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所在地:大阪市天王寺区夕陽丘町
最寄駅:地下鉄谷町線「四天王寺前」下車、南西の方向約400M、 |
当神社は天王寺七宮の1つで、四天王寺の鎮守として、聖徳太子が祀られたのを起源とする。四天王寺の乾(西北)に位置しているところから、江戸時代には「乾社」と呼ばれていた。また、毘沙門天を祀っていたので、「毘沙門堂」とも呼ばれていた。
「大江」の社号は1867年(慶応三年)に、この地は西側が傾斜地になっており、その昔大江の岸と称していたので、時の祀官が改称した。毘沙門天も、明治維新後の神仏分離で大津坂本に移ったという。
当社は天王寺北村の産土神であり、祭社主神に豊受大神を祀り、稲荷神と同一神で五穀豊穣、食料保持の神である。
また、この地は蛤御門の変で戦死した長州藩士48士を合祀した「招魂社」があったところで、「山口藩殉難諸士招魂碑」がある。
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天王寺七社:大江神社のほか、河堀神社(*現河堀稲生神社:大道町)、堀越神社(茶臼山町)、久保神社(勝山2丁目)、上之宮神社、小儀神社、土塔神社の7社で、四天王寺を取り巻く位置にあった。上之宮、小儀、土塔の3社は現在では存在せず、当大江神社に合祀されている。
*河堀稲生神社:1907年(明治40年)清水谷にあった稲荷神社を合祀して、現在の社名になった。
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[参考資料] 『大江神社御由緒書』 大江神社パンフレット |
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愛染さん(勝曼院)と隣同士にある。大江神社の左側に天王寺七坂の1つ「愛染坂」がある。 |
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境内にある「夕陽丘」の碑。
訪れた時刻は夕暮れで、綺麗な夕陽を拝むことを期待したが、ビルが林立しており、景色は今一つの観がある。 |
安井神社拝殿。
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境内には「狛犬」ならぬ「狛虎」が睨みをきかしていた。
『阪神タイガース』ブームもあり、タイガースファンの参拝が後を絶たないらしい。今まで右側の「阿像」だけだったのが、今年は左側の「吽像」が再建され、ペアになった。 |
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[2006年10月5日参拝] |
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