「迷惑メールだけをすばやく自動的に取除きたい」としても、固定的な条件で正確に迷惑メールだけを削除するのは困難です。
迷惑メールだけに着目して対策をはじめると、必要なメールが犠牲になったり多くのスパムが通過したりします。このため、最初に必要なメール(特定のメールアドレスや文字列パターンを持つメール)をできる限り選別し、その残りに対して迷惑メールかどうかを判定します。
OE Ruleでは、下図のような条件判断をお勧めします。
(図. 迷惑メール対策の条件判断)
青い部分がセーフリスト(ホワイトリストまたは許可リストともいう)の処理です。赤い部分がブロックリスト(ブラックトリストまたは遮断リストともいう)の処理です。そして、黄色の部分が、判定できなかった場合の未分類の処理です。
2−2.既定のメールルールの作成で、これらの条件判断のルール設定ができます。
正当ななメールを抽出するセーフリストがもっとも重要な部分です。必要なメールをできる限り多く捉えるようにセーフリストを工夫してください。
OE Rule
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