雑記帳過去ログ2003.04



2002.04〜06/07〜09/10〜12
2003.01〜03
/04/05/06




2003.04.30

ボンバーマンジェッターズ #31 ミスティ大作戦
脚本:吉田玲子/恵コンテ:小寺勝之/演出:上坪亮樹/作監:あべたくじ

今回は躊躇なく言うね、萌えたよ、激しく萌えました!
天然なマイティの行動や言動にいちいち意識してどきどきなミスティがやたらめったらに可愛いかったです。
マイティにお姫さま抱っこまでされちゃうんだもんな〜
ミスティは今後もMAxがらみで確実に出番ありそうで楽しみです。
そういえばミスティはまだマイティが「死んでる」ことを知らされてないんだよな、確か。




2003.04.29

LAST EXILE #4 Zugzwang
脚本::山下友弘/絵コンテ:六南匁次/演出:千葉大輔/作監:堀内修

むむ、普通に面白くなってきたよ。
アルを間にはさんでのラヴィとクラウスのやり取りをとおして、キャラの性格や感情の流れもちゃんと描写できてるし。
謎メカとの追っかけの緊張感とかもいい感じです。
1・2話の印象と違って、3・4話と話の流れはしごくオーソドックス。だけど、次週への引きがあるので、次も見ようという気にちゃんとさせてくれる。
見た目のビジュアルやCG、設定周りが凝ってるだけに、こういうオーソドックスな展開の方が、見てるほうとしてはスートーリに入りやすい。これ重要。

アルがぬいぐるみに興味をもってころがすところは良かったです。音楽のつけ方がディズニーぽかったりして。
全体の中で見るとあそこまでしつこくやる必要性はないのかもしれないけど、こういうとこに力を入れる姿勢は好き。




2003.04.26

マーメイドメロディーぴちぴちピッチ #4 孤独な王女
脚本:吉村元希/絵コンテ・演出:山田雄三/作監:永田正美

マーメイドプリンセスは全員で7人いてひとりは敵につかまってるらしい。7人そろうとアクアレジーナというのが復活するらしい。
んでもって敵のボスと海斗が同一人物のような別人のような・・・と本編の設定話もだいぶ進行。
リナが仲間になるという話のはずなのに、リナ自身は全く目立たず、構成に難あり、作画は微妙・・・と。

しかし、そんな本編はどうでもよく
るちあが海斗の部屋にあがりこんでからが、すげー
指怪我して、なめて、顔赤らめてって、そのあとなんであんなにエロいんですか・・・
いやちゃんとラブコメしてるよ、このアニメは。
ボタン付けしながら陶酔するるちあを可愛いと感じてしまってる時点でまたも私の負け確定。

リナの歌が上手くもなく下手でもなく微妙な為、かえって三人のなかで浮いてるなー。




2003.04.25

うーむ。テンション落ち気味。
以前からわかってたことなんだけど、自分は、自分の予測や期待を超えたり、反したりする側面が作品にあった時に過剰に反応する傾向があるようです。
春の新作はそういう意味で「ぴちぴち」と「エアマスター」を除くとほぼ予想通りなので、特別に何か感想を書かねば!という気にならない。
(ステルヴィアが一話が不意打ちだったけど、それ以降はふつー、TEXHNOLYZEはそれ以前の問題か)
例えばカレイドスターは、王道まっしぐらで小気味いい作品だと思う。けれど、実績ある佐藤順一監督が手練手管だけで作っているように見えて、どうにも喰い足りなく感じてしまう。かといって批判するには良く出来ているので、特別何か感想を書こうという気にならない。
「カレイド」と比べて、アイドル、芸能もので同系統だった「満月をさがして」の方が作画・演出が稚拙な替わりに、ストーリーの王道・ベタさが突出して際立ち、いびつでスマートな作品とはいえないながらも、そこに評価の力点をおいて論じるという論じる側としての面白さと当初期待していなかった作品が化けてしまったという意外性があったりする。今にして思えば散々否定意見を書いた「魔法遣いに大切なこと」も「リアルな魔法少女もの」という期待と幻想が自分の中にまずあってそれとのギャップが論じる原動力となったんだろうと考えられる。

「まほ大」の件は、ちと別にして、現在的に自分はきれいにまとまった作品よりも、誉めるのにエネルギーを必要とする作品、敢えて推したくなる作品を求めているってことなのだろう。
少なくとも春の新作は、敢えて誉める気も批判する気も起きないもふつーな作品と、誉める点の見つからないつまらない作品ばかり、ということで結論。ほんと個人的不作だなあ。

ちなみに、「ぴちぴち」は化けるか飽きるかという予測の立たないギャンブル性があるのが、面白がってる理由かも。

それもこれも、アニメ見すぎて私的な価値基準が先鋭化してしまっているようでどうにもいかんなあ。




2003.04.20

明日のナージャ #12 宝捜しはロマンチック!?
脚本:ルージュ・ドゥ・ルーン/演出:細田守/作監:川村敏江

どれみどかん#40から数えて4本目でやっとギャグの細田守が見れました。マジシナリオで懲りまくりの演出もいいけど、やっぱギャグもオモロイ。
しかし勢いとかネタの奇抜さとかではなく、手順を踏んでテクニックで笑わす、やはり凝ってる。
ナージャの「踊ります?」が個人的にいちばん大受け。
でもまたしても作品こわしてるな〜、欲に目がくらむナージャとかいいの?

その他

ギアニトロ外人先生前後編、バトルの勝った負けたよりセンセイとの信頼関係がドラマの中心、この辺がやはりニトロの肝かもな。

デジキャラットにょのぷちこ話はなんか好きだった。ぷちこ焼きはゲーマーズで買えますか?しかし「にょ」は毒ないけど桜井節が極まってるなあ。
にしてもなんで「にょ」にはこれでもかってくらい日本的なイコンがちりばめられてるんだろうか。ちゃぶ台用の蚊帳(で呼称はいいのか?)って今でも売ってるの?
アトムがあくまで世界市場狙って無国籍にしているのと正反対だよね、これって。



2033.04.19

はじめの一歩スペシャル
監督:西村聡

凄かった。

一歩のTVシリーズは原作を読んでいたので傑作エピソードをつまみ食いする形で見ていました。真柴戦とか千堂戦とか。
なので一戦ごとスペシャルで見せてもらえるというのは、個人的にありがたい。

一歩がチャンピオンになるまでをTVシリーズで製作し、そして今回TVスペシャルとして初タイトル防衛戦を製作、おそらくは今後もスペシャルは企画されるのではないかと思う。
この流れは、実現してみれば計画的なことだったのかもしれないが視聴者の対象を選ばない原作の魅力とTVシリーズから継続しての制作スタッフの優秀さと作品の完成度という要素の他に日本テレビの局主導としてはっきりとアニメを資産として考えているからできることなんだろうな。その傾向は花田少年史にも見られるし。
あ、でもエアマスターはどこ狙ってるかわかんないや(笑

ぴちぴちピッチ #3 ゆれる想い
脚本:早川正/絵コンテ:井草かほる/演出:佐々木勝利/作監:Kwon Youn Hee


なんだ3人目は顔見せだけか。
声も浅野まゆみでぴちぴちぼいすじゃないし、ふつー
1,2話の早すぎる展開とインパクトを考えると、なんかふつー
このままふつーのダメな少女アニメにならないように祈ります。
まあ、るちあとはのんのぴちぴちぼいすとイカレたキメ台詞と歌で敵を撃退するドンデモでふつーにはなりそうにないが。

第一話の壮絶なインパクトに脱落者続出と思われた本作ですが、ぴちぴちぼいすの魔力といやらしい体つきの少女の魅力に徐々に患者を増やしている模様、と、情報操作してみる。
ま、新作でこれを一番楽しみにしている時点で、自分もかなり味覚がおかしくなってるんではなかろうかと不安になってきます。
「コメットさん☆」とか「どれみ」とか「満月をさがして」とか正統派というか正攻法の少女アニメは実はこの数年充実していて十分満足できていたので、かえって今はこれぐらいの「魔球」の方が面白く感じるのかも、と考えてみたり。
ひとことで言うと、少女アニメ素人にはオススメできないってことらしい。

確かにるちあの体つきは中学生にはあるまじきいやらしさですが、それよりも、崩し顔の表情の豊かさがいいとかおもうのですがどうですか?


その他

プラスターワールドとポトリス、ソニックXが順調に流し見モード、コロッケはまだいけそう。新作でないけどウルフズレインが時間移動で録画失敗して見る気がうせ気味。
クラッシュギアNは相変わらずバカでいい感じに面白く、カスミンは新キャラ投入後も可もなく不可もなくまったり見てられます。ミルモはかなり惰性気味。
デュエルマスターズは早く本編を再開して欲しい。



2003.04.17

ボンバーマン・ジェッターズ #29 大きな星のメロディ
脚本:前川淳:絵コンテ・演出:岩崎知子/作監:香川久

き、極まってる。面白すぎ。一体どこまで行くんだジェッターズは。
余計な説明は一切省略してぽんぽん話を進めて想像の中のルーイとシロボンボケツッコミするは、くしゃみしたネコからムジョーは出てくるは、その他拾い切れないほど小ネタ連発、
これだけハイセンスなギャグをかましつつ最後をガールミーツボーイでしっとりまとめる余裕まで見せてくれるんだもんな。
あ〜くそ。おもしれえよ、もう!
わかったよっ、いいからDVD出せよ!買うから!
うそ、出してください。

あ、あとミスティ再登場は嬉しいな。


宇宙のステルヴィア #3 ごめんなさい

1話で、正攻法のドラマを期待してしまったけど、むしろゆるい海外SFTVドラマで学園コメディって感じだな。適度な竜雄節で気軽に楽しめば十分いけるのでまあよし。
主人公の志麻に重点を置いて丁寧にキャラを積み上げてるので、中盤から後半が勝負どころなのではないかと。
萌えに特化するわけでもなく、ハードなSFやドラマに特化するわけでもなく、どっちつかずな中途半端な印象を受けるので、世間的に賛否分かれるのも無理はないのかな。
人によってこの作品に期待するものが、違うみたいだから。自分は後者を期待するけど、萌えも基本的には否定しないのでこういうバランスはむしろ肯定的です。


ガドガード 第1話 同じ空を見てた
脚本:會川昇/絵コンテ・演出:錦織博/作監:相澤昌弘

あえて名前をあげるなら、カウボーイビバップだったり、ジャイアントロボだったり、ビッグオーだったりのハードボイルドやらアメコミ的な作品の雰囲気に少年向けのロボットアニメとスチームパンクを足した感じ。
けれど単に寄せ集めただけでなく、これは組み合わせの上手さとデザインセンスで小気味よくまとめられているのが、にくい。それでいて、話は、少年とロボットが邂逅するというオーソドックスさ。
新鮮というより、ようやっとこういうロボットアニメが出てきてくれたかというのが正直な感想です。
作画はOPから本編、EDまで動きまくりでその点に関しては今期最高か?
きついパースを使ったロボットアクション、かっこいい。
まあこれが維持できるとは思わないけど。
監督・シリーズ構成:錦織博、脚本:會川昇とメンツも何気にそろってるし期待していいのかな。
あと原案のいづなよしつねさんは「セイバーマリオネットR」でキャラ原案やってた方です。
あまりメジャーではないですけどこの人のデザインセンスは個人的にかなり好みだったりします。
というわけで色々期待。

ところで「原図作画監督:小林治」ってなってたけどどういう役職なんだろう、レイアウトとは違うの?


TEXHNOLYZE 第1話 STRANGER
脚本:小中千昭/絵コンテ・演出:浜崎博嗣/脚本:赤堀重雄

さーて困った。
台詞もほとんどなしで、ストーリ性も1話に限っては皆無に近い。ただ退廃的な世界観とそこにいる人間が描写されるのみ。
とにかく絵から読み取って解釈してくれ、というスタイルの作品。
TVでやるには確かに冒険だし、深夜なんだからこれぐらいの実験作もありだろうと思う。
こういうのは決して嫌いじゃない。押井監督の「天使のたまご」を喜んで見てたこともあるしね。

でもわけわからんものを無理やりねじ伏せて理解してやろうと言う気力も、これを毎週見る忍耐も今はないんだよな。
安倍×小中のlainはぎりぎりのとこでエンターティメントになってましたが、これがただのはったりかっこつけアート風味アニメにならないといいんですけどね。



2003.04.15

LAST EXILE #2 Luft Vanship
脚本:千明孝一/絵コンテ:前田真宏/演出:摩積良亜澄/作監:ムラオミノル

1話だけでは話も世界観もなんだかよくわからなかったけど、1,2話で一本の話として見るなら、まあまあ面白かった。
戦場の真っ只中に戦争の指揮官に娘の手紙を届けて、撤退を決意させるという割と明快な話だったし、世界観もおおよそつかめた。
これを1話30分に詰め込んでも良かったと思うけど。
ラヴィが「騎士道なんてくそっくらえ」と感情を爆発させるのが前ふりがないのでちと唐突に映るとか、いくつか引っかかるとこもあるけど、
その他大勢のキャラに気を配って演出されてるのでその辺は好印象。


十兵衛忍風帖<宝玉編> 第一話 隠れ里無惨
脚本:井上敏樹/絵コンテ:佐藤竜雄/演出:田中洋之/作監:吉松孝博

佐藤竜雄監督の新作今期ふたつめ。
妖獣やら異形のものが跋扈するエロス&バイオレンス、マッドハウスって一時期こういう作品が中心だったんだよなと今更思い出す。

手馴れた感じで普通に見てて面白いんだけど特に目新しさは感じない。(もともと川尻善昭監督作品の続編だかリメイクだかなので、当然なんだろうけど。)
それよりもエロさも残酷さも薄味というか中途半端な印象を受けてしまったのが一番のマイナス。
自分がこういうのみなれてるせいかもしれないけど。


キノの旅 #2 人を喰った話
脚本:村井さだゆき/絵コンテ:小林孝嗣/演出;中村隆太郎

最後の「こういうこともあるさ・・・」が蛇足すぎ、あそこで突き放してこその話だと思うんですが今回のは・・・
キノのアクション作画は良かった。


2003.04.12.

ぴちぴちピッチ #2 言えない心
脚本:神戸一彦/絵コンテ:演出:山崎茂/作監:牧内ももこ

一話に比べて脚本は格段にすっきりしてた。
何だかんだいってラブコメして、るちあがヤキモチやいたりするのはかわいい、こういうのには弱いんだよな。

今回でマーメイドは人間の男の子に告白すると泡になってしまうために、逆に男の子に(思いに)気付いてもらわなくてはならない。という基本的な話の構図がハッキリした。
これまんま人魚姫の話ですね。
この基本設定は、物理的に好きな男の子に告白できない、そこでモーションはかける、でも気付いてもらえない→切ない、という状態を作り出すわけでアイデア的にいけてるんではないでしょうか。
波音もいきなり一目ぼれするし、ラブコメ少女漫画としては期待していいんじゃないかと思う。
つーかバトル必要ないかも。

あとは

「あなたのこころをぴちぴちボイスできよめてあげる」
「すぷりんぐふぇすてぃばるらいぶすたーと!」
「ぴんくぱーるぼいす!」
「ぴちぴちぼいすでらいぶすたーと!」
「らぶしゃわーびーち!」
「あんこーるはいかが?」
「みずいろぱーるぼいす!」
「りはーさるはおわりよ!」
「あんこーるはぴちぴちっとでゅえっとよ!(×2)」

というくらくらするキメ台詞とぴちぴち(=新鮮=とれたて素人)なボイスがもはやクセになってしまったので、
耐えられるかとかそんな問題ではなく、私には抵抗する術がありません。

なんか理屈や理性を超えたとこに直撃して来るんだよ、このアニメは・・・困ったもんだ。
今期最強はこれなのか・・・

えーと入浴シーンでるちあには「ぐるぐるあわあわ〜」っていって欲しかったなあ、はは。



2003.04.11

ワンダーべビルくん
原作:石ノ森章太郎/監督:大森貴弘/脚本:雪室俊一/絵コンテ:大森貴弘・演出:岡嶋国敏/作監:氏家章雄

今日から天才ビットくん枠内で始まった石ノ森氏の残した原案をもとに製作されたアニメだそうです。
うーむ。作画から雰囲気まで、30年くらい前から真空パックしてきた感じだけど、いいんじゃないですか。
事前に情報いれてなかったので脚本が雪室俊一さんだとは知らなかったので、ちょっと驚いた。
キャラデも岸田隆宏さんだということだし、これは見ないわけにいかんな。


春の新作雑感

正直言ってこれだ!と思える作品はなし。
拾い物として面白かったのは「エアマスター」か。
「カレイドスター」「ステルヴィア」は、アクセス解析で見る検索で飛んでくる方も多く、今期注目度が高いことが伺えます。が、この2本はそれぞれ実績のある監督がやっているので、個人的には要求も高いので、小さくまとまって欲しくないといったところです。
「LAST EXILE」は2話以降、雰囲気だけでなくドラマがちゃんとあるかでわかれそう。
少年向け・ホビー系で「コロッケ!」「プラスターワールド」「ソニックX」「ポトリス」あたりに注意していこうかなという感じ。早々にどれかは脱落していくと思うけど。

そしていろんな意味で一番の大穴は「ぴちぴちピッチ」ですかな、案の定巷の評判は一番あれですが、私は耐えられる限り見ようと思ってます。
去年は満月という個人的大穴があったわけだしね。


2003.04.08

DEARBOYSは見たけどかくこと思いつかないのでパスします。無理は良くない。


LAST EXILE 第1話 FIrst move
脚本:千明孝一/絵コンテ:佐山聖子・千明孝一/演出:千葉大輔/しんごーやすし

定型化されてしまっているありきたりのSFやファンタジーに比べて、異世界の雰囲気を出す為のデザインや設定、世界観にしっかりとこだわりを持ち、それを丁寧に見せていこうとする姿勢が感じられるのは評価できる。
反面、肝心のキャラや話が説明不足で印象に残らないのは問題なんでないかと。

千明孝一監督は前のフルメタル・パニックでもそこそこ頑張ってたので、一応様子見。

スクラップド・プリンセス 第1話 捨て猫王女の前奏曲
脚本:吉田玲子/絵コンテ:増井壮一/演出:浅見松雄/作監:岸本誠二・石井ゆみこ

普通・・・かな?1話としては説明に過不足もなく全体的にソツなくまとめてると思います。
和製ファンタジーというかライトノベルは得意分野でないので(当然原作未読)これが、その分野において面白いものなのかどうかという判断は、自分には無理なので避けときます。
個人的に心惹かれるものは特になし。

キノの旅 第1話 人の痛みがわかる国
脚本:村井さだゆき/絵コンテ・演出中村隆太郎/作監:橋本文男

これも原作はライトノベルですが、こちらは少しだけ読んだことがあります。
すぐに読むのやめちゃったんですが・・・これが、面白いんですか、う〜ん。
私もカバーイラストの黒星紅白さんは好きなんですけどね。

アイデアと言葉の切れ具合が勝負どころのショートショート原作をもとに、ヴィジュアルを武器に映像で原作の行間を描こうとするという基本的な方向性はまちがっていないと思う。
それだけに、言葉を話すモトラッドのエルメスがキノと会話しているというのが、設定知らない人には激しくわかりづらいんじゃないのかなというのがちと気になった。
おじさんとキノが見つめ合うシーンが妙に淡白で情感に乏しいのも引っかかった。
あと、台詞をテロップで繰り返すのは、あんまりかっこいいとはおもえないなあ。

と不満も多いですが村井さだゆき中村隆太郎という組み合わせには興味ありあり。



2003.04.07

コロッケ! 第1話 おれはバンカー・コロッケ!

脚本:富岡淳広/絵コンテ:高橋ナオヒト/演出:樫山聡之/作監:松阪定俊

「監督・高橋ナオヒト」がどう少年ものをやるのかというのに興味があったわけですが、やはりこの人アクションとか少年漫画っぽいものは向かないのかなと思ってしまいました。
テンポが少し間延びしていて、アクションシーンメリハリが足りない、これは「フィギュア17」のときも感じたことだけど。
回想シーン、コロッケと父親のやりとりの場面はよかった。こういうとこは、高橋監督らしいんだけど。

作品内容的には少年漫画然とした話で、良さげなんで、とりあえず様子見。



2003.04.06

「人間交差点 〜ヒューマンスクランブル」 はうっかりして途中からしか見なかったのでパスします。まあ忘れる程度ってことで。

ソニックX 第1話 超音速ヒーロー登場!
脚本:まさきひろ/絵コンテ・演出:亀垣一/作監:平山智

出だしのメカ・エフェクト作画がやけにいいと思ったらメカ作画監督が渡部圭祐さんで、なんか納得。
で、そこは良かったんだけど、アクションシーン意外のパートのテンポが悪くてだれてしまった。

ストーリーエディター・脚本のまさきひろさんは最近、好印象な作品が続いているのでその辺期待してみます。


ファイアーストーム 第1話 SF9
脚本:寺田憲史/絵コンテ:大森英敏/演出:森義博/作監:飯田宏宣

原案がサンダーバードやってたジェリーアンダーソンだそうで、確かに海外のSFドラマを見ている感じ。
登場人物が皆訓練を積んだスペシャリストで大人ばかり、というのは、現状では珍しいかも。

CGは豪華にみえるけど、それ以外のキャラのデザインから作画まで、どうにも気合が感じられない。
演出もイマイチ。キャラには魅力を感じないし。
ただこの世界観で、練られた脚本が今後あり得るなら見る価値はあるかもしれないが、どうなんだろう。
継続微妙。


デ・ジ・キャラットにょ 第1話 でじこだにょ/ぷちこと一緒かにょ?
脚本:池田眞美子/絵コンテ:桜井弘明/演出/井上秀明/作監:飯島秀一・阿部純子

のっけからOPが「太陽に吠えろ」ですか・・・いや笑ったけどさ。

ワンダフル版から一部設定を変えてのリスタート
以前のより、テンポがまったりして、毒が抜け気味
既にデガラシ感の漂うでじこなわけですが、私は桜井監督の芸をまったり楽しみます。


金色のガッシュベル!!  第1話 魔界から来た電撃少年
脚本:橋本裕志/演出:中村哲治/作監:山室直儀

原作をそつなくアニメ化。と一応いえるが、原作の持つ独特なギャグのテイストまでは再現できてるかというと微妙か。
個人的に漫画の「ガッシュ」は話そのものより、作者の作風と小ネタが味のある作品と認識していて
アニメ化するにあたってジャンプ系のそれより、アニメスタッフが遊びを入れられる余地があるので
その辺上手く回ってくれると面白くなるかなとは、思っています。
逆にそれが出来なければ、見切りつけちゃうかな・・・

アストロボーイ・鉄腕アトム 第1話 パワーアップ!
脚本:小中千昭/絵コンテ・演出:望月敬一郎/作監:瀬谷新二

時間とお金をかけたアニメはやっぱり違いますね。



その他雑感
日曜麻アニメ大杉。これでさらにナージャとニトロがあるわけか。特撮も見る人は大変だな。
しかしソニック・でじこ・アトムなどなどはキャラの売り込みにどこも躍起だな・・・
ジェッターズ見たいにアニメとして面白ければ、それがどんなキャラでもOKなんですけどね。



2003.04.05

無限戦記ポトリス 第1話  ダークシティ 最後の戦い!
脚本:藤田伸三/絵コンテ:鴫野彰/演出:Nam Jong Sik

トランスフォーマーとデジモン(ブラスターワールド?)を足した感じ。
んが、しかしむしろ「勇者シリーズ」の遺伝子を感じてしまったのは、やはりキャラデザが勇者シリーズで活躍した高谷浩利さんの為でしょうか。
ポトリスナイツの変形シーンは燃えたし、男の子のデザインと動かし方は好きだ。

日韓合作ということで、原画・作監から海外な割には作画クオリティは良かったので驚き
レイアウトに高谷さん含めて日本から三人立っているのが効いてるのかも。
この作画を一定以上保って、話が面白く転がるなら、見る価値はありそう。
導入話としては、まあまあだったし。


マーメイドメロディぴちぴちピッチ 第1話 真珠の涙
脚本:武上純希・桶谷顕絵コンテ:藤本義孝/演出:畠山茂樹/作監:永井達郎/総作監まきだかずあき

まいりましたね。
人魚の童話をベースにした魔法少女モノ、それはいいとして
キャラがやけに説明的な台詞をしゃべる割に脚本の構成ばらばらで流れが悪く、見てられない。しかもちょっと詰め込み気味。
主役の声優が素人そのもので、つらい。
作画はシナジーで安定してるし、まきだキャラだし、そこだけはいいんだが
他に誉めるべきとこが見当たらん。

だがしかし、だがしかし、だ。
困ったことに嫌いじゃないんだよな、これ。素材、雰囲気などは基本的に好みというのもあるけど・・・
サブキャラやらペンギンやら、会話のやりとりの感じに桶谷顕さんらしいテイストがでてるせいか?
これがおけやマジックか?(微妙にちがう)
とりあえず、脚本・演出頑張れ。いや頑張ってください。
ていうかおけやさんお願いします。切に

あ、あと、変身シーンの音楽どうにかなんなかったのか?


摩探偵ロキRAGNAROK  第1話 摩探偵登場!

脚本:金巻兼一/絵コンテ・演出:わたなべひろし/作監:岡真理子

話の中身はおいとくとして、
コンテ・演出も割と凝ってだし、1話としてのまとまりは良かったのではないかと思います。
これもガンガン系に属するので以下略ですが。


ミルモでポン!  マラカス。こわしちまった!?

こちらは二年目突入。
妖精の楽器を新調して、玩具テコ入れかと思わせておいて、楽器は前のまま、ってどういうこと?わざと?某社へのあてつけ?
妖精学校が人間界に出張したり。謎の黒幕やら、次週は転校生で新キャラ投入といろいろテコ入れしてきてます。
マンネリが進行してるので、うまく打破して欲しいところです。
それとOP・ED変更。EDはおいといて中原麻衣のアニソンらしい新OPは気に入りました。そうだよ、それでいいんだ。


 
2003.04.03

宇宙のステルヴィア 第1話 ようこそ
脚本・絵コンテ:佐藤竜男/演出:うえだしげる/作監:うのまこと

1話としては地味に見えるけど、家族との別れ、旅立ち、出会いとちゃんとドラマを組み立てて、その中でキャラの心情を丁寧に追って演出されてるのでかなり好印象。
雑誌の紹介見たときは込み入った設定で、設定倒れになりそうな匂いがきつかったんだけど、こういう正攻法な作りでいくなら期待していいかも。
シリーズ構成・監督の佐藤竜雄監督作は賛否分かれるものが多く、ムリョウも今一歩な印象ではありますが、演出力に関しては評価できるんで、後はお話の出来次第かな(ていつも言ってるな・・・この時期)

「窓の外にはティンカーベル、そして側にはピーターパン」はちょっと誌的でいい感じ。
全体的にセンスと品の良さがある、これも好印象の一因かな。
あ、あと主人公の志麻のキャラも割と好み。

欲を言えばキャラデザインはもう少し地味で渋い感じの方が作品の雰囲気に合うのでは?とかいろいろ思いますが
この手の作品で、これだけやってくれれば私的には文句つける気はない、そんな感じです。


カレイドスター 第1話 初めての!すごい!ステージ
脚本:吉田玲子/演出:佐藤順一/作監:渡辺はじめ・追崎史敏

極めて佐藤順一でした。キャラデザが渡辺はじめなんで、やけにこどちゃかくろみちゃんに見えたけど。
物語としては、サーカスに入団テストに受けにきた女の子が、トラブルに巻き込まれつつも、運と実力で合格、シンプルで実にわかり易い王道といえます。
それを職人佐藤順一監督の完成された技で、隙なく、丁寧につくったという感じ。
非常に良く出来ていて、これといった欠点もないけど、その分個人的には新鮮さも驚きもないというのが正直なところ。
せめて素材に興味がもてれば、って感じです。

いや悪くはないんだ本当に、物凄く真っ当な作品になりそうな予感はするし。


冒険遊記プラスターワールド 第1話 オレ+おまえ=プラストオン
脚本:富田祐弘/絵コンテ:日巻裕二/演出:佐藤豊/作監:諏訪可奈恵

一言で言えばポケモン・デジモン系。
出だしとしては、悪くなかった。
が、シリーズ構成・脚本の富田祐弘はついこの間まで同系統の「デジモンフロンティア」(見切りをつけて視聴断念)をやっていたわけで、
今後の展開もあまり期待を持てないのがなんともつらいところ。
この手の作品には寛容なので、判断下すには、もう少し待ちますが。


D.N.ANGEL 第1話 復活のダーク
脚本:荒川稔久/恵コンテ・演出:羽原信義/作監:山岡信一

冒頭の告白しようとするところまでの流れは割といいかなと思ったけど、その後の唐突につぐ唐突な展開についていけませんでした。
原作未読、というか自分向けの作品でないことは明らかなので、早々に見切りつけちゃうと思います。



2003.04.02

エアマスター 第1話 飛べエアマスター
脚本:横手美智子/演出:小村敏明/作監:石川晋吾

キャラデザ・総作監馬越嘉彦、監督西尾大介、東映アニメの主力というのは伊達じゃなかったです。
アクション作画がよければそれでいいか、ぐらいの気持ちで見たんだけど、マッチョな女子高生が、マスクマンとありえない空中戦をストリートファイトでやらかすバカっぽさにはやられた。原作未読だったのでその分インパクトも強烈だったのかもしれないけど、面白かった。
主人公の摩樹があの体格で人形を気にする女の子らしさを見せる描写があるのもいい、もっと殺伐としたキャラかと思ってた。

ボンバーマンジェッターズ #27 機能便利ガング!
脚本:吉田玲子/絵コンテ:菊池康仁・小寺勝之/演出:吉田俊司/作監:あべたくじ

サブタイトルロゴがガンダムのパクリだったり。頭のロボアクションの作画も無駄に良かったり、スタッフ遊んでますな〜
ガングの誕生秘話、Dr.アイン、ボン婆さんの過去話、途中から明らかに作り話だと丸わかりなんだけど、最後までそれをガングが信じきって、
ラブラドールとガングのロボット悲恋を馬鹿馬鹿しくもマジメにやっっちゃう、例によってこういうセンス好きだ。

前回までのシリアス展開から一転ギャグに戻っただけに見えて、Dr.アインが一山超えて落ち込んでいるジェッターズメンバーの気分を転換させようと企てた、パーティ&つくり話として見直すと、これがアインの心遣いなのではという深読みもできるのではないかと。
「私ね、思うの。みんなが楽しめるそんなボムだけを投げられる日がきっと来る」
という桃さんの言葉だけはきっと本当なんだろうな。



2003.04.01

春の新作強化週間ということで、他の感想系サイトにならって日付で直リンできるようにします。

E's 第1話

下田正美監督ということで、一応気にはなるんですが、ガンガン系のコミックは肌に合わないので、見てもああやっぱりって感じ。これ一回でやめときます。