2007年6月23・24日の両日、山形天童市(さくらんぼ・ぶどう)・福島会津若松市(りんご・ぶどう)・
栃木県真岡市(韮のハウス栽培・パッションフルーツ)を視察しました。
翌25日には長野市三水町にて出荷直前のさくらんぼも見る機会がありましたので報告します。
皆さん方、田中さんの指導を受けて「剪定」・「土づくり」そして「肥培管理」に励み毎年徐々に収穫量が増加しています。 特に圧巻なのは三水町のさくらんぼです。三年前、不用になった雨よけのさくらんぼを借り受け、 その当時は田中さん・農家本人と小生の3者で“この管理は酷いな〜、植え替えるか・・・”などと策を練っていましたが、 田中さんの熱心な指導で“あれが同じ圃場か!!”と驚嘆するくらいになっていました。田中さんに感謝!!来年もよろしくお願いします。
総合的には剪定の方法と肥培管理が皆さん上手くなってきていますから、その分収穫量も急激に増加しています。特に、味の変化です。 私は“収穫直後より2〜3日目の方が作物は美味しくなりますよ”と言いますが、今回も天童市でお土産に貰ったさくらんぼを その日と翌日に分けて試食しました。そこには大変な差がありました。これこそGreen−Upが効いている証です。
作物は収穫した後もその果実は成長をしています。 ここが普通の作物と豊穣会の皆さんが栽培する作物の大きく違うところです。豊穣会の皆さんの作物は収穫後も成長をし、 Green−Upの力を借りて 植物体内の窒素がアミノ酸やたんぱく質へどんどん変化をしているのです。 その上、満ち足りたカルシウム分で果肉はしっかり出来上がり、 その果肉であるペクチン酸カルシウムの中にたっぷりのアミノ酸(味の素)が詰め込まれますので、 非常に濃厚な味、つまり“強いコク”が出来上がる訳です。(だから、2〜3日置いた方が美味しいのです。)
土産を貰ってこんな事を言うのは大変申し訳ないですが、それをその当日食べたときは少し淡白で酸味があり“こんなものか” と思っていました、ところが翌日食べたときは“甘い!!、これが松田さんの佐藤錦か・・・流石!!”という感想でした。
また、来年も美味しいさくらんぼの試食をさせてください????
写真−1 撮影:’07. 6. 25 |
写真−2 撮影:’07. 6. 25 |
長野(三水町) |
長野(三水町) |
写真−3 撮影:’07. 6. 25 |
写真−4 撮影:’07. 6. 25 |
長野(三水町) |
長野(三水町) |
写真−5 撮影:’07. 6. 25 |
写真−6 撮影:’07. 6. 25 |
長野(三水町) |
長野(三水町) |
写真−7 撮影:’07. 6. 25 |
写真−8 撮影:’07. 6. 25 |
長野(三水町) |
長野(三水町) |
写真−9 撮影:’07. 6. 25 |
写真−10 撮影:’07. 6. 25 |
長野(三水町) |
長野(三水町) |
写真−11 撮影:’07. 6. 25 |
写真−12 撮影:’07. 6. 25 |
長野(三水町) |
長野(三水町) 石灰の欠乏、緑色が濃淡となっている。 |
写真−13 撮影:’07. 6. 23 |
写真−14 撮影:’07. 6. 23 |
山形(天童市) 品種:佐藤錦 |
山形(天童市) 品種:佐藤錦 |
写真−15 撮影:’07. 6. 23 |
写真−16 撮影:’07. 6. 23 |
山形(天童市) 品種:佐藤錦 |
山形(天童市) 品種:佐藤錦 太陽に透かして見える葉に濃淡があり、 石灰欠乏の様子が良く判る。 |
写真−17 撮影:’07. 6. 23 |
写真−18 撮影:’07. 6. 23 |
山形(天童市) 葉の表側を見ると・・・石灰の欠乏が もっと良く判る、緑色が濃淡となっている。 |
山形(天童市) つる割れ。硼素欠乏。 |
写真−19 撮影:’07. 6. 23 |
写真−20 撮影:’07. 6. 23 |
山形(天童市) 写真19が酷くなった様子。 (参考:写真−28 トマトのつる割れ) |
山形(天童市) 葉が枯れているがある、この時期では まだ早すぎる。葡萄では下葉でなく、房付近が枯れ込む。 |
写真−21 撮影:’07. 6. 23 |
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