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所在地:大阪市住吉区住吉2丁目
最寄駅:南海本線「住吉大社」下車、東へ約200M |
住吉大社は、「摂津国一の宮」であり、全国2千余に及ぶ住吉神社の総本宮である。
『住吉大社神代記』などによれば、今から約1800年の昔、神功皇后は新羅出兵当たり、住吉大神に海上安全と戦勝の祈願をし、戦勝凱旋の後、神託により211年(皇后摂政11年)創建された神社で、当初は摂津国武庫郡菟原(現神戸市東灘区)祀られたが、仁徳天皇(313~99年)のとき現在地に移転されたという。
祭神の住吉大神は、伊弉諾尊(イザナギノミコト)が黄泉国の汚れを洗い清めるために禊はらいをされた時、海中より生まれた神様、底筒男命(ソコツツノヲミコト)、中筒男命(ナカツツノヲミコト)、表筒男命(ウワツツノミコト)の三神を総称している。これに息長足姫命(オキナガタラシヒメノミコト)すなわち神功皇后を併せ4神が祀られている。
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[参考資料] 『郷土資料事典』大阪府編 (株)人文社
『住吉大社の由緒』 住吉大社パンフレット |
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表参道。鳥居越しに反橋(そりばし)が見える。 |
本殿は『住吉造』といわれ、1810年(文化7年)建立で、
大阪市内で建造物では唯一の国宝であり、同形同大の
神殿が4棟建っている。これは第3本宮。
建立の年代については「難波京の風景」(小笠原好彦著 文英堂)では1808年(文化5年)としている。 |
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反橋を横から見たところ。毎年初詣の参拝客が三ヶ日で
300万人以上の人がこの橋を渡るといわれる。
半円形の橋は半径20M、高さ3.6M、幅5.5M。慶長年
間(1596~1615年)に淀君が奉納架替したと伝わる。 |
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[2003年9月13日参拝] |
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