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所在地:大阪市天王寺区四天王寺1丁目
最寄駅:地下鉄谷町線「四天王寺前」下車、南へ約200m |
今から約1400年前、聖徳太子が日本に渡来した仏教の採否をめぐって、物部守屋と争そった際、陣中で四天王に戦勝祈願を行い、勝利した。太子は誓いの通り、587年(用明天皇2年)摂津国玉造に四天王の像を安置し、寺号を四天王寺と定め日本最初の官寺を建立した。
その6年後の593年(推古天皇元年)現在の地である難波荒陵(なにわあらはか)に大寺を建立し、四天王寺をここに移した。現在も聖徳太子創建当時以来の「四天王寺様式」と呼ばれる伽藍配置が保たれている。堂塔の大半は第2次世界大戦後、復元されたものが多いが、広大な境内には五十有余の堂塔伽藍があり、国宝、重要文化財を多数収蔵していることで有名である。
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[参考資料] 『摂津国八十八ヶ所霊場案内記』 古寺顕彰会発行
『おおさか十三仏巡礼』 おおさか十三仏霊場会編 |
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正面は日本3大鳥居の一つ「石の鳥居」で1294年(永仁2年)の建立。奥に見えるのは西大門と五重塔。
子供の頃、21日の「お大師さん」にはよく祖母に連れられお参りし、その折お寺に大きな鳥居が有るのを、不思議に思っていたが、お寺の案内によれば『寺に鳥居は奇異に感じますが、元来鳥居は聖地結界の四門として、古来インドより立てられたもので、神社に限ったものではありません』とのことである。 |
南大門の方向から中門、五重塔を望む。
「四天王寺様式」の伽藍配置ではこの方向からでは中門、五重塔、金堂が一直線に並んでいる。 |
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六時堂と亀の池。
「亀の池」と言えば漫才師の平和ラッパ(先代)が「天王寺の亀の池の亀は(豆が)カメマンネン」と駄洒落で観客を大いに沸かしていたのを思い出す。 |
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