無料カウンター  有 機 酸 微 量 要 素 ( グ リ ー ン ア ッ プ ) 

有機酸微量要素(グリーンアップ)



     
  1. 植物が作り出す有機酸を特殊な方法で鉄,銅,亜鉛,マンガン,コバルトと化合させたもので、生育障害になるような物質は全く含有していません。

  2. 有機酸は植物が必要とする物質ですから吸収が早く、 キレート金属(EDTA) の約5倍の吸収力です。従って、それだけ植物の成長と収穫が早くなるなど、栽培過程に於いて 著しい効果を発揮します

  3. キレート金属は1000倍希釈液にて葉面散布を行うと薬害を生じる恐れがありますが、 有機酸微量要素では200倍希釈液でも全く薬害が発生することはありません。

  4. 植物が吸収する各要素の量に基づいて、金属塩の含有量を定めていますので、全て吸収されます。

  5. 金属は、有機酸鉄,水溶性硼素,有機酸マンガン,有機酸亜鉛,有機酸銅,有機酸コバルト,水溶性モリブデンとなっています。

  6. 養液(礫耕・水耕・砂耕など)栽培、土耕栽培のいずれにも使用できます。潅水注入・葉面散布兼用です。

  7. 有機酸微量要素(グリーンアップ)は、昭和48年に開発以来、 農家は勿論のこと関係各所で実際に使用され好評を戴いてきました。この金属塩は、植物の代謝を壊すことなく、 窒素をスムーズにアミノ酸や蛋白質に還元するため、作物そのものの風味を良く引き出してくれますし、 病気に対しても強い抵抗性を持たせます。

    「使用方法」
  • 10a当り毎月10〜20gを1000〜2000倍に希釈して、潅注または葉面散布で御使用します。
  • 土壌潅注の場合は原液を1000倍に希釈して使用します。
  • 葉面散布  〃   〃  2000倍      〃       。
  • 使用量は定植後の1ヶ月位の時期は植物に負担のかかり方が少ないので10リットルを使用、着果をしてきたときは、 20リットルを使用するようにします。
  • 散布の方法と使用量は通路も含めて300坪を単位とし、全面に万遍無くかかるようにして下さい。
  • 軟弱野菜・果菜・花卉・観葉・果樹などの作物に著しい肥効があります。また特殊なケースとして@椎茸栽培のほだ木の浸水に
    Aきのこ菌の増殖促進にB水産用植物性プランクトンの培養にC養殖海苔の栄養補給にC堆肥の発酵促進などにも好評です。
  • 姉妹品として、動物の鉄などの微量金属欠乏の補給用に飲用として調製したものもあります。 
    『 微量要素の成分とその役割 』
    • マンガン   
      • 葉緑素の生成、光合成促進。
      • 呼吸作用に必要な酸化酵素の作用促進し窒素の代謝、炭水化物の同化及びビタミンCの形成に関与。
      • 酸化還元を助成。
    • ホウ素
      • 細胞分裂、花粉受精及び窒素、カリ、カルシウムの吸収を助ける。
      • 導管の保護。
      • 原形質の水分代謝を良くする(糖分の移行)。
      • 葉緑素の生成に必須、又、赤色を鮮明に発色させる必須元素。
      • 酸化酵素の作用促進。
      • 葉緑素の生成、植物の呼吸作用に必須、酸化還元酵素の作用促進。
      • タンパク合成に関与、又、緑色を鮮明に発色させる必須元素。
    • 亜鉛
      • 成長ホルモンの生成に必須。酵素の働きを助成し酸化還元反応に重要な働きをしている。
    • モリブデン
      • アミノ酸の生成に必須元素。還元酵素の作用を促進し、ビタミンCの生成に関与する。紫色を鮮明に発色させる必須元素。
      • 重金属の害を軽減。
    • コバルト
      • 根腐菌の窒素固定、ビタミンCの生成に必要な成分。
    • 有機酸
      • 植物体内の新陳代謝、特に呼吸作用を助成。
      • 肥料成分の吸収促進。
      *注意*  
      • 農薬との混合:ボルドー剤、石灰硫黄合剤などのアルカリ性農薬やジュネブ剤、ステンレス剤等とは混合しないで下さい。止む無く他の農薬と混合する場合は使用直前に混合してください(当方に相談のこと)。
      • 保存方法:直射日光をさけて冷暗所に保存します。夏など高温時に変色することがありますが、キャップを開けなければ肥効には影響ありません。


= 完 =




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