ゆういちの星空日記
ゆういちの星空日記

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 <11月27日>(木)
 昨日は小雨の降る寒い一日になってしまいましたが、今日は朝から良い天気で暖かくて、なんと日中は25度近くまで上昇して暑いくらいでした!
お昼過ぎから少し風はありましたが、良い天気に誘われてお昼休みには、娘を連れて前の公園まで自転車で行ってきました。

 今日の スナップショットは、裏庭に実ったミカンです。
今年は雨が少なかったためか、例年に無く我が家のミカンも甘くなりましたV(^^)
このミカンの木は、二本有り一本は私の中学の卒業記念樹、もう一本は弟の卒業記念樹です。 以前は日当たりの悪い所に植えて有ったので、見も殆ど生らなかったのですけれど、今の所に移してからは沢山見がつくようになりました。
この木の周りには、柿の木や柚の木も有り、赤や黄色の実が沢山なって、ミカンの葉の緑とコントラスト鮮やかで中々良い景色です。

 <11月25日>(火)
 連休は良い天気になりましたが、皆さんいかがお過ごしでしたか?
土曜日(22日)には八ヶ岳の原村で、望遠鏡販売店主催の観望会も有ったようですけれど、行った方の話しでは、雨が降っていてさすがに参加者も少なかった様です。 深谷では、夜になって雲の合間から星も少し見えていましたが、地上は霧で前の交差点の上空は、信号やナトリュウム灯の明かりで光のドームが出来ています。
日曜日の朝は、素晴らしい青空です。風は強いですけれど、青空は気持ちが良いですね。 午前中は、家の前のコスモスが植わっていた花壇に、今度はチューリップを植えました。 色々な種類のチューリップを植えたので、春は綺麗になりそうです。(^^)
所で、今日はスペースシャトルに乗った土井さんが、船外活動で人工衛星を無事捕まえてシャトルに格納したようですね。V(^^) 最新画像は、NASAのシャトルWebで,日本語訳されたものは、MORIの天文ページ見ることができます。 しかし、こんな画像がほぼリアルタイムに近い様な感じで見ることが出来るんなんて、改めて凄い時代になりましたね!

 今日の スナップショットは、あのウルトラマンの故郷で有名な(^^;オリオン座の散光星雲(M78)です。
日曜日は、先日ここでも書きました、GP−D&MT−130を初めて使いました。
相変わらずシンチレーションが悪いですけれど、空の透明度はまずまず、CCD+マイコンスカイセンサーで星雲を一網打尽と行きたかった所ですけれど、そうは上手く行きません(;_;)
最初は、設定や使い方を覚えながら色々試して見ると、調子は上々です。 物は試しと、まずこのM78をST−7のセルフガイドで撮って見ました。 まだ、色々問題も有りそうですけれどセルフガイドもしてくれるようで一安心、所が、その後はもうメロメロ... 何故か恒星時追尾をしてくれません、電圧の低下かなと思いバッテリーに変えて見たのですけれど、状況は変わりません、何で?..
もう一つの問題は、何故か赤緯モーターが絶えず振動しているために、MT−130が共振しているようです。 鏡筒を手で触って見ると振動しているのが判ります(;_;)
  各軸部の回転も、何かグリスで粘る感じで固いですねぇ..この時点でEM−10を手放したことを少し後悔しました。
変わって、24日にGP−Dのギア周り等をもう一度見直して見ました。 その結果赤緯軸のギアの止めネジが緩んでぐらついています。 しっかり付けたつもりだったのですけれどなぁ..でもこれでは何で追尾が遅れたのか判りません.. 夜になって今度は、ボーグ76を乗せてアイピースを付けて眼視で監視することにしました。 結果は、今日は問題無く導入&追尾はしているようです。 昨日は何だったのだろう..また、ピリオデックモーションは、木星の直径弱(−+10秒?位)と、意外に大きいですねぇ  某雑誌のレポートでは+−5秒程度!とのことでしたが、値段から言ったらこんなもんでしょうかねぇ(^^;
まあ、色々問題も多いですけれど、次々とM天体を導入してくれるのは感動物ですね!  これから少しずつ解決して行きましょう..

★DATA
 M78 オリオン座の散光星雲
  M78 NGC 2068 RA, Dec: 5h 46m 41.9s , +0d 3m 0s (E2000)
  Magnitude: 8.00 Size (mins) 8.0 Source Catalog NGC
  1997/11/23 24h41m36s exp360sec 撮影地 埼玉県深谷市
  Vixen GP-D +Takahasi MT-130(D:130mm F6.1)+ST-7(2x2binning temp-20d)

 <11月20日>(木)
 今日はとうとう午後から雨が降り出しました。 日差しが無いためかとても寒い一日です。
 今朝の未明には、 土井さんを乗せたスペースシャトル コロンビアが打ち上げられましたね。(^^) 今回の飛行は、日本から見るには余り条件が良くないようですけれど、12月初旬には何とか見えるようです。 今回は、土井さんが日本人として初めて船外活動すると言う話題の多いミッションです。 是非、自分の目でも見て見たいですね!
詳しい情報は、倉敷科学センターの土井さんが搭乗するスペースシャトルをみてみようというページ やS.MATSUさんのSPACE SERVERにあります。

 今日の スナップショットは、飯桐(南天桐)の木に実った、真っ赤な実です。
この頃車を運転していると、黄色のいちょう並木、赤と黄色に色づいた欅、逆光に赤く染まった桜の葉、芽吹きだした麦の薄緑、ブロッコリー畑の濃い緑、等々、あちこちには色々な色が賑やかです。 そんな中、花木センターの中にあるこの大きな木は、赤い実を沢山付けてとても見事です。 遠くから見ると、ちょっと早いけれど、赤いビーズを付けたクリスマスツリーの様です。(^^)

 <11月19日>(水)
 今日風も無く暖かく良い天気で、気持ちが良いですね。(^^)
でも、我が家は一家で風邪を引いてしまったようです(;_;)...子供は発熱&鼻水で少し元気が有りません。
皆さんもお気を付けくださいね(^^)

 今日の スナップショットは、先日来計画していた、お手軽撮像システムです。
赤道儀は、スカイセンサー2000と合せて自動導入が出来るビクセンGP−Dです。 望遠鏡は、色々考えましたが予算の制限で、中古の口径13cm反射望遠鏡(MT−130)になりました。 このMT−130は随分古い製品ですが、前のユーザーが写真撮影していたようで、植毛紙が張って有ったり、ミラーも再メッキ済みで綺麗で、程度もそこそこだったので、これに決めました。 これに、オートガイダーのケーブルを付けて、ST−7でオートガイドで使おうと思っています。 まだ、実際には使っていませんがまずまずの組み合わせだと思っています。 これで、マイナー天体の導入の苦労が無く撮像出来そうです。(^^)

 <11月18日>(火)
 今朝は、久しぶりに気持ちの良い青空でしたね。(^^) 
昨夜から今朝にかけては、 獅子座流星群の極大でしたけれど皆さんは観測されましたか?
深谷市では、昨日は夕方より晴れだして夕焼けの残る空には、金星と木星が輝いていいました。 夜半前は、雨の後で湿度が高いために靄&つゆが多く周りの光に反射してぼーっとしていましたが、12時過ぎにベランダに出たときにはクリアーな夜空に月が綺麗に見えていました。 昨日は嫁さんの体調が悪くて、子供の世話等々で寝かしつけた後に外に出たのが12時30分過ぎていました。 前日、サッカーを見てしまったためもあり、とにかく眠いしCCDや写真の準備も出来なくてベランダに椅子を置いて観望する事にしましたが、気づくと寝ています(^^; そんなこんなで30分程見ていましたが、居眠りしながらでは流星も見えません(^^; 何れにせよ大出現は無さそうなので、睡魔に負けて寝ることにしました。 今朝、インターネットやパソコン通信を見る限り、出現はそれ程活発では無かった様ですね。 さて、期待の来年はいかに...

 今日の スナップショットは、牡牛座のかに星雲(M1)です。
牡牛座のζ星(3.0等)の西北約1゜の所に有る超新星の残骸で、西暦1054年に出現したこの超新星の記録は中国、日本等に残されています。 特に、藤原定家の『明月記』に記載されているのが有名です。 昔、イギリスのロス卿が金属鏡の大望遠鏡で見た姿からカニ星雲と呼ばれていますが、私たちの普通の望遠鏡で見ると、カニ星雲と言うよりは佐渡ヶ島星雲と言った方が良く形を現しています。 写真やCCDで撮ると、カニ星雲の名前の元になったカニの足の赤いフィラメントが良く写ります。 一度フィラメントがくっきり見えるような大きな望遠鏡で見てみたいですね。(^^)

★DATA
 M1 牡牛座の超新星残骸(カニ星雲)
  M1 NGC 1952 RA, Dec: 5h 34m 30.0s , +22d 0m 59s (E2000)
  Magnitude: 8.40 Size (mins) 6.0 Source Catalog NGC
  1997年11月1日 24h00m49S Exp540s(180*3) 撮影地 埼玉県深谷市
  TAKAHASI NJP+D:250mm F5+ST-7(temp-10℃)+エドモンド赤外カットフィルター
  ビニング無しの画像を縮小
  

 <11月17日>(月)
 昨日は、曇り空でアルデバランの星食は見ることが出来ませんでした。 皆さんの所では如何でしたか?
 昨夜は、サッカーのイラン戦でしたね!私も手に汗を滲ませながら最後まで見てしまいました。 中々面白い試合でしたね(^^) 祝!ワールドカップ初出場 選手の皆さんご苦労様でしたm(__)m

 今日の スナップショットは、春日部にある中古望遠鏡屋さん(CAT)です。
機材の更新の為に望遠鏡の処分と、中古の望遠鏡(MT−130)を購入してきました。 下取り価格は中々厳しい物が有りますが、とても感じの良い店長さんと、レンタルビデオ店に同居した小さいスペースに、店長さんが撮影された素晴らしい天体写真が飾られていました。 来店中にも何件か問い合せの電話がかかって来ていましたので、中古の望遠鏡も結構需要が有りそうですね。

 <11月13日>(木)
 今日は朝方少し雨がぱらついたものの、日中は期待していた雨は空振りに終わってしましたが、予報より遅く夜になって降り出しました。 少しまとまって降ってくれると良いですね。
所で、今度の日曜日(16日)の朝は、 アルデバランの星食、月曜日(17日)深夜から火曜日(18日)にかけては 獅子座流星群とイベントが続きますね。 特に獅子座流星群は、母彗星のテンペルタトル彗星の回帰も来年前半に迫ってきて、今年は否が応でも注目ですね。 この流星群は、明るい流れ星とそれに伴う流星痕が多く見られます。 視野の狭い冷却CCDでは、広角レンズを付けても流星を写すのは大変です。 そこで、冷却CCDをお持ちの皆さんは、カメラレンズを付けて流星痕の変化を追うなんて言うのは如何でしょうか? 私も、一応観測予定しているのですけれど、離れた所で同じ痕の変化が追えると面白そうですね。 さて出現は如何に!!その前に天気が回復してくれるかな?

 今日の スナップショットは、ビットランの冷却カラーCCDによるこぎつね座の惑星状星雲M27です。
この画像は、先日の赤城山スターフェスタ97の会場で撮像されたものだそうです。 私はこの時に美の山星祭りで同じカメラとMT−130で撮像した画像を見ていますが、発色も同じで透明感が高い感じですね。 この画像は、CSTの許可を頂いて掲載していますので、転載の件は CST(TEL0485−53−3420)迄お問い合わせ下さい。
このカメラで冬の散光星雲達を、自分でも撮像してみたいなー..年末ジャンボ宝くじに掛けよう(^^;

CSTよりの補足説明
M27画像データー
撮影日 1997年10月25日 撮影地 群馬県赤城山新坂平駐車場
エプシロン160(D:16cm F3.3)
BJ−30Cにて5分露出
画像処理は16bitを8bitに変換しただけで何もしていません。
当日撮ったダークが壊れたので、適当に合わせたダークを使用しています。

 <11月12日>(水)
 今日も暖かく静かな一日でしたが、天気予報では下り坂の様ですね。 20時現在、空には薄雲越しに月が良く見えていますが、明日は、本当に雨が降ってくれると良いんですけれどねぇ。
まだまだ、CCD画像では元気な宇都宮彗星ですけれど、Hale−Bopp彗星等と違い暗く小さい為に、インターネット上でも余り画像を見かけません。 そんななか、SloveniaのCrni Vrh Observatoryでは、36cmシュミットカセグレン(C14?)+CCDでの素晴らしいイメージを見ることが出来ます。 ここは、有名な所なのでご存知の方も多いと思いますが、本当に沢山の彗星の画像が有り、彗星ファンには必見ですね。 回線が少し遅いのですが、未だ見たことが無い方は是非一度如何ですか?

 今日の スナップショットは、アンドロメダ座の系外星雲NGC891です。
アンドロメダ姫の左足の下、ペルセウス座に近い所に有るこの星雲は、かみのけ座のNGC4565と並び、銀河を真横から見た美しい姿を見せています。 少し暗いので、空の暗い所で口径20cm以上の望遠鏡で見ると、この画像の様に細長い姿にが見え、気を付けて見ると暗黒帯が中央を貫いている姿が見えます。 透明度の良いこのシーズン、是非一度ご覧になって見てみませんか!

★DATA
 NGC891 アンドロメダ座の系外星雲
  NGC891 RA, Dec: 2h 22m 33.0s , +42d 20m 47s (E2000)
  Magnitude: 10.83 Size (mins) 13.5 x 2.5 Source Catalog PGC
  1997年11月1日 26h43m49S Exp540s(180*3) 撮影地 埼玉県深谷市
  TAKAHASI NJP+D:250mm F5+ST-7(temp10℃)+エドモンド赤外カットフィルター
ビニング無しの画像を約1/2に縮小して有ります。

 <11月10日>(月)
 今日も、日中は暖かい良い一日でした。ここの所こればっかりですね(^^; 
それでもこの辺りでも、欅やイチョウの木も色付き始めましたね。 しかし、相変わらず雨が降らないので、農家の方は蒔いた麦も芽が出ない..何て日々嘆いていますね。
 昨夜は、旧暦では10月10日で、 十日夜(とうかんや)と言うのだそうです。 私の住んでいる付近でも、親の話しでは、昔は子供たちが藁を束ねて”とうかんや、とうかんや”と唄いながら地面を叩いて各家を回ったそうです。 もう今はやっている所が無いんだろうな?と思っていたら、深谷の隣の川本町では、今もその風習が有ると言う話しを今日聞きました。 最近では、お祭りでも御輿を担ぐ子供たちが減って御神輿は人社に飾ったままなんて所も多くなっているようですから、こんな風習も何時まで残ってくれる物でしょうかねぇ..
 
 今日の スナップショットは、昨夜の宇都宮彗星です。
南の空には、十日夜(旧暦10月10日)の月が綺麗に輝いています。 そんな月の光に邪魔されて星々の数は少ないですけれど、幸い日曜日の夜なので25cm反射望遠鏡をセッティングして、宇都宮彗星を狙ってみました。 最初にファインダーで目標の星を間違えてしまい、導入までに時間が取られて、彗星の高度が下がってからの撮像になってしまいました。
撮像後に久しぶりに見た82度の視野一杯に広がる月面は、激しく或いはゆっくりと振るえながらも、とても美しい眺めでしたね。(^^)

 <11月7日>(金)
 相変わらず暖かく気持ちの良い日が続いていますね。 でも、そろそろ雨も恋しい今日このごろです(^^;
 今日は、待ちわびていたHale−Bopp彗星のCD−ROMが届きましたV(^^)
このCD−ROMは、雑誌でも記事になっていたのでご存知の方も多いと思いますが、パソコン通信のNIFTYServeのFSPACEフォーラムの10周年記念に作られたのもです。 中の作品は、フォーラムの仲間が撮ったカラー写真から、彗星の動画迄1000枚程?の画像が、ぎっしり詰まっています。 Hale−Bopp彗星は、もう日本に住む私たちの前から消え去ろうとしていますが、このCD−ROMでは、何時までも彗星の勇姿を見せてくれるので、百武彗星のCD−ROM共々良い記念の一枚になりました。
所で、中を見ていると、改めて画像処理の仕方は百人百様だなぁと思ってしまいました。
また、こんなCD−ROMが作れるような大きな彗星が来て欲しい物ですね。(^^)

 今日の スナップショットは、ペガスス座の系外星雲NGC7479です
ペガスス座α星の3度程南に有るこの星雲は、貫く膨らみの少ない中心部から細く長い腕がS字型に伸びていいて大変面白い形ですね。
この画像は、感度の高い赤外をカットして有るのと、赤道儀の調子が悪くて1枚の画像の露出が足りないので、画像のS/Nが悪くなってしまいましたね(^^;
実は先日、赤道儀(NJP)のオ−バーホール料金を聞いたら、なんと!82、000円!と言われて躊躇している所です(^^; 

★DATA
 NGC7479 ペガスス座の系外星雲
  NGC7479 RA, Dec: 23h 4m 57.1s , +12d 19m 18s (E2000)
  Magnitude: 11.44 Size (mins) 4.2 x 3.2 Source Catalog PGC
  1997年11月1日 23h54m52S Exp450s(90s*5) 撮影地 自宅
  TAKAHASI NJP+D:250mm F5(エドモンド赤外カットフィルター)
  ST-7(2x2binning -9.8d)

 <11月5日>(水)
 北関東では、今日も雲は多めながら暖かく、相変わらず雨の降らない日々が続いています。 皆さんのお住まいの所は、如何ですか?
 今日は、天文雑誌の発売日でしたね。 スカイウオッチャーに掲載されている、オーストラリアで撮影された大判フィルムの星景写真は、良い雰囲気ですね。 こんな空の下で、写真も撮らずに寝転がって一晩中星を見たいなぁー何て思ってしまいました。
 また、ここからもリンクが張って有る冨田さんの冷却CCDカメラ(ST−5)による木星と土星の素晴らしい画像が掲載されています。 私も、何時かはこんな画像を撮って見たい物です(^^)
 もう一つ、誠報社にC5(125mmシュミットカセグレン)の広告が出ましたね。 この望遠鏡は、CAN(CCDのメーリングリスト)で、岡野さんが撮像された素晴らしい画像が発表されて、話題になっていた機材です。 この富士山で拝見した、岡野さんシステムは、とてもコンパクトで使い易そうでした。 私もとても欲しいのですけれど、同じ機材じゃあ岡野さん以上の物は撮れるはずも無く、移動用に15cmクラスのニュートンを狙っているんです。 でも、まあ一番の問題は懐具合ですね(^^; どなたか、15cm前後でF5−6位のニュートン鏡筒を格安に譲ってやろうじゃないかと言う方は、いらっしゃいませんかー(^^;
それと、天文ガイドの岡野さんの記事は、コダックのチップのCCDユーザーには少しショックな記事かもしれませんね!  私も最初に聞いたときには、少なからずショックがありました。

 今日の スナップショットは、ペガスス座の系外星雲NGC7814です。
この星雲は、ペガスス座の四辺形の一つ、一番南東側に有るγ星(アルゲニブ(脇腹))の少し内側に有ります。 この星雲は小さく暗いのですけれど、星雲の中央部を暗黒帯が横切って、ハンバーガーの様な形で面白いですね(^^)
所で、ここの所星々の輝き&瞬きは凄いですね。 シリウス(大犬座のα星)が昇ってくるときなどは、ギラギラ7色?に輝きながら昇ってきて綺麗ですよ(^^;
そんなシンチレーション(空気の揺れ)が大きい時は、ピクセルの小さいCCDでは良いピントが結ばなくなってしまいます。 ちなみにこの日のシーイングはこんな感じでした。(fl:1250mm ST-7 2x2ビニング)

★DATA
 NGC7814 ペガスス座の系外星雲
  NGC7814 RA, Dec: 0h 3m 15.1s , +16d 8m 44s (E2000)
  Magnitude: 11.69 Size (mins) 5.9 x 2.4 Source Catalog NGC
  1997年11月1日 23h05m05S Exp240s(120s*2) 撮影地 自宅
  TAKAHASI NJP+D:250mm F5(エドモンド赤外カットフィルター)
  ST-7(2x2binning -9.8d)

 <11月3日>(祝)文化の日
 連休は良い天気が続きましたね。紅葉狩りや星見にと、皆さん何処かお出かけになりましたか?
私は、仕事の書類書きと、庭に咲いていたコスモスの片づけで終わってしまいました。(^^;
しかし、土曜日の夜は、星空が見えたので久しぶりに朝方まで星をたっぷり見る事が出来ました(^^)
これまた久しぶりに25cm反射望遠鏡を庭にセッティングして、宇都宮彗星や秋−冬の星雲を少し撮ることが出来ました。 ただ残念なことにセッティングした所からは、オリオン座付近が家の前の電線に邪魔されて撮れません(^^;  何といっても重く大きい物で、さすがに一度セットしたら動かすのは億劫です。

 今日の スナップショットは、近くの公園で咲いているです。
この桜は冬桜なのか、公演の道沿いに植えられた若い桜の木が一斉に、数日前から綺麗な花がさいています。 春のソメイヨシノの様な華やかさは無いですけれど、秋の透き通った青空の下で見る桜も中々良いですね。
冬の桜といえば群馬県の鬼石町の 鬼石の寒桜が有名です。これからの季節、山の紅葉と、寒桜山の南向きの斜面に可愛く小さい花を付けた桜の花の対比は綺麗です。 また、木の下ではお弁当を広げた花見客で賑わいますね。 この寒桜山は、天体写真の撮影地になっているみかぼスーパー林道の隣の山で、ここの入り口には数年前に温泉が出て、町営温泉も日帰り入浴の方で賑わっているようです。
もう一つ、神流川(かんながわ)を挟んで埼玉県川の神泉村の城峰神社でも、本数は少ないですけれど寒桜が咲いて賑わっています。 ここの村の施設には、天体観測用のドームも付いていますが、中には望遠鏡が有るのでしょうか?

 <11月1日>(土)
 今日から11月です。 早い物で残すはもう後2ヶ月...また年をとってしまいますねぇ(^^;
 昨日は暖かな良い天気でしたが、夜になると一転冷たく強い北風がビュービュー吹き出しました。 空には白い雲が流れ所々開いた黒い穴からは、激しく瞬く星々達が寒そうに見えています。 昨日は、書類の整理をしていて帰宅が22:30頃になってしまったのもあって(寒かった事も有りますが(^^;)星見はお休みです。 でも夜中過ぎにはきっと、クリアーな星たちが見られた事でしょうね。
今朝は、抜けるような綺麗な青空で、浅間山や赤城山も綺麗に見えていました。 しかし、朝のうちは静かだった物の、日中からはまた強い北風が吹き出しました。 今日も綺麗な星空が見えそうですね。シーイングは酷いけど..(^^;
 ところで今日は、 月刊天文の発売日でした。 読者のフォトコンテストでは、ここからもリンクが張ってあるTaku's CCD Gallery(田村)さんの、素晴らしい系外星雲の組み写真が入賞していました。 Takuさんのホームページでは、驚くほどの量&質の高い画像で一杯です。 まだの方は、是非一度行ってみませんか!

 今日の スナップショットは、カシオペア座の散光星雲NGC281です。
この星雲は、カシオペア座のW、今は天頂付近なのでM型ですね(^^) そのM型の左上のα星(2.2等)と、すぐ右下のη星(3.4等)で作る三角形の右上に、丁度この星雲があり分かりやすいのですが、望遠鏡では見難いと思います。 しかし、写真では写り易く、特にカラーフィルムで撮ると標準レンズでも赤い小さい星雲が写っているのを見つける事ができます。
詳しい位置はStellaNavigator fo Win95でのカシオペア座の付近の星図をご覧ください

★DATA
 NGC281 カシオペア座の散光星雲
  NGC281 RA, Dec: 0h 52m 47.9s , +56d 37m 0s (E2000)
  Magnitude: 7.00 Size (mins) 35.0 Source Catalog NGC
  1997年10月26日 22h31m19S Exp360s(120s*3) 撮影地 自宅
  TAKAHASI EM-10+Pentax EDUF(D:100mm F4)(マイナスバイオレット&エドモンド赤外カットフィルター)
  ST-7(2x2binning -9.8d)

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