2016.11.29
年末が近づくと耳にするベートーヴェンの「第九(交響曲第九番)」。
三郷にも、毎年「第九」合唱コンサートを行っている合唱団があるの。
その名も、「三郷第九合唱団」!
つぶちゃん、取材に行ってみようよ。
練習中に、お邪魔しまーす。
わぁ〜、すごい活気!
「三郷第九合唱団」は、2008年に開催された「三郷第九演奏会」をきっかけに結成された合唱団。
長年、交響楽団の指揮を務めてきた米原豊先生と、ピアノの白子満由美先生の指導のもと、日々、練習に励んでいるよ。
三郷にオーケストラをバックに、第九を歌う文化を根付かせることを目標にしてるんだって。
毎年12月に三郷市文化会館で開催されるコンサートは、二部構成になっていて、「第九」の合唱だけでなく、第一部では他の曲も鑑賞できるの。
今年は、喜歌劇「こうもり」に挑戦するそう。
三郷市文化会館で、オーケストラピットを使うオペラを観られるのは、これが初めてなんだって。
ワクワクするね、つぶちゃん。
私たちがお邪魔した時は、ちょうど「こうもり」の通し稽古のまっ最中。
常に演出班の団員の厳しい指示が入って、みんな真剣!
歌って、踊って、渾身の演技をする姿に、つぶちゃんと2人、息を呑んで見入ってしまった。
稽古が終わって、団員さんの表情がふっと緩む瞬間が、またイキイキとしていて素敵なんだ。
続いて始まった「第九」の「歓喜の歌」の練習では、その迫力にびっくり!
地下から響いてくるかのような男性の低音パート。
対照的に、天から降り注ぐような女性の高音パート。
ほとんどの団員さんが、初心者から始めたなんて信じられない!
ご自身もほぼ未経験から入団したという、最年長84歳の団員、小田さんにお話を伺ったよ。
「第九を歌うのが生きがいだと語った、会社員時代の先輩の話に感動して始めたのですが、すっかりハマってしまいました。歌っていると体も心も元気になってきますよ。
みなさんにも大いに勧めたいですね。」って、本当に楽しそうに話してくれたよ。
まさに、歌で人生を満喫しているね。
練習は水曜夜と土曜午後に実施。
団員は初心者大歓迎で、随時募集しているそう。
ぜひ、今年(平成28年)12月25日に開催されるコンサートで、その素晴らしさを感じてね。
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