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3/1(水) 3/2(木) 「ワルトシュタイン」の終楽章って、やっぱ、かっこいいわ。今まで全然弾けなくてかっこ良さに気付かなかったのだが、今日久々に練習したら、しみじみかっこいいなあと思ってしまった。いや、まだ全然弾けないのは同じなんだけど。 ベートーヴェンのピアノソナタって終楽章がピアニスティックで好きさ。「月光」と「熱情」が特にお気に入りだったのだが、「ワルトシュタイン」も仲間に入れておこう。 どっかに書いたような気がするが、ソナタの第1楽章は交響曲っぽいと思う。これはモーツァルトなんかもそうだけど。で、第2楽章は室内楽。終楽章はピアノコンチェルトの雰囲気だ。シンフォニー風の第1楽章もいいが、難しい割に充実感が感じられなかったんだよ、実は。終楽章ってバリバリピアノを弾いてるゾって感じだろ? わかめって、やっぱり体育会系か? (運動は全くダメだが。) ちゃんと真面目に練習して、早くバリバリ弾けるようになりたいもんだ。 3/9(木) 「今週の楽語」 risoluto をアップしときました。わかめのお気に入りの楽語ですよ。皆さんはいかが? 3/11(土) 掲示板で移調や転調の話が出ていたので、少しきちんと説明しよう。 曲の途中で調が変わることを、転調という。つまり、ハ長調で始まった曲の途中で#とか♭などが付き、ト長調やヘ長調などに変わる、または#は付かないけど短調になってイ短調になる、などのことだ。 バイエルの80番、81番やちょっと長めの曲の楽譜を見ると、途中から調号(調子記号)が変わって#がどこに付いているのかわからなくなったりするだろ? #系の曲だったのに途中でいきなり♭系になったりすると、もう勘弁してくれーってな感じだ。そういうが全部転調なのだ。 移調というのは、これとは全く違って、ハ長調の「ちょうちょ」をそっくり2度上げてニ長調にする、とかもっと上げてト長調にする、などのことだ。もちろん、曲は「ちょうちょ」に限らない。(<当たり前だって) ハ長調ではキイが低すぎるので歌えないから、全曲を長3度(全音2個分)上げてホ長調にして歌う、とかって場合によく使われる。当然のことだが、初めの調(原調)が途中で転調していたら、移調したあとの調もそこから転調するんだよ。 で、以前掲示板でも話題になった「メリーさんのひつぎ(棺)」のように、長調の曲を短調に変える(たとえばハ長調の「メリーさんの羊」をハ短調の「メリーさんのひつぎ」に変えるような)場合のことなんだけど、これは移調とは言わない。調の名前はどちらも「ハ」なので移していないからな。 じゃあ、なんて言うんだって? それは内緒…… なんてことは、わかめは言わないよ。このように長調の曲を短調に、あるいは短調の曲を長調に変えることを「移旋(いせん)」というんだ。 「移旋」なんて言葉を使うのは学生の時以来だ。懐かしくて、つい書いてしまったぜ。 3/13(月) 3/11の日記に「移旋」のことを書いたけど(質問はなかったけど)、移旋の旋は旋法(せんぽう)の旋だよ。 旋法の概念っていうのは、ちょっと説明しにくいので(実は人に説明できるほどわかっていない)、質問されても困ります。旋法の例としては、やっぱ、教会旋法ってヤツだろう。これについては、機会があれば説明するかも。(きっとすぐに忘れる) 3/15(水) ゆうべ、伴奏のお仕事の依頼の電話あり。今度の日曜だってさ。半年ぶりのお仕事なのに、いくらなんでもちょっと急過ぎないかい? で、今日は半年前に弾いた曲の復習なんかしてみる。だいたいは弾けるんだけど、やっぱり忘れてるところもあるやん。マジイ。(前回の伴奏のお仕事のことは、8月後半の日記で読めます) 3/17(金) 掲示板の書き込みを読んで、ちょっと思ったことを。 小学生の頃にはかなり真面目に練習してきた生徒でも、中学生になると、夏休みまでは全く練習できないことが多い。 新しい学校、新しい先生、新しい勉強に部活で、もう、へとへと状態らしい。 でも、たとえその3ヶ月間全く家では練習できなくても、ピアノが好きでレッスンに来る時間が取れるなら、練習しなくてもいいからレッスンには来るように、わかめは言っている。一学期が終わる頃には、決まってみんなペースを掴み、自分なりに練習を再開してくれるからだ。練習量とすれば全然足りない量かもしれないけれど、そうやって少しずつ、それぞれがピアノとの付き合い方を覚えていく。(これは、もちろん、ピアノの練習に限った話じゃないけど。) だから、お子さんにピアノを習わせている保護者の方々にお願いしたい。 中学生になったらピアノの練習ができなくなったといって、すぐにやめるのは少し待って欲しい。(もちろん、練習してこなければレッスンしない、という先生の場合はダメだが) 本人がやめたいというのなら仕方がないが、そうでないなら、一学期は様子を見るってのはどうだろう。月謝を捨ててるような気分になるかもしれないが、一週間に一度でもピアノにさわれば(教室にくれば、嫌でも弾くことになる)結構忘れないもんだし、ピアノを弾くこと以外に教えることもある(このサイトの「音楽のお勉強」みたいにさ)。 二学期になっても全然練習する気配がないなら、それはもうやめたほうがいいかもしれないが。 なんにしても、お子さんの気持ちを大事に考えて、気長に見守ってやって下さいな。 あ、そうそう。 音大受験を予定している人は、こんな呑気なことを言っていてはいけないよ。毎日2時間以上は練習しましょうね(はあと)。<誰、これ。 3/18(土) 午前中はピアノも弾かず、洗濯と久々の掃除に燃える。 午後は「青春18切符」を買いに駅まで出掛ける。 明日は伴奏の仕事で、明後日はピアノのレッスンなのに、大丈夫か? わかめよ。 というわけで、夕方は1時間半ほど伴奏の練習。夜は45分ほどツェルニーや「ワルトシュタイン」を弾く(遅くなったので、途中で断念)。しかし、練習曲を暗譜するなんて、何年(何十年?)ぶりだろうか。あまりにわかめが不真面目なので、先生も、こいつは暗譜させなきゃ練習してこないな、と思ったのかもしれん。 確かに暗譜すれば、いろいろ見えてくることもあるけどさ。まさか、今後練習曲は全部暗譜なんてことは……。 それは、ちょっと勘弁して欲しいなあ。 3/19(日) 午前中1時間ちょっと明後日のレッスンのための練習をして、午後、伴奏を1時間練習して、その後1時間半伴奏合わせ。そして、夜1時間のお仕事。というわけで、今日はピアノをよく弾いた日だったよ。4時間半もピアノを弾いていたなんて信じられない。 お仕事は、珍しくプロっぽい気分でこなす。けど、調律がくるっていて、ゲッとなることしばしば。そのたびに集中できなくなって、ちょっと崩壊したところあり。でも、おおむね良好ということにしておこう。 4月にもう一度、お仕事することになった。 3/29(水) 掲示板でご要望があったので、「今週の楽語」の下に「先週の楽語」を作ってみました。いかがでしょうか。 実は「今までの楽語一覧」ってご要望も頂いたのですが、一つや二つや三つや四つや五つや六つや(いつまで続けるねん)七つくらいなら、別にかまへんと思うんやけど(いきなりどこの言葉や?)、辞典からほぼ丸写しになってしまうと著作権法に引っ掛かるんじゃないかとか不安で、ちょっと躊躇している。著作権に関するページを見に行ってもよくわからなくてねえ。どなたかご存知の方がいましたら、教えてください。 3/30(木) 最近わかめはツェルニー60番の譜読みをしている。練習曲の譜読みと言ったら全然面白くないものの代表のようなものだが、なんか、この頃ちょっと違う。 たどたどとポツリポツリと指先で音になるだけで、嬉しい。なんなんだろうか、この感情は。もう〇十年もピアノと付き合ってきたけど、こんな気持ちは知らない。いつもなら、キーッ! ちっとも弾けないー! とか、何この曲! とか思うのに、全然そんなことはない。ゆっくりと音符が音になっていく、その一つ一つを愛しいと思ってしまう。 前よりたくさん練習しているってことはないけどな。へへへ。(全然ダメじゃん) 3/31(金) よく「ほめて育てよ」と言うよね。(この言葉の本質をきちんと理解しているとは言えないので、わかめにはこのことについてあまり語る資格はないと思うんだけど、ちょっと気になることがあったので。) 別にこの言葉や考え方に文句があるわけじゃない。誰だってけなされるよりほめられたほうが嬉しいに決まってる。ただ、生徒をむやみに褒めちぎるのは、わかめは生理的に嫌いだけどさ。 そんなわかめでも生徒に感心させられることもあるから、そういう時はちゃんとほめるぞ。ところが、ところがだ。今日、ちょっと意外な話を保護者の方から聞かされた。 「先生にほめてもらってから子どもがあまり練習しなくなった」って言うのだ。 へっ? って思うだろ? よく訊くと、「ほめられてすっかり鼻高々になってしまい、練習の必要を感じてないように見える」ということだった。(本人がどう思っているかは不明) わかめはそれほどほめまくった訳じゃない。それとも滅多にほめないからちょっとでも刺激になりすぎたのか? なかなか、ほめるっていうのも難しいもんだねえ。慣れないことはしないほうがいいってことだろうか? なんにしても、これからはほめ方にも気を付けねばな。 |