ゆういちの星空日記
ゆういちの星空日記

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<6月28日>
 遂に台風が九州に上陸しました。  進路は日本を縦断するようですね。 深谷では、朝から雨が降ったり止んだりしています。 関東地方への最接近は明日の午前3時頃とのことです。 被害が無いと良いですね。
 今日、明日と、東京の浜松町でJTBショー(日本望遠鏡双眼鏡ショー)が有りますね。 各メーカーから新しい機材の発表も有る様で楽しみですね。
なお、この模様はAstroArts Home Pageで、会場からのリポートが有るようです。 私を含めて、見に行けなかった人は、インターネットで楽しみましょう(^^) 
 今日の画像は、我が家の庭に咲いているひまわりです。 親父が貰ってきた物ですが、中々変わった色をしたひまわりでしょ!。 黒色ひまわり?さて、何て名前でしょうね? ご存知の方いますか?
また、黄色いひまわりも満開です。 去年は、7月3日の寒冷前線の通過の嵐&雹で、すっかり葉も落ち茎も折れてしまいました。 今年は、台風で倒れなければ良いなぁ...
<6月27日>
 ふぅー、暑いー!!! 熊谷でも、37.4℃!
群馬県伊勢崎市では38度!を超えたそうです!!!
台風の進路も気になりますね。  梅雨時期に台風が二つも来るなんて、ねぇ...
 今日の画像は、いよいよ熟してきた木苺(ブラックベリー)です。
赤い色の実は未だ熟す前で、しっかり熟すと中央の黒い実になります。
この木苺は、食べると酸味が強いのでジャムが良いようです。



<6月26日>
 今日もあっつぃーーー! 連日の真夏日(34度!)です。本当に梅雨の真っ只中なの? 予報では、明日も真夏日の様です..
 今朝の新聞を読んでいたら、少し悲しいニュースがありました。 子供の頃、確か、驚異の世界と言うテレビ番組の中で、海洋調査船カリプソ号に乗り活躍していた、フランスのジャック イブ クストウ氏が亡くなりました。(;_;) 氏は、アクアラングの発明者であり、映像により海底の神秘を私たちの目に届けてくれました。 あの頃は、本当に楽しみに見ていたものです。 そう言えば、私が昔好きだったジョンデンバーのレコードにも、ジョンデンバー自信がカリプソ号に乗った時に感動して作った、我が友カリプソなんて歌もありました。合掌!
 他にも★関係のニュースでは、ロシアの宇宙ステーションミールでの事故が有ったようですね。 地上からの補給ロケットとのドッキングに失敗して、太陽電池やステーションの一部が破損したようですけれど、取あえずは事無きを得たようです。 何といっても、直ぐに救助にゆける所出は無いので、心配ですね。 詳しい情報は、 S.MATSU氏SPACE SERVERにあります。 ここの宇宙開発関係の情報は凄い!の一言ですね。
 もう一つ、米軍による円盤騒動にも決着を付ける発表が、米軍自身から発表があったようですね。 さて、マニアの方の反応は如何に?
 今日の画像は、田植えの終わった田んぼです。 今月初め迄は、麦で茶色だった田んぼも一面の薄緑になりました。
<6月25日>
 今日も相変わらず蒸し暑い一日でした。ふぅー
 昨夜は晴れてはいましたが、ぼわっとした空で星もあまり見えませんでした。 それでも、寝る前に南の空を見ると、月と木星が仲良く並んで中々良い感じです(^^) 月の前には薄雲が有るのか、月の周りに光のハローが広がっています。 ベランダで、口径76mmの望遠鏡をカメラ三脚に乗せて月&木星をみてみると、シーイングは少し悪めですが、木星の太いバンドとガリレオ衛星が3個が良く見えています。
 今日の画像は、いて座の散光星雲M20(三裂星雲)です。 また、左上隅に有る星の集まりは散開星雲M21です。 この星雲は、星雲の中心部を暗黒星雲が大きく遮り、あたかも割れているように見えるので、三裂星雲と言う愛称が有ります。 でも、写真を見ると4裂星雲?と言う感じですね(^^;  この星雲はカラー写真で撮ると本体のピンク色と北側に広がるブルーの色の対比が綺麗です。
星雲の場所は、6月7日の日記で紹介した、M8(干潟星雲)の北側約1.5度にあり、双眼鏡では同一視野に見ることが出来ます。
この画像は、口径5cm屈折望遠鏡で撮った物ですが、25cm反射望遠鏡で撮像した画像では、もう少しスケールの大きな画像を見ることが出来ます。 ただ、各画像の方向が揃っていないので頭の中で回転させて比較してくださいね(^^;
★DATA 1997年6月6日 撮影地 埼玉県深谷市
 M20(NGC6514) 赤経18h02.6 赤緯-23°02′視直径29-27′等級7.6等
 M21(NGC6531) 赤経18h04.6 赤緯-22°30′視直径13′ 等級5.9等
  TAKAHASI EM-10+FC-50(D:50mmF5.8)+ST-7(2x2binning -4.8℃ Exp120sec) 

<6月24日>
 今日は、暑かったですねぇ!
もう梅雨が明けてしまったのか!と思うような天気でした。 気温も、熊谷では32度!と真夏日でした。 確か長期予報では、エルニーニョが発生したために、長雨&冷夏との事でしたが..これからかな?(^^;
 ところで、日本からは観測出来ませんけれど、周期が約3.3年と一番短い周期を持つ2P/Encke彗星が、細い尾をたなびかせて南半球で明るくなっています。 詳しい情報や画像は、Comet Observation Home PageGordon Garradd's Astronomy Pageに有ります。
 今日の画像は、1992年1月4日の部分日蝕です。 今年も、シベリア−モンゴルでの皆既日蝕に伴う部分日蝕が、3月9日に日本でも見られましたが。 この写真の部分日蝕は、太陽が欠けたまま日の出になるという物でした。 私は、この時には海から登る太陽を撮りたくて、茨城県大洋村の鹿島灘まで出かけたのですけれど、低空の雲が取れず海から昇る所は撮れませんでした。 この写真は、雲から抜けた直後の様子で、強烈なシンチレーションと大気分散により、太陽の変形や上下での色の違いが見られて面白いですね。
<6月22日>
 今日は日曜日なので、朝早くから周りの田んぼでは田植えの人が沢山出ています。 そうは言っても、昔のように家族、親戚総出なんて事は無くて、田植機を運転する人ともう一人位で済んでしまいます。 そんなもんで、最近は兼業農家の人がほとんどです。
 田んぼに水が入ったので、夜は蛙の合唱で中々賑やかですね。
 私といえば、今日も庭の草取り&花壇作りで一日終わってしまいました。 しかし、草は次から次へと良く生えます(^^;
 今日の画像は、さそり座からいて座にかけての天の川です。
この写真は、一眼レフカメラを三脚に乗せて固定して写した物です。
これから夏になると、キャンプ等で山に出かける機会も多いと思います。 良く晴れて天の川が綺麗だなーなんて思ったときには、カメラにコンビニでも売っているISO感度400とか800のフィルムを詰めて、標準レンズまたは広角レンズ(ズームでも可)を、絞り開放、距離は無限遠(オートフォーカスでしたら、明るい星で合せて固定)にして、数十秒から数分露出すれば、天の川もばっちり写ります。 また、広角レンズで、テントや人を一緒に入れたりとかすると良い雰囲気になりそうですね。 お試しくださいね(^^)

<6月21日>
 昨夜は、台風一過で素晴らしい透明度ので思わず月見をしてしまいました。(^^)
満月近い月が煌煌と輝いているにもかかわらず、北斗七星やさそり座まで良く見えます。 また、外は昼間のようで、彼方には秩父の山並み、赤城山日光の山並みまで良く見えて不思議な感じです。 気持ちの良い西風を受けながら、双眼鏡で星座の星を一巡り..楽しい一時でした。
こんなに星空が綺麗ならと、ベランダに望遠鏡を持ち出して月を見ると、残念な事にシーイングは最悪で、月の縁はふにゃふにゃしてしまっています。 残念...
 所で、今日は先日ここでも書いた木星の衛星同士による食でしたね。 残念ながら、空には雲が一面広がって月も見えませんでした。 昨日だったら良かったのにね。
 今日の写真は、隣のお宅に咲いたひまわりです。
我が家のひまわりも、昨日の台風で斜めに傾きながらも、花をほころばせてきました。
ひまわりの花は、もう夏のイメージですね。 そう言えば、今日は夏至でした。

<6月20日>
 いやー遂に台風が上陸してしまいましたね!
 今朝は、起きる(6時50分頃)と、外は雨が凄い勢いで降っていました。 それでも、仕事を始める頃(9時)には小降りになり、その後も降ったりやんだりでしたが、再度11時前頃より風雨とも強くなり、3時頃迄は強い雨と風が吹いていました。 雲の流れも物凄く速くて、2時半頃に見たときには、南東から北東へ速い流れで動いていましたが、仕事の合間に5時過ぎに外を見ると、雲の流れは相変わらず早いものの向きは反対の南西から北東へと変わっています。 ちなみに、台風は4時頃には群馬県の前橋の南辺りを移動しているとのことでしたので、5時過ぎには台風の中心はもう通り過ぎてしまったようですね。
5時過ぎには、雨も止み、風も吹き返しの少し強めの西風です。 南の空には、青空も見え、西の空は夕日の明るさを取り戻して来ました。
 我が家では、庭のヒマワリや植木鉢が倒れた程度で、大した被害も有りませんでしたが、皆さんの所は大丈夫でしたか?
 右の画像は、5時頃の明るさを取り戻して来た北西の空です。
ps。
 台風一過の星空、東の空には大きな丸い月が昇ってきました(^^)
<6月19日>
 うむぅー..天気予報&ひまわりの画像を見ると、どうも台風が上陸しそうですねぇ!  関東地方は、明日の夕方あたりでしょうか? 直撃しない事を祈るのみです。
 何か今日は体調が今一つですね。また花粉症になったような感じで、くしゃみは止まらないし、目も痒い..困ったもんです
 今日の画像は、射手座の球状星団M22です。
北天では、一番大きなヘラクレス座のM13が有名ですが、M22の方が綺麗と言うくらい、微光星の群れている様はとても素敵です!。 球状星団と言えば、ペガサス座のM15の中には、13.8等の惑星状星雲(Pease1)があるので有名ですね。 CCD ASTRONOMY誌 FALL 1996号で、私の撮った25cm(ビニング無し)の画像を比較してみると、丸で囲んだ中の物が、惑星状星雲(Pease1)の様です。 少しわかり難いので、次回は焦点距離を伸ばして撮像してみたいですね。 暗いけれど、最近の大きな望遠鏡だったら見ることが出来るでしょうか?
50cm級の望遠鏡をお持ちの方は、試して見ませんか。見えたら観測報告是非お聞かせください(^^)
★DATA 1997年6月6日 撮影地 深谷市
 M22(NGC6656) 赤経18h36.4 赤緯-23°54′視直径24.0′等級5.1等
  TAKAHASI EM-10+FC-50(D:50mmF5.8)+ST-7(2x2binning -4.8℃ Exp120sec) 

<6月18日>
 昨日の日記では、梅雨前線は活発ではない、何て書いたためでも無いでしょうが、今日は夕方から雨になってしまいました。 ひまわりの画像を見ると、台風からの雲が東日本を覆っているようですね。 台風も、九州方面に向っているようで少し心配です。 皆さんのお住まいの所は、お天気いかがですか?
 こんな日は、ロマンティックな星座の話しでも読んでみませんか?
Mikaさん星のお話の部屋は、沢山の星座の神話とセンスの良い作りで凄い人気ですね。 もう一つ、星に関する神話やHST物語等沢山の資料や読み物が一杯なのは、出雲さんASTRO-FOLKLORE Homepageです。 両方のホームページとも、楽しい話しが沢山で何時の間にか時間が過ぎてしまいますね。
 今日の画像は、乗鞍岳に流れ落ちる天の川です。
数年前に乗鞍岳(標高2、700m)で撮影した物ですけれど、低空に薄雲が有り、遠くの光害でグリーン色にかぶってしまいました。 それでも、乗鞍岳の鶴ヶ池の駐車場での、雲のような天の川は素晴らしいですね。
<6月17日>
 昨日の天気予報では、確か雨の予報でしたけれど梅雨前線はあまり活発では無い様ですね。 今日も、日中は青空も見えて、少し蒸し暑い一日でした。
 今日の画像は、夏の天の川に大きく十字を描いている白鳥座にある網状星雲(NGC6992-5)です。 この星雲は、遠い昔に超新星の爆発により出来た物と言われています。
 場所は、白鳥の右の翼のε星の直ぐ南にある52番星を貫く形にあるのが、西側の星雲(NGC6960)です。 それに対して”い”の字型に、左側(東側)に見えるの少し明るい方の星雲が、今日の画像になっている (NGC6992-5)の星雲です。
この星雲は、画像を見てもらえば判るとおり、星雲内部で複雑に絡み合った様な構造が名前の由来になっています。 あまり明るい星雲では無いですけれど、空が良い所では双眼鏡でも”い”の字の左側の星雲は見えます。 また、30cmクラスの望遠鏡に、星雲の光の成分を良く通すフィルターを付けて見ると、写真の様に絡み合った模様が良く見えて迫力です。 未だご覧になった事が無い方は、今年の夏にトライしてみませんか?
★DATA 1997年6月6日 撮影地 埼玉県深谷市
 網状星雲(NGC6992-5) 赤経20h56.4 赤緯+31°43′
  TAKAHASI EM-10+FC-50(D:50mmF5.8)+ST-7(2x2binning -4.8℃ Exp180sec*4)

<6月16日>
 ここの所、梅雨としては中々良い天気なのですが、星空は見えませんねぇ。 今日も夜空は、月のある位置が明るさでかろうじて分かる程度で、全天雲で覆われています。
   今日の画像は、おおぐま座のNGC3877(光度 12等)です。 実は、何を間違えたか近くにある星雲M109を撮ろうとして、間違えて写してしまいました(^^;
この星雲の場所は、北斗七星の升の南側にあるχ星(3.9等)の近くで、望遠鏡で見ると同じ視野に入ります。 画像を見ると判るとおり、小さい横向きの系外星雲です。 光度も暗くあまり見栄えもしませんけれど、明るい恒星の傍に寄り添うようにあるので、不思議に宇宙の奥行きが感じられますね。 ちなみに、画像の中の明るい星が、おおぐま座のχ星(3.9等)です。
なお、明るい星の左右に伸びる光の筋は、ブルーミングと言う現象でCCDのチップのピクセルから光が溢れ出したための物です。 CCDのチップによっては、ABG(アンチ ブルーミング ゲート)と言う、溢れ出した光を逃がす為の構造を持っている物があります。 このタイプの物でしたらこの様な光の筋は出ないのですが、若干感度が低下してしまいます。 痛し痒しですね。
 ところで、今使っている口径5cmの望遠鏡と冷却CCDカメラで撮ったオリジナルの画像では、何と15等クラスの系外星雲も確認することが出来て驚いています。 大口径の反射望遠鏡でのアップの画像も面白いですけれど、小さい口径の望遠鏡での画像も、写野の広さや、手軽さで中々面白いと思います。 皆さんも、試して見ませんか? 何時か、新彗星が写るかも知れませんよ(^^;
<6月15日>
 今日も中々良い天気ですね。今年の梅雨は雨が多いと言っていたのですが、まだまだこれからかな?
今日は、午前中は庭の草むしりをして、午後からは、近くの能護寺紫陽花を見に行ってきました。 右の画像は、能護寺の紫陽花です。 小さいお寺なのですけれど、庭には色々な紫陽花が満開で綺麗でした(^^)  番組名は忘れましたが、テレビ東京で28日の朝に放送があるとのことでした。 お近くの方は、一度話しの種にいかがですか?
 家の周りの田んぼも、この週末ですっかり麦刈りが終わり、麦わらを燃やす煙で、17号深谷バイパスは霧がかかった様でした。 用水路にも水が来ているので、今週末は一斉に田植えが始まりそうです。
<6月14日>
 昨夜は、自宅に帰って夜空を見上げると、南西の公園のナイター照明の上の空に、少し霞のかかった様な月が見えていました。 少し見ない間に、月も大分太ってきましたね。(^^)
もう一度、床に入る前に二階のベランダから夜空を見上げると、南東の空にはポツンと木星が見えています。 透明度が悪くて、射手座やさそり座は見えませんが、天頂では透明度が幾分良く琴座、白鳥座が辺りは星座の形が判ります。 ベランダに、カメラの三脚に口径76mmの望遠鏡を乗せて木星に向けてみると、シーイングが中々良くて木星本体のベルトと、本体に衛星の影が一つ黒いホクロの様に見えています。 衛星は、右側に4個(一番内側は他の星に比べると暗いので違うかも)見えて、中央の二つは今にもくっ付きそうに寄り添っています。 そう言えば、今年は木星の衛星同士による食が見られるだったなぁーと思い、雑誌を調べてみると、30分ほど前に部分食が終わったようです。残念..!
今後も、何度も有るようですから、皆さん見てみませんか?
今後の、木星の衛星食予報
 日付    開始   終了   種類  減光量 減光等級
6月21日 23h08.2m 23h13.2m 本影金環  70%  1.31
6月21日 24h23.6m 24h40.7m 半影部分  13%  0.15
6月28日 25h25.5m 25h25.5m 本影金環  52%  0.80
以上(月刊天文6月号より)詳しくは同誌をご覧ください。
予報を見る限りでは6月21日が見頃ですね。
 今日の画像は、有名な猟犬座のM51(子持ち星雲)です。 先日紹介した、M97とは反対に北斗七星の柄杓の柄の一番後ろの星から少しの所にあります。 画像を見ると判るとおり、小さな子供の星雲を引き連れていますが、何故か?子供の小さい星雲の方が、親より重いそうです。 また、星雲の腕が明るいために、初めて肉眼で望遠鏡を使い腕が確認された事でも有名ですね。
 ところで、今日近くの望遠鏡屋さんに行ってきました。そこで見たのは、新しい冷却CCDカメラでした、今度のJTBショーでデビューのようです。
月&惑星を撮像している方には、かなりお薦めな感じです。!! お楽しみに(^^)
<6月13日>
 昨夜は激しい雨が降りましたが、今日も日中は晴れて、田んぼでは麦刈りが、いよいよ本格的になってきました。
 昨日は書き損ねましたが、チリのリラー(Liller,W.)によって6月5日に撮影した写真から、さそり座に新星が発見された様です。 場所は、赤経 17時 54分 11.22秒 赤緯 -30°02'53.0" (2000.0)ですから、射手座との境界付近ですね。 発見時の光度は8.5等で、現在は10−11等星程度で少しずつ暗くなっているようです。 もし、その付近を写真に撮っていらっしゃる方は、是非調べてみませんか? カラー写真でしたら、多分、新星は赤く写っているので分かりやすいと思います。
私も晴れたら、CCDで撮ってみましょう(^^)
 詳しい、情報は、National Astronomical Observatory, Japan(国立天文台)AstroArts Home Pageに有ります。

<6月12日>
 朝起きた時には曇っていた空も、日中は青空も見えて、暑いくらいの良い天気になりました。 しかし、天気が一日おきに、雨が降ったり、晴れたり、寒かったり、暑かったりと、激しく変わり、体調を崩しやすいですね。
 今朝、仕事に出るときに芝生の中を見ると、ここの所の雨でたっぷり水分を含んだためか、名も知らぬキノコが沢山生えてきました。 キノコなら良いですが、同じ菌類のカビがレンズから生えては困りますね(^^;
 今日のホームページ紹介は、 Tim Puckett氏The Comet Watch Programです。 このホームページは、非常に有名なのでご存知の方も多いと思います。 ここのホームページで、30cm望遠鏡に特殊な波長のみ通すフィルターを付けて、冷却CCDカメラで撮像&処理された画像は、彗星からのガスの噴出の状況が良く分かり、日ごろカラー写真等で見慣れたイメージとは違う彗星を見せてくれます。 もちろんアメリカなので撮影時刻は違いますが、自分で撮像した画像と見比べて感心し、楽しんでいます。 次回の大彗星(何時の話しか(^^;;)には、こんな画像も撮って見たいですね。
<6月11日>
 今日は、また梅雨の肌寒い雨空になってしまいました。
 昨日始まった麦刈りも、一休みですね。 今の時期の農家は、ネギ植えに麦刈り、田植えと続き忙しそうです。
 今日の画像は、今頃は夜空を見上げると頭の上に柄杓を逆さにしている、大熊座の北斗七星の柄杓の底にある、M97(ふくろう星雲)M108です。 例によって、5cm屈折望遠鏡+冷却CCDカメラでの画像ですが、違う形をした星雲が仲良く並んでいます。 M97は、我々の銀河系内にある、星からの噴出したガスで出来た惑星状星雲です。 もう片方の、細長いM108は、私たちの銀河系と同様に沢山の恒星で構成された、はるか遠くの銀河系です。 偶然、距離や大きさも全然違う物が、あたかも近くに有るように、たまたま同じ方向に見えていて面白いですね。 M108は、中央を走る暗黒帯が複雑な感じですけれど、特別目立つ特徴も無い星雲ですね。 かたや、M97には、ふくろう星雲と言う愛称があります。 口径25cmの望遠鏡による拡大画像を見ていただくと、丸い顔に目が2つ有って、下には嘴の様な濃淡がありますね。 皆さんは、ふくろうに見えましたか?(^^)


<6月10日>
 昨日とは一転して、今日は晴れて暑い一日でした。(熊谷では、気温も30度!を超えたようです) 梅雨入り宣言が出て、今日はもう梅雨の中休みかな?(^^;; 皆さんの所は、お天気いかがですか?
 この晴れ間で、気の早い農家は麦刈りを始めました。 もうすでに、ほとんどの地方では田植えも終わっていると思いますが、我が家の周りでは、麦と米の二期作でもあり、まだこれから..天気が良ければ、今週末辺りが麦の収穫最盛期の様です。 今年は、麦が雷雨で寝てしまった畑も多いので、コンバインでも刈るのは大変だぁ!何て農家の方は言っています。
 今日の画像は、近くの公園(別府沼公園)の花しょうぶです。 今日、昼食を食べに自宅に帰るときに、少し遠回りをして花見をしてきました。 今日は天気も良いし!外は気持ち良いですね(^^)
<6月9日>
 今日は朝から雨模様です。ラジオのニュースでは、東北までいっせいに梅雨入りしたようですね。  皆さん機材にカビをはやさないように、気を付けてくださいね!
 ところで、最近、以前書いた日記を読み直してみると、誤字脱字が多いですね(^^; ばたばたと書いている物で、読み難くて申し訳有りませんm(__)m 気を付けなきゃね(^^;
 今日の画像は、先月の5月30日の日記でも画像を貼り付けた、獅子座の系外星雲、M65,M66、NGC3628のトリオです。
6月6日の夜に、FC−50(F5.8)+ST−7(120秒*4)での撮像です。 今度は焦点距離が短いので、三つの星雲が一つの画面に入って位置関係が良く分かると思います。 口径が5cmと小さいので、さすがに各星雲の細部は判りませんが、それでも各々個性の有る形をして面白いですね。 なお、右下に薄っすら白い筋が見えるのは、人工衛星の軌跡です。
 このホームページの画像撮像用には、アメリカのSBIG社製の冷却CCDカメラ(ST−7)を使っています。 CCDカメラと言うと、今はやりのデジカメを想像なさる方も多いと思います。 しかし、同じCCDを使ったカメラですけれど、使用方法やカメラの形、機能も随分違います。 まず、望遠鏡または、カメラレンズに接続してコンピューターで制御することを前提にしているので、ファインダー何て有りませんし、カメラ単体では機能しない物がほとんどです。 また、デジカメは、撮像した画像をカメラ内部で画像処理して出力してくれるので、撮像した画像は直ぐに使うことができますけれど、天文用の冷却CCDカメラは、冷却温度の設定から、撮像後に各種の画像処理をコンピューターで行って初めて希望の画像が得られます。 このあたりは、未だ発展途上のカメラであり、初めての方には中々とっつき難い壁になっていると思います。 それでも、一通り手順さえ覚えてしまえば、我が家でのように自宅の庭でも手軽な撮像を楽しむ事も出来ますし、上級者の方々は、天文台の大きな望遠鏡にも負けない様な、素晴らしい画像だって撮ることが出来る素晴らしいカメラですね。 みなさんも、使ってみませんか? 望遠鏡やPCをお持ちなら、後は高級な35mmカメラを買うのと、それ程変わらない値段で買うことが出来ますよ(^^)
<6月7日>
 今日も良い天気でしたね。湿度が低いので気持ちが良いです(^^)
昨夜は、家に帰ると久しぶりに素晴らしい透明度の夜空が待っていました。 梅雨入り前の最後のチャンスとばかりに、5cmの望遠鏡+CCD(ST-7)でホームページ用の画像を何枚か撮像しました。
撮像を始めたのは、22時過ぎです。 寒いので、フリースとダウンに身を包み、急いで庭に望遠鏡をセッティングししました、 未だ時間が早いので、望遠鏡の南3メートル程の所を車がライトを点けて走り抜けて行きます(^^; 先ずは、西に傾いた獅子座のM65,M66辺りから撮りはじめ、北斗七星のM97,M108、M109と撮り、その後は南に高くなってきた射手座のM8,M20、M22と大きな対象を撮って行きました。 最後は、白鳥座の網状星雲を撮って今日はお終いです。 午前1時を過ぎて白鳥座が天頂近くに来る頃になると、射手座の天の川は光害の光に埋もれてほとんど見えませんが、たて座から白鳥座へと続く天の川が淡く見えてきました。 自宅で、天の川を見るのは随分久しぶりです(^^) 撮像している間に、双眼鏡で射手座から縦座、鷲座、白鳥座と天の川を昇ってゆくと、バックに微光星が群れその間に星団、星雲がぽっかり浮かび、とても素晴らしい眺めです。 それも、今日の仕事が有るので後ろ髪を引かれつつも、2時半ほどでお終いです。 やはり天の川は良いですね。!
 今日の画像は、その時に撮ったM8(干潟星雲)です。 FC-50(F5.8)+ST-7(2x2ビニング 120秒*3)急いで処理したので、合成が悪くて少し星像が流れているようですね(^^; 後の画像も追々ここに貼り付けたいと思います。
 ところで、夜半を過ぎると木星も昇って来ますね。 口径76mm屈折望遠鏡で見てみると、視野の中には空気の流れでゆらゆら揺れる木星が、可愛いお供のガリレオ衛星達を連れて見えています。 木星の縞模様は、小さい望遠鏡でも見ることが出来ますが。 Association of Lunar and Planetary Observers of Japanでは、木星や火星の画像を素晴らしい解像度で見ることが出来ます。 何時か、こんな素晴らしい画像も撮れたら良いですね(^^)
<6月6日>
 今朝は、起きた時から曇り空で涼しい一日だったのですけれど、午後3時過ぎには思いもかけず激しい雷雨になりました。
 今日の画像は、往診に行ったお宅の庭先に咲いていた紫陽花です。 この花を見ると、あぁー梅雨だな..と感じる花ですね。 関東では、鎌倉の明月院が有名ですけれど、私の自宅から数キロ東に有る妻沼町の能護寺も、NHK−TVにも出たりして、この辺りではすっかり有名になってしまいました。
 そうそう、6月というと尾瀬の水芭蕉も思い起こされますね(^^) 星見仲間の、伊藤さんのホームページ 尾瀬とプラネタリウムの部室では、御自身で撮影された素晴らしい尾瀬の風景や、御自身で回られたプラネタリュウムの感想&案内等々楽しい内容が一杯です。
雨の日には、プラネの星空&素晴らしい尾瀬の風景でも見て清々しい気持ちになりませんか。
<6月5日>
 昨日の日記をアップして家に帰ろうとしたら、外は強い雨が降り始めていました。(^^;
今朝は、青空で気持ち良い天気です。 気温も熊谷では29.1度と高くなりましたが、風があるので気持ちの良い一日でした。
 今日は、天文雑誌(天文ガイド、スカイウオッチャー)の発売日でしたね。 各雑誌共、まだまだHB彗星の話題&写真が沢山ありますね。 特に景色と一緒に写っている写真(星景写真)は、その時の情景や季節感が有って良いですね(^^) 個人的には、水田に彗星が写っているのが気に入りました!  それと、百武彗星とHale-Bopp彗星を、同じ場所同じ構図で狙った写真も両彗星の特徴が良く分かりますね!
 ところで、もう一つの天文雑誌の月刊天文では岡野さんによる、HTMLの講座が始まりましたね。 皆さんご存知かとも思いますが、インターネットでもYahoo Japan で、沢山のHTMLの書き方を教えていただけるホームページがあります。 ホームページを未だお持ちでない皆さんも、この機会にトライしてみませんか? そして、出来たらリンクさせてくださいね(^^)
 今日の画像は、ハードディスクの奥深くから見つけ出して来た95年8月19日の土星です。 撮像は、部屋の中からボーグED76(D:76mm Fl:500mm+Or7mm)をEM−10(赤道儀)に載せて、冷却CCDカメラ(ST-7)で2秒露出したものです。
写りが悪くて恥ずかしいのですけれど、左が元画像で右側は処理(CCDOPSでアンシャープマスク)後の画像です。 元画像では、土星の輪と本体の輝度差が大きくて、輪を表示させようとすると中心がつぶれてしまいますが、処理後では一応本体のベルトと薄くなったリングが判るようになりました。 なお、薄くなっている輪が見えない時は少しモニターの明るさを変えていただくと見えると思います。 また、土星本体の上の黒い点はごみの影です(^^;
<6月4日>
 昨日の天気予報では、一日雨が雨が降ると言っていたのですが、時々ぱらつくものの大した降りにはなりませんでしたね。 明日は、また天気が持ち直して、暑くなるようです。
 日本から見えなくなってしまったHB彗星ですけれど、久しぶりにJPLのComet Hale-Boppのページを見た所、オーストラリアからの、5/31、6/1の新しい画像が掲示されていました。 写真を見ると、彗星のダストの尾が一層広がって、あまり形が良くありません(^^;  しかし、6月1日の写真では、メインのダストの尾とは違う方向に、すーっと細い真っ直ぐな尾が伸びている様子が分かります。 この尾は、色を見るとダスト?の尾の様ですが、ダストの尾の縁の部分が濃くなって見えているのでしょうか? 不思議な感じですね。
 今日の写真は、星雲シリーズは一休みして、仕事場の側の草むらに咲いているひるがおです。 朝顔ほど派手さは無いですけれど、草むらの中に咲く薄いピンクのひるがおも、中々素敵な物です。
皆さん、たまには野の草花を求めて、近所を散歩してみませんか?
<6月3日>
 昨日は、日記の日付が一日間違っていたようですね(^^; 失礼しましたm(__)m
 今日も日中はおおむね晴れて、暑いくらいの一日でした。日本各地では、雨の所も多いようですね。 関東地方も、明日は雨の予報が出ています。
 今日も昨日に続いて、かみのけ座の系外星雲NGC4565です。 かみのけ座の星団(Mel111)の近くに見える、糸を紡ぐ時の糸巻きの形(紡錘形)をした大きな系外星雲です。 この細長い姿は、35mmカメラに100mmレンズを付けて撮った写真でも、良く見ると細い形が判ります!
望遠鏡では、空の暗い所で少し口径の大きな望遠鏡で見ると、細長い大きな形と、星雲を横切る暗黒帯が良く分かりますね。
 今日のホームページは、色々なCCDカメラで撮像された、素晴らしい画像があるWelcome to the Astro-Image Gallery by Gregory Terranceを見てみませんか? この中で特に興味深いのは、Finger Lakes Instrumentationの、KodakのKAF-1300Lと言うCCDチップを使ったCCDカメラ(IMG-1300 CCD Camera)で撮像されている事です。
このチップKAF-1300L(1,280-1,024 array 16micron pixels)は、量子効率はそれ程高くないようですが、チップサイズが20.5 X 16.4 mmもあり、Apogee社のCCD Cameraにも採用されています。 また、IMG260と言うカメラは、CCDチップにKodakのKAF260(512 x 512 array 20 x 20 micron pixels CCD Array Size 10.24 X 10.24 mm Quantum Efficiency (560 nm) ~40%)で、値段は$2950なんて手ごろなスペックのカメラも有ります。このカメラ欲しいなぁ!!
ご興味のある方は、詳しい情報はホームページに載っています。(^^)
<6月2日>
 いよいよ6月!嫌な梅雨の季節ですね。 今日のラジオでは、九州南部と四国が梅雨入りした模様何て話も流れて来ました。 皆さんの所のお天気は、いかがですか?
 昨日は、土星食(月に土星が隠される)が有りましたが、観測出来た方はいらっしゃいますか? パソコン通信でも、見られなかったと言う報告は有りましたが、見られたと言う方はいない様ですね。 深谷でも晴れてはいましたが、法事の帰りに空を見上げても、薄雲もあり肉眼では月も見えませんでした。
 先月紹介した獅子座には、もっと沢山の系外星雲が有るのですが、画像の都合で(^^; 今日紹介するのは、かみのけ座の系外星雲です。 最初は、M64(かみのけ座の系外星雲)黒眼星雲です。 画像を見ていただければ、何でこんな名前になったか判りますね。(^^)  宇宙の彼方からにらみを効かしている、一つ目大巨人の目と言う感じでしょうか(^^;
 所で、冷却CCDカメラで撮像された、沢山の素晴らしい星雲達を御自身のホームページ公開されてる方々もいらっしゃいますね。 本当にため息の出るような作品を撮られている、 Okano's Digital Astronomy Galleryや、沢山の素晴らしい画像で系外星雲の色々な形態を見せて頂けるGalaxy Page MobaraTaku's CCD Galleryホームページは、色々な面で参考になりますね
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