『食事処・国盗り』から歩いてきたが、『塩の道』としてはここがスタ−ト地点。 (車は予め自治センタ−にお尋ねしておいた駐車場に置かせていただく)。 今日の歩行予測距離は片道12〜13`程度ではないかと思う。 小高い丘の上にあるこの塩の道公園、ここから池島方面に向けての眺めは素晴らしい。 今回の『第10ステ−ジ』、目標地点は取り敢えず池島バス停と決める。 (取り敢えずというのは、池島に着いた時点で、時間と気力次第でもう少し先まで歩く予定) 帰路は池島から市営水窪バスに乗る、そのバスの発車時刻は13時33分。 |
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公園内から撮影した写真。 この写真の中央の道、これがこれから歩き始める『塩の道』だ。 この先のさまざまな出会いに期待して、歩き始める。 |
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200m歩くと道が分かれている。 ここは迷わず池島方面に向けて右折する。 少し歩いて今度は踏査会の道標に沿って坂道を下る。 |
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下りてくるとそこは商店街。 ここは仮装大会など、水窪祭りで賑わった場所だ。 今日は休日の早朝とあってまだ人影はない。 |
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この立て札、まず『塩の道』の文字が目に入る。 そしてこの地域の『小畑』の地名についての由来が書かれていた。 |
歩いていく先に塩の道踏査会の『道標』が見える。 たしか飯田線を越えた直後の橋の手前を右折と記憶している。 再び脇道に入って、坂道を登る。 歩数計は既に5090歩を指している。 |
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少し坂道を登ると『道標』があり、ここを右折する。 道なりにだらだら下り歩いていくと再び152号線に出た。 |
観音滝を越えた辺りで再び踏査会の『道標』を見つける。 このコ−ス、国道と脇道へのジグザグコ−ス。 前回と同じように橋の手前を曲がるなど記憶が曖昧になっている。 脇道へ入る度に坂道を登るので地図で見る以上に体力を消耗する。 (この辺り、旧道にこだわらなければ152号線を歩くのも一案) |
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152号線沿いの『瀬戸野橋』。 この先は『賽の河原』か?。 |
この辺りの川沿いの木も少しずつ紅葉が始まっている。 少し歩くと商店『はくりや』、ちょっと立ち寄り、イノシシや鹿の肉の話を聞く。 『はくりや』通過、10時20分頃、歩数は 10810歩だった。 |
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写真の場所は『かたくりの里』の入り口。 花の咲く春は大勢の人で賑わう。 |
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右手のガ−ドレ−ルに『塩の道・踏査研究会』の道標を見つける。 ここからいよいよ旧道に入っていく。 すぐ手前の道路わきには西浦田楽(所能)の案内があった。 ここで歩数を見ると12375歩となっていた。 |
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旧道に入ると『稲架け』が目に入る。 このあとも田んぼで脱穀をする風景を見かけた。 忙しく働く人たちの横を挨拶を交わして通り過ぎる。 |
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やっぱり旧道は風情があり、足に伝わる感触も違う。 周りの木々も疲れた身体を癒してくれる。 |
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ほどなく『梅島集落』に入る。 塩の道旧道はこの集落を抜けると右に曲がる。 左側は152号。 |
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道なりに左に行くと石仏などがある。 (後日気がついたが、この辺りに馬宿があったのではないかと思う) |
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この家の前方は暗い木立。 道を確認したいが人影は見当たらない。 たぶん大丈夫だろうと自分に言い聞かせ歩くことにした。 |
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御岳神社の文字が読み取れる。 右側の文字は何と彫ってあるのか読むことは出来なかった。 『塩の道公園』を出発してからここまで丁度2時間半。 |
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いよいよ古道らしい古道に入ってきた。 この先の足場がどうなっているのか、不安が過ぎる。 |
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左には天伯道陸神。 右側には馬頭観世音の文字が読み取れた。 ここまでの歩数は13978歩であった。 |
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小さな沢があり、そこには丸太の橋が架けてあった。 少しずつ道は険しくなり152号沿いの翁川は、はるか下のほうに見え隠れする。 |
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わずかに切り開かれた所から対岸の景色が見えた。 山の中腹から稜線辺りの紅葉は今が見ごろ。 |
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ふたたび民家が見えてきたがどうやら廃屋らしい。 ここらあたりから池島集落に入るのかな。 |
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神社が祀ってある。 数日前に誰かが花を供えたようだ。 このあとすぐ民家があり、少し言葉を交わす。 犬がいて吠えるのを気にしてくれていたので申し訳ないと思いつつ。 |
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先ほどの民家を通り過ぎるとすぐ視界が開ける。 左下には国道が走っている。 そして今回の目標地点の『池島集落』がその先に見えた。 国道沿いの青い看板は『草木トンネルと青崩れ峠』の分岐を示す。 (草木トンネルは国道474号、青崩れ方面は152号 ‥‥ 行き止まりだ) |
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これが『池島のモニュメント』。 やっと今日の目標地点にたどり着く。 11時35分、塩の道公園から歩き始めて丁度3時間を経過している。 (このモニュメントは塩の道を下りてきた所の国道沿いにある) ここまでの歩数は15630歩となった。 |
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『第10ステ−ジ』の目標地点はここ池島バス停。 バスの発車時間は13時33分、あと2時間ある。 2時間あれば足神神社まで往復することが出来る。 幸い疲れは感じないので、最終目標地点を変更することにした。 |
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歩き始めるとすぐ『馬頭観音』を見つける。 この道は車で2度きているのでおおよその歩行距離、時間は予測出来る。 しかし、車中からはなかなか石仏を見つけることは出来ない。 |
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ここで新国道474号線『草木トンネル』をくぐって反対側に出る。 道はだらだらとした上り坂、少しずつ足にこたえてくる。 歩数は17060歩を指している。 |
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道が少しずつ登っている分、紅葉も進んでいる。 しばらく周囲の景色に目をやる。 |
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鯖地蔵の説明碑。 『鯖』を抱えた『鯖地蔵』は海のない信州地方へ海産物を運ぶ人々が、 手元に届くまでに腐らないように建立 ‥‥‥ などと記されている。 |
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その鯖地蔵の祠は沢の碑とは反対側の沢の斜面に見えた。 そばまで言ってみようと思ったが、藪で近ずけなかった。 やむなくカメラのズ−ムを使い撮影、その位置から合掌。 |
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この鯖地蔵辺りから勾配はかなりきつくなる。 車で来るときもここは急勾配、急坂の難所だ。 呼吸を整えながら登ること、鯖地蔵からおおよそ15分で『足神神社』に到着。 『塩の道公園』から4時間、歩数は18600歩の道程であった。 |
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足神神社で30分の昼食休憩。 湧き水を汲む人たちは今日も大勢来ていた。 13時にこの足神神社を後にしてバス停へと向かう。 25分ほど歩くと池島のバス停が前方に見えてきた。 足神神社からの時間は25分程度。 歩数は21563歩を指している。 |
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13時33分のバスがほどなく来たので小畑(水窪)まで乗る。 バスには『市営・水窪バス』の文字が見える。 200mほど歩いて駐車場えと向かう。 14時、水窪を後にして帰路につく。 |
参考記録。
歩行距離 塩の道公園〜足神神社 12`程度か?。
歩数 塩の道公園 〜 足神神社 18600歩。
歩数 塩の道公園 〜 足神神社 〜 池島バス停 21563歩。
歩行時間 約4時間30分程度(塩の道公園 〜 足神神社)
交通手段(市営水窪バス)
小畑発着 13時33分発 所要時間(20分程度) 料金 330円。
(要注意 遠鉄、西鹿島・水窪線との時刻表との連携なし)
資料 ガイドブック『塩の道ウォ−キング』他・水窪地域振興課マップ。
<歴史・文化・e.t.c>
『第11ステ−ジ』について。
いよいよ次回は当初最終目的地と決めた、県境・青崩れ峠を目指す。