C/1995O1 Hale-Bopp彗星1997年4月

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C/1995O1(Comet Hale-Bopp) 4/26
撮影日 1997年4月23日19時47分53秒 露出30秒
口径5cm F5.8 屈折望遠鏡+ST−7(2X2ビニング -10.6度)
高橋EM−10にて自動追尾 撮影地 埼玉県深谷市
CCDOPSにてダーク除去、フラットフィールド補正 t.exe氏作のSBIGImageにて動的双曲変換

 今日は冬型の圧配置も崩れ、暖かく風あまり無く良い天気でした。 そのためか、空の透明度は落ちて低空では星も見えません。 また、前の田んぼの中にある農村公園のナイター照明で空も明るいですね。
 HB彗星は、靄の為に前回と比べると淡いイメージですが、それでも20時前は肉眼でも良く見えていました。 しかし、高度が少し下がると途端に見難くなってしまいました。 100mmレンズ(R60フィルター)50mmレンズ(R60フィルター) で撮像した頃は、私の視力0.6くらい?ではもう見えませんでした。
ローテーショナルグラディエント処理した画像(FC-50+ST-7ビニング無し 15秒露出後、江草さんのSBIGRGRAで処理)も見てくださいね。


C/1995O1(Comet Hale-Bopp) 4/24
撮影日 1997年4月23日20時02分21秒 露出30秒
口径5cm F5.8 屈折望遠鏡+ST−7(2X2ビニング -10.6度)
高橋EM−10にて自動追尾 撮影地 埼玉県深谷市
CCDOPSにてダーク除去、フラットフィールド補正 t.exe氏作のSBIGImageにて動的双曲変換

 今日も気圧配置は冬型が続いているようで、冷たい北風が吹いています。 空は快晴ですが、透明度は昨日よりも少し落ちます。 月の出が少し遅くなりましたので、月の影響も若干少なくなりました。 それより何より、少し早く帰宅することが出来たので、その分昨日より少しコントラストの良い画像が撮れました。 また、肉眼&双眼鏡でも昨日より少し尾が長く見えています。やはり、高度が高いうちに見ないと駄目ですね! 100mmレンズ(R60フィルター)50mmレンズ(R60フィルター) での画像及び、ローテーショナルグラディエント処理した画像(FC-50+ST-7ビニング無し 15秒露出後、江草さんのSBIGRGRAで処理)も見てくださいね。 なお、ローテーショナルグラディエント処理した画像で、核が細長く見えるのはCCDがブルーミングしたためです。


C/1995O1(Comet Hale-Bopp) 4/23
撮影日 1997年4月23日20時21分57秒 露出30秒
口径5cm F5.8 屈折望遠鏡+ST−7(2X2ビニング -9.7度)
高橋EM−10にて自動追尾 撮影地 埼玉県深谷市
CCDOPSにてダーク除去、フラットフィールド補正 t.exe氏作のSBIGImageにて動的双曲変換

 気圧配置が冬型になり、待ちに待った透明度の高い夜空です(^^) しかし、もう東の空には大きな満月が昇ってしまっています。 それでも、彗星は肉眼で良く見えていまして、8cm双眼鏡では地平線に対して垂直に立った尾が2度程見えています。 まだまだ、十分明るいようで今週末が楽しみですね
 帰宅が20時過ぎで、撮像時刻が20時20分を過ぎてしまったために彗星の高度が低くなり、コントラストが悪くなってしまいましたね(^^;
また、時間が無くて25cm反射望遠鏡での核周辺の構造は撮像出来ませんでした。
100mmレンズ(R60フィルター)50mmレンズ(R60フィルター)での画像では、幅の広い尾が良く分かります。


C/1995O1(Comet Hale-Bopp) 4/12
撮影日 1997年4月12日19時35分36秒 露出30秒
口径5cm F5.8 屈折望遠鏡+ST−7(2X2ビニング -9.7度)
高橋EM−10にて自動追尾 撮影地 埼玉県深谷市
CCDOPSにてダーク除去、フラットフィールド補正 t.exe氏作のSBIGImageにて動的双曲変換

 今日は、土曜日で仕事が早く終わり余裕を持って準備、撮像が出来ました。
月も大きくなって来たり、空の透明度も相変わらずあまり良くないですが、早い時間から撮像出来たので、彗星の高度が高く尾も良く見えます。 CCD画像を見ても、バックのカブリが大分違いますね。
また、シーイングは良くなかったのですが昨日より高度が有るうちに撮像したため、25cm反射(1秒露出)での画像処理した核周囲の構造の画像は、何とかか波紋状の構造が写っています。 また、100mmレンズ(R60フィルター)50mmレンズ(R60フィルター)での画像では、幅の広い尾が良く分かります。


C/1995O1(Comet Hale-Bopp) 4/11
撮影日 1997年4月11日19時50分08秒 露出30秒
口径5cm F5.8 屈折望遠鏡+ST−7(2X2ビニング -9.7度)
高橋EM−10にて自動追尾 撮影地 埼玉県深谷市
CCDOPSにてダーク除去、フラットフィールド補正 t.exe氏作のSBIGImageにて動的双曲変換

 今日も晴れていますV(^^) しかし、風が強くて望遠鏡が揺れるようです! それに、寒い!!
今日は、強い北風のためか昨日よりは空のコンディションも良く、肉眼で尾も見えています。 それでも、冬の様な透明度はもう無いですね、今日は早く帰れたので、FC−50では彗星の高度がある内に撮像で来ました。 しかし、風が強く赤道儀も揺れそうなので少し風を避けて、家の前の道端での撮像となりましたが、車が傍を通るは、画面に電線が入ってしまうはで写りは今一つですね(^^;
また、風が強くて25cm反射による撮像は出来ませんでした(;_;) シーイングも酷い..
100mmレンズ(R60フィルター)もご覧ください


C/1995O1(Comet Hale-Bopp) 4/10
撮影日 1997年4月10日
口径5cm F5.8 屈折望遠鏡+ST−7(2X2ビニング -9.7度)
高橋EM−10にて自動追尾 撮影地 埼玉県深谷市
CCDOPSにてダーク除去、フラットフィールド補正 t.exe氏作のSBIGImageにて動的双曲変換

 久しぶりの晴れです! そんな時は仕事が中々終わらない物で、片付けをそこそこに急いで家に帰っても20時を回ってしまいました。 空は、靄があり彗星も肉眼でやっと見える程度、尾は良く分かりません。 それでも、双眼鏡では淡いながらも幅が広くなったダストの尾が双眼鏡の視野の半分(2度位)見えています。 望遠鏡のセッティングやCCDのセットアップ等で、実際に撮像しだしたのは20時半を過ぎてしまいました。 もう彗星の高度も大分低く、沈み欠けている三日月も赤く暗くなっています。 そんな空の状態では、さすがのCCDカメラでの写りも悪いですね。
また、核周囲の構造を写すために25cm反射望遠鏡で狙ってみましたが、こちらも鏡筒はほとんど水平を向きシーイングの影響&靄での減光で良い画像は撮れませんでした。 一応撮像した画像(擬似カラー)では、何とか波紋状の構造が写っています。 この構造の詳しい画像はPic du Midi天文台で、素晴らしい解像力で捉えられた画像を見ることが出来ます。
こちらも写りが悪いですが、100mmレンズもご覧ください
透明度の良いところで見たいですねぇ


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1997/4/11