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所在地:東大阪市西石切町
最寄駅:近鉄東大阪線「新石切」下車、西へ約500M |
当山の開創年代は不詳だが、住職のお話では1000年以上は遡るであろうとのことであり、聖徳太子の創建とも伝わる。この近郊の寺院では生駒山の中腹にある興法寺に次ぐ古い歴史を持っているとのことであった。
鎌倉時代後半から南北朝時代にかて当地の豪族である水走氏(みずはい)が当寺別当職についていたようで、それを記した鎌倉時代の文書(『水走文書』)が残っている。
1692年(元禄5年)の寺社御吟味帳(『中家文書』)には、融通念仏宗平野大念仏寺の末寺で、寺は往古よりあったが開基年歴や代々の住職については不明と記載されている。
竣工したばかりの真新しい本堂に上がり、参らせて頂くことが出来た。本尊の阿弥陀三尊来光図は1639年(寛永16年)の製作で、延享年間(1744〜1748年)元興上人の観音経一誦一刀彫による千手観音と33体の観世音菩薩とが併せ祀られている。
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[参考資料] 『日本歴史地名体系』大阪府の地名編 平凡社 |
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木の香も新しい本堂。
2004年11月23日に落慶法要が行われたばかりで、本堂に続く横の建物は引き続き工事中であった。

今年の初めに訪れたときは
写真のように、本堂は無く
基礎部分のコンクリートが
むき出しであった。
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境内にある鎌倉時代の初め、1194年(永仁2年)建塔の「比丘尼妙阿」の追善石造13重塔(現在は11重)。
水走氏一族の建立と推定され、東大阪市の有形文化財に指定されている。
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下の段の梵字。
四方に彫られて
いる。
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当山中興開山の元興上人の墓。 |
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河内33ヶ所霊場 |
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[2004年12月25日参拝] |
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