ゆういちの星空日記

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 <3月25日>(木)
 お彼岸も終わり、今日も暖かくなりました。 東京では、既に昨日に桜の開花宣言も出ました。 この辺りでも、ソメイヨシノのつぼみが大きくなって、木によっては何輪か花もほころび始めたようです。
 暖かくなると共に透明度も落ちて夜空はぱっとしませんが、夜半過ぎの南の空には5月の接近に向けて明るさと視直径を増して来た、赤く輝く火星が見えます。  視直径も13秒を越え、小口径の望遠鏡でも模様が見えるようになってきますね。 各地でも沢山の画像が撮られているようで、月惑星研究会関西支部MarsWatchでは、素晴らしい解像度の画像を見る事が出来ます。 また、火星の色々な情報や各ページへのリンクは、「The Nine Planets」の火星コーナーMarsNetから辿れます。 そして、今現在の火星のどの辺りが見えているのかは、marsnowで見る事ができますね。

 今日のスナップショットは、火星観測のテクニック(1973年天文と気象7月号臨時増刊)です。
私が星に興味を持った頃に購入したもので、1973年の火星接近(視直径21.4秒)に向けて発行されたものだと思います。 内容は、1971年の大接近(視直径24.9秒!)時の観測報告や、今回の接近時の観測ガイド等々中々充実しています。 特に、1971年の時の、自作53cm反射望遠鏡による田坂さんのスケッチや、25cm反射での堀口さんの写真は今見ても素晴らしいですね。 最近は、こんな観測の為のテキストになる様な本は少ないですねぇ

 <3月23日>(火)
 お彼岸の連休最後の22日は、強い低気圧の影響で各地で大荒れ模様でしたね。 私の住んでいる埼玉北部でも、昨日は青空でしたが、とても強い風が1日吹いていました。 午前中には、車で10分弱の尾島町の町役場の駐車場で有ったフリーマーケットに行ってきたのですが、 強い風で並べてある品物が吹き飛んだり、倒れたりで大変だったようです。 また、日光や、上州、秩父の山並みも冬のように雪化粧して白く見えて、季節が少し戻った感じですね。
 そんな強い北風なので、夜になってからは星空も見えていましたが、寒いのと(^^; 花粉症で体調が今一つだったりで、星も見ずに早寝してしまいました。
 日曜日は、義弟のお見舞いで立川市まで行ったので、少し寄り道して、入間にある”スカイショップ” と言う望遠鏡やさんに寄って、スカイセンサーのモーターの延長ケーブルを買ってきました。 これで、暖かい車内や部屋から撮れるかな(^^;
 リンクにMONさんのMONの部屋ページを 追加しました。天体の話題以外も盛りだくさんです(^^)

 今日のスナップショットは、咲き始めた桜です。
東京での、ソメイヨシノの開花宣言は21日との予報でしたが、お彼岸が寒くなってしまったので 遅れてしまったようですね。私の住む埼玉北部は、例年では開花宣言が東京から数日遅くなることが多いのですっけれど、 今日のスナップショットの桜は、北側は竹林に囲まれ、南側は畑で日当たりが良い為か、毎年周りの 桜より数日早く開花します。(ヒガンザクラ?) まだ、満開前ですが、薄ピンクの花の色が後ろの緑の竹の色に浮かび、中々奇麗です。(^^)

 <3月17日>(水)
 15日の日記にも書きましたが、C/1998M5(LINEAR)彗星が天の北極に接近する15日の夜は、 全国的に天候が悪くて観測できた場所は無いかな?と思っていたら、高知県の関さんが、芸西天文台の60cmで写真に写すことに成功されたようです。 この画像は、コメットハンター関勉のページで見る事が出来ます。 また、このページには、元は同じ彗星か?といわれてるパンサー彗星が、天の北極をかすめて移動する写真も見られて、両者を比較することもできますね。
   私は、昨日、1日後れで未だ天の北極から1度ほどの所にいるC/1998M5(Comet LINEAR)3/16を写してみました。 昼間は気持ちの良い程の青空だったのに、夜になってからは透明度が落ちてしまい、 私の0.5ほどの視力では北極星は見る事が出来ませんでした。 そんなコンディションなので、外に望遠鏡を持ち出すのも億劫なので、不精して家の二階の廊下から北窓を開けて撮像することにしました。 懐かしの高橋P型赤道儀の上にガイドマウントを乗せ、その上に口径5cmの望遠鏡(FC−50)を乗せて、冷却CCDカメラ(ST−7)で撮像します。 ファインダーで北極星を基準に、予めシュミレートした位置付近に望遠鏡を向けると、 とても小さく淡いイメージながら彗星を捕らえることが出来ました。(すこしピンぼけだけど(^^;)  残念ながら写野が狭い為に、天の北極も北極星も彗星と一緒に写すことは出来ませんでした。
ちなみに撮像風景はこんな感じでした。(^^;

 今日のスナップショットは、かみのけ座の銀河M94です。
りょうけん座のα星(コルカロリ)の北北西約3度ほどの所にある銀河です。 明るい中心部と淡い周辺部を一緒に表現ずるのは難しいですね。
この画像も、2月13日に、口径13cmの望遠鏡と冷却CCDカメラで撮像したものです。

 <3月16日>(火)
 昨夜の雨も上がり、朝から強い北風です。 それでも、真冬の冷たい北風ではなく、気温も上がりました。 朝には、まだ空一面雲だったのですけれど、西の空より晴れ上がりお昼頃には一面の青空です。 久しぶりに透明度も良く、遠くの山々も良く見えます。 少し前まで真っ白だった浅間山も、今日は、所々地面が露出して白と黒のストライプ模様に変わっていました。 でも、青空はきもちが良いのですが、雨の後の温かな晴れと強い風で、花粉症の私としては最悪のコンディションです。(T_T)

 今日のスナップショットは、裏庭で満開のさくらんぼの花です。
3月10日の日記で、つぼみが膨らんだと書きましたが、今日見てみるともう既に満開でした。 ソメイヨシノに比べると、花数が少なくて梅のようですが、その代わり、こちらは真赤なさくらんぼの実を見て&食べる楽しみもありますね。

 <3月15日>(月)
 今日は、雨になってしまいました。 それでも意外と暖かく、道路端のハクレンこぶしの花も咲き始めました。(^^)
 こんな天気では、LINEAR彗星(C/1998M5 )の、天の北極への接近は見られませんでした。 (T_T) 全国的に天候が悪かったようですが、どなたか、見られた&撮影された方はいいらっしゃいますか? 

 リンクに愛犬ちゃありーの宇宙探検記を追加しました。 ミードのLX-200と冷却CCDカメラ(CV−04)で撮像されています。 もう少ししたら、CCDカメラが私と同じSBIGのST−7に変わるそうです。(^^)
 
 今日のスナップショットは、こじし座の銀河NGC3344です。
小さく暗い銀河ですが、おおぐま座のM101を、とてもコンパクトにした感じで、私のちいさな望遠鏡でも何とか銀河を取り巻く腕もわかります。 もう少し大きな望遠鏡で、クローズアップしてみたいですね。

 <3月11日>(木)
 今日は、息子の1歳の誕生日でした。 誕生祝は、都合で日曜日にやることになりましたが、私の住んでいる辺りでの習慣では、一歳の誕生日に一升餅と言って元気に育つように餅一升を背負わせて歩かせます。 とは言っても、未だろくに歩けないし、餅一升は思いのほか重さがあるので、餅を背負わせて何とかカタカタを押しながら歩くことが出来ました。 皆さんのお住まいの所にも、こんな習慣はありますか?

 リンクのページに東亜天文学会と、 月惑星研究会関西支部を追加しました。
火星の接近で、両ホームページの、素晴らしい惑星像を見に行くのが楽しみですね。

 今日のスナップショットは、1歳になった息子”大地”です。(^^)
みなさん、よろしくね!



 <3月10日>(水)
 ここの所、中々星空が見えませんね。 昨夜も雨、今日も一時は日が少し射したものの、夜は曇り空です。
 所で、今週末は、群馬県の神津牧場内に有る、関東天文協会の天文台で一晩にメシエ天体を全部見てしまおうと言う、 ”メシエマラソン”が有るようです。 私も、行きたかったのですが、色々有って行けそうもありませんねぇ。(T_T)   このメシエマラソン開催に関しての詳しい情報は、光映舎イベント情報に有ります。 この天文台には、口径76cmの反射望遠鏡もありますね。

 今日のスナップショットは、何だかわかりますか?
実は、瘤のような固まりは、とさみずきの枝に産まれた、カマキリの卵です。 もう少し暖かくなると、この卵の中から、小さなカマキリがたくさん産まれます。この、とさみずきの木には、2個の卵が産まれていました。
  母屋の庭では、植物達も冬眠から目覚めて来たようです。 少し見て回ると、つぼみが大分膨らみピンクになったさくらんぼの花や、 満開のさくら草、咲き始めた花大根、 オレンジの花が咲き始めたみつまたの花、プランターにはクロッカスの花を見つけることが出来ました。(^^)  皆さんの身の回りでも、春の足音は聞こえますか?(^^)

 <3月8日>(月)
 今日も暖かくなりました。 朝は青空だった空も、時間と共に雲が広がり、夜にはすっかり曇り空になってしまいました。
 先週は、息子の体調が悪く、また風邪かなぁと思っていましたら、体に発疹が出て来て結局は麻疹でした。 週末は、食欲もあまり無くて少し心配しましたが、今日になって大分元気が出てきたようです(^^)
 今日は話題も無いので、リンクを紹介します。 Astro Linkでは、色々有名な海外のメーカ、 販売店へのリンクが有りますが、イギリスのお店Sherwoods Photographic Ltd のページの中のOrion Optics Online Listingでは、 中々凄いものが見られます。 何と私も使っているビクセンのGPDと言う小型赤道儀に、 口径20cm−30cm!ニュートンや20cmF4シュミットニュートンを載せて販売しているんです。! 口径30cmの鏡筒をのせた”Orion DX300 on Vixen GPD Mount ”£1995 (約40万円)は、さすがにトップヘビーで赤道儀がかわいそうですが、 これで実用に耐えられるのかなぁ?と、心配になります。 それに、ウエイトも2個しか付いていないけれど、バランスが取れるのだろうか?、いや、もしかして鏡筒が異様に軽いのかな?(^^;と、 色々疑問でも有り、GPDユーザーとしては気になるところです。 25,30cmニュートンや20cmシュミットニュートンの鏡筒は、Orion Optics 製のようですが、ちょっと見にはビクセン製にも見える感じですね。 (実は、ビクセンが輸出向けに作っていたりして?そんな事は無いか(^^;)  実際には買えなくとも、たまには、外国のいろんな望遠鏡やパーツを見て回るのも面白いですね。

 今日のスナップショットは、かみのけ座の球状星団M53です。
かみのけ座のα星の北東約1度に有る球状星団です。 かみのけ座には、先日のM88を始め、M64NGC4565NGC4725等々たくさんの銀河が有りますが、球状星団はこの星団だけですね。 また、この星団の10度ほど北東の、りょうけん座には、明るい球状星団M3もあり、こちらも一緒に見ておきたいですね。
この画像も、2月13日に、口径13cmの望遠鏡と冷却CCDカメラで撮像したものです。

 <3月6日>(土)
 昨日は、東京では春一番が吹いたようですね。 私の住む埼玉北部では風も無く静かでしたが、深夜になって強い北風が吹き始め、お昼過ぎまでビュービュー吹いていました。 そんな風の為か、2日ほど前から何となく予感の有った花粉症の症状が、一気に出てきたようです。 また、いやな季節になりますねぇ。。
 昨年は、各地での地球に接近する天体を探す為の自動捜索望遠鏡により、たくさんの彗星は発見されましたが、 特にLINEARと言う名前の彗星は多かったですね。その中の一つ、昨年6月に発見されたC/1998M5 LINEARが、 天の北極に向かって進んでいます。光度は9等とあまり明るく有りませんが、15日夜には、なんと天の北極に10′まで近づきます。 彗星自体は、尾も無いようですが透明度さえ良ければ見つけやすい位置ですので、こんな機会に夜空を移動して行く彗星を見てみませんか? 詳しい観測情報は、AstroArts Home Pageや天文雑誌でご覧くださいね。 AstroArtsと言えば、ステラナビゲーターVer5のバージョンアップの案内メールが来ていましたね。 今度は、もう少し星雲、星団関係のデータが増えてくれると嬉しいのですけれど。。

 今日のスナップショットは、おとめ座の銀河M90です。
おなじ、かみのけ座の銀河M89の約0.6度北にある、Sc型の渦巻き銀河です。
この画像も、2月13日に、口径13cmの望遠鏡と冷却CCDカメラで撮像したものです。

 <3月5日>(金)
 今日も暖かな1日でしたね。  明日は”啓蟄”、温かさにつられてか、小さな虫達も動き始めたようで、ここ数日小さな虫を見ることが多くなりました。 また、田んぼのあぜ道では、ホトケノザの赤紫の小さな花が沢山咲いて奇麗です。(^^)
 ところで、昨日の小惑星によるしし座の恒星の食をご覧になった方はいらっしゃいますか?  私の所では、曇っていてみることが出来ませんでした。(夜中には奇麗な月が出ていたのに。。。) NIFTYのFSPACEの書き込みを見ると、宮城県で掩蔽が観測された所が有るようですね。 しかし、同じ宮城県でも仙台は掩蔽されていないようですから、晴れていても埼玉での掩蔽は無かったようです。 残念。。
 話は変わって、今日は天文雑誌2誌の発売日でした。 天文ガイドでは、私のページからもリンクさせていただいている、香川県の田村さんTaku's CCD Galleryが、 フォトコンテストで最優秀賞を受賞されています。この画像は、今月のbest image of the monthになっていますね。 雑誌の印刷でも素晴らしいですが、CRTで見るほうが断然良いです。  有名なページなので、皆さん何度も行ってらっしゃると思いますが、とても沢山の銀河の画像と画像のクオリティーの高さはいつ見ても素晴らしいです。 もし、未だ見たことが無い方は直ぐに行ってみましょう!  そして、HPでも素晴らしい月面画像を沢山撮公開れている、東田さん東田守生天体写真の館も、 冷却CCDでの月面の撮影の投稿記事を書かれていますね。月面の微小クレーターやしわの描写が素晴らしいですね。
田村さんの40cmの望遠鏡とST−8で撮られた銀河や、東田さんの月面を見ていると、以前思っていた”日本はシーイングが悪いから解像度ではアメリカ等の外国にはかなわないなぁ。。” と言うのは、少し考え直さないといけないなぁと思ってしまいます。  何時か、こんな画像を撮ってみたいものです。

 今日のスナップショットは、かみのけ座の銀河M88です。
先日のM87は、楕円銀河でしたが、少し北にあるメシエ番号で一つ後ろのM88は、Sb型の渦巻き銀河です。
この画像も、2月13日に、口径13cmの望遠鏡と冷却CCDカメラで撮像したものです。

 <3月3日>(水)
 今日は、雛祭りですね。 しかしながら私の住んでいる辺りでは、雛祭りは1ヶ月遅れの4月3日なのですよね。(市内でも地域によって、3月だったり4月だったり、バラバラなんですよね)  それでも、娘の通う保育園では、今日が雛祭りでして、折り紙で可愛いお雛様を作ってきました。(^^)
 今日も、暖かくなりました。 ラジオで今年の桜の開花予報を言っていましたが、例年より少し早そうですね。 桜は未だですが、家の裏にはふきのとうも、顔を出し始めました。 もう少し数が出たら、天ぷらにでもして、ほろ苦い春の味を楽しみましょう。(^^)
 所で、明晩は小惑星(748)Simeisaによる、しし座のυ Leo(4.30等)の食ですが、 天気はどうでしょうか? 今日も、春の空になって晴れてはいるのですが薄曇が多くて、少し心配ですねぇ。  なお、詳しい情報が、FAS(府中天文同好会)に有りました。 観測報告も受け付けて、転送して下さるようですから、観測したらぜひ報告しましょうね(^^) さて結果は。。。

 今日のスナップショットは、おとめ座の銀河M87です。
このM87は、おとめ座の銀河団の中で一番明るい楕円銀河で、中心部からジェットが出ていることでも有名です。 このジェットは、この画像ではスケールが小さくて、分かりませんが、中心部を拡大するとなんとなく少し出っ張りが有るのが分かります。 わかるかな?さすがにもう少し焦点距離がないときついですね。(^^; この付近は、他にもM84&M86M85M89、M58、M59、M60と言った楕円銀河があります。 この画像も、前回と同じく2月13日に、口径13cmの望遠鏡と冷却CCDカメラで撮像したものです。

 <3月2日>(火)
 今日も、暖かい1日でしたね。
今晩は満月で、少し薄い雲が有りますが、奇麗な月が出ています。 明日は、水星が東方最大離隔です。 金星と木星は大分離れてしまいましたが、晴れていれば、明日の夕方の西空には、 上から土星、少し離れて、金星、木星、水星と仲良く並んでいる姿が見られると思います。 水星は高度も低いので、双眼鏡が有ればなお見やすいですね。 また、この後、金星はどんどん土星に接近し、21日には金星が土星の北側2°34′まで近づきます。

 ところで、今日は、久しぶりにリンクを追加しました。
最初は、天文雑誌のフォトコンテストで、ST−6で撮像した素晴らしい作品を発表されている 赤色巨星観測所の室谷さんGALAXIES(銀河)です。 次は、坂本竜馬の生誕の地、高知にお住まいで昨年から天体写真を始められた、MiraさんMira’s 天体写真館 in 高知、 そして、Miraさんが制作に携わっている、あの関さん(未知の星を求めてを読んで感動しました(^^))のホームページ コメットハンター関勉のページです。 素晴らしい画像や日記、読みものとどのページも楽しめますね。 未だの方は、一度ご覧になってみませんか?

 今日のスナップショットは、こじし座の銀河NGC3432です。
このこじし座にある、糸屑のように細い銀河です。 渦巻き銀河を横から眺めているのでしょうが、私の画像では暗黒帯も見られません。 また、この画像では分かりにくいのですが、オリジナル画像をコントラストを調整しながら見ると、 銀河の両端から少し離れた所に、淡い腕か?番星雲か?シミの様な、淡いちぎれ雲のような淡い部分が見られます。
この画像も、前回と同じく2月13日に、口径13cmの望遠鏡と冷却CCDカメラで撮像したものです。

 <3月1日>(月)
 早いもので、もう三月ですね。 今日は、春の陽気と言った感じで、静かで暖かでした。 車を運転していると、道端の梅の花も満開で、田んぼには、気の早い菜の花も咲いています。 月が変わっただけで、なんとなく春が来たかな? 何て感じてしまいますね。
 ところで、月間天文4月号を見ていましたら、 私の家から直線距離にして20kmほど東に有る群馬県の千代田町にお住まいの、彗星観測で有名な小島さんが、1月17日に小惑星による恒星の食を一晩に2回観測されたそうです!!  食の経路図を見ると、どちらの食も我が家からも観測できたようです。 大変残念なことをしました。 それで、この時期に何をしていたか?1月の日記を読み返してみると、風邪を引いて調子が悪かったんですね。(^^;  でも、こんな現象が見られたなら、風邪も吹っ飛んでしまったかなぁ。。残念(^^;  その、小惑星による恒星の食ですけれど、3月4日には条件の良いものがあります。 小惑星(748)Simeisaによる、しし座のυ Leo(4.30等)の食が、21h24mごろ北海道〜東北〜関東〜近畿地方にかけて通る可能性が高いそうです。 詳しい情報は、AstroArts Home Pageにあります。 隠される星も明るいので、双眼鏡で十分観測可能です。 皆さんも、ぜひご覧になってみませんか? 

 今日のスナップショットは、おとめ座の銀河NGC4216です。
先日の、しし座の銀河NGC3646を更に東に向かうと、かみのけ座と、おとめ座の境界付近に沢山の銀河が集まっています。 この中には、以前ここでも紹介した、M98M99M100等々のメシエ天体でも14個もあります。 明るい銀河は、楕円銀河が多く、個性があまり無いのが少し残念ですが、空の暗いところに行った時には、25cmの望遠鏡でこの辺りを彗星探索の如く、望遠鏡を上下に振りながら、 次々に視野の中を過ぎて行く銀河達を見るが楽しみです。  でも、空の明るい自宅だと、迫力無いんですよね(^^; 
 今日のNGC4216は、M98の少し南側にあります。 この銀河は、Sb型の銀河を斜めから見たものですが、同じ写野にもNGC4222(上)や、NGC4206(下)も写り、中々賑やかで素敵ですね。(^^)  少し構図的には窮屈なので、次回は2枚を張り合わせて見ましょう。
この画像は、前回と同じく2月13日に、いつもの機材で撮像したものです。

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