家族のつどい
家族のつどいでは、介護家族が集まり、介護の相談、情報交換、勉強会などを行います。「一人だけじゃない」「仲間がいる」と多くの介護者が参加されています。
NHK厚生文化事業団の福祉ビデオシリーズの近作です。
日本で最初の認知症専門病院「きのこエスポアール病院」の歩み30年を振り返った「手探りで切り開いた「認知症ケア」(第1巻)、「自分らしく生き抜くために小規模多機能施設 大畑の家」(第2巻)、「早期診断そして人生は続く 太田正博さんの10年」(第3巻)の3巻で構成です。
長崎市在住の若年アルツハイマー病の太田さんは、症状が初期のころの4年前の秋、松江に主治医とともに講演に来県されたこともあります。DVDで見る最近の症状は変化されていました。歯磨きのチューブを絞ってもブラシ部分に付けることが分からず、柄の部分につけたりなど、認知症の進む経過をありのままカメラが追っています。
認知症患者の見方を「厄介者」から「生活者」と変えていった「きのこエスポアール」の試行錯誤。よくぞここまで、病院の内部事情をさらけ出したものだと感じました。このDVDはNHKから寄贈を受けていますので無料でお貸しします。またNHK厚生文化事業団からも借りられます。
連絡先 ホームページ http://www.npwo.or.jp 介護を体験した方、また現在介護されている方で「家族の会島根県支部」で電話相談員として、世話人として、活動に参加できる方を求めています。
介護体験者は大きな力を持っています。
介護がはじまって苦しんでいる方や悲しんでいる方のお話や訴えに耳を傾け、心を合わせることができます。
そして、自分の失敗や成功を次の介護者に繫ぐことができます。一度、「家族の会島根県支部」に電話をしてみませんか。