カルミナについて語るのページ



カルミナ・ブラーナって

カルミナ・ブラーナって....

酒と愛を歌った曲です。 それでいいと思うんですが、少し付け足しておきましょう。カルミナ・ブラーナの詞 は、中世の吟遊詩人などによって歌われていましたが、もともとは修道院で編纂されたもので、ラテン語(それも卑俗なやつらしい)や、中世ドイツ語 で書かれているのです。それをもとに、20世紀の作曲家オルフが1935年から翌年にかけて作曲したものです。

聴きどころは....

そうですねえ。たくさんあるけど、 リズムとエネルギーがこの曲の命だと思うので、そういうところが中心になるのではと思います。 挙げるとすれば、 やっぱりかの有名な冒頭、そしてラストの部分ですかねえ。そして バスの聴かせどころが2曲目にやってきます。あと、楽しい曲としては、 Nazaza部隊(私はこう呼んでいる)とメロディとのかけ合いが楽しい20曲目、 歌詞の中身まで楽しさに満ちあふれている22曲目などでしょうか。 それから、ベースを歌っている私としては、 14曲目のIn taberna quando sumusは、聴き逃さないでほしいところですね。この曲、「酒場で 酒を飲むのが楽しいんだ!文句あるか!」という曲ですが、メロディは単調な割に詞が長く、 なんしろ、早口で唱わねばならないんですねえ。男声陣最大の難関です。ここをぜひとも聴いてほしい。

とりあえずこれだけを....

カルミナ・ブラーナという曲は、のっけとさいご(O Fortuna)がとりあえず迫力があって、 真ん中の部分の印象が薄い人がいるかもしれません。しかし、噛みしめれば噛みしめるほど、あいだの部分が楽しいのですよ。 噛みしめるための、最も手っ取り早い方法は、おそらく、歌詞の中身を知ると言うことでしょう。 われわれ、うたっている側も、ラテン語(中世)とか、ドイツ語など、下手すりゃ長い長い呪文なんですが、 不思議と、意味を知ると覚えやすいし、唱いやすい。とにかく、自分が歌になじんでいくからでしょう。 というわけで、みなさんにも歌詞になじんでいただきたいと思います。


カルミナ・ブラーナあれこれ

CMのカルミナ・ブラーナ

合唱団員岡村さんの情報によれば、オペルのアストラの宣伝にこのカルミナ・ブラーナの O Fortunaが 使われてるんだとか。 残念ながら、僕はまだきいたことないです。



♪manda liet♪
♪O Fortuna1を聴いてみる♪
♪O Fortuna2を聴いてみる♪
In taberna quando sumusを堪能する


カルミナ聴こーよ2000へ

合唱のページに戻る

トップページに戻る