なにげない日記 2003年1月〜4月

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 2002年9月〜12月 /  2003年5月〜


1/7(火)
 皆さん、あけましておめでとうございます。本年が皆さまにとって、輝かしい一年になることを、お祈り申し上げます。

 年末年始は、レスが大幅に遅れると日記に書いてあったにもかかわらず、掲示板に日頃より多くの書き込みがあって、驚いています。まあ、質問したい人は、こんなところは読まないってことでしょうか。そう言えば、去年の今頃も、掲示板のことでわかめは一回キレてますな(笑)。(1/23の日記参照)
 年末年始でなくても、このように質問が大量発生してしまうと、お返事が全然追いつきません。その上、ご本人にはそんなつもりはなくても、「この掲示板では質問するのは当たり前」とか「わかめが質問に答えるのは当たり前」というように感じられる書き込みがあると(もちろん、質問の全てがそうだというわけではありません)、なんとなく気分が悪いものです。でも、お返事は書くつもりでいますので、もう少しお待ち下さい。たぶん、一日一件ずつくらいのペースになると思います。
 メールのお返事も同様に遅れていますが、掲示板のほうが一段落したらリプライします。

 今朝は、この冬いちばんの寒さだった。マイナス13度! 朝の8時ごろちょっと外に出たが、凍りそうになる。そんなわけで、こたつに潜りながら、これを書いているのだった。
 年の初めから、愚痴になってしまって、申し訳ない。でも、思ったことは言っておかないと、精神衛生上よくないからね。
 こんなわかめですが、今年もよろしくお願い致します。


1/22(水)
 いきなりだが、なぜかわかめは、最近、ハンドベルをやってみたくてしょうがない。しかし、調べてみると、本物のハンドベルっていうのは、2オクターブ(25音)で100万円くらいするものらしい。いやあ、これはちょっとやってみたいかも、という気持ちで買えるものじゃないよな。
 というわけで、ハンドベルに似ているけれど、もっとずっと庶民的なミュージックベルなるものを購入してみようかと考えているんだけど、どなたか、ミュージックベルのことをご存知の方はいらっしゃらないだろうか。私はこれを持っている、とか、買うならこれがオススメ、とかあったら、是非、教えてくださいな。お願いします。


1/30(木)
 リンクに瀬川さんのHPを追加しました。わかめのサイトと同じようなコンセプトのHPで、「脱力」や「フォーム」のことが説明されています。
 こういった基本的な疑問には、いろいろな視点からアプローチすることが大切だと思いますので、テクニックで悩んでいる方は、瀬川さんのHPを訪ねてみたらどうでしょうか。

 ミュージックベルのことなんだけど、ちょっと奮発して、25音セット10万円、というのを頼んでみた。来週には届くと思われる。なんか、ドキドキするなあ。


2/17(月)
 で、ミュージックベルは、2月1日に届いた。報告がすごく遅れてしまって、申し訳ない。
 本物のハンドベルと同じとはとても言えないが、見たところはなかなか綺麗だし、音もポーーーーンと一本に伸びて、悪くない。
 しかし、一音ずつ振ってみると、2、3の音が少し滲むような響き方をする。気になると言えば気になるが、ミュージックベルってそんなものよ、と言われてしまえば、へえ、そうですか、と納得せざるをえない程度。だいたい、ミュージックベルってものがどういうものなのか知らないんだから、判断できないんだよ。でも、あとであの時ちゃんと文句を言っておくべきだったと、くよくよするのもヤなので、一応楽器店に「音質が違うのがある」と言ってみた。けど、まだ返事がない(笑)。
 演奏した曲は、今のところ「たこたこあがれ」とか「かっこう」くらい。それでも、結構楽しいから、不思議だ。
 一人じゃ演奏できないってあたりが、いいらしいんだけど、そこがネックでもあるな。ちゃんとした曲を演奏したいなら、グループを組まないとだめだな、と思っている。


3/5(水)
 上の日記で書いたミュージックベルのその後だが、全部交換するという話になったようだ。
 全交換ですかあ? いや、若芽は気になる音だけ交換してくれればいいのよ。
 と思ったけど、向こうがそうする、というから、どうしようもないよな。でもさ。全交換したら、また変な響きのヤツが混じってくるんじゃないか、ってのは、ちょっと疑いすぎ?(笑)
 それから、ベルの演奏のことなんだけど、若芽が伴奏している合唱サークルにベルを持っていったら、みんなが「やってみたい」と言ってくれた。ちょっと人数が多すぎるって感じだけど、なんとかなるでしょう。そんなわけで、ベルの演奏も実現しそうで、嬉しいです。

 さて、年度末で少し忙しいので、相変わらず更新は疎らだが、たまには少しはお役に立つような話もしないとな。ということで、今日のテーマは、「ハノンのテンポを上げるにはどうしたらいいか」。一回では終わらないので、今日はサワリだけ。
 指を速く動かす、というのは、ピアノを弾いている人なら、誰でも憧れるものだと思う。別に、速く動かせなければピアノが弾けないってことはない。だけど、速く動かせたら、自分の弾ける曲の範囲が広がるのは確かだもんな。わかめは、生徒さんたちに少しでも速く指を動かせるようになって欲しいので、ハノンの指導では、次のようにしている。

1.マルカートでゆっくり弾く。(上手く弾けない時は、ゆっくり片手練習)
2.リズム練習。
  わかめは、3連符の「タアンたたた」というリズムが好きだ(「タアン」は8分音符、「たたた」が8分音符の長さに3つ入る3連符)。これは、一番初めの音が長いリズムだが、これだけでは、バランスが悪いので、「タアン」と伸ばす音を、2番目、3番目、4番目と変えていく。
 1番目の音が長いリズムは上に書いた「タアンたたた」、2番目が長いのは「たタアンたた」、3番目は「たたタアンた」、4番目は「たたたタアン」ということになる。(音符で書けばわかりやすいのに、こんな説明ですまん。わからない人は、遠慮なく、掲示板へ。)この中で、一般的なのは、1番目と4番目のリズムかな。
 こういうリズム練習をすると、速い部分と、止まる部分が出てくるので、全体のテンポは速くないのに、3連符の部分は速く弾かなければならなくなるので、知らないうちに(?)指を速く動かせるようになっていく(と思っている)。
3.スタッカートで弾く(ゆっくり)。
4.レガートで、メトロノームに合わせて弾く(目標のテンポで)。

 わかめは、生徒がバイエル終了程度のレベルになったら、ハノン(短縮版)を練習させているので、ハノン1番の目標テンポは、4分音符=72くらいにしている。このテンポはあくまで参考なので、当たり前だが、どうしてもこの速さで弾かなくてはならない、ということではない。自分に合った目標テンポを決めてください。それから、1.のマルカートで弾く時は、この目標テンポよりずっとゆっくり練習すること。
 この話は、次回に続きます。


3/12(水)
 トップページでもお知らせしていますが、3/10未明、レンタルしていた掲示板のサーバデータがクラッシュしたため、掲示板の全ログが消失してしまいました。そんなことは予想もしていなかったので、若芽は2/6までしかログを保存していませんでした。そんなわけで、過去ログには、2/6以降のログはアップできませんので、ご了承下さい。書き込んでくださった方々には、お詫び致します。
 なお、3/10の時点では新しい掲示板を借りるつもりでいたんですが、ちょっと忙しいので、しばらくお休みすることにしました。再開は未定です。正直なところ、わかめはこのまま掲示板はなくてもいいかな、と思っていますが、この件について何かご意見がありましたら、メールして下さい。もし、掲示板設置を希望する場合は、必ず理由を書いてください。
 
わかめにメールする時の注意事項を書き直しましたので、わかめにメールする時には、ご一読ください。

 ええと、ミュージックベルが戻ってきました。「全交換したら、また変な響きのヤツが混じってくるんじゃないか」というわかめの危惧は、大当たりだった、と言っておきましょう(笑)。まあ、結局、このくらいは誤差の範囲だということで納得することにしました。


3/24(月)
 「ハノンのテンポを上げるにはどうしたらいいか」の2回目。
 3/5の日記のようにハノンの1番を練習した結果、なんとか4分音符=72で弾けるようになったとしよう。(テンポについては、上でも書いたけど、自分に合った目標テンポを決めてください。4分音符=60とかでも、全然OK。)
 生徒さんがハノン初体験の場合は、わかめは、ほどほどに弾けていたら、1番は終わりにして2番へ進むことにしている。もちろん、両手がきちんと合っていて、一つずつの音の粒が揃っていればベターだけどさ、あまり多くは望まないな。そういうことは、ハノンをやっているうちに徐々に改善されていくことだと思うし、ハノンは繰り返し練習することが基本だから、一度で上手くいかなくても構わない、と思ってる。
 で、ここからが、ハノンのテンポの上げ方だ。1番を4分音符=72で弾いた人は、2番は、4分音符=76で弾こう。1番と同じテンポ設定じゃ、いつまで経ってもテンポは上がらないからね。
 2番を上の1〜4のように練習して目標テンポがクリアできたら、次は3番。3番は4分音符=80、4番は84、5番は88、というように、メトロノームを1目盛りずつ上げていくと、8番で4分音符=100、10番で108になる。
 このまま、もっとテンポをあげていってもいいよ。一曲ごとに一目盛りずつ上げていけるなら、13番で120、15番で132のテンポで弾けることになるが、まあ、そんなに順調にクリアできる人ばかりじゃないとは思う。がんばってもテンポを上げるのが難しくなったら、足踏みしたり一つテンポを落としたりしながら練習するといいだろう。
 最終的には、4分音符=132くらい出れば、いいんじゃないだろうか。もちろん、もっと速く弾きたいと言う方は、ご自由にどうぞ。
 今日のところは、この辺で。
 次回は、がんばっているんだけど、なぜかちっとも速く弾けるようにならない人のために、何か書きたいと思っています。


4/15(火)
 4月の末に発表会があるので何かと気忙しい。それにしても、前回の更新から20日も経っていてボーゼン。今年は少しはまともに更新するつもりだったのになあ(笑)。
 さて、その発表会だが、講師演奏をしなければならない。今年も友人の教室と合同でやるので、例年通り講師演奏はソロではなく2台ピアノである。ソロじゃないのは非常にありがたいが、2台ピアノといえども楽観はできないのだ。なぜなら、わかめは、ほら、皆さんもご存知のように昨年の5月1日から右手が痺れたままだからさ。
 曲目は「くるみ割り人形」より「序曲」と「花のワルツ」。昨年末に練習を始めた時は、右手のオクターブが続くとすぐ小指に力が入らなくなり曲の途中で弾けなくなっていたんだが、手のほうは順調に回復してきているらしく、今はオクターブの和音が続いてもなんとか最後まで辿りつけるようになった。あとは、ちゃんと弾けるようにするだけ(笑)。
 しかし、手の痺れのおかげでピアノの練習をサボることを覚えてしまったので、手はナマリまくり。以前に比べたら状態は非常に良くなっているんだから、発表会が終わったら、バッハでも練習しようと誓うのであった。
 実は先日、ピアノの先生向けのバッハのセミナーにでかけたもんで、やっぱりバッハはいいなあ、と思っている単純なわかめ。でも、マジでリハビリにはバッハはいいかもしれんな。


 2002年9月〜12月 /  2003年5月〜


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