なにげない日記 2005年1月〜6月

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 2004年9月〜12月 /  2005年7月〜


1/14(金)
 ボケていたら、既に今年も半月が過ぎているではないか。今更、新年の挨拶もないもんだが、今年初めての日記なので、一言。
 皆さん、明けましておめでとうございます。年の初めからこんな調子なので先が思いやられますが、本年も「なにげない日常」をどうぞよろしくお願い致します。災害のない一年になってほしいです。

 わかめの今年の目標を、書いとこう。
1.ピアノは、右手が(左手も少し)相変わらず痺れているが、ハノンやツェルニーなどで、ちゃんとリハビリする。
2.歌は、今年はドイツ歌曲にも挑戦する。と言っても、「野ばら」とか「楽に寄す」とか、まあ、そんなあたりだが。

 現状は、と言えば、ピアノは4月の発表会に向けて、講師演奏で弾く2台ピアノ「動物の謝肉祭」の練習を始めた。
 歌はね、実は「セビリアの理髪師」のアリア「una voce poco fa(今の歌声は)」に夢中なのだった。全然ドイツ歌曲じゃないじゃん(笑)。ドイツ歌曲は、この曲を気のすむまで歌ったら、そのあとでな。


1/27(木)
 歌のおけいこでは、いつも2曲は歌うんだが、今回は「una voce poco fa(今の歌声は)」に夢中だったので、これしか練習してない。一曲をみっちりレッスンしてもらう、という案もあるが、先生に「una voce poco fa はまた今度ね」と一瞬で却下される恐れもあるので、一応、もう一曲、歌えるようにしておいたほうがいいような気がして、「An die Musik(楽に寄す)」を引っ張り出してみた。ほら、これは「ドイツ歌曲」だよ。今年の目標の(笑)。
 それにしても、なぜ「楽に寄す」なのかというと、大学時代に副科で歌ったのでなんとかなるだろうと思ったからなんだが……。はははは。歌おうとしたら、きれいさっぱり忘れててどうにもならんかった。
 ン十年振りに独和辞典と格闘中。おけいこ、明日なんだよね。間に合うのか?


1/31(月)
 歌のレッスンに「una voce poco fa」を持っていったら、やっぱり、題名を言った途端、一瞬で却下されそうになった。若芽は細い声じゃない(つまり太い声)ので、この曲のような軽い声質の人向きの曲は合わないらしい。でも、2回ほど聴いていただいたあとで、先生が、この曲は意外といい練習になるかもしれない、とおっしゃったので、引き続き練習することに。そういうわけで、軽い声を目指して、がんばってみます。
 「An die Musik」は、ドイツ歌曲初心者にしては、そこそこに歌えた。先生は、ドイツ歌曲が専門の方なので、これはこれからみっちりとお勉強することになりそうである。
 さてさて、歌にばかり夢中になっていないで、ピアノも弾かないとな。


2/7(月)
 手が痺れて以来、ピアノの練習がまともにできない状態だったが、今年は真面目にリハビリしようと思って、ハノンやツェルニーを練習しはじめた。ツェルニーを弾いていて、やっぱりわかめは練習曲が好きなんだよなあ、などと思っていたが、さすがにハノンとツェルニーだけでは味気ない。しかし、練習曲じゃない曲を何か一曲、と思っても、わかめの手は、まだ指がちゃんと開かなかったり力が入らなかったりしているので、これは、と思える曲がなかなかないのだ。
 どうしようかと思っていたら、本棚に「ピュイグ=ロジェ ピアノ教本」の第一巻を発見した。試しに弾いてみたら、ヘンデルのシャコンヌとかが、非常にいい感じである。よくよく見たら、「練習曲の代わりに用いるための曲集」と書いてあったけど(わかめはやっぱり練習曲好き、というオチか?)、ツェルニーとは趣きが違うので、これをリハビリコースに組み入れることにした。
 ヘンデルは弾いたことがなかったが、わかめ好みで、ビックリした(笑)。


2/24(木)
 ヘンデルに嵌っていると書いたにもかかわらず、あのあとヘンデルは全く弾いてないのだった。じゃあ、何をやってるのかというと、発表会で、なぜか生徒と、2台ピアノ用の「胡桃割り人形」(前に講師演奏で弾いた)の「序曲」と「行進曲」をやることになったもんで、それの譜読み。
 久し振りに、ちゃんと練習しなければならない曲が2曲(講師演奏用の「動物の謝肉祭」と、この「胡桃割り人形」)もできてしまったんで、ヘンデルを弾いてる余裕がないのであった。というか、単に、練習時間が少なすぎるだけって話も……(<ダメじゃん)。


3/15(火)
 3月も半ばだというのに、この寒さはなんなんだろう。寒いと手の調子がイマイチになってしまうので、ピアノの練習が思うようにできなくて困るよ。
 そんなわけで、早く暖かくなることを願って、トップページの壁紙を変えてみた。いかがでしょう。
 次回はなんとか、「音楽のお勉強」の更新をしたいものだが……。


4/7(木)
 皆さんのところでは、もう桜は咲いただろうか。わかめのところは、まだです。なので、トップページはもう少しこのままで。

 さて、今日は、かなり古い話で恐縮だが、1999年7月27日と
2000年1月14日の日記で書いた「生徒がどれくらい弾けるようになったら○をあげるか」について。
 ピアノの先生向けのあるセミナーで、講師の先生が、生徒のその時の能力で可能な段階までその曲が仕上がったら○にする、というようなことをおっしゃっていた。それを聞いて、日々のレッスンではいちいちそんなことを考えて○にしているわけではないけれど、生徒が子どもの場合は、ほぼ、そういう基準で○にしているなあ、と再認識した。が、問題は大人の生徒さんである。
 わかめは、大人の生徒さんの場合、本人の気持ち(やる気)も大事だ、と思っていた。本人がきちんと仕上げたいと思っている場合と、嫌々練習している場合では、○にするタイミングは変わってくるんじゃないかと考えていたからだ。だが、生徒が子どもだろうと大人だろうと、今の段階ではこれが限界だと判断したなら、たとえ生徒さんが「もう少しやります」と言っても、先生としてはむしろ、その曲は○にして次の曲へ進むべきなのかもしれない。別の曲を練習していたら前に弾けなかった曲が弾けるようになった、ということはよくあるし、時間は無限ではないからな。皆さんも、時間は大切に。わかめも充分気をつけることにするよ。


4/14(木)
 「音楽のお勉強」の前回の更新は恐ろしいことに一年前なので、わかめとしても、ペダルの続きをなんとかしたいと思っていた。それで、3月末から書きはじめていたのだが、なぜか、書いてるうちにどんどん長くなって、その上、どんどん訳がわからなくなる。
 このサイトの取りえは「わかりやすさ」なのだから、とにかく言葉を尽くしてよくわかるように説明したいと思っているのだが、そうすると、どんどん脱線してますます訳がわからなくなる、という悪循環なのである。
 そんなわけで、行き詰まってしまったので、近いうちに更新するのは無理かもしれないが、ペダルの話は、わかめもどうしても書きたいことなので、焦らずにがんばります。
 あ、ペダルの話のついでに一言。「ペダルは耳で踏む」ということを忘れないように。もちろん、実際にペダルを踏むのは耳ではなく足だけどな(笑)。


5/6(金)
 4月末のピアノ教室の発表会は、なんとか無事に終わった。
 「胡桃割り人形」を講師演奏の曲よりも一生懸命練習していたのだが、4月上旬に生徒さんが都合で出演できないことが判明。というわけで、その後は講師演奏の「動物の謝肉祭」の練習に集中できたはずが、本番では、なぜか「おんどりとめんどり」の最初のほうで手が暴走して、何が何やらわからなくなるわかめ。思わず2、3小節編曲して、なんとかオリジナルに戻ったが、易しそうに見えて、その実、なかなか侮れない曲である(というか、単に、わかめ、お前が……)。
 しかし、まあ、とにかく発表会は無事に終わったということで(笑)。

 連休は、思いの外忙しく、まだちょっと「音楽のお勉強」は書いていられないが、そのうち、ぼちぼち。
 あ、そうそう。トップページの壁紙の「桜」は4月の末に「チューリップ」に変えときましたが、そろそろ「チューリップ」の季節も終わりだよね。もう少し夏っぽい仕様に変えないとマズイかな。


5/18(水)
 既に丸3年も痺れ続けているわかめの右手だが、最近、なんとなく調子がいいような気がする。もちろんまだ痺れてはいるんだが、以前なら、ピアノをちょっと弾くとすぐに力が入らなくなったのが、この頃は30分くらい弾き続けても大丈夫である。それで、気をよくして、本気でピアノの練習を再開することにした。
 発表会前の4月の半ばに、書店で「スーパーピアノレッスン」(NHK教育)のテキストを発見して、いきなり、モーツァルトのソナタ K.331(トルコ行進曲付き)を弾きたくなるわかめ。相変わらず、単純。(ご存知の方もいらっしゃると思うが、この番組では、4月から7月まで、モーツァルトの曲をレッスンする。)
 実は、わかめはモーツァルトには全然興味がなかった。大学受験の時の課題曲がモーツァルトだったから、というわけではないと思うが(笑)。
 だが、とにかくその気になったので、この「スーパーピアノレッスン」で勉強しつつ、しばらくこのソナタをきっちり練習しようと思っている。モーツァルトが久し振りだというだけでなく、まともなピアノ曲の練習も久し振りなので、なんだか新鮮な気分である。手はまだ万全ではないので上手くいかないことも多々あるが、のんびりがんばります。


6/9(木)
 なんと、ハードディスクがクラッシュしちゃってさ。で、仕方なく、ハードディスクの交換を決行した。それしか手がなかったので(笑)。
 新しいハードディスクをリカバリして購入時の状態に戻すのは、思っていたよりずっと簡単だったんだが、最近バックアップを取ってなかったので、いくつかデータが消失してしまった。その中には、書きかけていた「音楽のお勉強」の「ペダルの続き」も含まれていたりするわけなんだな。がっくり。
 ということで、「ペダルの話」は一から書き直さねばならず、「音楽のお勉強」の更新は、しばらくできそうにありません。本当にごめん。新たな気持ちで、さっさと書ければいいんだが、ここんとこちょっと忙しいもんで、たぶん無理。
 本日は、状況報告のみですが、トップページのチューリップだけは替えときました。


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