OE Rule (Outlook Express スパムフィルター)



 
 
 



3-2 正当なメールの判定

 ほとんどが特定の人からのメールであれば、正当なメールかどうかは送信者アドレスで判定できるかもしれません。しかし、次のような例外が考えられます。

 このように送信者アドレスだけでは正当なメールかどうか判定できない場合があります。

 ほとんどの迷惑メールは、メールアドレス収集ソフトウェアにより得られたアドレスに送信されています。個人名など相手のことを何も知らずに送り付けているに過ぎません。一方、正当なメールはあなたに関する何かの情報を持った人が送っているはずです。不特定の方からのメールであっても、メール本文にあなたの個人名や勤務先名などが入っていれば、正当なメールの可能性が高いと考えます。自分の個人情報や自分が関連している何かの情報がメールに含まれているかどうかで、正当なメールを選別できると考えます。
 OE Ruleでは、正当なメールの判定を、セーフリスト(Safe List)と呼んでいます。

 次のようなセーフリストを推奨します。(のマークは、[既定のメールルールの作成]を使って追加できます。)

 セーフリストで捉えきれない正当なメールや、逆にセーフリストが迷惑メールを捉えてしまう場合もあります。誤判定があった場合はセーフリストの再調整をしてください。
 セーフリストで捉えきれない正当なメールのほとんどは、初対面の相手からのメールと考えます。3−3.迷惑メールの判定で説明するブロックリストでは、初対面の相手が使わない言葉(ワイセツ用語など)を条件に使えます。


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