1. 子どもの生活と発達をふまえた保育を創造するために
  2. 基本となる保育内容と活動を豊かにするために
  3. 保育要求の実現と保育条件改善のために
  4. 交流会
Ⅱ.基本となる保育内容と活動を豊かにするために

⑧ 集団づくり

開催日:11日

  • ・集団づくりは、子どもを集団に押し込めたり型にはめるような保育ではなく、どの子も主体的に活動し、かつ、つながりあい認めあう関係性を築くための在り方を考える分科会です。園での諸活動や毎日のトラブル、保育者にとって気になる子、さまざまな課題や困難を子どもたちと一緒に解決できる過程で仲間と生きる民主的な社会の主人公としての知恵と力を獲得していく保育をともに考えていきます。子どもと集団の関わりについて一緒に学びあいましょう。
脇信明・古林ゆり・神崎真由美

⑨ 0・1・2歳児のあそびと生活

開催日:11日

  • ・0・1・2歳児の発達に応じた遊びの保障とあそびを豊かにするための環境づくりとは
  • ・0・1・2歳児の心地よい生活をつくり出す保育のあり方や工夫とは
  • ・0・1・2歳児の遊びと生活を充実させる子どもを真ん中の保育者と保護者の良い関係づくりとは等についてみんなで考えましょう
菱谷信子・川内良子・西本紫舞・小濱田さち子

⑩ 3・4・5歳児のあそびと生活

開催日:11日

  • ・あそびの重要性が再び主張されている今日、幼児はあそびや生活・仕事の取り組みの中で、どのように自分づくりをし、なかまとどのようにあそびや生活や仕事を組織し発展させていったらよいか
  • ・九州各地の幼児のあそびや生活・飼育・栽培などの仕事の取り組みを交流しましょう
山並啓・竹腰美佐子・前田志津子・河野秀子・二子石諒太

⑪ 子どもの生活と美術・造形(えがく・つくる)

開催日:4日

  • ・幼児期の豊かな表現活動を引き出すために各実践が何を問題にし、どういうことが明らかになったのか具体的に議論します。絵や造形表現のとらえかただけでなく、その指導に対しては様々な考え方や実践方法があるだけに、それぞれの立場を大事に、共通点や相違点を実践の中で確かめていくことも重視しています。
宮本文香・高田百合・甲斐幸恵・石上洋明・宮本千里

⑫ 子どもの生活と音楽(うた・リズム表現)

開催日:11日

  • ・子どもの心をひらき、うごかし、子どもを育てる音楽。その音楽をどう子どもに出会わせ、渡し、保育の力にしてゆくかを学び合いましょう。
毛谷村裕子・大石八重・山並さやか

⑬ 子どもの生活と文学(絵本・劇あそび)

開催日:11日

  • ・子どもたちに絵本やお話の世界の豊かさを伝えるための保育者の役割とは
  • ・絵本・お話の遊び方、与え方とは
  • ・生きる力になりうる文学とは
佐伯由佳・八尋理恵・藤本朋美・大井賢太郎

⑭ 子どもの生活と身体づくり・運動

開催日:4日

  • コロナ禍を通し、私たちは、友だちと一緒に、身体を動かし、知的機能も積極的に活用するあそびが、子どもたちの育ちにとって大切だということに、改めて気づきました。一方で、運動会、なわとび大会などの行事に向け、子どもは練習に保育者は準備に追われるといった今までの「当たり前」を見直していくきっかけにもなりました。子どもたちがワクワク・ドキドキするようなあそびを、参加者みんなの今までの経験や保育の蓄積に基づいて考えてみましょう。
鐘ヶ江淳一・福井英二・坂本慎也・秋丸順平

⑮ 健康・食・生活リズム

開催日:11日

  • ・食べることは、生きること、そして保育の中でも重要な分野、あふれる食情報の中、食の大切なものを認識しながら、食で困っている親子関係、食情報を提供してきた分科会です。
  • ・アレルギーへの取り組み、衛生問題、離乳食の進め方、食材料の選び方、食育など毎年多くの取り組みが報告されています。
松下賢治・二宮直子・奥村美香

⑯ 保育計画と園の行事

開催日:4日

  • 実践に役立つ保育計画の作成方法や記録の取り方について幅広く学 び合う分科会です。 また各園の行事(ねらいや内容)についても議論します 。
  • ・豊かな保育実践をささえる保育の計画とは
  • ・コロナ禍における行事の取り組みの紹介
  • ・保育者の合意形成をいかに育むか
  • ・書類の作成や会議の時間をどうつくるか
  • 園の悩みを相談しあうことで、よりよい保育の可能性を探りあいましょう。
吾孫子幹・和智延代・上原真幸・豊永智恵子

⑰ 乳幼児期からの平和教育

開催日:4日

  • ・平和的人間の形成は、現在の教育の原点になるべきものといえます。 2020 年からのコロナ禍によって、 平和と民主主義はこれまで以上に危機にさらされています。今こそ、乳幼児期からの平和教育の取り組みが求められます。平和を愛する心を育む平和教育は、子どもの誕生の瞬間から始まります。おとなに愛されているという安心感や自己肯定感を育むことも、仲間と話し合う力を培うことも、平和の心を育てることにつながるものです。日常の保育をあらためて平和教育の視点からとらえ直してみることから始めていきましょう。
船越美穂・黒川久美・佐藤和・前原祐子・柳原志州