至好回路雑記帳 2002.04〜06
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2003.01〜03/04/05/06
2002.6.29パタパタ飛行船の冒険 最終回
始まる前はかなり期待してた作品なのですが、「お話」の不出来に途中からほぼ見限りつつも、とりあえず最後まで付き合いました。が、結局最後まで化けることはありませんでした。
「器」自体は今のTVアニメではあまりお目にかかれない系統で、マジメに作られてるであろうことは想像に難くないのだけど、結局その「器」に何を盛るのか?ということに無頓着で、「器」を作ることが全てで、そこで完結しちゃっているような・・・
作品の傾向やスタイルは非常に好みだっただけに残念です。
2002.6.28
WEBアニメスタイル
で今やってる井上・今石・小黒座談会 。すげーマニアックで半分くらいしかついていけません。(タイトル程度ならわかるんだが・・・)
プロのマニア(笑)に私ごとき素人のマニア(しかも20代)がついていけるわけがないのですが、こういうのを読んだりしつつ素人のマニアは知識を溜め込んでなんとか追いつこうと努力するわけで、マニアがより濃いマニアになるためには非常に役にたってくれます。(「ど根性ガエル」みたくなってきたよ、ガキのころみてたけど)
しかしマニア以前の素人にはホントに意味不明の単語の羅列にすぎないんだろうなあ。10代の若いアニメファンやアニメーターを志す人が興味や関心をもてるようなこともやってもらいたいんだけど・・・・
「アニメスタイル」自体がマニアご用達、マニアによるマニアの為のものっていう立脚にあるのだろうからそれは望むべくもないことかもしらんが。
2002.6.27
七人のナナ 最終回
モラトリアムオチ・・・か・・・
最後は分裂した人格が統合するもんだと思ってばかりいたんだが・・・黒ナナが負の面を背負って、なんとか面白くなるかと思っていたけど、う〜ん。
2002.6.15
七人のナナ
途中すっ飛ばして全然見てなかったのですが、先週8人目の黒ナナ(?)が出てきて、推薦に合格し、今週その黒ナナのせいで推薦が取り消されるという話。最終展開で盛り上がってるな〜。特に先週は佐藤順一コンテだし。
今週の今川監督独特の台詞回しオンパレードのくさい展開はやっぱ気持ちいいです。
2002.6.14
満月をさがしての加藤敏幸監督に関してちょっと調べて見ました。
などに演出として参加、他に「逮捕しちゃうぞ」「ヴァンドレッド」など。
おそらくこれが初監督作と思われます。
現在の視聴状況
毎週必ず見る
- ミルモでポン
- 満月をさがして
- 東京ミュウミュウ
- テジモンフロンティア
- どれみどっか〜ん
- クラッシュギア
- あずまんが大王
ぼちぼち見る
- 藍より青し
- ぴたテン
- フルメタルパニック
- パタパタ飛行船の冒険
溜め録り視聴停止中
- ちょびっツ
- サイボーグ009
- 七人のナナ
- ラーゼフォン
- 十二国記
- 天地無用GXP
- .hack
- ロックマンエグゼ
継続微妙
- ヒカリアン
視聴対象外
- ダイガンダー
- 東京アングラ
- あたしンち
- 「あずまんが」当初は間のタイミングに違和感感じてましたが、今は気にならなくなりました。いい感じによくなってると思います。
- 「ミルモ」はスタートから上々で、現在最も安定株。
- 「満月」は回を追うごとに良くなってると思います、かなり贔屓目な気もしますが、面白がってる自分に自分で驚いてます。今回「ミルモ」以上の大穴か?(笑
- ミュウミュウはオマケ(笑)出来の差が毎回激しいのでそれを一番楽しんでます。
- 「デジフロ」ほとんど惰性で見てますが、今のところ可もなく不可もなく無難な線をいってる感じ、これから面白くなるかどうか・・・今までのシリーズに比べてキャラの魅力が薄いのが最大の弱点か?話は子供向けとしてわかり易くていいと思うのだけど。
2002.6.13
神戸守情報
7/8放送予定 ベイブレード2002 #26「戦慄のサイバー(仮)」
- 脚本 長田敏靖
- 演出 小高義規
- 絵コンテ 神戸守
- 作画監督 長森佳裕
結局、劇場版の監督はTV版と同じ竹内啓雄氏でした。がっくし。
2002.6.8
満月をさがして #10「芸能界の掟!?」
- 脚本 広平虫
- 演出・絵コンテ 伊藤尚往
- 作画監督 清丸悟
今回は、今まで不満点の多かった演出面もいい感じにきてたんじゃないかと。伊藤尚住氏は「どれみ」演出、「Kanon」の監督などやってるひとです。
フィギュア17最終話
一足先に見ました。感想その他はテレ東で終わってからまとめてUPします。
2002.6.3
ベイブレード2002 #22「ドラシエルの危機」
- 脚本 福嶋幸典
- 演出・絵コンテ 神戸守
- 作画監督 槙田一章
予定では演出のみでしたがクレジットでは、絵コンテまで担当。
初めてバトルメインの回。バトルやってるはずなのになぜかしっとりしてるって感じるのは私だけ?
玄武を奪われてマックスが咎められるくだりのコンテはさすが。
折角作監が槙田さんなのにあまりキャラが芝居しないのはなんかもったいないなあ。
2002.6.2
更新が全くもってとどこおっておりますが、遊んでいるわけではなく、ただ今夏コミに向けて同人誌の準備をしているのです。そういうことにしておいてください(ォ
「満月をさがして」についてちょっと考察。
見てて何がいいのかなんとなくわかりました。1話ごと起承転結がハッキリしてて予定調和、ご都合的ながら結末にちゃんとカタルシスが用意されているので見終わったあとの後味がいいせいではないかと。
変身して必殺技撃って強引にオチが付けられる類の作品でないのに、ちゃんとそれがやれてるのは、誉めていいかも。
#8「ヒットって本当?」(脚本・中瀬里香)が今のところベスト。
主人公の満月の考えや行動が思いっきり「子供」でみててハラハラするってのが個人的にツボなのかも。
でも今のところあまり他人にオススメできる作品ではないです。
化ける可能性をほんのちょっと信じて見つづけて見ます。
これで作画と演出がもうちょっとガンバってくれるといいんだけどなぁ。
追記
中瀬里香さんて「フルーツバスケット」でシリーズ構成・脚本やってる人ジャン・・・
2002.5.26
おジャ魔女どれみどっか〜ん#17「秘密基地を守れ!」
こういう話に弱いんだよなあ、ベタだって判ってても演出しっかりしてるとぐっときちゃう。
- 脚本・大和屋暁
- 作画監督・桑原幹根
- 演出・岡佳広
ということで、またもや大和屋暁さんにしてやられた・・・
2002.5.25
おかしい。「満月をさがして」がなんか面白いと感じはじめてる。どうしたんだオレ。相変わらず作画も演出も低調なのに話の展開だけは気になるんだよなあ。
結局土曜の朝「満月」から「ミルモ」まで毎週見てるよ、なんだかね。
2002.5.18
相変わらず「ミルモでポン」は面白いです。原作の単行本買って読んでみたのですが、原作もなかなかいいです。「恋心」の話の前半までしか収録されてませんが。
アニメ版は上手い具合に脚色加えてあるんですな、この先のオリジナル脚本に期待。
「東京ミュウミュウ」歩鈴登場回、作画も話もメリハリ効いてて今までで一番面白いじゃんか、と思ったら脚本が大和屋暁さんでした、やっぱ上手いはこの人。
2002.5.15(掲示板より転載)
ちゃんと調べてみました。>長峯達也担当回
長峯さんのおジャ魔女どれみ担当回は
も〜っと#32 「ももこのママ修行」(脚本・大和屋暁/作監・稲上晃)
#40 「ハナちゃん、芋を掘る」(脚本・大和屋暁/作監・馬越嘉彦)
どっか〜ん#3 「ハナちゃんには負けられない」(脚本・成田良美/作監・川村敏江)
#13 「むつみの引退宣言」(脚本・大和屋暁/作監・なかじまちゅうじ)
で今のとこ4本。
もう1本五十嵐卓哉コンテで演出担当してるも〜っとの「ひとりぼっちの夏休み」あります。ちょっと勘違いしてたみたいで「ハチャメチャ魔法忘年会」は脚本大和屋暁さんで演出は岡佳広さんでした。すいません。
こうして見るとやはり大和屋さんの脚本の良さも無視できないんですが長峯さんが一番良さを引き出してるともいえるかな?
2002.5.12
激闘!クラッシュギアT
#32「時をかける絆」
- 脚本 吉田伸
- 演出、絵コンテ 菱田正和
- 作画監督 久行宏和
クロードが愛機シルエットミラージュの思い出を語るくだりの作画・演出が名作劇場(フランダースの犬?)っぽくて笑えた。
- その思い出話が、ただの作り話だと最後まで思わせて、オチにつなげるあたりが、なんかうまくて、ちと関心。
- 絵コンテ・演出担当の菱田正和さんが担当した回は平均していいもの多いかな。
ベイブレード2002
- #19(5/13) 絵コンテ・神戸守/作画監督・長森佳裕
- #22(6/3) 演出・神戸守/作画監督・槙田一章
ということで、神戸さんはベイブレードのローテーションに入ったみたいです。これが映画への布石と思うのは夢の見すぎかな、やっぱ・・・
2002.5.11
9日発売の週刊チャンピオンに同誌で連載の「ななか6/17(八神健著)」のアニメ化が発表されておりました。
この漫画けっこう好きで読んでたんだけど、アニメ化されるほどメジャーな内容ではなかったのでちょっとビックリ。
しかも監督が桜井弘明で制作がJ.Cスタッフということで二度ビックリ。
はっきりいって物凄く嬉しい!
原作は、こういってはなんですが、決して完成度が高いわけではないです。ただ個人的に好きな要素がつまってるのでちょっといいかな程度。
要は隙のある作品なので、監督が桜井さんなら、その隙を上手に埋めて料理してくれるのではないかと期待できる。「だあ^3」で同じラブコメ系の作品の適性も立証済みということで不安材料は、ほとんどなし。
雨宮さんと七華(17才)の切ない乙女心をしっかり描いてくれれば、後は言うこと無し!
2002.5.9
ベブレード2002映画化だそうです。
どういうスタッフ陣容になるのか気になります。
まあ、私の期待するようなことはないでしょうけど・・・
2002.4.29
おジャ魔女どれみどっか〜ん「むつみの引退宣言!」(4/28放送)
久しぶりのヒットと思ったら、脚本・大和屋暁&演出・長峯達也のコンビでした。「も〜っと」でも芋掘りの話や忘年会の話をやってて、個人的にこの二人が担当した回がここ最近ではダントツに面白いと思ってます。
ギャグのはじけっぷりもさることながら、情感のこもったシーンも上手くて関心させられます。
シナリオ的におんぷちゃんを出ずっぱりにしないでオイシイ所だけもってかせるのも、使いどころをわきまえててよいです。
2002.4.27
春からの新作を含めて今のところ見てるTVアニメの優先順位をまとめときます。
毎週必ず見る
- ミルモでポン
- テジモンフロンティア
- どれみどっか〜ん
- フィギュア17
- クラッシュギア
ぼちぼち見る
- あずまんが大王
- ちょびっツ
- 藍より青し
- ロックマンエグゼ
- ヒカリアン
- ぴたテン
- あたしンち
- フルメタルパニック
継続微妙
- 満月をさがして
- 東京ミュウミュウ
- 十二国記
- 天地無用GXP
- .hack
- ダイガンダー
- 東京アングラ
溜め録り停止中
- パタパタ飛行船の冒険
- サイボーグ009
- 七人のナナ
- ラーゼフォン
2002.4.25
コメットさん☆DVDーBOX2の封入ブックレットでの神戸守監督インタビューのなかから、興味深いところを抜粋。
「おけやさんは、低年齢向けを意識している反面、僕は引き上げようと考えていた。」
「普通直球勝負で来るところは、変化球にして、変化球を使うところは直球にしようと考えてました。」
「最近の作品は結構テンション高いじゃないですか?どんどんしゃべっていて、間を極端に嫌う作品が多いんですが、自分はそれとはまったく正反対で。むしろ「間をどんどんいれましょう。」という方なので、主流とは全く逆の方向をむいてるのかな、という気はします。」
「今までマイナーな世界でやっていたことをちょこちょこいれていけたので大げさな言い方をすると集大成っぽいかな、という気はしています」
物語やテーマ的な面は、どちらかというとおけや氏によるところが大きいようでも演出スタイルその他の部分で監督の持ち味の影響も大きく関わってることがわかります。
神戸監督の好きな映画監督として、市川昆、市川淳、キューブリック、アラン・パーカー、リドリー・スコットを挙げています。趣味として写真(風景など)をやってるそうです。
2002.4.22
ベイブレード2002 15話「聖獣が見てみたい」(4/15放映)
- 脚本 福嶋幸典
- 絵コンテ・演出 神戸守
- 作画監督 槙田一章
- 「コメットさん☆」の監督、作監による回ということで、普段見てない作品でしたが、標準録画してみました(笑
- 主人公のガールフレンド、ヒロミ中心の話で、そのヒロミのポーズや動きのつけ方がメテオさんに見えたり、表情のつけ方がコメットさんだったり、コメットさん☆好き的には見所満載です。
- さて、この回で一番私が目を引いたシーンは、ヒロミが砂浜に描かれた円の中に座らされて遠くからベイブレードの練習をする主人公たちに目をやるところ。その後の一連の流れで、自分だけ「聖獣」が見られないという疎外感が見事に描写されてます。
- コメットさん☆の第1話、最終話でもそうなのですが、神戸さんは、物悲しいシーンを作るのがうまいのかも。
2002.4.12
ミルモでポン!
監督カサヰケンイチさんは、笠井賢一名義で「だあ!だあ!だあ!」で各話演出・絵コンテで参加してた方のようです。(他は「カレカノ」「レッツ&ゴー」とか)キャラデザ音地正行さんも「だあ!^3」やってたので、ほぼ直系?
「だあ!^3」は演出家上手い人がそろってたので、この人の名前はそれほど印象に残ってなかったんですけど(汗)
2002.4.8
「WXV」の評価全体的に芳しくないような。
今日見に行ってきた友人も、えらくご不満だった。
多分みる人によって望むものが違うせいなんだろうけど。
自分の「WXV」の評価の立脚点が「押井と比較され、かつパトレイバーとしての是非を問われることで批判は免れないこと前提とした、いわば最初から負け戦が決まっていたうえで、単体の「映画」として成立させることが出来た」という上に成り立ってるので、甘いのかもしれない
誠にもって真っ当な評価の仕方ではないですな。
えーっとつまりなんですな、私デビッド・フィンチャーの「エイリアン3」って結構好きなんですよねって意味解んない人すいません。
いつになるかわかりませんけど私は次も期待しますよ〜、高山監督に。
2002.4.7
- 「カスミン」終わってしまいました。絶賛するほどの傑作とはいかないまでも普通に楽しめた佳作だと思います。第二期の制作の話もあるらしいので期待してます。
春の新作ラッシュ
- とりあえず第1話を見ての印象を好みだけで、イケそうな所をあげときます。
デジモンフロンティア
- 一作目の異世界冒険モノに戻っていい感じ、好みのパターンなので後は富田祐弘氏の脚本次第か?
ぴたテン
- 原作未読。こてこてのパターンな割に主人公の男の子の設定が救い所になってるので結構見れそう。少年モノが中心だった川瀬敏文監督だったので余り期待してなかったので、ちょっと意外でした。
- ちなみに1話の絵コンテ・演出は佐藤雄三、脚本・面出明美。
ミルモでポン!
- 原作未読。今回の穴。自分は少女漫画スキーでもあるわけですが、
- 土曜の「満月をさがして」「東京ミュウミュウ」朝の3連コンボの中で、これが一番好みです。
- なにがって?
- 引っ込み思案な女の子がなかなか告白できないというパターンが(爆)
- 例によって一番地味で人気で他のに負けそうな雰囲気濃厚ですけど。
- 監督/絵コンテ/演出・カサヰケインチ、シリーズ構成/脚本・土屋理敬
他にも色々見てるんですけど、激しく好みからはずれるか、ダメダメかなので特に言及は避けときます。
2002.4.4
「W]Vパトレイバー3」見てきました。
「映画」としての完成度にとにかく満足。面白かったです。
2002.3.31
「クラッシュギア」がいい感じに面白いです。とにかくシリーズ構成が上手い。
主人公が必殺技を手に入れる>天狗になる>愛機を壊してしまう>落ち込む>仲間の助けとニューマシンで快勝というのがココ二ヶ月ほどの展開。この大筋にそれぞれサブキャラの物語も織り込まれている。特に好きなわけでもないけど、演出や作画も安定していてなんだかんだで見ている作品。
2002.3.29
本来ならば、「新作アニメみるならこれだ!?」を更新して、春の期待の新作について書かねばならんのですが・・・
はっきりいって積極的に「見たい」と思うものがまったくありません。
かつてないほどに原作モノがほとんどで、オリジナルが極少、特に支持したい監督の作品もないので、書くにかけない(泣
まったく機能していない「新作見るなら〜」と、完全に停滞してしまっている「ベストサブタイトル」も凍結し、新作やその時々に見た作品の簡単な感想、気になったスタッフのことなどもここで記していきたいと思います。
ところで、春から新作ではないのですがNHKBS-11で片渕須直監督(「アリーテ姫」監督)の「名犬ラッシー」が再放送されます。細かい人物描写が目を引く秀作ですので、オススメします。ココ最近BSはやたらと名作劇場やるな〜、とりあえず今私は「赤毛のアン」に夢中だったりします。