくなり、加えて、山肌を下る水がきれいで、久しぶりに天然のおいしい水を飲みました。一般的に、このコネチカット州から北か、ニューイングランド地方で、アメリカの東部の中でも、比較的、自然が多くのこっている所で、もう少し北までいくと、ムースという馬ほどの大きさの巨大なシカの仲間が森をはいかいしています。私が今回の旅でいちばん楽しみにしているのが、このムースとの出会いです。今日で、歩いた距離は、全体のちょうど3分の2にあたる1452マイルになり、トレイルもいよいよ終盤戦突入といったところです。天気のほうも、きょうの激しい夕立のあと、ずいぶんとすごしやすくなり、あすからは順調にキョリがかせげそうなふんい気です。なんだか、蚊の大群におそわれることが多くなってきたのが少し気になりますが、あすあたり町によって虫よけスプレーでも買おうと思っています。」(原文のまま)

福岡 孝史
- Saturday, July 16, 2005 at 17:25:19 (JST)
清水さんから葉書がとどきました。緑濃い林の中で三人で写っています。左に白いシャツの清水さん、真ん中に赤いTシャツの元気なおじいさん、右に青いTシャツの私と同年輩(50代か?)となんともカラフルで元気が出てくるような写真です。まるで親子3代で楽しんでます、とでも言っているようです。以下本文
坂田さん清水です。このポストカードが届くころは、“暑中お見舞い”のシーズンでしょうか。こちらはもう夏の終わりを感じさせる涼しさです。
きょう7月7日(ちょうど90日目)は夕方に少し雲のすきまから青空が見えましたが、ずーと曇り空で終始しました。雨が降ることも無く、こんな日は距離を稼ぐにはもってこいです。トレイルがひかくてき平坦だったせいもあり、一気に27マイル(丸で囲んだ27の字)歩けました。そんなわけで、久しぶりに「ロングトレイルを歩いているんだ!」という実感が持てました。
ただ最近は人恋しくてたまりません。というのもトレイルでほとんど人に会うことがないのです。特に平日はデイハイカーの姿がなくなるので、今日のような日差しの無い深い森のなかは、夕方のような暗い雰囲気で自分で気分をもりあげていかないと、かなりブルーな気分になってしまいます。日差したっぷりのシェラが本当になつかしく感じられます。シェラといえば先日こちらの新聞でヨセミテの記事が出ていたのですが、冬の降雪量が平年の1.8倍もあったため、滝の迫力がすごいそうです。いつもの年なら5月頃がピークなのですが今年は夏まで続いているとのこと。坂田さんはヨセミテには寄らないのでしょうか?いつもの年とちがったハイシェラが楽しめそうですね。

坂田
- Saturday, July 16, 2005 at 08:54:28 (JST)
輝かしき栄光の日々復活の記念すべき日
は、ボールペンの字ではなく、ペンで大きな字で書かれていました。

「元気ですか?」はい!「アメリカ東部北上中の清水です!」元気そうですね。
「きょう7月3日、86日目は、、、輝かしき栄光の日々復活の記念すべき日です。」おぉぉぉぉ。
「というのも、歩いた距離が23マイルで、なんと12日ぶりに20マイルをこえたのです。もう、こんなに歩ける日がこないまま、年老いていくのではないかと思っていたのですが、これもすべて天気のおかげです。空には、巻雲が広がり、夏というよりは、秋晴れのようにさわやかです。展望のいい山の頂(といっても700mほど)の上で、カメラをかまえると、レンズの前をトンボが行きかっていて、ニューイングランド地方は秋の気配すら、感じられます。秋といえば、“実りの秋”というわけで、今シーズン初めてブルーベリーを食べました。家族づれでにぎわう尾根の上では、ブルーベリーが紫色の実をつけていて、ほとんど、日帰りハイカーに食べつくされたあと、5粒ほど口にしました。そんなわけで、充実したコネチカット州はわずか2日半で通過し、夕方、11個目の州、マサチューセッツ州に入りました。今夜も独立記念日を祝う花火の音がふもとの町からきこえています。」

まだまだ年老いてはいないようで、、、良かったですね。(^ ^;
さわやかな晴天、うらやましい限りです。
こちらでもちょうど一週間前にブルーベリーを食べました。
静岡県内でブルーベリー狩りができるそうで、もらったのですが、
“実りの秋”だったんでしょうかねぇ???
静岡はムシっと暑い日が続いています。もうすぐ夏本番です。

ぴ〜ろこ
- Friday, July 15, 2005 at 22:01:12 (JST)
7月5日(88日目)の清水さんからのはがきです。

【清水です。 夏休みの計画はもう立ちましたか?  またうらやましい話きかせて下さい。 ところで、私の旅は、きのう7月5日で88日目になりました。きのう、GREAT BARRINGTON(グレートバリントン)におりてきて、きょうは完全休養日でした。といっても、こわれた時計を買いなおし、さらに、底がツルツルにすべりへったくつも、新たに買い、この先の旅の準備に、ちょっといそがしい一日でした。 そして、トレイル沿いの町で私が楽しみしている古本屋へも行きました。 私が生まれた頃にかかれたアパラチアントレイルの本を12ドルでかい、当然持って歩くわけにはいかず、つかえなくなったくつや時計とともに日本へおくりかえしたので、写真をながめたり、読んだりするのは、日本に帰ってからになりそうです。 そして、2本のフィルムをプリントし、この写真も、できたてのホヤホヤです。 夏休みにはいり、トレイルでは、私のようなスルーハイカーよりも、デイハイカーや子供たちによく出会います。これは、教会のもようしで、 大人たちは、私を ”この人はジョージアから歩き始め、何ヶ月もかけてメイン州につくんだよ” と教材がわりにしていました。 左はしにうっているのは、子供たちのおやつになるはずだったグミで、私がいただきました。 小さなエンジェルたちとの出会いが印象にのこった一日でした。】


ハチに刺された顔は、引いてきましたか。私には、虫やら出てくる耐えられない場面です。 私は、この夏休みは静かに仕事をし、清水さんを応援してます。シティウーマンは、リタイアしたら、私がドライバーになってフランスをスケッチ旅行してるでしょう(夢かな)。

小さなエンジェル達と一緒に納まっている清水さんの写真をごらんください。

http://www.netjoy.ne.jp/~yamaji/images/shimihide/14Jul2005.jpg

マダムおてら@銀座
- Friday, July 15, 2005 at 21:16:02 (JST)
つづいて73日目の書き込みです。

(ここから)
6月20日(73日目)は、大苦戦したペンシルバニア州を、ようやく歩き終え、8つ目の州、ニュージャージー州に入りました。2つの州の間には、デラウェア・リバーという太い川が流れているのですが、この川付近から、ニュージャージー州側は、クマが結構、出没するらしいのです。今、キャンプをしているところにも、クマに食料を取られないための保管庫(ベアボックス)や、木につるしておくためのベアケーブルが設置されていて、クマの多さを物語っています。そんなキャンプ場に、今夜は、私ひとり。ちょっと(かなり?)心細い夜になりそうです。とはいうものの、きのうのニューヨーク在住のエンジェルにつづき、今日もエンジェルの登場です。3週間ほど前、バージニアのシェナンドア国立公園でごちそうをいただいたメリーランド在住のヤマシタ夫妻が、デラウェアギャップの郵便局あてに、食料の差し入れを送ってくれていたのです。メインはみそですが、なんと、北海道名産のマルセイバターサンドまであり、大感激でした。連日のエンジェルの登場で、私のザックは容量オーバーとなり、あふれ出た食料はこの先の郵便局におくることになりました。みなさん、本当にありがとうございます。
(ここまで)

最近になって、ようやくうちでもいろんな野菜が収穫できるようになってきました。書き込んでいるこの日(7月15日)は、夕食に早掘りの新じゃがを食べようと思います。というわけで、北海道にも短い夏が近づきつつある今日このごろです。

Hyakusho-no-ie/Kanda <einhundert@vesta.ocn.ne.jp>
- Friday, July 15, 2005 at 21:14:54 (JST)
いろんなメッセージが消されているようですが、しかしそれ以上に関係ないメッセージというかリンクが多くて困りものですね。

さて、今日はこれから2回分の書き込みをします。まずは57日目から...

(ここから)
清水です。追分はあたたかくなりましたか?百姓のいえが新聞にのって商売繁盛とききました。帰ったら、またうまいたまご、たべさせて下さい。こっちの旅は、ちょうど半分経過といったところです。今日6月4日(57日目)は、きのうついたハーパーズ・フェリーという町で、昼までのんびりすごしました。史跡の残る観光地は、週末ということで、まっ白なTシャツを着た観光客が目立ち、大きなザックを背負ったハイカーは少々浮いた存在ですが、ダウンタウンを歩いていると、前日立ち寄ったアウトドアショップの店員が“ヘイ!Mr.Beer!”と大きな声をかけてくれたりして、フレンドリーなところはいつもどおりです。ちょうど今日は“ナショナル・トレイル・デイ”という記念日(日本でいえば体育の日のようなもの)で、公園では大きなテントの下でパビリオンがいくつもでて、ここでも、旅の話がはずみました。ようやく、青空が顔をのぞかせ始めたひるすぎ、目抜き通りのカフェでハンバーガーをいただき、この町をあとにしました。すぐにあの有名なポトマック川を渡り、メリーランド州に入ると、かつての交通の要所だった運河沿いをトレイルがつづいていて、水草の浮く緑の湖面をカモの親子がのんびりと泳いでいました。私もこの日はのんびりとあるき、わずか10マイル歩いただけでした。
(ここまで)


Hyakusho-no-ie/Kanda <einhundert@vesta.ocn.ne.jp>
- Friday, July 15, 2005 at 20:59:09 (JST)
70日目のはがきですが、どうも消えたようで再度書き込みます。今の蚊、ハチ、へび、ダニと戦っている時とは違って穏やかな一日なようです。

【清水です。 きのう6月17日(ちょうど70日目)は、記憶にのこる日になりました! 何がって、朝、モーテルをチェックアウトして外へ出ると、きのうまでのあつさがすっかりどこかへ行って、とてもひひんやりしていたのです。 もちろん朝のせいもあるのですが、きのうの、もやにかすんでいた白い空ではなく、どこまでもみわたせるまっさおな空が広がっていました。 もう、秋がくるまで、ずっと蒸し暑いままかと思っていたので、アメリカの東部の夏にも、こんなさわやかな一面があると知って少々感激でした。そんなわけで、急な登りでひたいを流れる玉のような汗もしずくになっておちる間もなく、蒸発してしまい、とても、とても快適な一日でした。稜線から見渡せるゆるやかにうねる丘陵地帯に広がる森や牧場をみて ”これがアメリカ東部の田舎の風景なんだなあ、、、”と、 旅をしている実感がわいてきました。 さらに、きのうガソリンコンロを買ったおかげで、なんと13日ぶりに米をたき、ラーメンライスを食べました。 やっぱり、思いきり歩いて、夜、ねる前には米です! 6月に入って沈み気味だった気分が一掃された一日でした。】


本当におこめを食べると精神が安定して落ち着きますよね。
少年のような清水さんの写真をご覧ください。
http://www.netjoy.ne.jp/~yamaji/images/shimihide/17jun2005.jpg

マダムおてら@銀座
- Friday, July 15, 2005 at 20:19:58 (JST)
清水さんから便りが届きました。
山のテラスに腰をかけてリラックスしている清水さんが写っていました。そこに、天気がよかったバージニア州がなつかしいです!で、今は毎日が蒸し暑く雷雨の日々です。(写真の景色ニューヨーク州なのでしょうが、北海道と言われても判りませんね。)
「清水です。災難つづきのニューヨーク州でまたしても大パニックです!ハチにさされました!今回の旅で2度目です。1回目は、翌日になってから腫れてきたのですが、きょう6月29日(82日目)の場合は、さされた上唇にペンチで引きちぎられたような激痛が走ったと思ったら瞬く間に腫れ上がり。15分ほど経った頃には鏡で自分の顔を見ると、下唇が見えなくなるほどに上唇が腫れてきました。この調子で腫れていたら翌日にはとんでもないことになってしまうのでは!?ひょっとして翌日まで生きていられないのではないか...!?とまじで思いました。1時間ほどすると腫れは左の頬に移り唇の腫れは少し収まってきたのですが、明日になってどうなっていることやら。ところで、今日ハチに刺されたのは、なんとも話すのが、恥ずかしいようなことが原因なのです。道路を横切る手前の小さな川に架かる橋の手摺にスーパー袋がかかっていました。我々ハイカーの直感で”これは、エンジェルからの差し入れ”と思い、中にはソーダやフルーツが入っていました。ソーダを一本頂ラッパのみを始めた途端すぐ近くにあったハチの巣から大群が押し寄せてきた!というわけです。10センチ程の楕円形の巣、なにハチの巣なのでしょうか?今夜、熱でもでなけりゃいいのですが...。外は雨です。

札幌の管理人
札幌 - Thursday, July 14, 2005 at 14:31:23 (JST)
清水さんから81日目の便りが届きました。
以下、文章の全文です。

すがわらさん、清水です。私のweb−siteからたどって、すがわらさんのweb−site拝見しました。文字はよめなかったのですが、写真をのせていただきありがとうございました。きのう6月28日(81日目)は、とてもバギーな1日でした。こちらアメリカの山では、蚊など刺したり、人によってきて、イライラさせる虫をひっくるめて、バグ(bug)を呼んでいるのですが、そんなバグが、大挙してトレイルに現れたのです。雲が多い日はcloudy、日ざしたっぷりの日はsunny、bugが大にぎわいの日はバギー・・・というわけです。すれちがったハイカーが教えてくれました。そんなわけで、長袖、長ズボンで歩いている私も首すじから上と、手の甲は虫にさされた赤い点々だらけです。こちらもまけずにトレイルを歩きながら30匹ほどつぶしたのですが、一斉攻撃にはかないませんでした。蚊程度なら、かゆいだけですむのですが、夕方、とうとうダニにくいつかれました。チクッと感じた手首を見ると、小さいダニが頭からヒフをつきやぶってもぐろうとしていたので、あわてて、ひきぬきました。けさ、ハドソン川を渡ってから急にトレイルに“ダニ注意”のカンバンが増え、けいかいしていたのです・・・。発見が早かったので大事(ライム病)にはいたらないと思うのですが・・・。無事に北海道に帰れることを祈っていてください!!

写真は札幌の英会話学校の先生をしていたことのある“トビー”と一緒に撮ったものでした。
こちらに写真を掲載してあります。
http://sotoasobi.seesaa.net/article/5069311.html

すがわら
北海道 - Thursday, July 14, 2005 at 08:12:53 (JST)
今回の清水さんの写真は、一旦山をおりたところでしょうか、車道の脇の石の歩道を歩かれてます。後ろには森が見えます。ズボンの膝が破れていて、苦闘のあとが見えます。(も、もしかしてファッション?)
以下本文です。
清水です。札幌のビール満喫しているようで、うらやましい限りです。私の旅は、きょう83
日目、6月の最終日をむかえました。ダニやハチにかみつかれ、ガラガラヘビにおどされたうえに、猛烈にきついup−downのニューヨーク州と苦難の連続だった6月は、なんと15回もモーテルやホテル、民家など、電気や水道の使える場所に泊まってしまいました。まったくこれじゃ、トレイルを歩いているなんていえません。そんな不運つづきの6月の出来事をすべて忘れさせてくれるようなエンジェルが、今日はN.Y.cityからやってきました。二度目の登場の鹿俣一家です。前回の日本そばにつづき、きょうはすしの差し入れを二人前いただきました。ご主人が、私のサポートにとても積極的で、なぜならご主人も若い頃に世界を放浪し、数々のエンジェルに出会い、その恩返しがしたいというのです。旅をしたいという気持ちとともに、ホスピタリティも世代をこえて、受け継がれていることを強く実感しました。ところで、今日も夕方恐ろしいほどの夕立があったのですが、テレビの天気予報では、今週末の独立記念日の3連休は全部晴れの予報を報じています。7月はいいスタートをきれそうです。

チエコ
札幌西野 - Wednesday, July 13, 2005 at 10:05:41 (JST)
清水さんから便りが届きました.
流石,気象予報士らしい的確な観望天気. 腕は少しも衰えていないようです.


きょう 7月 2日,85日目は,実に素晴らしい一日でした. まずは天気. ゆうべ寒冷前線の通過に伴う激しい雷雨があったあと蒸し暑い空気にかわって,カラカラのひんやりとした空気がやってきて,きょうは歩いている時こそ汗が流れましたが,日かげで休んでいる時は肌寒いほどでした. ピカピカの青空におめにかかったのは本当に久しぶりで,わた雲もとても存在感がありました. 毎日こんな すがすがしい空をながめながら歩けたらどんなに素晴らしいか.... 日本の夏とちがってセミの声がないので,木々の葉が風に大きくゆれる音が余計に涼しさを感じさせてくれます. そして町の素敵な人にも出会いました. ガスコンロの燃料を買うという表向きの理由で,A.T.から 15分ほどそれて Cornwall Bridge(コーンウォール・ブリッジ)の町に行ったのですが,食料店の前でサンドイッチをたべながら休んでいると,“スルー・ハイクか! これ食って頑張れ!!”といって,おじさんが食パン丸ごとくれたのです. これがほんのり酒の香りとチーズの香りがして,何もつけづに食べてもとてもうまいのです. 当然一度にたべきれず,キャンプサイトの夕食に紅茶とともに ほおばり,それでも残って今夜はネズミにとられないように,しっかりと木の枝につるしてあります. そして,久しぶりのテント. 蚊の大群から身を守るには やっぱりテントが一番です. そして,ふもとの町の独立記念日恒例の花火大会の音もひびいてきました. 今夜は,ちょっと冷えるかもしれませんが,久しぶりに雨の心配をせずに,ぐっすり休めそうです. お休みなさい.


清水さんの勇姿?と7月2日の位置を下記 URL に置いておきました.
http://www.netjoy.ne.jp/~yamaji/images/shimihide/02Jul2005.jpg
コメントに“激しい雷雨のあとのシェルターの風景です.”と書かれています.
http://www.netjoy.ne.jp/~yamaji/images/shimihide/30apr2005.gif

fennec
- Wednesday, July 13, 2005 at 09:15:06 (JST)
坂田です。前回の書き込みが消えているようなので、再度書き込みます。

坂田さん、清水です。JMT楽しみでしょうがないんじゃないですか?スケジュール拝見いたしました。いきなりミュアパスはハードですね。ミュアパスは前後のアプローチがとても長くJMTのなかでも一番歩き応えがあり、一番きれい(周辺の湖も含め)に思います。Have a nice hike!
ところで私のアパラチアントレイルは71日目(6月18日)になりました。朝 日差しがシェルターの中に射し込み、とてもすがすがしい目覚めで、本当に久しぶりにフリースの上着が欲しいほど山らしく冷え込みました。新しいコンロでさっそく湯を沸かし、オートミールの朝食の後、朝日のさす森のなかを本当に気持ちよく距離を稼ぎました。週末ということで日帰りハイカーには大勢会いましたがスルーハイカーにはきのうきょうとまったく会わず、別の所を歩いているような不思議な気分になりました。別のところといえば、今日はシェルターのないところでのキャンプを選びました。ATではほとんど毎日といっていいほど、シェルターを目標にスケジュールをきめ歩いているのですが。“今日は行けるところまで“と決め夕暮れ近くにテントを張りました。
ATをはなれシェルターのないPCTを歩いているようで新鮮な気分でテントのなかにもぐりこみました。 ではまた。

坂田
- Tuesday, July 12, 2005 at 09:14:38 (JST)
訂正、本文中、「湯お若し」は「湯を沸かし」
「使い、勝手を」は「使い勝手を」の間違いです。 ごめんなさい。業務に戻ります。

坂田
- Wednesday, July 06, 2005 at 09:28:23 (JST)
「静岡は大雨ですか?」今週はものすごく暑くて、雨乞いをしたいくらいの日が続いてました。
「こっちは6月に入ってから暑い日が続いていて、雨は、ふだんより少し少なめのようです。そんなわけで、きょう6月15日(68日目)は、キャンプしようとしていた場所の湧き水がかれていたので、しかたなく先を急いで、一気にポートクリントンの町までやってきました。予定外に長い距離を歩いたので、町についたのは夜の8時をまわっていたのですが、そこで出向えてくれたのはFIREFLY(ホタル)でした。町はずれのキャンプ場の広々とした芝生の上のあちこちが黄色く光っているのです。とっても、きれいです。前の日からここに泊まっている人が言うには、「きのうは少しだったけど、きょうは、おどろくほど増えた」とのこと。となりは、ガンガンに排気ガスをまきちらしながら車が行き交うハイウェイなんですが、森がきれいだからでしょうか…。とにかく、きのうまで続いていた猛暑がいちだんらくして、きょうは、ダラダラとしたくなるような汗はありませんでした。あすからは、さらに涼しくなるようなので、ちょっとバテ気味だった体も元気になってくれることとおもいます。夕方、大きなクマを一匹みました。」

アメリカにいるホタルは、ゲンジボタルでもヘイケボタルでもないですよね。
大きそうなイメージを勝手に持ちましたが、アメリカサイズだったんでしょうか?
幻想的な景色に出会って、少し元気を取り戻しているようで、安心しました。

クマに気をつけて旅を続けてください!

ぴ〜ろこ
- Saturday, July 02, 2005 at 22:03:37 (JST)
はがきをためてしまってすみませんでした。
7月になったというのに、5月に頂いたお手紙の内容を転載します。

清水です。先日、日本語のよめるインターネットを見つけ、リポートをはじめてよみました。北海道の春はおそかったようですね。おれがアメメリカに発つ時に、小樽の港で、雪が降ってたのを思いだしました。あれからひと月半ほどたった今日は5月15日、トレイルでの37日目を迎えました。けさ、モーテルで目ざめて外を見ると夜通し雨が降っていたようで、低いくもがたれ込め、アスファルトのあちこちに大きな水たまりができていました。テレビの天気予報では昼間は回復するようなことをいっていたので、ゆっくり準備をして山にもどりました.一気に500メートルほど高度をあげたあとは平坦な尾根の上を延々とあるきつづけ 夕方8時すぎに着いたシェルターは2人のハイカーだけのかしきり状態で、今、とても静かな時間が流れています。こちらは夏時間なので、9時をまわった今も、少しあかるさがのこっています。あす、あさっては、久しぶりにいい天気になりそうなので、気合いを入れて前進します!!

Hyakusho-no-ie/Kanda <einhundert@vesta.ocn.ne.jp>
- Friday, July 01, 2005 at 13:34:37 (JST)
清水です。
6月19日(72日目)は、ウインドギャップの町にやってきました。
この町にはおりてくる予定はなかったのですが、
先日、私のウェブサイトを見てメールをくれたニューヨーク在住の
日本人かのまたさんが、はるばる会いにきてくれることになり
日曜日の昼にはトレイルを離れ町外れのモーテルにチェックインしたというわけです。
リムジンの運転手をしているかのまたさんは、仕事用の車で、奥さんと娘さんとともに現れ、
私をピックアップしたあと、裏通りピクニックエリアで、
持参したお弁当をひろげてくれました。
いや〜、うれしいじゃないですか!
日本そばですよ、ネギやワサビなんて、とても山歩きしていては、口にすることはできないですから。
他に、ごはんに納豆。うめぼしまで。これこれ、本物のエンジェルです。
かのまたさんは若い頃、オーストラリアからインドネシアの島々を渡り、南アジアに上陸、
ついにはニューヨークに行き着いたという放浪の(元?)達人で、ガイドブック持参で、
標識をたよりに歩いている私の日常が、とてもミジメに感じられました。
とにかく日本食と日本語を満喫して充実した一日でした。
日本食のおみやげもかつげないほどもらいました。
どうもありがとうございます。

こちらは暑いですがリムジン購入を夢見て日々がんばります。
これから奄美です。

ど〜も君 <mizuguchi@wni.com>
桜島 - Wednesday, June 29, 2005 at 09:05:54 (JST)
随分前にハガキが届いていたのですが、なかなか書き込めず申し訳ありません。
さて、清水さんからのハガキをご紹介します。

『清水です。福岡のところも暑いだろうけど、こっちも、とてつもなく暑いです。きょう6月11日(64日目)は、ダンキャナンの町で休養日にしました。朝6時すぎにホテルのちかくのカフェで食事をしたあと、図書館に行きました。
我々ハイカーは、町では、けっこう図書館に足をはこぶことが多く、なぜなら、インターネットが無料でつかえるからなのです。そればかりか、この小さな山あいの町の図書館は、ハイカーに対してとても厚いもてなしをしてくれます。冷蔵庫からコーラを出してくれ、ポテトチップやビスケットなどもごちそうしてくれるのです。もちろん、係の人はとてもフレンドリーで、ホテルにエアコンが無いこともあって、この図書館に3時間以上も入りびたってしましました。
インターネットだけでなく、旅行や冒険ものの写真集や雑誌も豊富で、カーペットにベタ〜っと腰をおろしページをめっくていると、旅行をしている気分にもなれ、貧乏ハイカーには、実に有意義な時間となります。夕方、激しい通り雨があり、ちょっと涼しくなった気がします。では。』(原文のまま)

福岡 孝史
- Tuesday, June 28, 2005 at 21:09:39 (JST)
坂田です。
NYの鹿俣さんから清水さんについてのメールを頂きました。清水さんは元気を取り戻したようです。鹿俣サンには事後承諾ですいませんが、清水サポーターの皆さんがご心配と思い、書き込みます。以下本文

「坂田様
このメール今見つけました。すみませんです。
報告おくれまして、6月19日に清水さんに会いました。
ペンシルバニア州のWIND
GAP(ニューヨークから車で約2時間行ったところです)と言う町で、うちの家族3人と一緒に町の公園でランチを食べながら楽しく過ごしました。疲れた様子もなくとても元気に見えました。この町で現像したトレイルの写真を見せていただきました。
24〜25日頃はニューヨークのベアーマウンテン付近を通過する予定だそうです。またチャンスがあればと思っています。
全て順調に行けば8月の終わりごろにはメイン州に着けるとのことです。
帰りはニューヨークから帰国の予定なのでその時また会えるはずです。
きょうからヤンキース対メッツのサブウェーシリーズが始まります。」

ニューヨークのエンジェル 鹿俣さん、ありがとうございます。



鹿俣

坂田
東京 足立区 - Saturday, June 25, 2005 at 16:26:10 (JST)
清水さんから。
ログハウスの前に立つ笑顔の清水が写るPost Cardが届きました
どうもトラブルに見舞われているようす。
「すっかり、北海道人の清水です。というのも、6月に入ってから蒸し暑さに、完全にうちのめされてしまい、涼しい乾いた空気の中でないと生きゆけない(原文のまま)体になってしまったからです。きょうは、6月13日(66日目)全く予定していなかったのですが、町におりてきました。小さなトラブルが、いくつか重なり、数日休みをとろうと思った次第です。まず目です!コンタクトレンズをしているのですが、汗が常に目に入っているせいか、はたまた、汗を拭くため顔をこすり続けていせいかわかりませんが、夕方近くになると視界が白く濁ったように悪くなり、目ヤニのようなネチャネチャした物体が黒目の上に広がり、それで時々目が開かなくなることもあるのです。(キタナイ話ですみません)それに蒸し暑さ。他のハイカーも同じ条件ではあるのですが、北海道に住み始めた2000年以降、札幌かアメリカの西海岸の夏しか知らないので、この湿気にもうどうにもついていけないのです。そして、きのう転んでずるむけになったスネの傷を何とか乾かさないと、うんでしまったりしたら大変ですから....。いいペースで歩いた最初の2か月間ですが、3か月目は、運に見放された日々です。」

札幌の留守番人
- Thursday, June 23, 2005 at 08:44:30 (JST)
清水さんから便りが届きました. 今回のトレイル最大の難所(本人談)からの便りで,事件?・事故?もあったようです. ガンバレ清水さん!


清水です. 6月12日(65日目),朝 6時前におきて,ホテルの向かいにあるカフェでパンケーキの朝食をとったあと,静かな日曜日のダンキャナンの町をあとにしました. きのうの夕立のせいか,ちょっと涼しく感じた朝ですが,あたりの景色は真白くけむっていて,日がさし始めると,むしあつさがおそってきました. A.T.は 14 の州をつらぬいているのですが,私が今歩いているペンシルバニア州は,出発前から,一番の難関になるのではないか.....と,ちょっと恐れていたところです. というのも,トレイルに岩が多く,ひじょうに足をいためやすいうえに,ガラガラヘビのすみかになっているのです. さらに,標高が比較的低く,時期的なことを考えると,ひじょうにあつくなるのではないか...... そんな心配が,ここ数日,次々とおそいかかってきています. むしあつさは,これまでにも,さんざん書いていますが,きょう,トレイルで,ガラガラヘビに威嚇されました. おそろしさのあまり,鳥肌が立ち,一気に汗がひきました. さらに,濡れた岩の上で足をすべらせ,思いきりころび,右足のスネはズルむけです. とがった岩でなかったのが幸いして,すりむいただけですみましたが,しばらく立ち上がることができず,ため息をつくのが精一杯でした. きのうまで 5日間は,ホテルや民家など,電気のあるところでねていましたが,きょうは久しぶりにテントの夜です. 汗で全身ズブヌレのまま......


崖の上に立つ清水さん撮した写真が届きました. 下記URLに置いておきました.
セルフタイマーで撮ったとしたら凄いのですが,流石に無理か.....
http://www.netjoy.ne.jp/~yamaji/images/shimihide/12jun2005.jpg

fennec
- Monday, June 20, 2005 at 09:19:13 (JST)
Mr.Beerから葉書が届きました。

『清水です。6月10日(63日目)のきのう、Duncannon(ダンキャノン)という町にやってきました。6月にはいってからつづいている蒸しあつさは、きょうも強烈で、汗をふくためにもっている唯一のバンダナは、あっというまに飽和状態になり、顔からしたたりおちる汗が、雨粒のように腰にぶらさげているカメラバックをぬらします。着ているシャツもズボンも、土砂ぶりの雨の中を歩いているように水を吸い、ここまでくると気持ち悪いのを通りこして、”どうにでもなれ!!”となげやりな気分です。これで、日でも射してきたら、さらに不快指数がはねあがるんでしょうけど、ずっと、くもり空で、それが唯一、救いかもしれません。そいて、今、これを書いているのは、今年で100年を迎えるDoyle Hotelです。シャワーもテレビも部屋にはなく、日本のビジネスホテルほどの広さで、なんとエアコンなし!!カベ紙もボロボロにはがれているのですが、西部劇にでてくるようなとてもいい雰囲気なのです。さらに1階のレストランでは、おいしい料理がたべられ、ハイヤーに大人気。ずっと天気予報は雷雨なので、あすも、ここにとまることになりそうです。』

葉書の写真は、4月の山スキーの写真でした。涼しさが感じがられ、いい感じでした。日本では、梅雨入りです。

山田吉輝
- Sunday, June 19, 2005 at 21:48:33 (JST)
シミヒデさんより楽しみに待っているはがき届きました。内容は、前に載せて頂いた方々のものより4,5日遡ります。


【銀座のマダム様、梅雨まっただ中、おつかれ様です。 こちらも天気が不順なかんじです。 きょう6月3日(56日目)、8日ぶりに町のモーテル泊なのですが、この間、シャワーもあびなかったので、熱いシャワーが、何よりのごちそうになりました。 私が、きょうやってきたウエストバージニア州のハーパーズフェリーという町は、アパラチアントレイルの協会の本部がある町で、そこでは、スタツフの方が、とてもあたたかく迎えてくれます。 私のような全行程を歩くスルーハイカーのポラロイド写真を撮り、アルバムにおさめてくれるのですが、私は、今年の178人目の通過者のようです。 この他に、この町は、南北戦争の重要な史跡が残っていて、書店へ行っても雑誌などは一切なく、半分は”Civil War" に関するもので、のこりの半分は自然もの。 アメリカの歴史に関心のある人だったら、もうたまらない! という町だと思います。もう2日ほど滞在したおところですが、モーテルがとても高くて一泊が限界です。 あすは午後から天気が回復するということなので、出発します! 】


東京は、6月16日は一日中雨、梅雨前線が横たわってますが、今日は晴れの暑い日になりそうです。 私は、穴倉(清水さんが言った)のような空とは無縁な所で働いているので、大自然の中を行く清水さんとは、程遠い環境にいます。
Believingと書かれた看板の傍に立つ清水さん、バックは雲海です。写真をごらんください。
http://www.netjoy.ne.jp/~yamaji/images/shimihide/03jun2005.jpg




マダムおてら@銀座
- Friday, June 17, 2005 at 12:24:23 (JST)
清水さんから、ハガキが届きました。先日、e-mailで住所をお知らせしていたのですが、こんなに早く便りが届くと思っていなかったのでびっくりしました。e-mailには、2月に札幌で行われたPCTのスライド上映&講演会に出席した者であることを書きました。
私が住んでいる札幌近郊の田舎町(長沼町)と似た風景に似たペンシルバニアを歩いているようですが、蒸し暑さが続いているようです。でも、文面からとってもお元気そうな様子が伝わってきました。

以下、ハガキの本文です。
「すがわらさん、清水です。E-mailメッセージありがとうございました。スライド会で紹介したパシフィック・クレスト・トレイルほどの雄大な風景は、このアパラチアントレイルには今のところありませんが、かわりに日本をイメージさせるような風景が多くみられます。今日6月9日(62日目)は、ペンシフバニア集のボイリングスプリングスの町を出てから、ずっと麦畑やとうきび畑の中をトレイルが続きました。ゆるやかな丘に続く麦畑のむこうにサイロが見える風景は、夕張岳に言ったときに通った長沼町のあたりの風景にそっくりです。ゆうべ泊まった民家の長男は、北海道を旅した経験があり、彼も"ペンシルバニアは、北海道の風景にに似てるでしょ!!"と言っていました。
ところが、気候のほうは、本州の梅雨に匹敵するような蒸し暑さが続いていて、今日は、会う人すべて第一声が、"あついね〜"という嘆きでした。
そんなわけで、私もきょうは、たった8マイル歩いただけで、トレイルをそれ、ひるすぎにはハイウェイ沿いのモーテルにCheck-inしてしまいました。それと同時に雷雲が大暴れして、激しい通り雨がやってきました。テレビでは、ハリケーンの北上のニュースを連発していて、このむしあつさと不安定な天気はすばらく続きそうです。では、また。」

清水さんの写真は、こちらに掲載しました。
http://sotoasobi.seesaa.net/article/4413345.html

すがわら
北海道長沼町 - Friday, June 17, 2005 at 06:47:32 (JST)
英国・フットパスのトレイルから半月振りに昨夜戻って来たら、AT・清水さんから「牧場をバックに少々ヤツレ気味?のご本人入り」の絵葉書が届いていました。以下は本文です。
今日6月5日(入山58日目)は、南北戦争の古戦場のような所をたくさん通りました。日曜日のせいもあってか、デイハイクを楽しむ人が多く、とても賑やかなトレイルでした。
そのデイハイカーの中にエンジェルがいました!中国人の家族連れで、トレイルが通っている山の麓に働いていて“日本にもかって10年滞在していた”と云うだけあって日本語もペラペラなのです。
さらに、奥さんが日本で覚えたと云う「ジャコのふりかけ入りのオニギリ」をいただきました。こちらでも、ほとんどのスーパーには米は売っているのですが、海苔やふりかけとなると、とても貴重ですから感激でいっぱいでした。そればかりか、別れ際に“何か欲しいものがあったら、お手伝いするから連絡するように!”と住所や電話番号のメモまで渡されました。
昨日、今日と人の温かさに触れることが多く、気分の上々です。ただ、湿気が非常に増えてきて、日本の梅雨どきのようなムシ暑さになって来ました。


飯星宏徳 <iihoshi@msf.biglobe.ne.jp>
岩槻区 - Thursday, June 16, 2005 at 06:25:07 (JST)
Mr.Beerからのお便りです。「やってきました!今日6月7日、ちょうど60日目にして全行程の中間点です。ペンシルバニア州のパイングローブ・ファーネス・ステートパークの中にあるユースホステルのデッキで他のハイカーと穏やかな夕暮れのひとときを過ごしています。いいですね、こののんびりとした時間。レンガの概観のユースホステルはとても広々としていて何泊でもここに滞在したい気分です。…が、いいことばかりでなく今日は足になにやら不気味な赤いブツブツがたくさんできてしまいました。朝、歩き出して30分ほどした頃に、急にチクチクし始めて、“みょうだな…”と思いしばらく歩いたところで、ズボンをめくって見てみると、何かにかぶれたようになっているではないですか!きのう土砂降りでずぶぬれになったままシェルターにかけておいたズボンに、何か変な虫でもわいたのかなぁ…と思い、ここ数日、一緒に歩いているハイカーに聞いたら、“Chigger"ではないかというのです。毒はないから安心しろ、と心強い言葉をもらいました。結構、単純なMr.Beerです。まぁ半年近くも山の中にいれば、いろんなことがありますね。」Mr.Beer、ブツブツは大丈夫?ちびっこ二人と一緒のはがきの写真はまたブログにUPさせてもらいます。
MASA+TOMO
- Wednesday, June 15, 2005 at 20:53:49 (JST)
お葉書が届きました。今回の写真は、大きな石をバックにトレッキング仲間と思われる男の方と一緒に写ってます。清水さんは、ちょっと痩せたようですが、無精ひげもなく、お元気そうです。以下、本文です。
「札幌のさわやかな空気がこいしい清水です。今日6月6日(59日目)は大変な一日でした。朝、歩きはじめると、いきなり、汗!汗!汗!です。鼻の先から、あごから、くちびるから、両方のまぶたから、ボタボタと大きな水滴が落ちつづけるではありませんか!!毛穴のひとつひとつが、泉のように、果てしなく水を生み出します。よくこれだけの水が、体の中にあるなあ〜!と自分でもあきれるほどで、バンダナはあっという間にグチャグチャになり、汗ふきとしては、まったく効果なしです。これほどの汗なのですが、たぶん気温は20℃をちょっとこえている位であまり暑くはないのです。とにかく、湿気が多いのです!どれくらい湿気が多いかというと、昨日から雨が降っていないのに、昼間でも、こもれびの森の中の石は、グチャグチャに湿っているのです。なんとも不思議な光景でした。で、この湿気は、サンダーストームの前ぶれで、夕方シェルターに着く前の2時間は、ドシャブリの雷雨の中を歩きました。頭のすぐ上でなる雷はこわくはないですが(ここ字がかすれていますので間違ってるかも?)シャワーをあびたようです。今シェルターで横になっているのですが、風呂上りの夕涼みのようにさわやかです。ちなみに、今日、7番目の州、ペンシルベニアに入りました。」

清水さん、道外に住んでいる皆さん!札幌は本当にいい季節になりました。ビールのおいしいこと、おいしいこと。

チエコ
札幌西野 - Wednesday, June 15, 2005 at 14:40:01 (JST)
Mr.Beerから葉書が届きました。

『やーまだ。清水です。仕事ばっかりしていないで、気分転換にまたアメリカ旅行したらどうですか?おれは、3年連続で、メモリアルデーをこちらで過ごすことになります。きょうは、その前日、5月29日日曜日(51日目)です。ちょうど、この連休とナショナルパークが重なったせいで、トレイルや、すぐとなりを走っている観光道路は、人や車で大にぎわいです。”これぞアメリカの夏休み”といった雰囲気をたのしんでいます。きのうは、ふだんの3分の1程度しか歩かず、オートキャンプ場でのんびりすごしたので、きょうは、元気一杯で、せっせと歩きました。夕方、キャンプ場の売店でうまいものを食うのを楽しみに、それだけが、きょうの心の支えだったのですが、少し到着がおくれ、売店は閉まったあとでした。ああ、悲し。夕方テントをはると、シカが寄ってきてまわりをウロウロしています。このあとクマがやってこないことを祈りつつ、、おやすみなさい。』

最近、アジアにこっていて、アメリカから足が遠くなっています。毎回、Mr.Beerの写真を楽しみにしています。

山田吉輝
- Tuesday, June 14, 2005 at 23:07:18 (JST)
I got to Duncannon,PA., about 1130 miles north of Springer Mtn. southern end of A.T.
Yaya, fuchou desuga....
REPORT arigatou gozaimasu!

Mr.Beer
- Saturday, June 11, 2005 at 09:28:01 (JST)
坂田です。清水さんからフォトメールが届きました。 以下本分です。
坂田さん、清水です。とうとうやってきましたョ!ジョン・デンバーの歌に出てくるウエスト・バージニアです。きょう6月2日(55日)、AT全行程のうち、約4分の1にあたる500マイル余り続いたバージニア州を抜けました。ATはジョージア州に始まり、このウエスト・バージニアが5番目の州です。きょうは、ここ数日に比べると少々短めの約20マイルの予定で、ちょっとのんびりと出発したのですが、待ちうけていたのは、アップ・タウンの連続。森の中に突然”Roller Coaster”のサインが出てきて、なんのことかとガイドブックを見たら、13マイル余の間に10のアップ・ダウンがあるというものだったのです。それぞれの標高差は100−150メートルほどなのですが、急いで、ヘトヘト、ヨレヨレになりシェルターにたどりつきました。5月27日にウェインズボロの町を出てから6日間、シャワーもなく、着るものもずっと同じなので、私自身でも、くさくて くさくてたまりません。あすは待望のハーパーズ・フェリーです。あっ!!忘れてましたが、きょうで1000マイルをこえました!ではまた。

背面のフォトには眼下に緑の大地が地平線まで続き、霞の向こうに消えています。中央に白のジップシャツをきた清水さんが「元気です」と言いたげに写っています。

背面追伸
 前回は「白シャツ・・」など詳しいせつめい、ありがとうございました。このシャツはPCTからずーと、ほぼ一張羅で、気に入っていたのですが、背中と肩の部分がすりきれ始めました。REI製で、お気に入りです。

がんばってるね、Mr Beer。

ニュウヨークにも日系のエンジェルが登場してくれそうです。
どうぞ、今 この機会楽しんでください。

坂田
東京 足立区 - Friday, June 10, 2005 at 00:05:08 (JST)
清水(Mr.Beer)さんからのお便りです。

今日(6月3日)、ハーパーズ フェリーにつきました。Joe&Sayuriさんの家を出発してしばらくは、ずっと冬枯れの森でしたが、ここ1,2週間ほど、急に緑が濃くなってきました。この春は少々肌寒い日が多いようですが、それなりに気温も上がり、雨が多くなってきたせいか、最近、汗とそのにおいがひどくてたまりません。ある程度覚悟していたとはいえ、これから6月から7月は、さらに標高の低いところを歩くので、いよいよ試練を迎えることになりそうです。
ところでこの写真は、Blue Ridge Parkwayで撮ったものなのですが、とてもきれいなところですね。シェナンドアN.Pのエリアは、オートキャンプ場などもあり、実に楽しく歩くことができました。”楽しい、、、”というのは、トレイルの途中で、ハンバーガーやアイスクリームが食べられるという意味で、ちょっと文明にそまってしまった感じです。あと半分、2ヶ月あまりの行程、何とか歩きとおしたいと思います。みなさんもお元気で!!

速いペースで進んでいるみたいですね。元気そうな姿を写真で拝見しました。健康に気をつけてがんばってください。

Joe&Sayuri
- Thursday, June 09, 2005 at 12:13:07 (JST)
清水さんからのレポート転載します。

『Mr.Tea!元気でやってますか?いや〜、毎度食べ物の話ばかりで、40歳を前にした男の話にしては、あまりにも次元が低すぎますね。
といいながら、今日も食べ物の話です。今日5月30日(トレイル52日目)は、メモリアルデイです。日本で言えば、3学期の終わりで、子供たちの長〜い夏休みが始まる週末ということで、家族連れがとてもめだつシエナンドア国立公園です。
今日歩いたコース沿いには、公園内の売店やらレストランがあり、朝はベーコンにスクランブルエッグの朝食を取り、ひるすぎには特大ハンバーガーにペプシをがぶ飲みし、もちろんその間にアイスクリームを食べました。こんな食生活ゆえ、ふだんトレイルで食べている、インスタントのオートミールやラーメン、それにキャンディバーですら食べる気がおこりません。従って、前の町のウインズボロから担ぎ上げた食料がほとんど減らず、ザックは重いままです。
そんなわけで、次におりる予定だったFront Royalの町をパスして、一気にアパラチアントレイルの本部があるHarpers Ferryまで駆け抜けようと思います。
全体の4分の1にあたる500マイル以上のトレイルがあるバージニア州もあと数日で終わりです。』

・・・次元が低いのでは全くなくて、それだけ【歩く→腹が減る→メシが美味い→また歩く】のサイクルがいかに素晴らしいことか、ってことですよね。
シェルターの前で、3人のほかのハイカーと映ったフォトカードで届きました。
がんばれMr.Beer!

日色@Mr.Tea
- Tuesday, June 07, 2005 at 22:20:48 (JST)
清水様
何度もすみません。
もし通信可能ならトレイルネームは
DEER JUNCTIONでお願いします。
長旅お体に気おつけて頑張って下さい。
鹿俣

鹿俣政道 <kanomatama@rcn.com>
88-30 51 Ave., Apt: 3E,Elmhrust,NY.11373 - Tuesday, June 07, 2005 at 12:57:20 (JST)
清水様
ごめんなさい。下記のインフォ記入する前に送信担ってしまいました。
鹿俣

鹿俣政道 <kanomatama@rcn.com>
88-30 51 Ave., Apt: 3E, - Tuesday, June 07, 2005 at 12:46:33 (JST)

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