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所在地:大阪市住吉区住吉2丁目
最寄駅:阪堺殿軌上町線OR阪堺線「住吉」下車東へ、「大海神社」を北へ約100M |
当社の創建は、住吉大社が当地に鎮座する以前(約1900年前)より奉祀されていたとのことであるが、詳細は不明。延喜式神明帳においても当時の式内菅幣大社に列しており、古来有名大社であった。
祭神は少彦名命を祀る。当社の別名を「奥の天神」と呼ばれるのは、住吉大社の奥の天満宮を称したともいわれ、一説には沖の天津神(少彦名命)から出た名称ともいわれている。
豊臣時代には、淀君から本殿の寄進があり、徳川時代には将軍徳川綱吉が修理を奉幣している。
また、徳川時代は住吉大社の管理化に入り、摂社であったが、(明治5年)分離し元の郷社に戻り、現在に至っている。
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[参考資料] 『生根神社御由緒略記』 生根神社パンフレット |
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神社の西側にある鳥居。 |
この本殿は淀君の寄進により、片桐旦元が奉行となり造営されたものと伝わる。慶長5~7年(1600年頃)の建立。1960年(昭和45年)府の有形文化財に指定されている。 |
境内社の内の1つ「天満宮」。現在の建物は一間社流れ造といわれる造りで、江戸時代後期のもの。「紅梅殿」とも称されていた(住吉名所図会)。
本尊には室町時代1482年(文明14年)作の菅原道真公の像が祀られている。 |
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境内にある「モチの木」推定樹齢500年。大阪市の保存樹に指定されている。 |
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[2004年3月13日参拝] |
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