これ、な~に


別府の街をぼんやりと、車や徒歩で散策すると「これな~に」と思わず足を止める場所がたくさんあります。偶然見つけた不思議を紹介します。このページ思いを寄せて故郷再考。

こしかけ松
その1
  海門寺のすぐ横、小さなお堂を囲むコンクリートの土台に、腰掛けるように育成する松。テレビの珍百景にも登録されたようで、内容が紹介された看板が掛けられていました。
植物の生命力には驚かされます。


ワクド石
その2
  旧小倉街道と大学通りの交差する、別府大学体育館の前に鎮座する大石。ワクド石として知られている。ワクドとは蛙のことで姿が似ていることから「ワクド石」と呼ばれるようになった。
この石は旧街道の道しるべの役割を果たしていたと思われます。


別府公園中心点
その3
  別府公園は一辺が約400mの正方形をした公園です。したがって別府公園の中心点は容易に見つけることができます。中心点には位置を示す石柱がたいられています。
ここから500mの地点にビーヒンプラザに併設されたグローバルタワーがあります。
この距離がグローバルタワーに深い意味を持ちます。


名残橋
その4
 
菊屋前の石柱

ソルパセオ銀座入口
流川通り、菊屋の前に「名残橋」の石柱があります。大正初期に流川が埋め立てられ現在は地下の配管を流れ、流川通りの一部分の下を流れています。
流川は九日天温泉、田の湯、不老泉、旧村橋病院から斜めに通りを渡り、デオデオ、菊屋から寿温泉、楠港と流れていました。
ソルパセオ銀座入口、菊屋の間あたりに架けられていたと考えられます。
浮世小路周辺の遊郭からの帰り、名残を惜しんで渡ったとされることから名前が付いています。この石柱はレプリカです。(本物は保管されている)ソルパセオ銀座の入り口にも名残を惜しんでブロンズの欄干がある。


野口原五輪塔群
その5
  昭和56年1月29日、朝見・北石垣線と別府駅・前原線の交差地点、別府公園南東角地で発見された。鎌倉時代から室町時代と思われる塔が、東西2.5m・南北7.2mの区域から24基の五輪塔と1基の宝塔が確認され、塔は南東方向に倒れ、西方山間部からの土石流により埋没したと考えられています。埋没地層は1.2mで五層になって堆積しており少なくとも5回の土石流に見舞われと推測されます。久光島伝説にも大いに関係しています。
現在は青山地区公民館横の公園で保管されています。


五輪塔は供養塔、供養墓として使われる。下から四角・丸・三角・半丸・上の尖った丸を積み上げた形に作られる。


宝塔は、仏塔の建築形式の1つである。円筒形の塔身に平面方形の屋根をもつ一重塔を指す。




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