グリッサンド |
なな(117) 投稿日:2002年6月20日<木>20時38分/千葉県/女性/31才 |
| 若芽先生、はじめまして。大人になってからピアノを始め、今年で八年目の、ななです。 今、練習しているのはグリークですが、sempliceと指示があるものなんですよ。なんだかうれしくなってしまいました。 若芽先生にはずいぶん、お世話になっています。 なんといっても、「音楽のお勉強」を読み、脱力が「!」って感じでイメージできて、音の抜けていない小さな音が出るようになったのは、とてもうれしかったです。私の先生は「小さく、小さく」としか言ってくれないので、困ってました。ありがとうございます。行き詰ると、掲示板のログを読んでますよ。とても勉強になります。 唐突ですが、グリッサンドって、いきなり練習しても、練習すれば、できるものなのでしょうか?(なんか、へんな疑問文ですみません。) 以前、掲示板のほうに若芽先生が「コツ」を書いていらっしゃいましたが、血豆、痛い、という単語に、ちょっとやってみようって気も薄れてしまいました。今すぐ、練習を始めないとしても、前段階として効果的な練習とかありますか?ハノンに「トリルの準備練習」と書いてある練習曲があると思うのですが、あのようなものにあたる何か、ありますか?なんとなく、グリッサンドは年月をかけて、ならしていくしか方法はないと、思ってはいるのですが。 実は、だんなの好きな坂本龍一の「戦メリ」を弾いて、びっくりさせてやろうと思っているのですが、最後に、グリッサンドがあるんです。 私も、このHP大好きです。若芽先生が身体を痛められても、続けてらっしゃるので、なんかこちらのほうが、励まされるようです。どうかお大事に。
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| | なな(516) 題名:間違えました 投稿日 : 2002年6月20日<木>21時18分 戦メリの最後にあるのは、トレモロですね。すみません。 でも、グリッサンドのこと、どなたか教えてください。
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| 佐藤(247) 題名:グリッサンド 投稿日 : 2002年6月21日<金>03時37分/海外/男性/23才 グリッサンドは手のつめの付け根の部分が弱いと血豆になってしまうかもしれません。僕の場合はささくれができて痛かったなあ…(おどしているわけではありません)。初めのうちは痛むかもしれません。なれるまでの辛抱です。
これもやはり脱力がポイント!それと経験かな。…お役に立てるようなコメントではなく、すみません。 http://www.geocities.co.jp/CollegeLife/5437
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| 若芽(758) 投稿日 : 2002年6月21日<金>09時52分 ななさん、はじめまして。 久し振りに更新した「今週の楽語」ですが、喜んでいただけて嬉しいです。 それと、「脱力」がお役に立ったようですね。がんばって書いた甲斐がありました。 そうなんですよね。ピアニッシモの音なんて、脱力をコントロールできないと、絶対に出ませんよね。
グリッサンドは、ななさんが書かれているように、トレモロとは違います。トレモロなら、ハノンに練習曲があるんですが、グリサンドの練習曲というのは、わかめはちょっと知りません。 一度にムキになって練習すると血豆ができますので、毎日1回、とかから初めて、痛くなる前にやめれば、爪の付け根の柔らかい皮膚もだんだんと強くなっていくと思います。 佐藤さんが書かれているように、大きな音を出そうとして、無理に力を入れすぎないことも大切でしょう。 わかめも最近はグリサンドの曲を弾いていないので、また爪のそばの皮膚が弱くなっています。だから、ななさんの書き込みを拝見して、たまにはグリサンドをやって、爪の付け根の皮膚を鍛えなければならないなあ、と思いました(笑)。 それから、グリサンドは、右手の場合、上に上がる時は2.3.4の爪の側で弾くことが多いですし、下降してくる時は、2の指の第一関節(爪に一番近い関節)の側面(親指側)で弾くことが多いと思います。下降の時には、親指の爪側で弾くこともあります。
だんなさまの好きな曲を弾いてあげよう、なんて、いい奥様ですね。 がんばって下さいね。わからないことがありましたら、書き込んで下さい。
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| なな(866) 題名:ありがとうございます 投稿日 : 2002年6月21日<金>15時11分 佐藤さん、若芽先生、ありがとうございました。 昔、掲示板にグリッサンドのことを聞いていたのは、佐藤さんですよね。 できるようになったんですね。できないことが、できるようになるのは、気持ちがいいです。まずは一日、一回だと思い、試したところ、痛いだけで、音がでませんでしたが、貴重な第一歩だ!と、なぜか大満足。
昔、ピアニストの横山幸雄さんがアンコールにラベルを弾いたとき、グリッサンドがありました。佐藤さんや若芽先生がおっしゃるように、余計な力は全く入っていないようで、鍵盤をなでる、掃く、そんな感じでした。とてもすばらしく、輝く虹のようで、まいった、って感じでした。どうしてあんな弾き方で、ああいう音が出るのかも疑問でしたが、脱力だったんですね。 その後、自分も実際、楽譜に時々登場するのを見たので、趣味でやってる素人はどう練習するのだろうと長年、疑問でした。少しずつ、やっていきます。 今、冬の発表会の選曲をしているので、今、うかつに先生に聞いたりすると、にこにこと「じゃ、グリッサンドのある曲をやってみましょう!」と言そうな先生なので、ここで質問してみました。
昔はいい奥さんだったかも?しれないですが、今は、策略妻です。 グランドピアノを買ってやる、で結婚したのですが、数年経った今、そろそろ弾いてアピールしておかないと、グランドピアノのことなんか忘れられてしまうかも、というわけです。(だんなは自分のパソコンばっかりグレードアップしてます)
戦メリの最後は、なぜかグリッサンドと思い込んでました。改めて楽譜を見たら、違ってました。ここに書き込まなかったら、ずっとそう思っていたでしょう。 トレモロも難しいですが、こっちのほうがまだ見込みはあるようなので、よかった、よかった、です。秘密練習を開始することにしました! (若芽先生、こんな時に、たくさん書いてくれて、申し訳ないです。ありがとうございました!)
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