長野県東筑摩郡山形村の認可保育園 やまのこ保育園 〒390-1301 長野県東筑摩郡山形村7128-1 TEL 0263-98-5522
FAX 0263-87-8790
社会福祉法人 山の子会 やまのこ保育園

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”やまのこ”のめざす子ども像
1.健康な子ども
2.歪みがなくしなやかな体の子ども
3.体幹のしっかりした子ども
4.感性豊かな子ども
5.意欲的で主体性のある子ども
6.思いやりのある子ども


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”やまのこ”で大切にしていること
 「子ども達の体がおかしい」と言われ始めてから30年以上が経過しました。高度成長期以降、私たちの生活環境は大きく変化し続けています。現在も生活を快適に便利に過ごすために色々なものが生み出されていますが、その反面失ったものも大きのではないでしょうか。
 最近の子どもは転んでも手が出ない、視力の低下、低・高体温、体の歪み、アレルギー疾患、コミュニケーションが取り難いなどの増加が指摘され、調査や研究が行われています。
 体に歪みがあったり、筋肉が固くバランスよく発達していないとケガや故障を起こしやすくなります。筋肉が弱かったり、腰が安定しないと動くことが嫌いで、それが原因で経験不足になったり、意欲も育ちにくくなったりします。
 ”やまのこ”では健やかな心と体づくり〜病気をしないということだけでなく、人生を豊かに過ごせるための体と心の土台づくり〜を大切に取り組んでいます。

1. 心と体と脳の全てを育むリズム運動を行い、新進のバランスの取れた子どもを育てる
 リズムは体の隅から隅までを楽しいリズミカルな音楽に合わせて走ったり、止まったり、跳んだり、転んだりすることで骨や筋肉、関節、神経系の発達を促していきます。音楽は生のピアノや歌声で、その時々子どもの様子や年令に応じて音の強調やテンポを変えたり、季節の歌を取り入れたりしています。
 ロールマットは全身の力を抜き、神経と筋肉をくつろがせ、緊張感を除き、背骨を十分に伸ばします。また適度な振動とマッサージで血液循環を良くします。ハイハイは体を左右にくねらせ、足の親指でしっかり床を後ろに蹴って這う運動です。歩行をするためのけりを大切にしています。赤ちゃんの時にハイハイをしないで歩いてしまう子も多く、再学習として大きい子達も取り組んでいます。

2. 無・低農薬にこだわる安全でおいしい手作りのお昼とおやつを心がける
 食べることは生命を育てる土台とも言えます。そしてこの食べることを通して、生きる意欲や精神的な健康を育てることにもつながると考えています。“やまのこ”は開園以来、食べることには力を入れて取り組んでいます。
 無・低農薬の食材を使った安全で美味しい手作りのお昼とおやつを心がけています。素材そのものの味がわかるようにうす味で、献立についても和食を中心にバランスの良い内容にしています。おやつは子どもにとって楽しみであると共に、一食と考え、食事的なものを多く取り入れています。今噛むことの下手な子や噛めない子が増えていると言われています。噛む力が育つよう献立や配膳にも気を配っています。
 そして何より楽しい雰囲気で食事ができるように心がけています。

3. 水・砂・土を使って思い切り遊び、五感を十分に使い、豊かな感性と創造力を育てる
 子ども達は水や土で遊ぶのが大好きです。大人達が少し肌寒いと思っていても子ども達は日が差すと誘われたかのように庭に行き遊び始めます。水と土を混ぜての頑丈玉作り、穴をほったり水を流し込んでのダム作り。土山から水を流して泥滑り台。子ども達は水砂遊びを通してせっせと水運びをして体をつくり、仲間と力を合わせて作業をしたり分業したり、様々なことを学んでいきます。

4. 四季おりおりの自然を全身で感じる山歩きや散歩を楽しみ、様々な発見や、好奇心に
散歩は一年を通して朝に夕に楽しみます。自然の中で心も体も開放し思い切り楽しみます。
春: ふきのとう、ねんぼろ、つくし、よもぎ・・・春野恵をいただきます。
おたまじゃくし、てんとう虫・・・虫たちも仲間です。
夏: 思う存分水遊び
秋: 再び野山へ。体力のついた子ども達は山のぼりに挑戦です。
栗、くるみ、柿・・・。薪拾い、落ち葉拾い。そして焼芋、豚汁会。
冬: ソリ、雪合戦、かまくら作りなど。寒くても体を動かして遊びます。
主な散歩先: 建部神社・八幡神社・御岳神社・ピア山形付近の山沿・穴吹観音・三夜塚公園
ちぼっこ広場、なろう原公園・鷹の窪公園・下竹田公園・上竹田公園・清水高原
山形のてっぺん・・・。

5. 早寝・早起きを大切にし、気持ち良い生活を送ることで、健康な体の基盤を作っていく
 生活リズムは睡眠や食事のリズム等、人類が誕生して以来長い歴史の中で作られてきたリズムです。本来子どもは夜はぐっすり眠り、朝から元気いっぱいに活動できるものでした。しかし今は大人社会の労働のあり方や生活形態が変化してくる中で、食生活、睡眠のリズムが乱れてきています。それは大脳の働きの低下や自律神経・ホルモンの分泌の乱れにもつながっています。生活のリズムのしっかりしている子は朝から元気で意欲的です。また何かトラブルがあっても立ち直りも良いようです。
 家庭と園とで手を取り合って、子ども達の早寝・早起きの生活週間を作って行きましょう。

6. 親・子ども・職員が人間としてお互いに尊重し合い、仲間として支え合い育ち合える関係を
作っていく
 やまのこ保育園は、やまのこ共同保育園が認可園となり、2012年4月に改名した園名です。
 “やまのこ”に子どもをあずけている父母はもちろん多くの方々に支えられて、やまのこ保育園の今日があります。園の運営を共同で支え子育てをしてきた時代を超え、私たちは共同の子育てを大切にしていきたいと思います。
 “やまのこ”はお父さんお母さん達が子どものために力を出していただく機会がたくさんあります。例えば休日を使って、柵作りやプール作り、草取りなどです。貴重な休日を使って行うことは大変なのですが、保育以外の子ども同士の交流は子ども達を更に仲良くしてくれます。懇親会などを通し交流を深め、自分の子どもだけでなくどの子にも同じように接してくれるお父さんやお母さんが一杯います。困った時は助け合い、本音を語れる大人同士の繋がりは、卒園してからも大切な財産です。
年長さんの美ヶ原遠足には親も同行 父母参観では父母もリズムを体験 やまのこまつり等のイベントも企画・運営


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