ゆういちの星空日記
ゆういちの星空日記

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<2月27日>
 今日も暖かな一日でした。今朝は4時30分に起きたのですが、肝心の彗星の辺りから南の空に雲がかかっています。 雲は南に流れているようなので、まあそのうちに雲も切れるだろうとCCDをスタンバイして待つことしばし、5時頃になって雲間から顔を見せました(^^) 100mmレンズとCCDカメラで狙うと途端に雲が襲来してしまい、雲間より数カット撮りましたが画面に雲は入るは、窓枠まで入ってしまいました(^^;
どうにか1コマ彗星が写ったので、次は何時ものスケジュールのFC−50での撮像ですが、まっても中々雲が切れません。 5時20分近くなり彗星が見え出したので、2X2ビニング60秒、ビニング無しで10秒20秒と撮像し終わる頃には、東の地平線はすっかり明るくなってしまいました。 そんな状況で撮像した画像なので、いっそう出来が悪くなってしまいましたね(^^;
所で、今回はカメラの100mmレンズ(f5.6)で撮った画像に少し色を付けてみました。 モノクロとは違い雰囲気が有って良いかな?と思っていますが、皆さんいかがですか?
もうひとつ、ローテーショナルグラディエント処理した画像の回転角を少なくしてみました。 前より淡い構造が出ているようです。また、私の画像では判りませんが、核近傍では波紋状の同心円模様が見られるようです。 この画像は、江草さんのホームページNational Astronomical Observatory, Japan(国立天文台) Comet Observation Home Pageで見ることが出来ます。不思議な構造ですが、どの様に出来ているのか興味深いですね。 皆さんも狙って見ませんか?  
<2月24日>
 今日は、暖かで良い天気でしたね(^^) ここの所少し時間が無くて日記の更新が出来ませんでした。 昨夜、ここも書き換えようと思ったら、自宅で使っているディスクパワーCのキーボードの調子が悪くて文字が入力出来なくなってしまいました。 変わりに古いIBMPS55?の物に繋ぎ替えたら、今度はFEPが立ち上がりません(;_;)
 ところで、今朝は薄雲が有りHB彗星は見ることが出来ませんでした。23日は明るい月が出ていたにもかかわらず、元気な姿が肉眼で見えていました。
今回は23日の画像をモザイクで3枚合成して見ましたが、バックグラウンドのカブリのため上手く合成出来ていません(^^; その内また再処理してみましょう。
また、カメラの100mmレンズ(f5.6)でも撮像してみました。 薄明が始まってからの撮像でバックのカブリが酷いですが、写野が広くなかなか雰囲気が有ります。

<2月21日>
 今朝は透明度の低下&東の空の雲が邪魔をして、結局5時過ぎにならないと見えませんでした。 時間が遅くなったので薄明は始まるわ、薄雲は有るわで何カットも撮像出来ず、モザイク合成は出来ませんでした。 双眼鏡での尾の見え方&CCDでの写りも、今一つですね(^^;
明日以降は月の光の影響が大きくなってしまい残念ですが、透明度さえ良ければCCDでは影響が比較的少ないので、網状星雲とのランデブーも狙って見ようと思っています。
 今日は関東地方で春一番が吹いたそうです。この辺りでも前線が通過しているようで、朝は良い天気でしたが、午前中に急に空が暗くなり雨が降るは、その後は強い北風に変わって寒い寒い!! 北の地方は猛吹雪だと、ラジオで言っていましたね
ps.
 タイトルページの画像を替えて見ました。
<2月20日>
 今朝は、HB彗星の撮像の最中に地震があって驚きました! 福島県、栃木県北部が揺れが大きかった様ですね。
今朝の、HB彗星は透明度も中々良かったことも有り(それでも、天の川何て望むべくも有りませんが。。)、尾も良く見えて綺麗でした(^^) なによりCCDの撮像のために最初に、3cmファインダーで彗星を導入する時に何時に無く尾が良く分かり驚きました。 彗星の核も明るさが増しているようで、ビンニング無しの画像では20秒露出でもCCDがブルーミングしてしまい、核から角が生えてしまいます(^^;
核からのジェットの撮像も、淡い構造を得るために口径が小さいので少し露出をかけたいのですが、露出をかけると核付近が飽和してしまうので難しい所です。 本当は、もう少し長い焦点距離で空間分解能を上げて上げるのが得策なのでしょうね。
<2月19日>
 18日は寝過ごし、今日は薄雲が有り彗星は見れませんでした。しかし、各地の写真では素晴らしい姿を見せていますね(^^)
ところで、今日はt.exeさんが先日リリースされた新しいソフト(SBIGBGFLAT)の効果を見てください。
CCDでの撮像でも、カメラレンズを付けての撮像等で、比較的写野を撮ると低空の光害&薄明の影響で画面の片側がいやに明るく、フラット補正でも改善されない事が多いですよね。 私も昨年4月の百武彗星の時は、夕方の光害&空の透明度の低下で随分困りました。 フォトレタッチでマスクをかけて補正したりしましたが、所詮256階調では歯が立ちませんでした。 所が、t.exeさんのSBIGBGFLATでは16ビット(65530階調)で補正出来より一層効果が期待で来ます。 右の画像は1月4日朝のHale-Bopp彗星ですが、なにぶん低空で光害の影響でカブリが酷いです。 上の画像は、ダークを引いてフラットフィールド補正後SBIGImageで動的双曲変換した物です。 動的双曲変換で階調が圧縮されて大分見やすくなっていますが、カブリのため淡い部分が見えません、また、階調を狭めると途端に右上が真っ黒になってしまいます。 下の画像は、上と同じ画像でダークを引いてフラットフィールド補正後、SBIGBGFlatで補正をかけた後SBIGImageで動的双曲変換をかけた物です。 ご覧の通りバックも随分均一になり、彗星の淡いコマの部分も浮き上がってきました。 使い方のよっては中々効果の高い物だと思います。 これから彗星の高度が低くなる3月下旬&光害の多い夕空の4月では、我が家では必須になるかも知れません(^^)
<2月17日>
 昨夜は、娘がいやに早く寝て悪い予感はしていたのですが、4時に目を覚ましまして起こされてしまいました。 おかげでゆっくり彗星が見られました(^^; しかし、ねむい...
しかし、せっかくの早起きなのに、空は一面薄雲が有るようです。外では北風が、びゅうびゅう音を立て吹いています。それでも、部屋の中からのお手軽観望は楽です(^^)
CCDでの撮像も、早く片づけて一寝入りしようと思ったのですが、薄雲が地上の光害を反射してバックがかぶってしまうので、少し彗星の高度が上がるまで待つ事にしました。 4時45分を過ぎると、薄雲もほぼ消え、また彗星の高度も上がり随分良く見えてきました。早速、ざっと一通り撮って炬燵で一寝入りです。 これが、気持ち良い!!
 今日は、CCDの撮像の合間に記念で撮っている135mmレンズでの撮影が、前回分でフィルム1本撮り終えたので現像に出してきました。 出来上がった写真を見ると、確実に大きくなって来ているのが良く分かります。また、15日の写真ではイオンテイルが微かに写りだしましたね。 f2.8&SG800で2分ほどの露出でもバックのカブリが酷い(T_T) ちなみに、写真屋には店長さんが赤城山で撮った見事なHB彗星の写真が有りました。 私のは、お粗末な写真で恥ずかしかったです。
<2月15日>
 今朝は暖かい布団に心を引かれながらも(^^;無事4時30分に起きる事が出来ました。寒いとは言いながらも、部屋の中からの撮像ですから外で観測する方の事を考えると、贅沢は言えませんね。
初めて4時台に起きて見ましたが、もう彗星は随分高度が上がってきています。これ以上の早起きはさすがに辛い所です。 もう春に近づいて来たためか、空の透明度は今一つです。双眼鏡で見える尾も心なしの短いです。
<2月14日>
 イヤー今朝も寒かったですねぇ!
今朝のHB彗星は..寝坊しまして朝焼けの中に双眼鏡で見ました(^^; 核がキラキラ輝いている感じで中々良かったですね(^^;
さて、そういう事で今日の画像は無いのですが、変わりに凄いのが有ります(ほんとかな?(^^;) 今年になってからの、頭部からのジェットの変化です。 今までのリングマスキングに変わって、江草さんの新しいツールSBIGRGradによるRotational Gradient処理された画像で、ジェットの変化がいっそう良く分かります。 高々、5cm焦点距離290mmの望遠鏡で、こんな画像が得られるのですからやっぱりCCDは凄いですね! もっと凄いのは、その性能を生かす事が出来るソフトを作ってらっしゃる、江草さんです!! ありがとうございますm(__)m 本当にSBIGのCCDで良かったと思っています。
SBIGRGradによるRotational Gradient処理された画像は、またサイズが大きく(262Kb)なってしまいましたが、是非ご覧ください&CCDユーザは、御自分で撮った画像を処理してみませんか? きっと素晴らしい発見が有りますよ!!
<2月13日>
 今朝は、東の空の雲が中々退いてくれなくてヤキモキしました。まあ、何とか撮像出来て良かったです。 夜明けも段々早くなってきましたね
 ところで、彗星も明るくなって色が分かるようになってきました。HB彗星のページに書きましたが、皆さんも色にも注意して見てみませんか? 百武彗星の時は、頭部の青い色が印象的でした!
 我が家のCCD(ST-7)では、青の感度が低くイオンテイルは良く写りませんが、各地で撮影されたカラーフィルムでは、かなり長い尾が写っています。 空の良いところでは、双眼鏡でも10度近い尾が見えているようで、これから益々楽しみですね(^^)
<2月10日>
 今朝は春の空の様で、透明度が非常に悪くなっています。東の窓から見える空にはアルタイルがやっと見えるだけでした。
HB彗星は、双眼鏡でも尾の淡い部分がほとんど見えません、CCD画像でも写りが悪く、バックのレベルも大分上がっています。
 昨日は、嬉しいニュースがありました。江草さんの作られている、SBIGImageシリーズに待ちわびていたローテーショナルグラディエントフィルターが追加されました。 早速処理した今朝の画像をご覧ください。また昨年の11月17日の画像も処理してみました。 ヒトデの様に四方八方に伸びるジェットが良く分かります。素晴らしいソフトありがとうございましたm(__)m 他にも、素晴らしいソフトがリリースされましたが、追々紹介したいと思います。 皆さんも是非一度使って見てくださいね! ソフトは、江草さんのホームページにあります(^^)
<2月7日>
 今朝は4日以来の晴れ空でした。若干薄雲が所々にありますが、彗星は肉眼でも良く見えます。
今日は、彗星の尾が矢座のM71星団を覆い隠していました。双眼鏡では、星団が小さいので見栄えはしませんがCCDでは中々良いですね(^^) ただ、彗星は頭部に比べて尾は淡くあまり写りが良くありません。空の暗いところで撮った写真ではイオンの尾が延びて見事ですね。
 ところで、昨日は木星と金星が非常に接近して面白い光景が見えたはずなのですが、残念ながら曇られてしまいました。 今朝は少し間隔が開いてしまいましたが、彗星を見終えた後に、すっかり明るくなった南東の空に双眼鏡を向けて見ました。 先ずは。水星が見えています。そのうち少しもやっている地平線に見える高圧電線の鉄塔の間から、小さい光の点がゆらゆら昇ってきます。 しばらく見ていると、もう一つ前より明るい★が昇ってきました!先に昇ったのが木星で後からが金星ですね。 早速76mm望遠鏡をベランダに引っ張り出して、2つの星が茜色の空にゆらゆら昇って来るのを楽しみました。 写真も撮ってみたけれど、EOS用のレリーズが見つからないのでセルフタイマーで撮ったので果たして...
 HPのカウンターがまたリセットしてしまいましたね(^^; 他のホームページでもリセットしたようで熊谷ネットの管理者からメールが来ました。 まあ、心機一転頑張りましょう(^^)
<2月4日>
 今日は風が強かったですねぇ! 風も冷たいです
今朝も良い天気に恵まれました。ディスプレーの明かりに邪魔されながらも、最近つとに悪くなった私の裸眼でも彗星が良く見えます。 予想光度よりは暗いとは言え、確実に明るくなっていますね。青に感度の低い私のCCDでもイオンの尾が薄っすら写りはじめました。 JPLのHPでは尾が15度!!何て観測も有るようですが、私が8cm双眼鏡で見ても3度近い感じです。 口径76mm50倍で頭部を見ると核から傘の様にジェット?が吹き出しているような感じです。南側の吹き出しの方が明るい感じですが、皆さんどう見られましたか?
PS.
 何だかHB彗星のページのカウンタ−が、リセットされてしまった様ですね(^^;
実際のところどの程度の人数が見ているか分からないので、出来れば一度見たよーとメールでもいただければ嬉しいです(^^)
 それと、皆さんもうお気づきとかも知れませんがHale-Bopp彗星のリンク集を作りました。 HB彗星を見ている皆さん!せっかくの機会です、観測情報の相互リンク張りませんか?メールお待ちしています(^^)
<2月3日>
 今日は、節分ですね。暦の上では春ですが、今朝は一時雪が降ってきて寒かったですね。近くの神社では、節分祭で朝早くから花火が上がっていました
HB彗星の方は、昨夜から曇りで今朝はゆっくり寝ることが出来ました。(^^)
ところで、昨日ここのホームページに入れておいた Hale-Bopp彗星の1月分の画像集(270Kb)ですが、 1月19日の撮像時刻に誤りがあり訂正版を入れておきました。ごめんなさいm(__)m ちなみに、画像自体にに変わりは有りません。
 先日は、朝起きてから撮像までを書きましたが、今日は後の処理のことを書きますね。 先ず撮像した画像から、以前同じ条件で撮像したダークフレーム数枚を平均化したファイルでダークの減算、同じく平均化したフラット画像でフラットフィル−ド補正をします。 その後 t.exeさん(江草さん)の作られたSBIGImageで動的双曲変換(画像レンジの圧縮)をしてから、CCDの付属ソフトでTIFファイルに変換、そしてフォトレタッチソフトで文字入れして出来上がりです。 この間時間の処理時間は10数分程度です。彗星の核からのジェットを強調するSBIGRtmは、あらかじめST−7付属のソフトで核の座標を求めておいて、WIN95のDOS窓のコマンドラインでSBIGRmtにパラメータを付けて動かせば一発で変換出来ます。 あとは、少し反則かも知れませんが、状況に応じSBIGImageを使って見やすくしてあげています。 皆さんも、どんどん撮像して発表しませんか? ホームページが無い!何て人は、私のページで良ければ公開させて頂きますので、メールくださいね(^^)
<2月2日>
 もう二月..早いですね!
HB彗星も、ここの所見るたびに明るく&尾も伸び出して彗星らしくなってきました(^^)
今朝双眼鏡では、尾が左上に2度以上伸びて今迄で一番きれいでした。このままっ頑張って明るくなって欲しいですね。
今朝撮影した135mmのカラーフィルムでも、やっと彗星らしくなってきました。
今日、1月分の画像を一枚の画像にまとめてみました。少しサイズが大きく(270Kb)なってしまいましたが、インターネットの回線が空いているときにでもぜひご覧ください。 明るさや尾の変化が良くわかり、おもしろいですよ(^^)

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