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所在地:八尾市服部川
最寄駅:近鉄信貴線「服部川」OR「信貴山口」下車、
信貴山口駅ルート→おおみちコースORケーブルカー
服部川駅ルート→立石越コース(今回はこのルート) |
高安山の登山ルートは近鉄信貴線の終点「信貴山口」から信貴ケーブルとほぼ平行しての「おおみちコース」と1つ手前の「服部川」駅からの「立石越コース」があるが、今回は後者の近鉄服部川駅→(佐麻多度神社)→(俊徳丸鏡塚)→高安山→信貴山(朝護孫子寺)のルートをとった。
服部川駅から山に分け入る不動院までは直線的な道ではないが、辻々には「立石越ハイキングコース」の道標が立っているので、迷うことはなく登山口まで行くことが出来た。
山に入ってからは、登山道は十分の整備されているとは言い難く、天候が悪い日は足元が滑りやすく避けたほうが良いと思われる。
麓の八尾市内から高安山を望めば、気象レーダー観測所が否が応でも目に入るが、この観測所が在るところが山頂ではなく、少し南の方にいったところにある。そのためもあってか、当日山頂近くの登山道で数組の登山者と行き会ったが、高安山の山頂に立寄ろうとする人は皆無であった。察するに生駒縦走路を行く人たちは高安山の山頂を極めることにあまり関心が無いようだ。
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標 高:487.4M
登頂日:2007年11月3日 |
25000分の1地形図名:[信貴山]
経緯:北緯34度37分0秒、東経135度39分26秒 |
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八尾市内から高安山を望む。
白い塔は山頂近くにある高安山気象レーダー観測所。 |
服部川駅から山手に向かって約30分程(当日は寄り道をしたので1時間近く掛かったが)で、不動院の手前に高安山への分岐点がある。
山道に入ったところにある白い看板には「イノブタに注意」とあった。イノブタは本来家畜の筈だが、逃げ出して野生化したのだろうか?
これと同じ標識が「立石越え」を上り詰めた「信貴生駒スカイライン」の路肩脇にも立ててあった。 |
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登山道脇に建つ地蔵尊。近づいて見ると、「右しぎ山 たつたみち 左まつのを山」と彫られあり、かっての「立石越え」は信仰の道であったことが分かる。 |
上り詰めると突然目の前が開け、そこに「信貴生駒スカイライン」が飛び込んでくる。
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高安山へは生駒縦走路を行くが、途中の分岐点の標識には高安山への案内は全く存在しない。
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高安駅への道をしばらく行くと路肩に高安山への行先表示が現れるが、あまりにも小さいため、良く注意をしていないと見落としてしまう。「高安山三角点約50m」とある |
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路肩を駆け上がり、真上に向かって進むと、程なく高安山の山頂に出る。 |
山頂の周囲は雑木林で覆われれ展望が全く利かず、山頂を示す表示板と三角点があるのみ。 |
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高安山気象レーダー観測所。
この地は高安城跡と言われ、白村江の戦いの後、667年(天智天皇6年)大和朝廷により大和国防衛の拠点として築かれた。 |