なにげない日記 2002年4月〜8月

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 2002年1月〜3月 /  2002年9月


4/10(水)
 急で驚かれたかもしれませんが、サイトを引越してしまいました。発表会も無事に終わりましたので、浮かれていると思ってください(笑)。
 サイトを引越したからといって、ガンガン更新できるわけではありませんが、これからもよろしくお願い致します。本日は、引越しのご挨拶だけ。


4/25(木)
 サイトを引越したまま、既に放置状態になっていて、皆さんすみません。でも、マイペースがいちばんだから、と呟いてみたり(笑)。
 発表会が終わったにもかかわらず、4月はなんだか忙しい。といっても、ピアノ教室の仕事が忙しいわけではなく、家のこととかPTAのこととかで落ち着かないだけなんだけど。
 わかめのピアノの練習は、相変わらず。ブラームスのピアノ小品集作品118の4と5は未だに仕上がらず、しかし、ショパンの「幻想ポロネーズ」もやらねばならず。
 その「幻想ポロネーズ」だが、今わかめは最後まで弾くのに20分かかるのだ。でも、中村紘子さんは11分52秒で弾いているんだよ。もちろん、中村紘子さんと同じに弾けるとは思ってないけどさ、それでも、せめて14分以内では弾かないとマズイんじゃないかと思っているのだ。できるんだろうかとちょっと心配。1ヶ月前には25分かかっていたんだから、それよりはマシだけど・・・、ははは。

 それから、かなり前の話なんだけど、アンケートの「ソルフェージュの教室」に投票してくださった方のコメントの、「音大をめざすには どんな勉強をしたらいいのか 教えてください」について。
 このサイトの「ソルフェージュの教室」は、音大受験向けの勉強ではなく、基礎の基礎としてのソルフェージュを扱っています。ちょっと紛らわしくて申し訳ないけれど、そういうことなので、今後「ソルフェージュの教室」で、受験に必要なソルフェージュについて取り上げることはないと思います。
 質問ではないかもしれませんが、もし困っているなら、もう少し具体的に掲示板などに書き込んでもらえると、答えられるかもしれません。そういうことで、よろしく。



5/26(日)
 すっかりご無沙汰してしまいましたが、皆さん、お元気ですか? 
 実は、わかめはちょっと深刻な事態に陥っているのです。あまりにショックだったので日記を書くこともできなかったんだけど、少し浮上してきたので、一応ご報告を。
 現在わかめは、右手が痺れて力が入らず、ピアノが弾けません。
 始まりは、5/1の午前中。いきなり右手の小指側が痺れて始めて、どうなってるんだと焦っていたら、その日は3時間くらいで治ってしまったんで安心したんだが、翌日、今度は完璧に右手が麻痺してしまった。右腕は肩から重い感じにだるくて痛いし、小指側は痺れていて感覚が全くないし、うろたえて、内科に飛んでいったのですよ。
 実はさ、腱鞘炎なんて縁がないと思っていたんでね、脳の血管でも切れたのかと心配したのよ。
 しかし、おかげさまで内科的には問題がないと言われ、整形外科を紹介してもらって、早速、整形外科へ。整形で首のレントゲンを取ってもらったんだけど、首の骨はこの歳にしては綺麗だと言われ、首のヘルニアでもないとわかりまして、結局、肩こりが原因で麻痺が起こっているんじゃないか、と診断されたのだった。
 変な病気じゃないというのは良かったんだが、右手がマヒしていて全く使い物にならないというのは、非常に困った事態だった。
 いちばん困ったのは、伴奏の仕事。すぐに、フルートのNさんに、ピアノが弾けない状態だから別の伴奏者を頼んでほしいと、電話した。そしたら、そのNさんが気功の先生を紹介してくれて、そのおかげで、今はかなり回復してきています。5月の初めには、ピアノを弾くどころか、お箸も持てないし鉛筆で字を書くこともできなかったんだが、今は、お箸もなんとか持てるようになったし字も書けるようになったからね。
 ピアノはまだ弾けないけれど、いきなりマヒしてしまった割りには、回復は早いほうなんじゃないかと思ってます。
 驚かれたかもしれませんが、ピアノを弾くほうの仕事は全部断って、お気楽な療養生活を楽しんでいますので、心配はしないで下さい。PCのキーボードを打つくらいは問題ないですが、肩こりが原因ということでPCは少し自粛中です。
 でも、そのうち、療養生活のご報告はしましょう。


6/17(月)
 またまたお久し振りです。右手は相変わらずイマイチ力が入らず、小指はマヒしたままですが、これでも、少しは良くなっていると思いたいわかめです。
 ピアノは一日10分くらいは練習している。何を練習しているかというと、合唱の伴奏なんだな。フルートの伴奏は全部断ったんだけど、わかめは、地域の小さなコーラスグループで伴奏を担当しているのだ。そっちのほうは今までは音取りをするだけだったので、小指が使い物にならなくてもなんとかやっていられたんだけど、いよいよ伴奏を弾かなければならない段階になってきた。
 曲はね、女声コーラスの「水のいのち」の中の「川」。この曲は知っている人も多いよね、きっと。
 ほかに練習するものもないから、これを少しずつ弾いていたんだけどさ、なんと、右手の小指なしでも多少音を省略すれば弾けそうなんだよ。ラッキー!
 右手の指の付け根がへこんじゃって手の形がメチャクチャなので、当然力が入らないんだが、そのことには目を瞑るしかない、悲しいけど。なんとか音は鳴っているしさ。迫力はないんだけど(笑)。
 しかし、指の付け根が立たないことで、こんなにピアノを弾きにくくなるとは思わなかった。皆さんは、指の付け根の関節はしっかりと立てて、響きの豊かな音を鳴らしてくださいな。

 それから、久々に、トップの壁紙を変えときました。それと、「今週の楽語」も。既に、「今月の楽語」とさえ呼べないな。ごめん。


6/26(水)
 リンクに楽譜ネットさんのHPを追加しました。

 上の日記で合唱の伴奏の練習をしていると書いたが、あのあと合唱の練習に行ったら、やはり伴奏を弾く羽目になってしまった。
 いや、別にそれはいいんだよ。だけどさ、うちでは一日に2回くらいしか練習してなかったものを、いきなり6回も弾かされた時には、ちょっと、どうしようかと思ったよ。指が攣りそうになるしさ。でも、まあ、なんとかクリアしたけど。
 先週末には、ピアノの先生のところにもご挨拶に行ってきた。発症から今の状態まで話して、しばらくお休みすることに。先生も、力が入らないというのは、腱鞘炎とは違うだろう、とおっしゃったので、やっぱり原因はピアノの弾きすぎじゃあなさそうです。ははは。
 今年の秋には3つも演奏会の予定があったのに、こんな調子ではもちろん出られない。もともとわかめは人前で弾くのって苦手だったので、実は密かに喜んでいたりもするのだが、ほんの少しは残念な気持ちもあり、乙女心(?)は複雑だよね。
 しかし、とにかく演奏会は全部断ったので、いよいよ、のんびりした療養生活ですな。って、今までも充分のんびりしてましたが(笑)。


7/8(月)
 相変わらず手が痺れたままなので、6月の末に、脳外科へ行ってMRI検査をしてもらった。脳は大丈夫だとは思ったんだけど、知り合いに、「くも膜下の前兆じゃないか」と脅かされたもんでね。
 案の定、脳は異常なしで良かったんですが、それ以外にも、脳外科に行って良かったことがあったんだな。実は、今まで誰もわかめに病名を付けてくれなかったんだけど、脳外科の先生は「尺骨神経麻痺だね」とあっさり言うのだった。
 というわけで、「原因不明の手の痺れ」から「尺骨神経麻痺」に昇格(?)したわかめであります。もちろん、病名が付いたからって治ったわけじゃないけど、なんとなく安心できるのはなぜなんだろうか。はははは。


7/22(月)
 先週、久し振りに整形外科へ行ってきた。脳外科で「尺骨神経麻痺」だと言われたと話すと、整形の先生も、そう思っていたようだった。病名を言わなかったのは、純粋に尺骨だけの麻痺じゃないと思ったかららしい。
 整形の先生の説明によると、尺骨神経麻痺には、首というか鎖骨の辺りが原因のヤツと、肘が原因のヤツがあるらしい。前者は一過性のもので尺骨だけでなく酷い場合は腕全体が麻痺してしまうらしいが、放っておいてもそのうち治るようだ。でも、後者の肘が原因のタイプは、進行性なので要注意なのだそうだ。(こっちは、悪化すると手術とかしなくちゃいけないらしい。)
 わかめの場合は、だんだん良くなっているし、初めの頃は特に首や背中や肩がおかしかったから、たぶん鎖骨のほうに原因があるだろうということだが、肘に全く問題がない、とは言い切れないので、肘とかぶつけてこれ以上変なことにならないように、気を付けようと思う。
 5月の初めの頃は、箸も包丁も持てず、洗濯バサミもつまめないほどだったわかめだが、今は洗濯バサミもちゃんとつまめるし、包丁で千切りキャベツも問題なくできるので、日常生活にはたいして支障はないです。
 整形では握力を測ってくれるんだが、初診の時には左の30に比べて、右はたったの10(わかめは右利き)。その半月後に右は17になり、今回は右が23になってて、回復してるなあ、って気分になりましたよ。左は33もあるんだけど(笑)。
 しかし、この頃、すっかり闘病(?)日記になっているなあ。ピアノの話を期待している方々、ごめん。


8/22(木)
 皆さん、お久し振りです。
 ちっとも更新できないので、おわびに、掲示板過去ログ3月4月・5月6月・7月の過去ログをアップしときました。
 右手は相変わらず痺れたままだが、そういう状況にすっかり慣れてしまったわかめは、危機感が全くないのであった。日常生活に影響があるほど酷くはないものでね。でも、一生このままってのは、やっぱりヤダな。

 ピアノのレッスンにも行けず暇になったので、わかめは歌(声楽)を習いはじめました。歌のレッスンなんて高校の時以来なので、ちょっとドキドキというかワクワクというか。
 初めてのレッスンで、先生に、良い声だと言われて、ちょっと浮かれている。もちろん、お世辞だとは思うが。
 歌ってみていちばん感じたのは、喉をコントロールするって難しいなあ、ということ。ピアノを弾くことだって、指をコントロールしなければならないんだから同じだと思われるかもしれないが、指は目で見えるだろ? だから、なんとなくイメージしやすいんだな。でも、声帯は目では見えない。
 まあ、やっているうちに少しはコツが掴めるだろうと思って、がんばります。


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