(お勧めの一品  2ndMIX-Xtaloscの変動分を吸収)   2013.03.26 JA0DCZ


 アナログVFO用 (AFC) TS-510 FT-101 VFO 修正時に 2ndMIXのXtalosc変動分を   -----4P
 検出して、合わせて修正(VFO修正に吸収)します。 Xtal の周波数は制御しません。



---------- 2つの周波数を読み込む割にはシンプルな構成です。----------

                                   (TS-510) 1ページへ戻る

                                   (FT-101) 2ページへ戻る

                                 (TS-FT共用) 3ページへ戻る

       Car.OSC, VFO, 2ndMIXの 3周波数、読み込み方式 5ページ へ進む

1号機 FT-101E用
ブレッドボードへ組んでみました。配線が長くなりますが正常に動作しています。



 前作までの AFC を使っていてそれなりに重宝していましたが、段々と欲が出てきて送信部の 2ndMIXのOSC周波数の
変動が気になっていました。
 そこで、このOSC周波数変動を押さえるか、変動分を吸収するかを検討した結果、変動分の吸収方式ならリグの改造
を最小限(ほとんどそのまま)で済ますことが出来そうなので今回の方式に決めました。

 なお、TS-510系 と FT-101(旧系)と別々のプログラムになりますので、ダウンロード時には注意して下さい。


 LCDの表示



 基本的な表示は従来と同じです     新たに二行目に2ndOSC表示を追加

 正確な表示をする為にTCXO のトリマーを、カウンター又は10Mzの「JJYモドキ」を利用してなるべく正確?に
 合わせて下さい。----- 3.5MHz,7MHzで少ない誤差も28MHz帯では大きな誤差になります。



回路図 の SW1,SW2,SW3 の動作は次の通りです。(SW1 の H-L の動作論理が今回変更されています)

1、SW1(Ra1) が Hで±100Hz の引き込み(200Hz step)       Lで引き込み無し(4Hz step)
  SW1(Ra1) が Hでロックはずれ±120Hz(広めです)        Lでロックはずれ±40Hz(広めです)

2、SW2(Rb7) が Hでoffset 表示(7.0MHz)               Lでoffset表示 (3.5MHz)

3、SW3(Ra5) が Hで 2ndMIX-osc 変動分修正(±500Hz以内)  Lで修正機能無し=従来通り


  SW1,SW2,SW3 動作の簡単な説明

SW1 に付いて
1、ダイヤルを目的の周波数に正確に合わせなくても200Hz stepで自分から最寄りの周波数に移動して行きます。

2、この時に、移動する早さは最大修正値の100Hzでおよそ45秒位(10秒以内/Ver5.1.0)です。修正中にQSO 開始しても
  ピタリと合ってくれます。

SW2 に付いて
1、TS-510 系と FT-101 系の内で、周波数関係が同じで有れば他機種でも正常に表示するはずです。

2、offset の表示周波数は 3.5MHz/7.0MHz で計算されていますので、他のバンドで使用する場合も3.5MHz/7.0MHz 台
  で表示されます。3.5MHz/7.0MHz 帯はそのまま直読、14M帯以上は7.0MHz を利用して100KHz 以下を読み取ります。
  注意しなければならないのは14M帯以上の場合、LSBとUSBの 3KHz差も考慮する必要が有ります。

SW3 に付いて
1、送信部 2ndMIX-osc の変動した周波数が上方向へのズレか下方向へのズレかの判別と、更にズレた周波数の値を
  検出して本来のVFO周波数と合成したものを、VFO 制御の基礎周波数としています。
  すなわち、アナログのヘテロダイン方式をディジタル方式に置き換えた---???---と言えるかも知れません。

2、従いまして、バリキャップ等による 2ndMIX-osc の Xtal 発振子制御等は一切行わずに、発振周波数を検出するのみ
  で2ndMIX-osc の実質的な周波数制御を実現できることを特徴としています。

3、注意点1
  2ndMIX-osc の変動を修正できる周波数の範囲は、±500Hz 以内(正確には+496Hz〜00Hz〜−500Hz)です。
  プログラムは±500Hz を越える状態を現在では想定していません。
  従いまして、±500Hz を越えているか、越える恐れのある時は SW3 を(L)にして、修正機能を停止して使ってください。

4、注意点2
  2ndMIX-osc の周波数確認は、AFC の電源ON とSW3 の操作時に LCD の二行目に数秒間表示されます。また、約
  30秒間に1回 PIC が2ndMIX-osc の周波数を読みに行く時、同様に約3秒間表示されます。
   バンドを切り換えた時は、最大この30秒間2ndMIX-osc の周波数ズレが認識されませんので、必ず SW3 を操作して
  新しい周波数を読み込んで下さい。
5、注意点3
  SW3(Ra5)が Hで 2ndMIX-osc 変動分修正が働いている時に LCD に表示される VFO 周波数は、実際の VFO 発振
  周波数ではなく、2ndMIX-osc のズレた分だけ、上又は下に修正した値が表示されていることに留意してください。

  また、一行目の offset 周波数は逆に、修正機能の ON で正しい値を表示をし、機能 OFF で 2ndMIX-osc 変動分だ
  け上又は下に表示がズレてくる=(表示が運用周波数ではない)ことをご理解ください。

   この、offset 周波数の表示方法は、それぞれのリグに合わせる方式ではなく、単にVFO周波数を基準にして計算さ
  れた結果を機械的に表示しています。



  -------------------------- 調 整 方 法 ・ その他 注意点 ---------------------------

1、VFO,RIT,2ndOSCなどの接続点にはバッファーを設けて安定に動作させる方法をお勧めします。
  私の場合は、今回もバッファーを省略して接続しました。

2、バッファーを省略した場合には、リグ側とAFC側のCRの値を色々と工夫して、送受信の切替時にAFCの周波数飛び
  が一番少なくなる値を選定して下さい。
  運が良ければ接続しただけで動作します。  ----------各局の技術力でカバーして下さい----------

3、TCXOは正確---と思いがちですが、刻印の周波数とはズレている場合が多い感じがします。1ppmの精度というのは
  このズレて発振する周波数を基準にした精度で、10MHz-1ppmの場合発信周波数±10Hz---と解釈しています。
   従いましてAFCの精度を高める場合は、トリマー付きTCXOを使用するか、トリマー無しを使用する場合はソース
  ファイルの取込時間を微調整して、見掛けの発信周波数をなるべく、10MHz丁度に近付ける必要が有ります。

4、FT-101の場合はクラリファイヤーの性質上いくらうまく調整しても送受信の切替時に周波数が微妙にズレてしまい更
  に、送受信の切替時の一瞬 VFO 電源が OFF されてこの二つの現象に AFC はとても付いて行けません。
   そこで、クラリファイヤーの動作を停止したり、 VFO 電源が瞬断されないように回路変更する必要があります。
  上記に加えて、VFO の負荷が送信と受信で異なっている事で、微妙な周波数変動を引き起こしています。

  基本的には、ちゃんとしたバッファーを経由して AFC と接続する必要が有りそうです。
  変更方法は、2ページの回路図(.pdf)や VFO,2ndOSC 周辺の画像を参考にしたり、皆様のより良い知識やアイデア
  を駆使して安定に動作する方法を用いて下さい。


 前回までの、 (メイン=1ページ) (2ページ) (3ページ)も参考にして下さい。


FT-101E基板 PB-1181B(RFunit) --- TPから56PFで2ndOSC取り出し
バッファーを入れたり、結合を小さくして少し増幅するなり各自で工夫して下さい
画像1



基板のTPから56PFを通して2ndOSC取り出す様子、何と撚り線とは!!
撚り線は仮配線(約30cm)ですが、今のところトラブルは起きていません
画像2



 1号機 ブレッドボード



 offset, VFO表示の全体画像             offset, 2ndOSC表示の全体画像




回路図はページ下方の TS-510/520 欄に有りますからダウンロードしてご利用下さい。



FT-401,FTdx400,FTdx401 などの機種も周波数関係が同じようなので、AFC の利用が可能と思われますが、実機が有り
ませんので未確認です。--- 製作を予定されている方はもう一度周波数関係をご確認下さい。

FT-400 は source プログラムを一部変更する必要有り。 このままでは、LCD 1行目の offset 表示が 300KHz 高く表示
されます。----- 2013.05.08 追記







-----------------------------------Ver.up 情報--------------------------------------2013.05.01

改善の内容
1、ダイヤル操作中はTx−2ndOSC を読みに行かない。
2、LCD に表示されるTx−2ndOSC 周波数を30秒周期に変更。(表示される時間は3秒間)
3、周波数変動の検出方法を見直しました。
4、00Hz へ引き込み時に不具合の発生する周波数に対して改善しました。
5、00Hz へ引き込み動作を高速化しました。


MPLAB v8.63で作成したFT-101用ソースファイル.asmです。--- TS-510系統とは別々なので注意して下さい。
AFCosc5.1.0y10mhz.asm---2013.05.01 for (16F648A)

MPLAB v8.63でコンパイルしたFT-101用.EXEです。
AFCosc5.1.0y10mhz.HEX---2013.05.01 for (16F648A)



TCXO---12.8MHz版のリクエストを頂きましたので発表します。--- TS-510系統とは別々なので注意して下さい。

2013.04.20 発表(ver5.0.1)の Ver.up 版

TCXO---12.8MHz用ソースファイル.asmです。
AFCosc5.1.0y12.8mhz.asm---2013.05.01 for (16F648A)

TCXO---12.8MHz用.EXEです。
AFCosc5.1.0y12.8mhz.HEX---2013.05.01 for (16F648A)






-------------------------Ver.up 情報------offset表示「簡易バンド表示版」(Ver5.1.b3)------2013.12.12


「簡易」とした訳は、プログラムの変更を最小限に抑えた為にバンドエッジ(500KHz幅)
で MHz 台の数字が変化に追従しない現象が有ります。

これは、プログラムの異常動作ではなく、前述の「プログラムの変更を最小限に抑えた為」
の現象で、100KHz 台以下の表示は全く正常です。
通常使用する SSB のバンド内では普通に使用可能です。気になる方は前Ver.をお使い下さい。


変更の内容

1、カウンターの精度を少し高くしました。(先に、TCXO を正確に合わせて下さい)
2、2ndOSC(Local OSC)/VCO バンド周波数を読み取って「簡易バンド表示」する。
3、10MHz台の周波数表示を"0"ブランキング方式で、"0"を表示しない。
4、SW2 の動作方法を次のように変更する。
  (H)レベル=今回のバンド表示をする。
  (L)レベル=2ndOSC読み込み不良時の対応として全バンドで(7)MHzを代表表示とする。
        (この場合には、2ndOSC のズレ修正をしません。)



FT-101用 (Ver5.1.b3) です。---------------------------- TS-510/520系は別です注意して下さい。

VFO と 2nd OSC 読み込み周期について。
3s+1s = VFO 3s + 2ndOSc 1s の 4 秒周期、   27s+3s = VFO 27s + 2ndOSc 3s の 30 秒周期です。


MPLAB v8.63 で作成した FT-101 系ソースファイル.asm & .EXE です。(CAR.osc 変更、未対応版)
AFCft101_10MHzVer51b3(3s+1s).asm---2013.12.12 for (16F648A)

AFCft101_10MHzVer51b3(3s+1s).HEX---10.0MHz版 for (16F648A)

AFCft101_10MHzVer51b3(27s+3s).HEX---10.0MHz版 for (16F648A)



MPLAB v8.63 で作成した FT-101 系ソースファイル.asm & .EXE です。(CAR.osc 変更、未対応版)
AFCft101_12.8mhzVer51b3(3s+1s).asm---2013.12.12 for (16F648A) -------------comment 一部変更 2015.02.25

AFCft101_12.8mhzVer51b3(3s+1s).HEX---12.8MHz版 for (16F648A) ---------------LCD Ver.表示 5.1b3 に訂正

AFCft101_12.8mhzVer51b3(27s+3s).HEX---12.8MHz版 for (16F648A) --------------LCD Ver.表示 5.1b3 に訂正





*** TS-510関係の下の方に「2ch 簡易カウンターモードについて」及び「AFC の簡単な動作説明 (pdf)」など、参考に
なる項目が有りますのでご覧下さい。***











 以下は、TS-510/520/820/830 関係の内容です





TS-510 6AW8A(T)プレート側のバッファー(2SC373) Eから7PFで2ndOSC取り出し
信号レベルが不足する場合は、Tr,FET などで一段増幅して下さい
画像3



TS-510のVFO端子周辺の様子、リグ本体へは100PFを通して接続
バッファーを入れるなり、各自で工夫して下さい
画像4



2号機 ジャノメ基板の拡大画像
TCXOはトリマーで正確に調整する---少しのズレでも28M帯ではズレが拡大する
画像5



 2号機 ジャノメ基板 LCD表示の例



 offset, VFOの表示                   offset, 2ndOSCの表示





TS-510系 と FT-101系 は同じ回路図 (PDF)





回路図 .gif ファイル

TS-510系 と FT-101系 は同じ回路図 (.gif) です



回路図の参考にして下さい。--------------------------------------------------------- 2013.12.05
1、RIT との接続で CA3140 6pin の出力電圧を調整したい場合は、3pin の分圧抵抗の比を少し変えて下さい。
  3pin の電圧の約 2倍がアンロック(U-L LED 点灯)時に 6pin からの出力電圧(基準電圧)となります。

2、送受信、切替時に周波数が飛んで安定しない場合は、増幅用インバータに(74HC04)を使用している場合は
  回路図にあるアンバファータイプの(74HCU04)に変えてみて下さい。

3、更に、VFO, 2ndOSC/VCO の取り出し点のカップリングC(5〜200PF位)や場合によって直列に入れる抵抗
  (100〜数KΩ位)また、AFC との接続用1.5D2V などのケーブルの両端に入る抵抗(50〜200Ω位)やコンデンサー
  の値も調整して下さい。---------------- 回り込みでもない限り通常は標準的な接続で正常動作します。
  これらの値はリグや取り出し点、方法で大きく変わります。








-----------------------------------Ver.up 情報--------------------------------------2013.05.01

改善の内容
1、ダイヤル操作中はTx−2ndOSC を読みに行かない。
2、LCD に表示されるTx−2ndOSC 周波数を30秒周期に変更。(表示される時間は3秒間)
3、周波数変動の検出方法を見直しました。
4、00Hz へ引き込み時に不具合の発生する周波数に対して改善しました。
5、00Hz へ引き込み動作を高速化しました。

MPLAB v8.63で作成したTS-510系統用ソースファイル.asmです。--- FT-101系統とは別々なので注意して下さい。
AFCosc5.1.0t10mhz.asm---2013.05.01 for (16F648A)

MPLAB v8.63でコンパイルしたTS-510用.EXEです。
AFCosc5.1.0t10mhz.HEX---2013.05.01 for (16F648A)



TCXO---12.8MHz版のリクエストを頂きましたので発表します。--- FT-101系統とは別々なので注意して下さい。

2013.04.20 発表(ver5.0.1)の Ver.up 版

TCXO---12.8MHz用ソースファイル.asmです。
AFCosc5.1.0t12.8mhz.asm---2013.05.01 for (16F648A)

TCXO---12.8MHz用.EXEです。
AFCosc5.1.0t12.8mhz.HEX---2013.05.01 for (16F648A)







JA1--- の、 OM から頂きましたアドバイスを基にした Ver.up です。

-------------------------Ver.up 情報------offset表示「簡易バンド表示版」(Ver5.1.b3)------2013.12.11


「簡易」とした訳は、プログラムの変更を最小限に抑えた為にバンドエッジ(500KHz幅)
で MHz 台の数字が変化に追従しない現象が有ります。機種によって 1.8MHz 帯及び 29MHz 帯でも同様の現象が出ます。

これは、プログラムの異常動作ではなく、前述の「プログラムの変更を最小限に抑えた為」
の現象で、100KHz 台以下の表示は全く正常です。
通常使用する SSB のバンド内では普通に使用可能です。気になる方は前Ver.をお使い下さい。


変更の内容

1、カウンターの精度を少し高くしました。(先に、TCXO を正確に合わせて下さい)
2、2ndOSC(Local OSC)/VCO バンド周波数を読み取って「簡易バンド表示」する。
3、10MHz台の周波数表示を"0"ブランキング方式で、"0"を表示しない。
4、SW2 の動作方法を次のように変更する。
  (H)レベル=今回のバンド表示をする。
  (L)レベル=2ndOSC読み込み不良時及びバンド表示を必要としない場合の対応として
       全バンドで(7.0)MHzを代表表示とする。
  (2ndOSC読み込み不良時はSW3 を切って(L)下さい。この場合は、2ndOSC のズレ修正をしません。)



TS-510/520用 (Ver5.1.b3) です。---------------------------- FT-101系は別です注意して下さい。

VFO と 2nd OSC 読み込み周期について。
3s+1s = VFO 3s + 2ndOSc 1s の 4 秒周期、   27s+3s = VFO 27s + 2ndOSc 3s の 30 秒周期です。

CAR.osc の移動幅に対応した source file の変更が必要で、このままでは CAR.osc を移動できません。---2013.11.28
対応した source file を使用した場合、SW2 の動作機能が変わります。 バンド表示機能のままで(H)=USB, (L)=LSB


MPLAB v8.63で作成したTS-510/520系ソースファイル.asm & .EXE です。(CAR.osc 変更、未対応版)

AFCts510_10MHzVer51b3(3s+1s).asm---2013.12.11 for(16F648A)

TS-510/520-10 (3s+1s).HEX---10.0MHz版 for(16F648A)

TS-510/520-10 (27s+3s).HEX---10.0MHz版 for(16F648A)




MPLAB v8.63で作成したTS-510/520系ソースファイル.asm & .EXE です。(CAR.osc 変更、未対応版)

AFCts510_12.8MHzVer51b3(3s+1s).asm---2013.12.11 for(16F648A) -----------comment 一部変更 2015.02.25



TS-510/520-12.8 (3s+1s).HEX---12.8MHz版 for(16F648A) --------------------LCD Ver.表示 5.1b3 に訂正

TS-510/520-12.8 (27s+3s).HEX---12.8MHz版 for(16F648A) -------------------LCD Ver.表示 5.1b3 に訂正









---------------- TS-820 , TS-830 最終 Ver.up 情報 ---------------- 改良版 TS-820(Ver5.1.b4) --- 2014.01.22

TS-820 (Ver5.1.b3) の改良版 (Ver5.1.b4) ------------ VFO の f ズレ と band X-tal (TP4) の f ズレを合わせて修正


PLL BOX 内 のバンドX-tal 周波数のズレに伴う不具合のご指摘を頂きましたので修正版 (Ver5.1.b4) を発表します。
TS-510/520 と同様に、バンドX-tal 周波数のズレ分は VFO の修正でキャンセルされて運用周波数のズレになりません。

まず、OSC の取り出し口を PLL の VCO 端子から PLL ユニット内の TP4 へ変更して下さい。
その、PLL ユニット内の TP4 から 50P 〜 100PF 程度の C を通して AFC へ繋いで下さい。
接続時の TP4 及び AFC のレベルを総合的に見て、AFC 入力側の C,R も適宜増減して下さい。

ASSY UNIT (X60-1010-00) の (X50-1340-00) にある TP4 へ接続の様子(C を経由して接続)



TP-4 の周波数 (band X-tal) を計測して表示する----- 二枚共、動作検証して頂いた OM より画像提供





今回の修正に合わせて、1.8MHz 帯のオフセット表示も少し改良しました。
従来-------------------------1.5MHz 〜 2.0(1.999)MHz と表示されていた。(300KHzのズレ)

今回-------------------------1.8MHz 〜 2.0(1.999)MHz で 1.000MHzと変わり 〜 1.300MHz まで表示
少し変ですが、この辺りが 「簡易バンド表示」 の所以です。ご了承下さい。
なお、これら AFC のソフトは完全な動作を保証するものでは有りませんので、合わせてご了承下さい。


SW1〜SW3 について

SW1-----H=ダイアルロック後"00"Hzへ引き込む     L=引き込み無し----------(引き込む幅はおよそ±100Hz)
SW2-----H=バンド表示                  L=7.0MHz代表表示
SW3-----H=バンドX-tal 周波数のズレ分修正    L=修正しない----------------(SW3有効になりました)


LCD の表示について

LCD 一行目表示 offset(運用)周波数 = 連続表示
LCD 二行目表示 vfo (3s,27s) → bandOSC= TP4 (1s,3s) 1周期を約4秒又は30秒で繰り返し表示。


バンドX-tal の修正は 2ndOSC の修正と同様で、VFO の修正として実行されます。
バンドX-tal 周波数ズレの修正可能な範囲は原則として、およそ±500Hz以内です。---------注意して下さい
LCD の二行目へ表示されるバンドX-tal 周波数のイニシャルは TP4 から取っているので、TP4 ○○○Hzとした。



TS-820用(Ver5.1.b4) MPLAB v8.63で作成したTS-820用ソースファイル.asm & .EXE です。---公開---2014.01.22
CAR.osc の移動は source file の変更を必要としないので、各自の責任で行って下さい。

AFCts820_12.8Ver51b4(3s+1s).asm---2014.01.22 for(16F648A) ------------------comment 一部変更 2015.02.25



TS-820-12.8Ver51b4(3s+1s).HEX---12.8MHz版 for(16F648A)

TS-820-12.8Ver51b4(27s+3s).HEX---12.8MHz版 for(16F648A)









TS-830 への対応を希望される皆様からのリクエストに対応させて頂きました。---------------------2013.11.18
TS-820 までを、(逆VFO)と表現すれば、TS-830 は(正VFO)対応と言える?---かと思います。


TS-830 について、説明の追加  (質問への回答)----------------------------------------------2015.02.25


LCD 表示とメインダイヤル操作について

LCD 一行目表示 offset(運用)周波数 = 連続表示
LCD 二行目表示 vfo(3s,27s) → bandOSC= VCO(1s,3s) 1周期を約4秒又は30秒で繰り返し表示。
LCD の二行目へ表示されるバンド周波数のイニシャルは VCO から取っているので、VCO ○○○Hzとした。


LCD 二行目表示は vfo → VCO → vfo → VCO と一定の周期で繰り返し表示しますが、 vfo 周波数が表示されて
いない時は、ダイヤル操作の周波数変化が反映されません
vfo 表示に戻って vfo 周波数が表示されている状態で目的の周波数に合わせて下さい。




SW1〜SW3 の動作が少し変更されています。

SW1=(H)周波数ロック後 00Hzへ引き込み動作  (L)引き込み無し---任意の周波数(4Hz step)で周波数ロック
   (ロック後は±4Hzの変動を検出して修正)

SW2=(H)offsetの簡易バンド表示有効  (L)全てのバンドは 7MHzで代表表示

SW3=無効(切替時OSC表示のみ有効) TS-820のPLLより安定度が高いので読込んだVCOはバンド情報のみに使用
   してVCO変動の修正はしない。--- TS-820ではVCO(TP4)変動も修正される。 (LCD二行目イニシャル表示 vfo, VCO)


 私の所に TS-820 , TS-830 のリグが無く、実証テストができません。従いまして、このソフトを使用されて
いる OM にお願いして AFC基板 と TS-830 との接続に関する.pdf 資料を頂きましたので、載せておきます。

 要約すると

1、(X49-1140-00) AFユニット基板の裏面
  電源もこの基板から取り出す場合 赤線 (+8V) 黒線(-)   RIT(AFC出力へ)赤線 (+) 灰色 (-)

2、(X50-1680-00) PLLユニット(AFユニット基板の反対側の長い基板)
  VFO表示のあるコネクターの基板裏面から、100PF位の C を通して 1.5C同軸で VFO f を取り出す。

  同じ基板の、対角にある VCO コネクターの基板裏面から、100PF位の C を通して 1.5C同軸でバンドデータ
  の VCO f を取り出す。

3、特に注意する点は、AFC基板を TS-830 へ内蔵する場合、カウンターユニットを取り外さないこと。
  (取り外すと、動作しなくなる)




OM からの .pdf を貼り付けておきます参考にして下さい。下図 ↓ クリック






TS-830用(Ver5.1.b3) MPLAB v8.63で作成したTS-830用ソースファイル.asm & .EXE です。---公開---2013.11.18
LCD offset バンドエッジでの表示の現象をご理解の上使用して下さい。---IF shift の影響も出ます。

CAR.osc の移動は source file の変更を必要としないので、各自の責任で行って下さい。


なお、TS-120 の VFO 周波数帯及びその変化が TS-830 と同じ(正VFO---?)ので、このページの回路と TS-830用
のプログラムで動作すると思われます。----- 残念ながら実機(TS-120)が無いので未確認です。------- 2015.08.28


AFCts830_12.8Ver51b3(3s+1s).asm---2013.11.18 for(16F648A) ------------------comment 一部変更 2015.02.25



TS-830-12.8Ver51b3(3s+1s).HEX---12.8MHz版 for(16F648A) ------LCD表示 Ver.を 5.1b3に、OSC を VCOに訂正---2015.02.25

TS-830-12.8Ver51b3(27s+3s).HEX---12.8MHz版 for(16F648A) -----LCD表示 Ver.を 5.1b3に、OSC を VCOに訂正---2015.02.25








今回、AFC 開発のきっかけを作って下さいましたOM、プログラムなどの動作検証にご協力
頂きましたOM 、製作レポート及び色々なアドバイスを頂きました皆様方に感謝申し上げます。---JA0DCZ(松田)











JA1--- OMに依る力作をご覧下さい。---------------------- ご本人の了承を得ています。

TS-520 へ組み込んだ外観



TS-520 へ組み込んだ内部






TS-820 へ組み込んだ外観(1)------------------------------------------------------2014.01.22 追加




TS-820 へ組み込んだ外観(2)



TS-820 へ組み込んだ内部






TS-830 へ AFC-VFO 搭載 +LCD 表示器に取り替えた外観-----------------------------2013.12.02 追加




TS-830 へ組み込む前の動作試験中の様子



TS-830 へ組み込んだ内部の AFC 基板の様子












 以下は、共通の内容です


2ch 簡易カウンターモードについて ----------------カウンターなので機種依存はありません。  2013.09.14
------------------------------------------------------------------------精度改善  2013.10.17

調整時にローカル OSC が、「安定してカウントされているのかどうかが分かりにくい」と言うご意見を頂きました。
そこで、「2ch カウンターモード」的なものを Up しまたので調整、その他にご利用下さい。
analog.sw と op.amp を外せば普通の「簡易カウンタ」です。

LCD の 上段(Ch1)=VFO 周波数、下段(Ch2)=OSC 周波数 がアンロック状態で連続表示されます。
測定可能周波数は(at fosc=10mhz)、上段(Ch1)=VFO=約 10MHz   下段(Ch2)=OSC=約 40MHz です。

これでリグと AFC との接続状態や、帰還増幅器(74HCU04)の動作状態及び装置全体の送受切替時に
おける安定度が確認し易くなります。

2ch カウンターモード.HEX---10.0MHz版 for (16F648A)

2ch カウンターモード.HEX---12.8MHz版 for (16F648A)




動作説明を求められる場合が有りますので、要約した.pdfを貼り付けておきます参考にして下さい。--- 2013.08.05











現在、質問を受け付けておりません。------- QSO の機会が有りましたらその時にお答えいたします。(松田)




この記事に関する簡単な質問等が有りましたら、下記のアドレスまでご連絡下さい。
但し、すぐに回答できませんので、一週間から二週間位気長にお待ち下さい。
従いまして、何回もメールで催促しないで下さい。
私は、全くのアマチュアですので、質問に十分お答えが出来ない場合も多く予想されます。
私の知識を超える高度な質問には、回答時にその旨をお知らせしますので、更なる質問はしないで下さい。
なお、都合によりアドレスを変更したり、健康状態に依ってはアドレスを閉鎖しますのでお許し下さい。


-------@goo.jp 注 ----- *** 2014(H26).3.10 で goo メールの契約が終了しました。*** ----- JA0DCZ(松田)




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                                                   FT101-20M 3s+1s.HEX(5.1.b3)for WET      ts510-20M 3s+1s.HEX(5.1.b3)for WET      ts820-20M 3s+1s.HEX(5.1.b4)for WET      ts830-20M 3s+1s.hex(5.1.b3)for WET

                                                        C.P移動時のSWとLCD表示について.txt






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