大阪再発見の表紙に戻る
神社めぐり
神社めぐり 天満宮
ロゴをクリックすれば
一覧表に戻ります
道真の足跡へ
地名・天下茶屋へ




天満宮 所在地:大阪市西成区岸里東2丁目
最寄駅:阪堺線「天神ノ森」下車、西へすぐ
当社の現地の案内板『天満宮』由来記には、一名を「天神森天満宮」、「天下茶屋天満宮」、「子安天満宮」、「紹鴎森天満宮」とあったが、これほど多くの別名を持っている神社は珍しい。
 菅原道真が太宰府に左遷されたおり、住吉明神へ参拝途中に当地で休息をしたとの伝えがあり、その後、祠が建立され、応永年間(1394~1428年)に京都北野天満宮から分霊を奉斎した。
 
[参考資料:『現地案内板』] 
天満宮西側の鳥居は住吉街道に面している。 天満宮拝殿。現在の本殿は1703年(元禄15年)の建立。
天満宮境内末社 地主神社
天満宮境内末社。左より、「倉稲魂大神」、「天照皇大神」、「猿田彦大神」を祀る。


地主神社。現地の案内板によると、室町時代に天満宮を奉斎した時には地主神は祀られておらず、2005年(平成17年)「菅原道真公神忌1000年祭」の一環として、新たに祀られた。
         
境内に祀られている祠。左より、「白龍大明神」、「白髭龍王大神」、「白雪龍神」。いずれも龍神が祀られており、水と何らかの関連があるらしい。
子安石。「孕(はらみ)石」、「産(うみ)石」、「誕生石」とも言われ、古来より産婦保護・安産に霊験あらたかと信仰
を 集める。
豊臣秀吉も淀君懐妊の時、当社に安産を祈願した伝える。
「紹鴎杜」碑。竹野紹鴎が晩年居を構えたところから「紹鴎の森」の名が残る。この碑は享保年間(1716~35年)芽木昌包*が建立。*芽木家は天下茶屋の経営者。

「天神の森」の名のとおり、境内には多くの樹木が残されており、樹齢600年を超えるといわれる楠の大木は大阪市の保存樹木に指定されている。
[2013年09月21日参拝]

神社-139/TTL-759

1つ前に戻る このページの上に戻る 表紙に戻る

Copyright©2015.Yoshi Planning.All rights reserved. 写真及び文章の無断使用は禁止します。