ちょいと数学が必要(かも知れない)コラム


カジノゲームにしろ、株式などのマネージメントにしろ、その本質を理解するためには高度の数学を必要とする部分が出てくる場合があります。
カジノゲームのこういった側面を、数学を全く使わないアナロジーで説明すると、かえって誤解を招き易い表現になって混乱を招きます。一方、ガリガリに数学的表現で説明していまいますと理解出来る人の人数が減ってしまうでしょう。
ということで、ここではゲームに依らずちょっと数学的取り扱いが必要なコラムをまとめてみることにしました。もちろん、必要最小限の数学的表現に留めたのですが、HPの読者の数学的背景は小学生レベル〜理系大学生レベルまで多岐に渡るでしょうから、書き方は結構難しいです(^^;)。ということで、ある人には難しすぎるかも知れませんし、逆にある人にとっては「釈迦に説法」で眠いだけかも知れませんが、まっつとにかくコーナーを作ってみました。


1.複数ハンドの同時プレー

このコーナーは複数ハンドの同時プレーを行う場合、具体的にはブラックジャックで2ハンド以上に手を広げる場合や、ビデオポーカーでマルチゲームマシンをプレーする場合のリスクの捉え方について述べています。両種目をプレーする方は必見のコラムです。
2.Royal Flushの出現確率について

ビデオポーカーのRoyal Flushや、スロットマシンのトップシンボルのような、滅多にひくことの出来ないジャックポットの出現確率とその出現の仕方について議論してみました。

ています。両種目をプレーする方は必見のコラムです。
3.カジノゲームのリスクと時給比較

positive EVの可能性がある代表的なゲーム,Blackjack, Live poker, Videopokerのリスクを相対的に比較するとどの程度のものになるかについて書いてあります。Live poker player, BJ player, VP player共にお読み下さい。なお、リスクを正確に計算するためには、二つ下5の「ギャンブラーの破滅理論とポーカー」や、ビデオポーカーの下のコラム「必要資金の機種間比較」が有用ですのでそちらもご覧下さい。

4.パーレー行うべからず

パーレー、即ち「転がし」は、最小のリスクで大きなリターンを得られる賭け方として推奨する向きもありますが、実際には期待値を大幅に下げる最も避けるべき打ち方です。この事実はあまり多く語られることはありませんが、実はギャンブラーが陥る最も致命的な錯誤でもあります。数学的には単純ですが重要な話なので掲載しておきます。(ポーカーを題材に書いたので「サテライト型」のトーナメントはおいしいのか?というタイトルをつけていますが、パーレー全般について書いています。)
5.ギャンブラーの破滅理論とポーカー

 これは、ポーカートーナメントにおけるチップの理論的価値を求めたコラムなのでポーカーの下のコンテンツにしてありますが、前半部分はブラックジャックや投資の世界に良く出てくるギャンブラーの破滅理論に言及しているのでここからもぶら下げておきます。
6.ジャックポットの的中者が同時に二人以上いる場合の補正

 宝くじ・ロトや、ビデオポーカーやスロットマシンの一部に一等賞(ビデオポーカーならロイヤルフラッシュ)の獲得者がいないと、どんどん賞金が積み立てられて行くジャックポット形式のものが沢山あります。普通は一等賞を的中する人は一人として考えますが、ジャックポットが溜まりにたまったロト等では二人以上の的中者が同時に出現する可能性があります。従って、期待しうる一等賞金もそれに応じて少ない方向に補正する必要があります。どの程度補正すれば良いのかという考え方を書いておきます。



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