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寺院めぐり
寺院めぐり 愛染堂
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愛染まつりへ



勝鬘院 愛染堂 在地:大阪市中央区夕陽丘町
最寄駅:地下鉄谷町線「四天王寺前」下車、南西出口を南へ
最初の辻右に入る約200M
当院は593年(推古天皇元年)、聖徳太子が創建した四天王寺の一つ。敬田院、施薬院、療病院、悲田院の四ケ院のうち「施薬院」があったところで、太子がこの地で勝鬘経を講ぜられたので「勝鬘院」と云う。
 また、当院の「愛染まつり」は大阪で行われる最初の夏祭りで、6月30日〜7月2日に愛染明王の開扉がある。もとは6月1日に行われており、『氷の朔日』といって、この日が始めて氷を食べる慣わしがあったとの事。かっては「宝恵駕篭(ほえかご)」に乗る芸奴さんで有名だったが、現在は一般募集をした愛染娘が駕篭に乗る。また、日本中で一番最初にゆかたを着る祭で「浴衣祭」ともいわれる。

[参考資料] 『日本歴史地名体系』大阪府の地名編 平凡社
          『境内の解説板・本堂沿革』
愛染堂山門 朱塗りの山門。当院は「愛染さん」と俗称され、本尊の愛染明王は衆生に愛敬福徳を授けるという本願があるので、愛敬開運・商売繁盛を祈る参詣者が跡を絶たないという。
「金堂」は大阪落城後の1618年(元和4年)に徳川氏によって再建された。大阪府指定文化財である 愛染堂本堂
愛染堂多宝塔 「多宝塔」は1597年(慶長2年)豊臣秀吉が再建したもので、国の重要文化財となっている。
縁結びの神木で桂の木にかずらがからみ一体となっている「愛染かつら」。戦前、川口松太郎が小説化し、上原謙田中絹代の主演で映画にもなり、その主題歌は霧島昇の歌で大ヒットした。丁度「愛染まつり」の頃にかずらの花が咲く。 桂の木にかずらがからみ一体となっている「愛染かつら」
ご朱印
愛染堂朱印
[2003年10月5日参拝] ⇒愛染まつりへ

寺院-049/TTL-110

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