Web版「私の観察ノート」

西口 隆

2004年01月17日 作成



最近のふしみや

  • 2012年05月23日

     「この四国ツアーでは足摺岬から高知県内を東進し、室戸市を横切って徳島県へと
      抜けたらしいのに、一番美味しそうな『仁淀川』付近での探索はどーしたの?」

    と疑問に思われている方もおられるでしょう。
     確かに高知自動車道を走行中に見渡す仁淀川の堤防は魅力的でした。しかしながら、 当地のシルビアシジミは放蝶由来ということなので探索しても無意味、完全にスルーいたしました。

     それにしても『仁淀川』への放蝶は罪な事だと思います。
     文献上、自然個体の記録は「高知市種崎」にあると蝶研サロン誌で読んだ記憶があります。
     この「高知市種崎」から、放蝶地点と巷間言われている旧吾川郡春野町の仁淀川河口付近まで地図上の直線距離ではたったの約9kmしか離れていません。 こんなに短い距離ですから、これまで見つかっていなかっただけで、元々は仁淀川の堤防にも自然分布の個体群が生息していたのではないか? と考えるのは私だけでしょうか。

     「京都市左京区大文字山のギフチョウは絶滅した」と宣言するのが難しいように、 「高知県仁淀川の堤防にシルビアシジミは自然分布していなかった」と誰が言い切れるのでしょう。
     自然分布のシルビアシジミが仁淀川堤防に残っていた場合、当地へ他産地の個体(徳島県産だとか…)を放蝶するとハイブリッド化が進み、 居たかもしれない自然分布の仁淀川堤防個体群は消滅してしまいます。
     従いまして、この放蝶というのは「特徴的なゲノムを有する可能性がある個体群を、確実に絶滅へと導く行為である」 と言えましょう。
     その地域に自然個体群が生息していた場合、「同種の放蝶」というのは、 地域個体群が長い時間をかけて獲得してきたゲノムを破壊するテロとも言えるものであり、悪質極まりない行為です。
     放蝶したヒトは厳しく糾弾されるべきだと私は思います。

     ところがわが国においては、「生き物を自然界に放す」という行為があたかも正しい事であるかのような共通の認識があります。 例としては…、
     ・一旦絶滅した鳥さんなのに、遠い国から連れて来た上に税金を投入して放鳥。
     ・宗教儀式として古くから受け継がれている放生会。
     ・そして極めつけは毎年栃木県で…、いや、これは書いたらアカンような気がする。
    これらのことから、「生き物を自然界に放してはいけません」とは言えない雰囲気なんですよね、わが国は…。

     最近、文章があらぬ方向へ走る事が多いような気がします。いずれまた何か書きそう予感はありますが、 このまま続けると過激な内容になってしまいそうなので、この話題はここで中断しておきます。

     さて、今回の四国ツアーの最終日05月06日も午前中は天気に恵まれ、文献上シルビアシジミの記録は拾えなかったものの、 地図を見てると生息していそうだと感じた某所を訪れてみたところ、 このように大量のミヤコグサが生えておりました。
     そこで、「これは、もらった!」と気合充分で歩き回ったのですが、見掛け倒し、ぜーんぜん居らんのですわ。
     「さすがに記録がないだけの事はあるわ」とこの時は思ったのですが、帰宅後の現在では「時期を外していた可能性も否定できない」 という見解が支配的になり、改めて秋に再訪し調査する必要があると考えております。

     


  • Web版 「はじめに」

     どうやら、プロバイダーのサーバーに10Mb分のプライベートホームページ開設容量が無料でもらえると 判ったのが2003年の12月。
     「そうだ、ホームページなるものを作ってみよう。どうせ今年の正月は、フィールドに出られないし、
      ヒマだからなぁ…。」
    というわけで、このページを作ってみました。

     手持ちのオリジナルデータとして、『私の観察ノート』(2002年蝶研出版発行)の元になったデータベース があるので、これを年月日順にソートしたHTML表形式で公開することにしました。
     ただ、「場所を絞り込んだ産地名」等についてはWeb上で公開するには問題があると思い、「*****」 という、伏せた表現になっています。(本の形で発行されたものについては一切、伏せ字はありません)

    Web版「私の観察ノート」の構成
    • 拠ア研出版発行 2002年版:日本産蝶類の248種、4441データを種名順に並 べた本です。京都市内のギフやキマのポイント名は、それぞれ10ヵ所ほど出てきますし、ゴマシジミ、ヒメ ヒカゲ、ヒョウモンモドキ、ウスイロヒョウモンモドキ、オオウラギンヒョウモン等の人気種も、近年の イイ目をしたデータが含まれています。

    • 2003年7月発行 私家版:富山県利賀村のサイシン喰いギフ、福井県ラベル のゴマ、京都市のキマのNewPoint等のお宝データを含む 全591データ。

    • 2004年発行予定 私家版:何とか2004年7月中には発行したいものです。

    • データベース本体レイアウト:配色とフォントはちょっと違いますが、 普段の入力フォームです。

    • ふしみやの数え方:国内自己採集種類数の数え方と、国内産蝶類で 『種』のとらえ方に意見の分かれる物(カラスアゲハ等)をどのように取り扱うかを、あくまで私見です が述べています。

    • ふしみやの撮り方:このHP内で各ページに貼り付けている標 本画像の撮影方法をまとめてみました。但し、一見してイマイチの画像は硝子板を使用して撮影したもの で、現在の撮り方で写したものではありません。

    • ふしみやDB配布版:2006年版のデータから当たり障りのない6 レコードを抽出しておきました。このDBをご自身でカスタマイズして、オリジナルのデータべースに発展 させたり、ラベルの印刷等にご利用ください。

     


     

    過去の近況集

     

    2012年01月から現時点までの近況をまとめた表です
    近況集2012年01月03日〜01月16日
    近況集2012年01月18日〜01月26日
    近況集2012年01月29日〜02月10日
    近況集2012年02月13日〜02月22日
    近況集2012年02月25日〜03月05日
    近況集2012年03月08日〜03月21日
    近況集2012年03月24日〜04月09日
    近況集2012年04月10日〜04月23日
    近況集2012年04月25日〜05月08日
    近況集2012年05月10日〜05月18日
    近況集2012年05月21日〜00月00日
    近況集2012年00月00日〜00月00日
    近況集2012年00月00日〜00月00日
    近況集2012年00月00日〜00月00日
    近況集2012年00月00日〜00月00日
    近況集2012年00月00日〜00月00日

     
    2004年03月13日〜2011年12月30日までの近況をまとめた表ですが、加えて各年の「総括」も含まれます
    2004年中の全ての近況 3月:与那国で開始。4〜5月:各地のギフ。6月:キマばっか。7〜8月:各種モドキと山ゴマ。 9月:鹿児島のワンツ等。10月:石垣のホシボシ。11月:西表のコウトウマダラとこの年の総括を少し。
    2005年中の全ての近況 2月:与那国で開始。4〜6月:各地のギフ。6月:キマと某種。7月:妄想の九州。 8月:4週連続で中国地方ゴマ。9月:西表でヒイロ返り討ち。10月:雨の与那国とこの年の総括を少し。
    2006年中の全ての近況 2月:多良間島で開始。4〜6月:各地のギフ。6月:キマばっか。 7月:恒例九州と滋賀県で無謀な探索。8月:白山山系と中国地方ゴマ。9月:与那国島。10月:高知県。 11月:西表島とこの年の総括を少し。
    2007年中の全ての近況 4〜5月:各地のギフ。6月:キマばっか。7月:中旬までキマとヒカゲモノ。 8月:白山山系と中国地方ゴマ。9月〜10月:西日本各地でシルビア。11月:与那国島と近畿のクマソとこの年の総括を少し。
    2008年中の全ての近況 3月:南大東島で開始。4〜5月:各地のギフ。6月:キマばっか。 7月:中旬までキマで下旬はゴイシと山ゴマ。8月:山ゴマと中国地方ゴマ。9月:京滋でウラナミジャノメ探しと隠岐島前知夫里島。 10月:日本海側で海ビア。11月:京都市内でチョロッとクマソ探しとこの年の総括を少し。
    2009年中の全ての近況 3月:北大東島で開始。4〜5月:各地のギフ。6月:慶良間諸島とキマ。 7月:中旬までキマで連休は隠岐島前西ノ島。8月:ゴマとキマの下見で中国地方へ、中でも島根県がマイブームに。 9月:能登ビア再発見と九州伊勢海老宴会でビア・ワンツ・ルリウラ。10月:福井の海岸沿いとまさかの舳倉島でビア返り討ち。 11月:和歌山県でビア探しとこの年の総括を少し。
    2010年中の全ての近況 3月:宮古島、伊良部島、下地島で開始。4〜5月:各地のギフ。6月:渡名喜島と近所のキマ。 7月:下旬までキマで隠岐島前中ノ島へも。8月:山ゴマ、中国地方ゴマと妄想の四国タッパン。9月:北陸、三重でビア探し。 10月:和歌山県及び同県友ヶ島でビア探しと九州宴会。11月:和歌山県、三重県、京都府でビア探しと琵琶湖沖島。 12月:三重県と京都府で、しつこくビア探し。
    2011年中の全ての近況 2月:粟国島で開始。4月:各地のギフ。5月:富山県のギフと三重県のビア探し。 6月:山ギフと各地のキマ。7月:下旬まで各地のキマ。8月:中国地方のゴマ。9月:京都府、和歌山県、鳥取県でビア探し。 10月:和歌山県と滋賀県でビア探し。11月:10数年ぶりの三重県産ツマグロキチョウ採集と三重県滋賀県でビア探し。 12月:三重県と滋賀県で、しつこくビア探し。
     
     

    記録発表のページへ


    私個人が「正式発表である」との意志を持ち、採集記録等の報文を掲載しているページです。左のボタンをクリックしてお入りください。

     


     

    動画のページへ


    わたくし、YouTubeにけっこう多くの動画(低レベルで恐縮です)をUPしております。
    やはり、蝶に関する動画が多いのですが、これ以外にもミョーな動画が色々と含まれています。
    「面白い!」とのご感想を賜れるような動画は、皆無であると断言できるのですが、 「ホームページのコンテンツは多い方がよい」と思っておりますので、これらの動画をまとめたページを作りました。
    左のボタンをクリックしてお入りください。


     

    各標本画像に[たわごと解説]を付けました

    下の表からお入りください

    たわごと解説付
    き画像集1
    たわごと解説付
    き画像集2
    たわごと解説付
    き画像集3
    たわごと解説付
    き画像集4
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    き画像集7
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    たわごと解説付
    き画像集9
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    き画像集12
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    き画像集15
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    き画像集16
    たわごと解説付
    き画像集17
    たわごと解説付
    き画像集18

     


     

    種類別画像のページへ

     

    をクリックすると、京都府とその近隣府県のギフチョウ画像のページ に跳びます。
    今日(2008年11月04日)は京都府京都市西京区産4個体をUPしておきました。

    をクリックすると、京都府とその近隣府県以外の各 地のギフチョウ画像のページに跳びます。
    今日(2009年09月10日)は兵庫県(豊岡市産3個体)産ギフチョウの写真をUPしておきました。

    をクリックすると、日本国内各地産キマダラルリツバメ標本画像への入り口ページに跳びます。
    今日(2011年12月24日)は『京都府キマダラルリツバメ021,京都市北区平野神社産12雌』の標本プレートをUPしておきました。

     


     

    最近の更新

     

  • 2011年12月24日:京都府キマダラルリツバメ標本写真021(京都市北区平野神社産12個体その09)の標本プレートをUPしました。

  • 2011年12月21日:京都府キマダラルリツバメ標本写真020(京都市北区平野神社産12個体その08)の標本プレートをUPしました。

  • 2011年12月18日:京都府キマダラルリツバメ標本写真019(京都市北区平野神社産4個体その07)の標本プレートをUPしました。

  • 2011年11月15日:「記録発表のページ」を作りました。

  • 更新来歴2004年
    01月〜12月
    更新来歴2005年
    01月〜2006年12月
    更新来歴2007年
    01月〜

     


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