旅の空から 〜桜まつりと花見〜

浦河町西舎の桜並木

 5月13−14日うらかわ桜まつり、今年は咲かないかな、とおもっていましたが<うららの里>ブログで、さくらがんばっての声援がとどいたのかさきました。4分咲きぐらいでしたが西舎のさくら2車線のせまい道路をはさんで3千本のさくらが、花のトンネルをけいせいしています.

 静内20間道路のさくらの陰にかくれ、観光誌などマスコミにはあまりとりあげられていませんが、道路をおおうさくらは見事なものです. 初日はまずまずのお天気、2日目は雨で中止、残念でした。16日再びたずねましたら、ほぼ満開、車もすくなく人影もなく、さくらを満喫してきました。

桜まつりって  行政の支援を受けた観光協会が、イベントを組みこんで毎年土日の2日間、開催しているのですが、さくらの開花に合わせるのがむずかしく、またこの時期気候の変化がはげしく、2日間満足に開催されたのはかぞえるほどしかありません. 町民にたのしんでもらう、観光客をよびこむことが目的でしょうが13日には観光バス2台、駐車場の車もほとんど地元ナンバーでした、静内20間道路の桜まつりには道内、道外から多くの観光客が訪れたとかで、西舎のさくらも、もっと多くの人たち にみてもらいたいですね、行政の知恵の差ですかね. 浦河町西舎の桜並木

長屋の花見 という古典落語があります、貧しい長屋の住人が酒のかわりにお茶、玉子焼きのかわりにたくあん、を持ち込み花見をする、という話です、花見といえば家族親戚、職場、気の合った仲間とさくらの下わいわいやったもので、酒のはいった茶碗にさくらのはなびらがはいって、喜んだものです、いまわペットボトルに缶ビールと以前の風情はみられませんが、花見の楽しさは昔も今も変わらないでしょう。