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所在地:大阪府東大阪市上石切町2丁目
最寄駅:近鉄奈良線「石切」下車、辻子谷越えを東へ、約2KM
徒歩約45分、OR生駒山頂より下る徒歩約20分 |
当山の縁起は、約1360年前、舒明天皇の頃(629〜41年)役行者小角が、堂宇を建立したのを開基とする。その後、元明天皇の頃(707〜15年)行基菩薩が栴檀の香木により一刀三礼の千手観音像を刻み本尊とした。815年(弘仁6年)には弘法大師が当山で修行し、歓喜天像を安置、後勧修寺宮の院となり、朝廷より金剛乗院の称を賜った。
南北朝時代には南朝方の城塞となり、貞和〜観応年間(1345〜52年)高師直に寺領を没収され、一山焼失、その後河内国守護となった畠山基国が1393年(明徳4年)に再建するも、応仁の乱で再び焼失した。
永禄年間(1558〜70年)大西丹後守が修復。江戸時代の寛永年間(1624〜44年)亮汰が中興、1916年(大正5年)諸堂宇の大修理が行われ、現在に至っている。
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[参考資料] 『現地案内板』 東大阪市作成
『日本歴史地名体系』大阪府の地名編 平凡社 |
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山門の前には大きな鳥居と「大聖歓喜天」の石碑がある
生駒山頂からのルートは、遊
園地の駐車場の前からの登山
道を下る。 |
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「歓喜天堂」には役行者が氷室権現より授かったと伝えら れている歓喜天と空海の自作の大黒天が祀られている
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本堂の本尊は門前の案内板によると、木造の立像で、左右に仏面が掘出されているのが特色の藤原時代初期の優れた像で、大阪府の文化財の指定されている、 |
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境内は木々に建屋が溶け込んでいる様である
門前近くの道端にある石仏。
石切駅の近くから当山までの
参道に、弘法大師と1番から
88番までの四国八十八カ寺
の本尊が、ぺアで置かれてい
る。 |
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河内三十三ヶ所観音霊場 |
役行者霊蹟札所 |
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[2004年1月28日参拝] |
[2009年2月14日参拝] |
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