ゆういちの星空日記

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 <11月24日>(火)
 皆さん、連休はいかがお過ごしでしたか?  我が家では、昨日は皆風邪にやられてしまい、ごろごろして過ごしてしまいました。 今日になっても娘は熱が出て、保育園から早退してきてしまいました。 皆さんも、お気お付け下さいね。
 とろこで、昨日のNHKでの獅子座流星群の特集はご覧になりましたか?  実際の流星の映像がもう少し有ると良かったけれど、ハイビジョンカメラで撮影した流星や根の色の変化が良く分かり奇麗でしたね。 何時かこんなカメラが、個人で買えるようになると良いなぁと、眺めていました。
 また、やっと国際宇宙ステーションの基本モジュール(ザーヤ)が、ロシアから打ちあがりましたね。 詳しい情報は、Moriの天文ページに有ります。 いよいよ夢の宇宙ステーション建設ですね!

 今日のスナップショットは、しし座の銀河M96(疑似カラー)です。
獅子座の足元にある銀河で、今年の5月には、明るい超新星1998buも発見されていますね。 この銀河は中心部の明るい部分と、周りに広がるとても淡い腕部?が見えます。 周辺部のとても淡い部分を見やすいように疑似カラーにしてみましたが、Θ型の淡い部分は見えるでしょうか?  モニターを明るくして見てくださいね。

★DATA
 M96(NGC3368) しし座の銀河
  RA, Dec: 10h 46m 45.1s , +11d 49m 16s (E2000)
  Magnitude: 9.93 Size (mins) 7.6 x 5.2 Source Catalog PGC
  DATE 1998/11/17 Time 28h29m44s(JST) Exp360sec(120sec*3)
  Vixen GP-D+Takahasi MT-130(D:130mm F6.1)+ST-7(2x2binning temp -15d)
  撮影地 群馬県神津牧場

 <11月20日>(金)
 今朝は、昨朝よりも一層の冷え込みが厳しく、庭に置いてある車は霜で真っ白でした。 また、最低気温は0度になり、薄氷も張ったようです。 北国では、積雪も1mを超えたなんてニュースも流れていました。 いよいよ本格的な、冬到来と言ったところですね。
 ところで、以前使っていた電波時計(マルマンのグリニッジ)が壊れてしまったので、 昼休みに、近くのホームセンターで新型になった同じ電波時計を買いました。 以前のものは、ドイツ製だったのですが今度のものはマレーシア製ですね。 でも値段は、2,980円(定価4,000円)と大分安くなりました。 この時計は、電池を入れて窓際に置いておけば、勝手に茨城から発信されている電波を受信して、 正しい時刻を表示します。 手で時計の上部を押せば、3秒ほどバックライトも付いていて、星見にも重宝します。

 今日のスナップショットは、かみのけ座の銀河M85です。
先日のしし座流星群の最中に撮った画像ですが、明け方近くの為か360秒の露出の間に人工天体が3個も写り込みました。 流星か!との思ったのですが、軌跡の方向は南北方向なので違うようですね。 そう言えば以前、CCDでピント合わせの時に、画面の中を流星が横切った事が有りましたね。
また、M85の左側に写っている銀河は、NGC4394(11.6等)、右側の小さく淡い銀河は、IC3292(15.4等)です。

★DATA
 M85(NGC4382) かみのけ座の銀河
  RA, Dec: 12h 25m 24.6s , +18d 11m 27s (E2000)
  Magnitude: 9.99 Size (mins) 7.0 x 5.5 Source Catalog PGC
  DATE 1998/11/17 Time 28h56m50s(JST) Exp360sec(120sec*3)
  Vixen GP-D+Takahasi MT-130(D:130mm F6.1)+ST-7(2x2binning temp -15d)
  撮影地 群馬県神津牧場

 <11月19日>(木)
 今朝は今年一番の冷え込みになった様です。 通勤途中に見える浅間山も、真っ白な雪の帽子をかぶっていました。
 ところで、話題のしし座流星群も終わってしまいましたね。 残念ながら、既報の通り極大の日時が半日以上前になって、日本では仮にピークを過ぎてしまった様で少し残念でしたが、皆さんはご覧になりましたか? 海外では、SKY Online - Sky Publishing Corporationの各地での観測報告や、 ここから辿れる、1998 Leonid Meteor ShowerSierra Vista, Arizonaでは、 アメリカでも1時間に300個以上の流星が見られたようです。うらやましい!
 さて、私はと言うと、仕事が終わってから友人と群馬県の神津牧場まで行ってきました。 出発直前にパソコン通信で、大西洋上のカナリー諸島のラパルマでは、一時間に2000個ペースでの流星が観測され、カナダでもかなりの出現が有ったなんて情報を読んで、 これは凄い事になりそうだと思う反面、もうピークは過ぎた?との心配も心の片隅に持って現地に急ぎます。 現地に着くと、数台の車は有りますが駐車場は広々しています。東が見えそうなところに車を置こうとして、近くの車に声を掛けると、何とCSTの早川さんがCCDで撮像中でした。 早速機材を広げて、しし座が上るまでCCDで撮像しようとすると、バッテリーケーブルが接続が悪いようで、すぐに電源が落ちてしまいます。 なんとかなだましつつ撮像して、肝心の獅子座が上ってくるのを待ちます。 12時を過ぎると、明るい流星が多く飛び出しましたが数は思ったように増えません、大出現のために用意していた8mmビデオも、寒さのためにバッテリーが直ぐにへたって使い物になりませんでした。(T_T)  大出現はなさそうなので、MT-130とST−7で星雲を撮像しながら、寝転んで流星を見たり、友人の32cmドブソニアンで色々見ながらで、写真を撮るのも億劫になって、結局何時ものようにたいした写真は撮れませんでした。(^^; そんな中でも、各地で話題になっている4時15分頃の大火球は、車の中の荷物を探していて見逃しましたが、皆の歓声に後ろを振り向くと見事な流星痕が見えています。 形を変えながら薄れて行く痕に釘付けになりながらも、あっ!写さなきゃと何枚か写しましたが、本当に見事な痕でしたね。 また、今回は望遠鏡を覗いていて2個、双眼鏡を覗いていて1個の流星を見ることが出来ました。 CCDの狭い写野の中にも、流星?と思われる光跡が3個ほど写り込んでいました、放射点の方向から見て人工衛星の様です。  そんな訳で、期待したほどの出現が見られなくて残念でしたが、奇麗な星空を十分楽しんで、最後は関東平野の街明かりの向こうの明るくなり始めた地平線から上ってきた、剃刀のように薄い月を見納めに機材を撤収して帰途につきました。

 今日のスナップショットは、4時15分頃に流れた火球の流星痕です。
チープなスキャナーなので、どう補正しても上手く取り込めませんでした。(T_T)  その内にフォトCDにして、張り込み代えましょう。  この流星痕は、この後もゆっくり大きな弧を広げながら5分以上見る事ができました。 これを見ただけでも、良かったなぁと思いましたね。

 <11月16日>(月)
 いよいよ明日はしし座流星群ですね。 ここのページからもしし座流星群に関するリンク集を作ろうとは思いつつも、出来ませんでした。 それで、もう皆さんご存知かとは思いますが、幾つかリンク集を紹介します。 ますは、yahooしし座流星群 や、 Internet Watch集中企画 - しし座流星群を見よう 辺りからたどれば、観測情報やライブカメラの情報を知ることができます。 また、他にもNASAの気球にカメラを載せてライブ中継をしてしまおうと言うThe Leonids, Live!何ていうライブも有るようですね。
流星を見るために高知大学気象情報頁や、(株)国際気象海洋提供の卓越天気(3時間毎)等を見ながら晴れ空を探しましょう!
 なお、しし座流星群が見られる深夜から早朝は、冷え込みも強くなりますので、防寒には十分お気を付けてみてくださいね。
それでも、天候が悪くて見られない時には、各地のライブ中継で見るのも良いかもね(^^)
 ちなみに、私も、明日の仕事が終わった後に友人と星の良く見える所まで遠征予定です。

 ところで、暗いながらも、かわいらしい尾を引いているP/1998 U3 (JAGER)彗星ですが、その後の観測によって周期15.4年程の周期彗星と言う事が分かりましたね。

 今日のスナップショットは、カシオペア座の散光星雲NGC7635です。
カシオペア座のM52の近くに有る、散光星雲ですが、画像を明るめにしてみていただけると淡い星雲がO型をしているのが分かると思います。 この形から”シャボン玉星雲”なんてかわいい名前も付いています。 この画像の一日前に、写したカラー画像が、天文と科学遊びのページに有り、色や、細かい構造が良く分かります。

 <11月14日>(土)
 今日は、埼玉県民の日です。TBSラジオでも彩の国特集と言うことで、家の近くの鬼瓦屋さんのおやじさんが出演していました。
空は少し白っぽいけれども青空で、日中は暖かいのを通り越して暑いくらいになりました。 この天候が、しし座流星群の極大日の17−18日まで続いて欲しいものです。
 
 今日のスナップショットは、C/1998U3(Jager)彗星です。
発見以来なかなか写す機会に恵まれなかったC/1998 U3 (Jager) 彗星ですが、12日の夜にやっと写すことが出来ました。 近くに居るC/1998U5(LINEAR)彗星に比べると小さく暗いですが、すっとした尾を引いて俗に言う彗星らしい良い形です。 この彗星も、CCDでの撮像では当分楽しめそうですね。

★DATA
 C/1998 U3(Jager)
  DATE 1998/11/12
  Vixen GP-D+Takahasi MT-130(D:130mm F6.1)+ST-7(2x2binning temp -10d)
  撮影地 埼玉県深谷市

 <11月11日>(水)
 今日も良い天気になりましたね。 遠くの山は見えませんが、青空で気持ちがいいです。
 夜になってからも、今日は雲も出ず星空が見えています。 今日は、幸い農村公園のナイター照明も無いので、夕空のGiacobini-Zinner彗星も撮りたいのですが、 子供を見ていてくれと言われたり、日米野球も気になり、結局、望遠鏡のセッティングし始めたのは 21時を回ってしまいました。 セッティングし終わり撮像始めようかと思っていると、前の道路を犬を連れて散歩している御夫婦が声をかけてきました。 暗いのでだれかな?と思っていると、近くにお住まいの患者さんです。 せっかくだからと、CCDカメラを外して土星と木星を見ていただきました。 初めて見たとの事で、土星の輪っかにいたく感激していました。  その後、今日の撮像目的のC/1998U5(LINEAR)彗星を導入(彗星は明るい!)し、 彗星の移動が早そうなので60秒露出を10駒撮像させて家に入って、露出が終わる頃出てみると。。 何故かノートPCの電源が落ちている(T_T) 最近調子が悪くて時々落ちてしまったのですがこんな時に。。 しかたなく、これまたCRTの明るさ調整が出来ないディスクパワーCを、重たい思いをして二階から降ろしてしのぎました。 こんな事なら仕事場からmobioを持ってきておくんだったなぁと後悔しきりです。 そんな事をしているうちに、北から雲も多くなりもう一つの彗星C1998U3は雲に隠れてしまいました。 月の出も近いので、12時前に望遠鏡を片づけて温かい風呂に入りました。
 さて、C/1998U5(LINEAR)彗星ですが、眼視では見ていないのですが CCD画像上では、思った以上に明るく地球に近づいているためかコマも大きく、淡い尾も見えているようです。 Comet Observation Home Pageでの観測報告では、アウトバースト?なんて書き込みも有りますが、 この彗星は、今週から来週の観測好機ですから、今後も是非追いかけて行きたいですね。 皆さんも撮像&観望してみませんか?

 今日のスナップショットは、C/1998U5(LINEAR)彗星です。

★DATA
 C/1998 U5(LINEAR)
  DATE 1998/11/11 Time 22h07m47s(JST) Exp600sec(60sec*10)
  Vixen GP-D+Takahasi MT-130(D:130mm F6.1)+ST-7(2x2binning temp -10d)
  撮影地 埼玉県深谷市
  CCDOPSにて彗星の移動に合わせて、10画像合成後SBIBImageにて動的双曲変換


 <11月9日>(月)
 今日も暑いくらいの一日でした、ラジオでは最高気温が25度!なんて言っていましたね。
 今朝は、午前3時半頃に大きな音に眠りを破られました。 余りの音に外に出てみると、衝突したと思われる車は止まっていません。 それでも、懐中電灯で照らしながら道の反対側まで行ってみると、急ブレーキの跡と、その先には人の力ではとても動かせない車止めのコンクリートが飛んで倒れています。 それに、ヘッドライトのガラスの残骸も散らばっています。 どうも、居眠り運転か何かで車止めに突っ込んで、慌てて逃げた様です。 でもあれだけ強くぶつけて、良く車が動いた物です。 おかげで今日は寝不足です。

 今日は、八ヶ岳の星の村を活動拠点にされているRigel Astronomy Clubを、リンクに追加しました。

 今日のスナップショットは、カシオペア座の散開星雲NGC457です。
カシオペア座には沢山の散開星団が有りますが、M103NGC663、M52、NGC7789と言った所が主な散開星団です。 散開星団は、ABGの無い私のCCDカメラでは、少し露出を伸ばすと明るい星がブルーミングを起こしてしまいます。

★DATA
 NGC457 カシオペア座の散開星団
  RA, Dec: 1h 19m 5.9s , +58d 20m 0s (E2000)
  Magnitude: 6.40 Size (mins) 13.0 Source Catalog NGC
  DATE 1998/10/10 Time 21h22m30s(JST) Exp30sec
  Vixen GP-D+Takahasi MT-130(D:130mm F6.1)+ST-7(2x2binning temp 0d)
  撮影地 埼玉県深谷市

 <11月8日>(日)
 今日は朝から青空で気持ちの良い天気です。 気温も随分上がり、シャツ一枚でも少し動くと汗が出てきます。 今年は寒くなったり、熱くなったりと忙しい天気ですね。
 しかしながら、夜になってからの透明度は悪く、肉眼では夏の大三角と木星が見えるのみです。 それでも、近日点通過も近づいて明るくなっていると言うGiacobini-Zinner彗星も気になり、 子供を風呂に入れる前に望遠鏡を出して、風呂から出て髪も乾かぬうちに撮像してみましたが、彗星の方向は★一つ見えません(T_T) まして、電線の間で試写してみると電線が写り込んでいます。 まあ、それでも彗星は何とか写っているので、食事をする間に60秒露出で10駒程自動撮像させて、食事後に出てみると透明度はますます悪くしっかり見えているのは木星だけです。 他の撮像は諦めて、木星をひとしきり見て終わりにしました。 写りは良くないですが、一応撮像した今日のGiacobini-Zinner彗星(60秒*4)も見てやってください。(^^;

 今日のスナップショットは、裏庭のミカンです。
今年の我が家のミカンは、実った数が少なかったために1つ1つが大きな実になりました。 甘さも結構有り美味しいのですけれど、買った物と違い、房や外の皮が厚いんですよね。 やっぱり土地でしょうかね。

 <11月7日>(土)
 今日は、曇り空になって、今日は肌寒い一日でしたね。 天気予報では、午後から雨何て予報が出ていたのですが、夕方には雲が切れ始め、夜には雲一つ無く綺麗な月が東の空に輝いていました。 天頂付近の空の透明度は結構良さそうですが、湿度が多い為に地上付近は少し靄と車は露でびっしょりです。 久しぶりの星空ですが、今日は体調不良で星見はお休みです。

 今日は、あいさんの、とてもセンスの良い天文とイラストのページDEAR MY SNOW MAN「星の雪だるま」と、 同じ埼玉県にお住まいで、ご自宅の星見台で冷却CCD(ST−8)とベーカーシュミットで撮像されている、富田さんの私のお気軽星空観望台をリンクのページに追加しました。

 今日のスナップショットは、ペガスス座の銀河NGC7479です。
ペガスス座の四辺形の一つ、α星(マルカブ 2.5等)の3度程南にある銀河です。 この銀河は、画像を見ると分かるとおり、膨らみの少ない中心部から出た2本の長く細い腕部が、ぐるっとS字型に取り巻いています。 この画像では、露出不足で腕部が見難いのでCRTの明るさを上げて見てくださいね(^^;

★DATA
 NGC7479 ペガスス座の銀河
  RA, Dec: 23h 4m 57.1s , +12d 19m 18s (E2000)
  Magnitude: 11.44 Size (mins) 4.2 x 3.2 Source Catalog PGC
  DATE 1998/10/24 Time 24h31m04s(JST) Exp360sec(120sec*3)
  Vixen GP-D+Takahasi MT-130(D:130mm F6.1)+ST-7(2x2binning temp -10d)
  撮影地 埼玉県深谷市

 <11月4日>(水)
 今日も、暖かな一日でしたねぇ。  夜には奇麗な満月が見えるはずなのですが、残念ながら曇っています。 ちなみに、今日の満月は見かけの大きさが今年で一番(視直径33′29″ 距離356,611km)ですが、皆さんお住まいの所では奇麗なお月様は見えていますか? 

 所で、ここの所新彗星の発見が続いていますね。 残念ながらどの彗星も光度が暗いのですが、その中で唯一LINEAR Projectにより発見されたC/1998 U5(Linear)彗星が、IAUC 7044、7045の暫定軌道よると、 今月中旬には地球に0.44AUまで接近し、カシオペア座付近で10等級まで明るくなるようです。 なお、近日点通過は12月の21日(UT)で、近日点距離(1.23AU)との事です。 地球に接近する今月中旬は、高度もが高く観測しやすい位置ですので、CCDでの良い撮像対象になりそうですね。 透明度が良ければ、13cmでもみえるかな? 

 今日のスナップショットは、ペガスス座の銀河NGC7814です。
ペガススの四辺形の中にある、中央部を暗黒帯が貫く”ハンバーガー”の様なこの星雲は、月刊天文で岡野さんが連載されていた”DIGITAL EYE”で有名になり、CCDで撮像された方も多いと思います。 もう少し中央を横切る暗黒帯が分かりやすい25cmの望遠鏡で撮った画像もご覧ください。

★DATA
 NGC7814 ペガスス座の銀河
  RA, Dec: 0h 3m 15.1s , +16d 8m 44s (E2000)
  Magnitude: 11.69 Size (mins) 5.9 x 2.4 Source Catalog PGC
  DATE 1998/10/24 Time 24h15m25s(JST) Exp360sec(120sec*3)
  Vixen GP-D+Takahasi MT-130(D:130mm F6.1)+ST-7(2x2binning temp -10d)
  撮影地 埼玉県深谷市

 <11月3日>(祝)
 北海道からは雪の便りも有った様ですが、関東地方は、朝は雲が有った物の、日中は青空が広がり暑いくらいの良い天気になりました。 そんな良い天気の中、横浜地方では40万人の人出と、雪のように沢山の紙吹雪が舞ったようですね。(^^) 沢山の人出と言う事では、利根川の北岸の尾島町では、毎年恒例のRC航空ページェント(ラジコン飛行機等のお祭り)が開催され、普段は人気の無い利根川の河原が車と人で一杯でした。 私も尾島町まで買い物に行ったついでに、寄ってみようかと思ったのですが、駐車場に入れず帰って来ました。
 今日の気温は、9月下旬との事でしたが、午後から娘を連れていった別府公園では、冬桜は満開ですし、木々の葉の色も、アメリカハナミズキの赤や、イチョウの黄色と、はやり季節は秋も深まって来た感じです。 家の東側では、少し寝ぼけてしまった”ボケの花”や、裏庭では、ツワブキの黄色い花が咲いています。
 日中は雲一つ無い青空でしたが、日没と共に雲が多くなり真ん丸なお月様も、雲に隠れてしまいました。

 今日のスナップショットは、我が家の庭から見た今日の夕日です。
何時も望遠鏡をセッティングしている庭から、もう盛りを過ぎたコスモスを手前に入れて、デジカメでストロボを焚いて撮って見ましたが、太陽が小さすぎたり、電柱が入ったりと少し興ざめですね(^^;
ちなみに、画像の真ん中右の板状の物は、隣のガソリンスタンドの屋根でして、未だこの時間は照明が付いていませんが、 暗くなると20時迄は照明がついて、望遠鏡を照らしてくれます(^^; もっとも平日は帰宅したときには、既に営業が終わっていますが(^^;...

 <11月1日>(日)
 早い物でもう11月ですね。 待ちに待った獅子座流星群も、もう今月になりましたね。 皆さんはどんな観測計画を立てていらっしゃいますか?  私は、友人と少し空の良い所迄見に行こうと思っています。 写真撮影も、35mm版の28mmレンズを2台で輻射点と天頂付近、6x7版105mmレンズで輻射点付近を狙おうと思っています。 しかしながら、何より自分の目にで見る事が一番ですので、流星雨にでもなったら写真は放って自分の目にしっかり焼き付けておこうと思います。 雨が降るように沢山流れてくれると良いですね。
 ところで今日は、十三夜です。朝は曇り空でしたが、夕方には雲も無くなり、少し霞んだ空に十三夜の月と木星が並んで見えています。 午後に、子供を市営のわんぱく公園に遊びに連れていった帰りに、月見団子を買って、家で実った柿や果物で、少しばかりの月見のお供えをしました。
 しかし、今日は、天皇賞と言い、F1と言い、大波乱な一日でしたね。 F1では、最後尾からスタートしたシューマッハが、リタイアまで見せた人間離れした追い上げも凄かったけれど、やはり、ハッキネンと一対一の勝負も見たかったなぁ..  何はともあれ、ハッキネン おめでとう! そして、ブリヂストンもおめでとう!(^^)
 もう一つ、順調に飛行を続けるスペースシャトルですが、今回は日本からは位置関係が悪くて見えそうもありませんね。 今回は、向井さんも乗っているのに残念です。

 今日のスナップショットは、ステファンの5つ子です。
この星雲は、ペガスス座のNGC7331の30′程南にある、銀河の集団です。 1977年にフランス人の天文学者ステファンが見つけた物ですが、大きな望遠鏡で撮った写真では、この銀河達は互いに相互作用しているような様子が見られます。 さすがに、13cm程の望遠鏡では厳しい物が有りますが、右上の拡大画像で少しは雰囲気が分かりますでしょうか?  各星雲の名前は、反転画像に書き込んでおきましたが、このうちのNGC7320だけが他の銀河と赤方偏移が違い、偶然同じ方向に見えている様です。

★DATA
 Stephan's Quintet ペガスス座の銀河
  NGC7317 RA, Dec: 22h 35m 52.0s , +33d 56m 42s (E2000)
      Magnitude: 14.76 Size (mins) 1.1 x 1.1
  NGC7318A RA, Dec: 22h 35m 56.7s , +33d 58m 0s (E2000)
      Magnitude: 14.60 Size (mins) 0.9
  NGC7318B RA, Dec: 22h 35m 58.4s , +33d 57m 58s (E2000)
      Magnitude: 14.02 Size (mins) 1.9 x 1.2
  NGC7320 RA, Dec: 22h 36m 4.1s , +33d 56m 53s (E2000)
      Magnitude: 13.56 Size (mins) 2.2 x 1.1
  NGC7319 RA, Dec: 22h 36m 3.5s , +33d 58m 35s (E2000)
      Magnitude: 14.35 Size (mins) 1.7 x 1.3
      Source Catalog PGC
  DATE 1998/10/24 Time 23h23m25s(JST) Exp240sec(120sec*2)
  Vixen GP-D+Takahasi MT-130(D:130mm F6.1)+ST-7(2x2binning temp -10d)
  撮影地 埼玉県深谷市

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