【3日】16:00〜17:45 <コンパルホール>
講座ア:集団づくり入門講座 『実践から考える集団づくり』
講師:脇 信明さん
(長崎大学)
保育者はどのように集団づくりに取り組んでいるのでしょうか。
子どものどういう姿を捉え、どのように考え、どのように働きかけを行っているのでしょうか。
集団づくりについての書籍はいろいろ出版されていますが、読むだけでは自分の保育の中に取り入れるイメージが持てなかったり、実際にやってみるという一歩が踏み出せなかったり、もしくはやってみたがうまくいかないと悩んでしまうこともあるのではないでしょうか。
今回の基礎講座では、保育実践の記録をもとに、保育者がどのように取り組んでいるのかを紹介しつつ、集団づくりで大切にしているポイントを考えていきたいと思います。具体的な実践を見ることであなたも明日の手立てをつかめるかもしれませんね。
講座イ:乳児保育入門講座 『乳児の生活と遊びを考える』
講師:菱谷信子さん
(精華女子短期大学)
「ミルクを飲めない」「離乳食を食べてくれない」「眠れない」「泣いてばかりでどうしていいかわからない」「友達とうまく関われなくて、すぐに叩いてしまったり、噛みついてしまったり」どうすればいいのか悩みがつきないという声をよく耳にします。
乳児が毎日を生き生きと意欲的にそして、楽しく過ごせるためにどの様なことを大切にし、どんな環境を作ればよいのでしょうか? 乳児保育を楽しく実践できるように、そして悩みを解決できるように共に考え合いましょう。
講座ウ:保育情勢講座 パネルディスカッション 『新制度スタートから一年』
パネラー:土居孝信さん
首藤尚紀さん
建川美徳さん
司 会:前田 明さん
(大分県私立幼稚園連合会会長)
(大分市保育協議会副会長)
(熊本 さくらんぼ保育園園長)
(大分大学名誉教授/放送大学大分学習センター所長)
昨年4月から実施された子ども・子育て支援新制度から一年がたち今の様子を話し合いましょう。
講座エ:ブックレット講座 『たのしいね! おいしいね!! 〜給食と保育〜』
講師:松下 賢治さん
二宮 直子さん
中村千恵子さん
(鹿児島川辺生協病院小児科医)
(大分 たんぽぽ保育園調理師)
(福岡 杉の子保育園保育士)
九州合研ブックレット第6弾「たのしいね! おいしいね!! 〜給食と保育〜」が2016年8月に発刊されます。
食べることは生きること。給食は保育そのものです。子どもが安心できる環境の中で、たのしくおいしく食べる毎日を過ごし、健やかに育つように願いを込めて日々実践しています。今を生きる子どもたち、大人たち、現場で働く者たちの実態や実践を語り合い、給食の大切さ・保育との連携・たのしいおいしいレシピ・豊かな食文化等、一緒に考え、学び合いたいと思います。
講座オ:絵本 『保育と絵本』−発達の道すじにそった絵本の選び方−
講師:淵 薫さん
(日野の森保育園園長)
1・2歳の段階で約10%の子どもが何らかの支援が必要だといわれています。
保育・療育の場での早期からのていねいな支援が求められています。
本講座では、蓄積されてきた保育・療育の実践とそこから導き出された理論を整理し、何を大切に、どうすすめていったらよいかについて、お話しします。
あわせて地域における発達保障システムづくりについても触れる予定です。
参加のみなさんそれぞれが日々の実践の中で向き合っている子ども・子ども集団や保護者のこと、地域のこと等を思い浮かべながら、ご一緒に考えることができればと思います。
【3日】18:10〜19:40 <ホルトホール大分>
とくべつ企画:『マジックと音楽』
講師:大友 剛さん
自由の森学園卒業後、アメリカ・ネバダ州立大学で音楽と教育を学ぶ。帰国後、北海道のフリースクールのスタッフとして不登校、引きこもりの若者と共同生活をしながら、札幌の音楽事務所で作編曲、演奏、CM作成を手掛ける。2005年よりフリー。音楽とマジックという異色の組み合わせで国内外で活動。3本指のピアノ伴奏、マジックの教材制作、楽しめる鍵盤ハーモニカのデモンストレーションを紹介します。料金 1,000円
【4日】10:00〜12:00 <コンパルホール>
市民講座T:『今、すてきな子どもたちへ伝えたい』
〜親として・保育者として 子どもたちの育ちをどう捉えるか〜
講師:熊丸みつ子さん
(幼児教育専門家)
命がけで産む命は、命がけで育てなければいけません。
「産まれてきてよかった」「産んでくれてありがとう」と子どもが口にすることができるために、私達大人が何をしなければいけないのか一緒に考えましょう。
【4日】13:00〜14:50 <コンパルホール>
市民講座U:『子どもの生活と「メディア」〜思春期から幼児期を考える〜』
講師:原陽一郎さん
(筑紫女学園大学)
ネットトラブル、LINEいじめ、ゲーム・スマホから離れられない…
今、新聞や雑誌、そして身近で起こっている問題として、子どもと「メディア」(ここでは、電子映像情報メディア機器とそこから発せられる情報とします。)が絡んでいるものがとても多い様に思いませんか?
でも、「メディア」が私たちの生活を大きく変化させているのも事実ですね。
今や生活において、なくてはならないものになってきています。
これらの問題をどのように考えたらよいのか?
私たちに出来ることは何なのか?
その基本は乳幼児期にあります。
親として、子育て支援者として、保育者として、この問題を考えるための基本をお話しします。
素敵な未来のために!