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( 掲  示  板_001 )

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 ヒロシさま  投稿者:管理者 投稿日:2011年12月 1日(木)12時02分59秒

投稿、有難うございます。

この種の石灰には炭カル・苦土石灰など溶け難いものは別として、硝酸石灰・塩化石灰・硫酸石灰・リン酸石灰などがあります。硝酸石灰を供給している会社のカタログやホームページでは葉面散布をしても構わない、 肥効があると記してあります。硝酸・硫酸・塩酸・リン酸は何れも強酸で危険がある事には変わりがありませんが、組織への浸透力(酸化力)と言う事を考えると、硝酸の方がより強いようです。単純にはそのような事が理由です。 つまり、植物に対する危険度の問題です。

また、私は葉面散布には塩化石灰を使う事を奨めています。この事に対して、葉面散布剤を作っているメーカーさんはCLつまり塩素が害を与えると言って、使う事を奨めていません。しかし、塩素も立派な微量要素です。 塩素が0になるとリン酸欠乏のように緑色が抜けてきます。花では首かしげの花になったりもします。また、塩化石灰は少しベタベタします。このベタベタは展着剤にとり替わる事も出来ますし、両得です。 但し、花やブドウのように汚れては困るものには使用禁止、と言うよりは葉面散布の在り方そのものを考え直して下さい。

葉面散布はその濃度を薄くしたからと言って大丈夫とは言えません。一頭口のノズルで掛けた場合と三頭口で掛けた場合とでは、同じ時間かけたとしてもその量は変わってきます。また、回数でも変わります。 葉は濡れている時は大丈夫でも、乾いて来れば話は変わってきます、濃度が濃くなってきます、その為危険度も増してきます。その害は、葉を針で突いたように焼けた跡が次第に残ってきます。

薬品屋さんに一度言われたことがあります。“水のpHを硝酸で下げるのですか?硫酸の方が良いですよ!!・・・・”その理由も、この危険度の問題です。その時、続けてアドバイスを受けたのは、 “やけどをしても硫酸なら皮膚だけで済むのに硝酸なら骨まで行ってしまいますよ!!”と忠告を受けました。(私なりには、硝酸も硫酸も危険度はほぼ同じ、だからやけどをするのには変わりがない。 それなら注意を一層強化するとして、やっぱり植物としては硝酸の方をより要求しますので、場合によっては硫酸・リン酸も使いますが、主は硝酸を使用します)

このように以上記した理由で、私達は葉面散布ではpHの調整はしません。水のpHは高いまま、例えば7.2でも、そのままでかけています。(根は7.2は傷むが、葉は大丈夫です)

事例としては、園試処方(硝酸石灰、と硝酸加里・リン酸一アンモン・硫酸苦土を含みます)を熱心に掛けた為に葉焼けを来した人がいらっしゃるのも存じています。 私も、これを良く潅水しますがどうしても作物にかかってしまいます。しかし、葉焼けを起こしたことは一度もありません。 (日射量が強い時などは最後に水だけを掛けて植物にかかったものを洗い落とす作業は時々やります)この方の話を聞けば、かなり熱心に手入れをされていたようです。一番いけないのは“乾いては塗り”の繰り返しです。 その熱心さ故の不具合だったのですね。

最後に提案します。肥料屋さんやJAさんから施肥の指導を受けたとき、新しい事をしなければならない時があります。その時は全部をいきなりやらないで下さい。 必ず、一畝とか10株とか危険度を最低限にして、まずは確認作業をしてください。そして、その3日遅れ、1週間遅れで全面を行うようにして下さい。危険度は必ず分散して下さい。

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 硝酸石灰  投稿者:ヒロシです 投稿日:2011年11月30日(水)21時21分26秒

硝酸石灰が葉面散布として適当でない理由をおしえてください。

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 お知らせ!!  投稿者:管理者 投稿日:2011年11月14日(月)10時01分11秒

いつもご愛顧ありがとうございます。

本パソコンの接続環境をすべて光回線で接続する工事が完了しました。
プロバイダーも変わりましたので、このWebsitesのURL及びメールのアドレスも変わります。
(今、登録やタブ(Webの書き換えに伴う作業)のやり直しセッティングで大変です)

お手数ですが、『お気に入り』の再セットをお願いし、引き続きご愛顧の程よろしくお願い致します。                 深謝!!

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 吾作さん  投稿者:管理者 投稿日:2011年10月25日(火)20時52分31秒

良く理解していただいたようで良かったです。

indexページのコラムで指摘しているように、栽培診断も医学診断のように数値の改善をどうするか、と言う説明の方が分かり易いと思うのですがねぇ。指導する人は、何んでCECの無い石ころでも、 スポンジの上でも栽培できるのか、このような事柄についても説明を加えると、今度はCECの本当の必要性と問題点の説明が必要になるでしょうけどね。でも、読んだ本には“CECの過大評価の問題点”とか書いてありませんでしたか?

質問はどんどんしてください。このような“いい質問”があると、このWEBをご覧になっていらっしゃる人は、盛り上がると思いますよ!! お待ちしています。

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 ありがとうございました  投稿者:吾助 投稿日:2011年10月25日(火)15時52分3秒

早速お答えいただきありがとうございました。

非常に納得いく内容でした。

土以外の培地の養液栽培が普及し、実績を上げてきている昨今の情勢にありながら、「堆肥・有機質肥料の投入で土作りを」というあいまいな指導を続ける農業指導機関には辟易としておりましたので、 杵島様の「土は根を支えているだけと言う発想」には胸のモヤモヤがすっきりする思いがしました。

また何か投稿するかも知れませんが、その際はよろしくお願いします。

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 吾作さま 返答です  投稿者:管理者 投稿日:2011年10月24日(月)19時36分26秒

お問い合わせ、有難うございます。

これは、いい質問ですねぇ〜。
私たちはCECを無視しているようですが、実は他の項目で代用しています。CECは軽度の土壌の荒れ方の農家にとっては、その土壌の懐の大きさで助かっています。そのような農家は沢山いらっしゃいます。 しかし、度の過ぎた土壌の荒れ方の農家はCECの数値の状態が良くても全く駄目です。このような土壌を分析してみると概ね、加里・苦土・リン酸が大過剰となっています。それはCECを過大評価し、 含まれる養分を計算せずに堆肥などの有機物を投入し過ぎているからです。

ご存知のように、栽培は石ころ(礫)でも出来ます。更に、ロックウール・砂、燻炭、ピートモス、ヤシ殻、ココナツ殻、水に根を浮かしただけで茎にスポンジを巻いて根を支える。 三つ葉ではスポンジ(ウレタンフォーム)に種を播いて栽培しています。このように、有機物の培地にはCECが検出されるでしょうが、その他は無いか、或いはあっても微少でしょう。しかし、養分の管理さえしっかり出来ていたら、 きちんと栽培出来ています。ここに私たちの発想の原点があります。つまり、土は根を支えているだけと言う発想です。(CECが無い場合には水溶性肥料を使い、特に窒素は硝酸態窒素を主体とした肥料を使用すれば良い訳です)

それでは、私たちは土壌分析をしてCECの代わりに何を見ているかと言うと、まず、土壌養分の全体的なバランスをしっかり監視しています。少ない養分は追肥し、多い養分は少なくなるような手立てをします。 次にその中でも、窒素をひと纏めにせず、必ずアンモニア態窒素と硝酸態窒素に区別して考え、見ています。一般にはCECやアンモニア態窒素は分析しても、この一番重要な項目の硝酸態窒素を分析しないケースを多く見受けます。 <<ここから追記>> そして、硝酸態窒素の量と石灰量を比較してpHを予想し、この分析値が正しいかどうかもチェックしています。この3点は関連しているからです。
<<追記終わり>>

CECを分析しなくとも土壌に有機物が多い場合には、アンモニア態窒素<硝酸態窒素と必ずなっています。そして、この事は土壌のpHが必ず弱酸性になっていると言う事でもあります。 逆に、有機物が少ない場合はその逆で、必ずアンモニア態窒素>硝酸態窒素となります。この場合のpHは7.0を超える事になり成り疲れや病気の原因となります。 その数値はアンモニア態窒素(2〜3Kg)<硝酸態窒素(20Kg)位で栽培できるようにしています。

私たちは上に記したような堆肥使用の問題点、つまりCECの落とし穴を既に予想しながら栽培をしています。ですから、有機物は養分の少ない、しかもpH調整無しのピートモスを使うようにしています。 土作りは土壌養分を薄める方向から出発した方が無難です。過剰は苦労します。欠乏はその項目を見つけて、化学肥料で追肥するだけですから、格段に楽です。

更に、CECだけでなく、Ca/Mg比、Mg/K比などは無視しています。この比を良くしようと懸命に務めて、反って濃度障害を起こしている農家もありました。 このような事を念頭に置いて頂いて、各々のサイトを見ていただくと、また今までとは違った感じ方をして頂けるかも分かりません。

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 CEC  投稿者:吾助 投稿日:2011年10月24日(月)15時52分19秒

はじめまして、主にナスを栽培している者です。
有用な情報を惜しげもなく公開していただきありがとうございます。
事あるごとに参考にさせていただいております。

ひとつ質問があります。
多くの書籍や公的指導機関の施肥設計においては、必ずといっていいほどCECの値が用いられていると思います。
ところが杵島様は、土壌分析項目・施肥設計に用いていませんし、ホームページ上でもCECについての記述がありません。(見落としでしたら申し訳ありません…)
この点について、どのような見解をお持ちなのか非常に興味があり、書き込みさせていただきました。
お時間のあるときで結構ですので、返答の程よろしくお願いします。

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 RE ぶどう屋さん  投稿者:管理者 投稿日:2011年 9月25日(日)23時32分47秒

ご投稿ありがとうございます。
グリーンアップに関心を持っていただいてありがとうございます。
注意点としまして、この微量要素は薬液や例えば尿素などとは一緒に使わないでください。有機酸微量要素はそれが強烈なキレート故、植物体内にすぐに吸収され薬害などの不都合な事態を来す事があります。 (人間が薬を含んだ果実を食べる事になります)

また、1トンのタンクに硝酸石灰2〜3袋(40〜60Kg)もちょっと無理があります。
溶けるとは思いますが、そのまま散布したら根を痛めたり葉焼けするかもわかりません。硝酸態窒素を主にした硝安や硝酸石灰は濃度が濃いものを施すことは、良く効く故に大変危険です。 硝酸石灰は浸透圧が0.28気圧ですから、1.2÷0.28=4.28Kg/トンが限界です。1〜2Kg/トンを回数多くした方が間違いないと思います。

次に、硝酸石灰とグリーンアップの混合ですが、これは大丈夫です。
常備液肥のページの通り、3.8Kg+4g/20gと濃縮したものでも反応していません。
いずれにしろ、お使いになる時は慣れるまで、弊方と連絡を密にしながら使うようにしてください。

最後に、pH6.0は栽培途中でもこの数値なら、少し低いような気がしますので石灰成分がチャントと圃場に有るかどうか、しっかりした処で分析して下さい。また、微量要素も大事ですが、 圃場の改善と収穫物の良し悪しは多量要素のバランスの方に重きがある事も念のため申し添えておきます。

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 グリーンアップ  投稿者:ぶどう屋さん 投稿日:2011年 9月24日(土)22時51分48秒

いつも参考にさせて頂いております。

題名にも書きましたグリーンアップですがこれを年間の施肥設計に加えて、
毎月土壌に散布していこうかと検討しております。
栽培圃場は概ねpH6.0です。

残るは手間の問題で硝酸石灰の追肥とバッティングすると作業時間的に厳しくなってしまいます。
可能であればグリーンアップをSS1000Lに混入して薬液を作ったところに
硝酸石灰2〜3袋を混ぜて作業を一度に済ませてしまいたいと思います。
気になるのはSS内でグリーンアップの成分と硝酸石灰が反応したりしないのか、
特にグリーンアップ内の銅と石灰成分が反応してボルドーのような状態にならないのか
こういった問題や他にも想定外の事態が発生しないのであれば現状の作業日程に組み込んでいけるので
ぜひグリーンアップを使っていきたいと思っております。

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 ご連絡  投稿者:おNABE 投稿日:2011年 8月26日(金)21時08分52秒

メールがうまく送れないようです。
下記アドレスにご連絡ください
is21resort@yahoo.co.jp
お手数かけます

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 Re おNABEさん  投稿者:管理者 投稿日:2011年 8月26日(金)15時55分28秒

メール、大分待ってみましたが今現在でも着信ありません。
何か手違いがあったのかな?
再度、送信して下さい。よろしくおねがいします。
お手数かけます

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 グリーンアップ その2  投稿者:おNABE 投稿日:2011年 8月25日(木)15時46分36秒

メールにて連絡先など返信させていただきました
宜しくお願いします

静岡:渡辺です

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 Re> おNABEさん  投稿者:管理者 投稿日:2011年 8月25日(木)10時39分29秒

お問い合わせの投稿、ありがとうございます。

グリーンアップの販売の件につきましては、お手数ですがメールにてお問い合わせください。
基本的にはお分けさせていただきたいと思っていますが、グリーンアップがその栽培に合致しているかどうかわかりません。その前に、どんな状況を解決したいのかなど、少し詳しい状況をお聞かせください。

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 グリーンアップ  投稿者:おNABE 投稿日:2011年 8月25日(木)00時19分11秒

はじめまして 露地;蜜柑栽培をしています。
HPにも掲載があります「グリーンアップ」を
是非にも購入したいのですが・・・・
可能でしょうか?  ご連絡ください
お手数かけます。

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 77777さん  投稿者:管理者 投稿日:2011年 8月23日(火)16時46分21秒

投稿ありがとうございます。
INDEXページへの訪問件数は77777人を超えました。最近では一回訪問されて50〜60ページを見られている方もあるようです。

pH7.6での栽培はトマトに限らず大変困難がともなっていると思います。ただ、土壌のpHは定植前から収穫最盛期まで同一かと言うとそうではありません。それは常に上下しております。

土耕栽培での土壌pHを弱酸性に安定させるには、硝酸態窒素と石灰の量を調整する事が大変大事です。その為にやることは、有機物を多く用い(アンモニア態窒素を素早く硝酸態窒素の変える手立て)、 硝酸態窒素を適度に保ちながら石灰の量を、これも適量用いる事です。養液栽培のように養液に硝酸・硫酸・リン酸を入れてかき混ぜたら調整できると言うようなものではありません。 但しこの場合、有機物に含まれる養分の量はしっかり計算に入れておかないと、これまた大変な事になります。

過リン酸石灰は確かにpHが6.02です。しかし、これで土壌pHを“1”下げようとしたら、かなりの量を使わないと下がりません。それではリン酸の量と石灰の量が過剰にならないかと言う問題が発生します。 また、過リン酸石灰は、第一リン酸カルシウム(溶解度1.8g/100mlH2O/温度不明)と硫酸カルシウム(同0.202g/100ml/18℃)の混合物です。一方、例えば硝酸石灰は硝酸態窒素と石灰分で構成され、 溶解度は56.39g/100ml/20℃です。更に、塩化カルシウムは同56.2g/40℃となっています。水に溶けやすければ即効性、炭カルのように溶け難い(0.001445g/25℃)なら遅効性と言えるでしょう。

骨粉はリン酸カルシウムです。これを使うとなかなか溶けませんから、肥効も弱く害も少ないようです。土壌分析をする場合には無理矢理に溶かして分析にかけますから、数値として検出します。 その為、これを使うと石灰の正確な追肥量が分からなくなる可能性があります。

リン酸はマイナスイオンを持った原子ですから土壌にはくっつき難いと思います。その代り、カルシウムやほかのプラスのイオンと結合しやすいと考えています。但し、その結合は土中の有機物の有機酸などで再分離されて、 有機酸と共に植物に吸収されます。

私たちはリン酸の標準量は50Kg/10aまた、極限量は60Kgと定めていますが、300・500Kgの土壌は良く見かけます。過去、私たちが分析したリン酸の値で適度の圃場は一件もありませんでした。 ほとんどが大過剰でした。しかし、この過剰が原因で決定的に生育不良と言う圃場は見かけません。葉がどす黒くなっているものの、それなりに栽培しておられました。

土壌中のリン酸の肥効を上げるための手立てとしては、有機物を用いた栽培しかないでしょう。
また、牛糞や鶏糞にはリン酸が含まれています。そのことも考えながらリン酸肥料を使ってください。リン酸の追肥は土中にない場合は絶対必要ですし、与えれば効果はある筈です。有るのに追肥すれば効果は無いと言うより、 むしろ過剰の害になるでしょう。

ここで極めて重要な事は、このように、農業の世界では今の土壌状態の議論が置き去りにされて“ああでも無い、こうでも無い”と議論されているのが現状です。土壌のpHは硝酸態窒素が少なく石灰質が多ければ高い、 その逆ならpHは必ず低くなります。養分のバランスが取れていれば必ず弱酸性になります。何故か?それは弱酸性になるように考えられているからです。 まずはこの数値になるよう土壌の改良をする事が大事な事だと私たちは考えています。

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 燐酸肥料  投稿者:77777 投稿日:2011年 8月22日(月)15時19分53秒

始めまして。平成9年より2年以上拝見させて頂き非常に為になり身になっております。
ありがとうございます。早、77777人もの訪問者がおられた事に驚いております。
これからも末永くよろしくお願いします。

さて、燐酸のことについてお聞きしたいのですが現在、PH7.6と少々高めのハウス内で
トマト栽培をしております。 ”酸度セット”でPH7.0以下へ酸度強制は試みましたが今ひとつ....。
(まだグリーンアップを使用できる状態ではありません。)

そんな事情で現在過リン酸石灰を使用しております。
これ自体は速効性肥料と認識しております。それと併せて骨粉を遅効性燐酸として使用しておりますが、
これってどうなんでしょう? PHを上げず速効性、遅効性を併せ持った肥料って何かあるでしょうか?
また、燐酸はそのまま施肥しても土壌に吸着され有効活用されないと聞きます。

その為アルミナでくるんであげてから使用するとのことですが
この土壌吸着された燐酸を有効に使える手立てはないのでしょうか?
また、追肥での燐酸は効果が得られないようなことも聞きますがどうなのでしょう?

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 名無し さん  投稿者:管理者 投稿日:2011年 8月 3日(水)12時32分31秒

“グリーンアップに出会わせてください”とメールを頂きました。
この掲示板からのメールは“t−cup”経由で当方に着信します。従って、返信をせねばと思いますが、あなた様のメールアドレスがこちらではわかりません。

再度、“メール・問い合わせのページ”からメールをお願いします。
よろしくお願いします。

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 Re ちくわ さま  投稿者:管理者 投稿日:2011年 7月23日(土)10時59分26秒

投稿ありがとうございます。

後程、メールにてご返事するようにします。
有難うございました。

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 グリーンアップの入手方法を教えてください。

  投稿者:ちくわ 投稿日:2011年 7月22日(金)17時01分33秒

はじめまして、突然すみません。 今バラの栽培で公園を管理しております。 バラの葉に微量要素の欠乏した症状が出ており、調べていたところこのサイトが見つかりました。とても勉強になります。 そこでグリーンアップの製品が紹介されていましたが、その効果を是非バラで試みてみたいのですが入手方法がわかりません。 お手数をおかけいたしますが教えていただけると助かります。 よろしくお願いいたします。

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 Re> 山崎 さま  投稿者:管理者 投稿日:2011年 6月30日(土)14時41分35秒

ご投稿ありがとうございます。

この分析に対する処方は、この分析をなさった所に質問された方が良いと思います。
分析の数値を検出して、その数値をどのように生かすかはその機関の英知が詰まったノウハウがあると思います。つまり、その数値はどのようになっても良いと思います。要はその数値に対し、処方をしっかりしてその結果、 その栽培がうまく出来ていれば良い訳です。また、分析をする以上はそこまでするべきだと、私は考えています。

『土壌分析の現状について考える』のページ 2.分析結果の比較 を参照にして下さい。このように採集したサンプル土壌を厳密に混合して、二つに分けて私の所とJAに出しました。やり方が一緒なら同じ数値になる筈ですが、このように全然違った数値になりました。これを元に考えますと、 投稿いただいた数値を私たちの数値に置き換えて処方した場合、少し無理があるような気がします。

ECについては、私たちは殆ど無視です。有機物や塩分(NaCl)、つまり電気を通す不純物を多く含めば高めに出ると思います。あまりにも高すぎる場合はNaClなどの犯人捜しに利用する事があります。 この重大さより土壌肥料のバランスが大事だと考えています。参考ページは花卉栽培の問題点の過大視されているECです。

                     以上 ありがとうございました。

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 ハウス土壌の検査から  投稿者:山崎 投稿日:2011年 6月29日(水)23時07分6秒

ハウスの土壌を検査したところ、思いもよらない数値で方向性をどのように出したらよいか?アドバイスをいただけたらありがたいです。

検査結果

PH(1:5)6.9
有機物(g/kg)60
有効リン酸(mg/kg)
置換性陽イオン(cmol+/kg)カリウム4.13 カルシウム(16.6)マグネシウム4.2
EC 5.4

このようでは、まず、土壌をどのように作物がよく生育できるPHやECをどのように整えていったらよいか?
アドバイスをいただけたらありがたいです。
上記に関する資料のほかなにか知りたいことがありましたら、遠慮なく言ってください。

それでは、ご返信をお待ち申しております。

     山崎

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 セコ様有難うございます。  投稿者:管理者 投稿日:2011年 6月17日(金)08時41分51秒

書き込み有難うございました。
回答が遅れて申し訳ありませんでした。
後程、メールいたします。

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 教えて下さい。  投稿者:セコ 投稿日:2011年 6月15日(水)23時35分21秒

ナスの病気についてインターネットで探していたらこのページをみつけました。
グリーンアップの入手方法について教えてください。
私の住んでいる伊勢市の近辺で扱っているところはあるのでしょうか?
よろしくお願いします。

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 八さん ありがとう!!  投稿者:管理人 投稿日:2011年 2月12日(土)12時55分36秒

八さん
ありがとうございます。苦労しますね〜!!
圃場は均等に栽培しないと養分が偏って後で困りますよ。
あの症状には、私たちはいつも出っくわしています。露地栽培からハウスへ、普通栽培からこのページの栽培法へ変更の時など、戸惑うのがこの問題です。

これを見つけては尻を叩き廻るのが私の一つの仕事のようなものです。
“硝酸石灰”“ほら〜、水をどんどんかけて〜”“ホラ〜、塩化石灰を葉面散布”・・・こんな感じです。
あの数式が基本です。その度に、その症状は緑色が“出たり抜けたり”です。
八さんのルールの場合、石灰分の補給をどうするかが“一番の鍵”ですね〜、NPKは有機物でもバランスは別として十分供給出来ますからね。

有機物信奉でしっかりやったつもりだが“やっぱりおかしい”と言って土壌を持ち込まれた方がこのページにもいらっしゃいますが、このような人たちは蓄積されている残存養分が計算できていません。 有機物を多用してもCECが解決してくれるくらいの考えですからね。 このような事を最初に言った人は一種の犯罪ですよ!!皆、困っているのですから・・・それと“石灰/苦土比”と“苦土/加里比”の問題です。 高校で習った浸透圧なんてどうなっているんでしょうね〜、何処へ行ったんでしょうね〜。

このような人の土壌状態を感じて下さい。 (
このような事を信じてやったら、皆過剰になっているでしょう。本人たちは一生懸命に農事に精を出しているのに、こんな状況ではかわいそうですよ!

しかし、八さんの筆まめさには感心を通り過ぎて、敬服ですね〜!!文章もきれいやし、早いな〜といつも感じています。ここも時々覗いて賑わしてください!!

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 パプリカ・診断  投稿者:南風耕作堂 投稿日:2011年 2月11日(金)11時48分12秒

べらんべらん葉の原因は的中していました。みごとな推理ぶりです。酢石灰の葉面散布をしたのですが、いまいち一人で判断していると自信なかったのですが安心しました。 引き続きこちら側へ引き戻してみます。
  (http://kousakudou.exblog.jp/15484280/

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 グリーンアップですが。。。  投稿者:鈴木 投稿日:2010年12月13日(月)22時17分43秒

はじめまして。
非常に興味深い内容のHPで勉強になります。
HPで紹介されているグリーンアップの内容と入手方法など詳しいことを教えていただけますか?
よろしくお願いします。

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 紅さん  投稿者:管理者 投稿日:2010年 9月18日(土) 9時10分57秒

有難うございます。
後ほど、メールさせていただきます。

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 グリーンアップ欲しいです  投稿者: 投稿日:2010年 9月17日(金)22時21分27秒

いつも有益な情報の配信、感謝感謝です。 来年のりんごとぶどうの年間施肥設計にグリーンアップの追加を検討しています。 そこで購入先、価格、含まれている成分量などを知りたいです。 お手数をお掛け致しますが、ご連絡いただけると助かります。

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 渡辺さん 早速、有難う御座いました  投稿者:管理者 投稿日:2010年 9月11日(土)15時10分 6秒

良く、理解出来ました。有難う御座いました。
タバコ屑肥料として販売しているのも確認しました。
早速、モグラ対策も含めて色々考えて見ます。

消石灰や硫酸銅の類の薬品は工業薬品として購入しますので、それを取り扱う販売店から買うことになります。取引がなくても代金引換でやってくれると思います。
水酸化カルシウムの化学用(純度90%)もしくは食品添加物(〃95%)と言ったら分かります。20Kg袋です。

果樹関連の生産地ですと、農協にも在庫がある筈です。今は石灰硫黄合剤として商品がありますが、昔は農家で調製していました。

お近くの工業薬品取り扱い商社をインターネットで検索したら、探し出せるはずです。分からなかったら当方へメール下さい。カタログ添付の販売店一覧表から選べます。

                                  以上

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 (無題)  投稿者:渡辺 投稿日:2010年 9月11日(土)13時04分23秒

タバコ屑肥料は表面施肥だったと思います。
市販されているタバコ屑肥料をサクランボの根の回りに施肥した所野ネズミに齧られなかったと仰ってました。すき込みでも効果があると思います。

モグラよけ風車はモグラの個体差によって忌避出来ない事が有りました。
風車の数が少なかったですが少々効果がありましたので嫌うかとは思います。
成る可くは、まとまった数で運用すれば効果が高いと思います。

お恥ずかしい質問ですが、ボルドーに使う消石灰 化学用微紛は何処から入手すれば良いのでしょうか?

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 渡辺さん 有難う御座いました  投稿者:管理者 投稿日:2010年 9月10日(金)18時分08秒

貴重な情報有難うございました。

ミミズは椿油のサポニンですか。
ミミズの情報でその後に分かった事は、ハウスに湛水するくらいベットリと水を散水した所、ミミズは嫌がって地表を逃げ回り、最後は乾燥でひなびて死んでいました。私が見に行った時は写真が取れないくらいになっていました。 次の機会にはシャッターチャンスを狙ってみます。ここで分かった事はミミズも酸素不足になるのを嫌がるのでしょうね!と園主と談笑しました。

問題はモグラですね〜
ネズミは・・・、そうですか、タバコ屑ですか?タバコ農家はタバコ屑をどうしていますか?漉き込んでいますかね〜。残っているのなら、堆肥にこれを混ぜ込んで作れば良いわけですね〜・・・なるほど・・・。
ニコチンか何かの匂いと成分を嫌がるのでしょうね〜

処で、モグラ対策にはプロペラを廻しているのを見かけますが、あの振動は効果ありますか?
振動で効果があるのなら、例えばハウス栽培なら、そのハウスに振動モーター(携帯電話のバイブレーターを大きくしたモーターです)を固定してハウスを間欠的に振動させたらどうかと考えていますが・・・・ また、誰かご意見下さい。

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 (無題)  投稿者:渡辺 投稿日:2010年 9月10日(金)08時06分46秒

HP参考にさせて頂いております。
ミミズですが椿油等に含まれてるサポニンに弱かったと思います。
野ネズミですが近所の農家さんがタバコ屑肥料を撒いたところ来なかったと言っておりました。

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 紅さん  投稿者:管理者 投稿日:2010年 7月13日(火)16時19分55秒

また、状況教えてください。

ほんと!!、ミミズでは困っていないけど、モグラで困っています。
何か、いい方法ないですか?とたびたび質問されます。

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 アスパラ小町さん、管理者さん、ありがとうございます。

     投稿者: 投稿日:2010年 7月13日(火)14時54分58秒

ご連絡しようと思いつつぶどうに追われすっかり遅くなってしまいました。

杵島様とアスパラ小町様の意見からするとクエン酸溶液でミミズは死なないと考えられます。
となると原因は他にあると思い、ミミズ暴走時の状況を記録してあるデータとおぼろげな記憶から原因をかんがえると
・SSのタンク内に他の残留物があった
・クエン酸溶液の濃度がもっと濃いものだった

このあたりが原因のように思います。
ほかにもミミズの品種が違うなんてことも考えましたがそれほど個体差はないと思いますので却下です。

ぶどうがアレなので取り急ぎ乱筆にて失礼いたします。 摘粒が落ち着き次第、再現実験を考えておりますのでミミズが暴れる状況や原因などをまた報告できればと思います

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 アスパラ小町さん 有難うございます 投稿者:管理者 投稿日:2010年 7月13日(火)10時18分57秒

早速、テストしましたか。有難うございました。
私も、この方法で駆除できたら良いな〜と思ったのですがね〜。
ミミズが元気なのはクエン酸効果ですか?

この位の濃度(1g/L)なら、私は少しかぜ気味の時、蜂蜜とクエン酸を湯で溶いてドリンク剤の代わりに飲んでいますよ。コップ1杯に小さじ1/3位入れますかな〜。
因みに、化学式クエン酸はC6H8O7、ビタミンC<L-アスコルビン酸>はC6H8O6で二つは殆んど兄弟です。

テストなら3gまで濃度上げて見てはどうですか?
有機物を使っていくと段々土が肥えて、今度は違う悩みが出来てきますね。
本当にこのモグラには困ります。
アスパラは特に根を痛めつけられるとその付近は再起不能といった感じになりますからね。

併せて報告します。
クエン酸をpH6.83の水に1リットル当り1gを溶解すると、そのpHは2.98(Kcl)になりました。

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 クエン酸溶液  投稿者:アスパラ小町 投稿日:2010年 7月12日(月)20時46分34秒

私は今、アスパラでミミズを食べに来るモグラで根を傷められて困っています。
紅さんが言われるような事で困惑の元原因になっているミミズが駆除できたら、農薬と違い安全な食物添加用を使っての駆除ですから大助かりです。

紅さんの書き込みで「私の経験ではこの状態のクエン酸溶液を潅水に用いると地面からミミズが湧き出て地表で暴れながら死んでしまいます。」と書かれていたので試験しました。

クエン酸溶液を1000倍で作成し、霧吹きで吹きかけました。ミミズは多少動きましたが、暴れる様子はありませんでした。
クエン酸溶液が容器に溜まる状態にして9時間放置しましたが、ミミズは外に逃げる様子はなく、土の中にじっとしていました。
ピンセットでミミズに触れると慌てて容器の外に逃げる状態で、クエン酸溶液を嫌がっている様子はなく、かなり元気なようでした。

紅さんの状況が分かりませんが、クエン酸1000倍溶液を灌水してもミミズは死なないと思います。

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 紅さん 重要な情報ありがとうございます。  投稿者:管理者 投稿日:2010年 6月29日(火)11時39分58秒

紅 さん 情報ありがとうございます。

全国、いや、世界中で色々な人たちがご覧になっておられますので予想もしない意見・質問があるのにはびっくりです。Web情報の凄さをあらためて感じます。その分、情報提供側としては大変な責任をも感じます。 クエン酸の養液のpHは書き込みの通りの強酸性にはなります。

また、この濃度のクエン酸水は微弱な殺菌作用があり、逆にこれを利用して、苗鉢や普通鉢を殺菌消毒する場合にも使います。この方法は植物が好むものを使ったやさしい殺菌法と考えているからです。 ミミズがこのような状況になると言った現象は私の経験だけでも30年位やってきましたがその様な状況に遭遇した事はありませんでした。しかし、それは気が付かなかったのかその状況に無かったのかは、今となれば分かりません。

取りあえず、10日位前にクエン酸を散布したM・Huj.さんに電話して確認しました。自分は2回やりましたが、そのようなミミズの現象は発見できませんでした、という回答でした。(H/Pの分析記録 M・Huj.農園さんです。

モグラの穴が一杯のぶどう農家です。ここならミミズの状態すぐ分かると考えました。 しかしながら初めてとは言え、このような状況があったと言う事ですので、以前この方法を採用してきた農家の方や今やっている方々に今後も連絡を取るなりして確認をしたいと思っています。 また、pHを上げる作業は、 中性の薬品では中々上昇しません。目標値まで上昇させるとしたら、かなりの量を使用する事になると思います。その場合、作物は使った成分の過剰の害になると思います。

例えば、石灰剤なら塩化石灰や硝酸石灰で無く消石灰などの高いpHでやらないと中々上昇しないと思います。そうなると今度はこの有機酸による見かけのpHを植物が吸ったあと、 残された石灰成分の高いpHが植物に害を与えてしまうという懸念があります。ここは間違いなくアルカリ障害を来たすと思います。

紅さんのケースなら、ここは葉面散布のみに限定した方が良いと思います。それでも十分効果がある筈です。 紅さん 状況の写真か何かあったら、一度見せて戴けませんか?また、よろしければ詳しく状況を聞きたいと考えます。こちらからTELを差し上げますので、電話番号を戴けたら幸いに存じます。

大変重要な情報でした。有難うございます。                         以上         杵島 拝

写真はM・Huj.さんの穴だらけ(印)の圃場と成育状況です。(モグラの穴を利用してネズミが入り、根をかじってご覧の通り・・・、大きい根でも何でも食べてしまっています。お陰で根を傷めたブドウは元気がありません。回復のためにクエン酸をかけました。)

写真−@   撮影日:’10年 6月 6日
ぶどう
写真−A   撮影日:’10年 6月 6日
ぶどう

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 クエン酸溶液  投稿者: 投稿日:2010年 6月28日(月)22時08分40秒

初めまして。土耕でりんごとぶどうを栽培している者です。
題名にも記しましたがクエン酸溶液についてお考えをお聞きしたく書き込み致しました。

クレブス回路のページではpH6.0の水1000リットルに対してクエン酸1キロとのことですが、この状態で出来上がったクエン酸溶液はpH3.0〜4.0程度になるかと思います。クエン酸は恐ろしくpHを下げるのでもっと低くなっているかもしれません。 私の経験ではこの状態のクエン酸溶液を潅水に用いると地面からミミズが湧き出て地表で暴れながら死んでしまいます。 目に見えるミミズがこの始末なので、目に見えない微生物にはどのようが被害が出ているのか想像もできません。

クエン酸溶液を潅水に用いる場合は石灰乳液を加えるなどして見せかけだけでもpHを上げたほうがいいのではないでしょうか。それともこのミミズの状況は何か別なものが作用しているのでしょうか。

ご意見をお聞かせ願えれば幸いです。

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 土賀さん、久しぶりです。  投稿者:管理者 投稿日:2010年 6月28日(日)20時09分29秒

投稿ありがとうございます。

生の有機物は厄介ですね〜。たまたま、空気に触れた部分は発酵してきのこが立ち、空気に触れない部分では殆ど永久に発酵しないで、このまま炭化して化石になってしまうのでしょうねぇ。 “縄文時代の炭化した籾の化石が出てきた”と騒ぐのはこのような事をした場所だったのでしょう。

しかし、現在皆さん方、殆ど考えずにバークマルチとか籾殻マルチと言って通路に敷いたり撒いたりしていますが、翌年にはそれが混ざり合って、土中で発酵して、大きい影響は無いかも知れないがアンモニアの害として、 何らかの形で影響しているのでしょうねぇ。

写真−@   撮影日:’07年10月29日
とまとハウス
写真−A   撮影日:’08年 2月 7日
苺ハウスのきのこ

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 キノコです  投稿者:土賀 投稿日:2010年 6月26日(土)11時54分30秒

土賀です。

写真の畑は毎年のように作物がうまく育ちません。葉がカップ上でシワや曲がりあります。
新葉が黄色く、肥料をやっても緑色が入りません。トマトにいたっては短小で、伸びやかではありません。

この畑は昔、籾摺り機で籾殻を排出していたところの上に土を被せて作った畑です。15年以上前のことですが、いまだに畑を掘ると生に近い籾殻が出てくるのです。写真はキノコがたっているところを写しています。

栽培期間のどこかで写真のような状態になり、つまずいてしまいます。

写真−@   撮影日:’10年 6月26日
ほうれんそうアルカリ障害
写真−A   撮影日:’10年 6月26日
とまとアルカリ障害
写真−B   撮影日:’10年 6月26日
ピーマンのアルカリ障害

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 坂本さま  投稿者:管理者 投稿日:2010年 6月22日(火)19時50分57秒

投稿ありがとうございます。追って、メールを致します。

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 有機酸微量要素について  投稿者:坂本 岳 投稿日:2010年 6月22日(火)12時52分57秒

初めまして。土耕でバラ生産を手がけでいます。
有機酸微量要素(グリーンアップ)に興味があり、連絡いたしました。
入手方法など教えていただけませんか?
よろしくお願い致します。

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 野田 さま  投稿者:管理者 投稿日:2010年 6月21日(月)09時03分00秒

投稿ありがとうございます。追って、メール送らせていただきます。

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 有機酸微量要素グリーンアップの入手方法について

     投稿者:野田 卓志 投稿日:2010年 6月20日(日)19時19分19秒

平坦地で夏秋いちごの栽培を手がけています。
有機酸微量要素グリーンアップに興味がありますので、入手方法などご案内いただけませんか?

よろしくお願い致します。

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 Re:  投稿者:前田敬士 投稿日:2010年 5月19日(水)15時44分39秒

ご返答ありがとうございました。

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 前田さん  投稿者:管理者 投稿日:2010年 5月16日(日)07時42分45秒

投稿有難うございます。困りましたね!!

影響ある筈です。かび病や果が腐敗して落下したりする(ボト病と言ってませんか?)筈です。毎年その様なことはありませんでしたか?用水路の水に替えた事とは関連がありません。時期が重なっただけです。 キノコの発生は気温や窒素及び水分・空気量などの条件によって違いますが、圃場では投入してから大体4〜5ヶ月くらいでしょう。

程度が分かりませんが、残念ながら根本的な対策はありません。このような時のトマトは根が傷んでいますから、その栄養は葉から吸収しなければなりません。葉面散布で切り抜ければ良いですが・・・・。 と言う事ですが、このカビが発生している時、葉面散布でまた湿度を上げるのですか、と言う人もいます。

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 きのこがたくさん  投稿者:前田敬士 投稿日:2010年 5月15日(土)20時06分08秒

トマトを栽培してます前田と言いますが、地下水がPH7.4(簡易測定器)あったので、用水路からの水に変えたとたん、圃場にきのこと、カビがたくさん生えてきました、トマトの生育には、影響しないでしょうか。 近くの堆肥センターから毎年(a)3tぐら入れ続けています。

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 (無題)  投稿者:山本 一雄 投稿日:2010年 5月15日(土)10時09分02秒

何時も お世話になっています。

では 今少し 根が活着するまで 待ってみます。
今の時期 何事も あわてると損!
根を最優先にしたいです。

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 山本 さん  投稿者:管理者 投稿日:2010年 5月15日(土)07時26分43秒

山本さん、文章を読むと調子がいいのか悪いのか良く分かりませんねぇ〜。

葉の色が薄いのは養分が欠乏しているからです。ここで気をつけないといけないのは、移植したものがキチンと活着しているかどうかです。 移植して日が浅いなら根がチャント張っていないのでしょうが、いつまでも下の写真のようだと完全に欠乏です。
このような時には液肥をかけてください。(1週間の葉なら活着していないからでしょう。今から色が入ってくると思いますが、1〜2回液肥をかけたが良いでしょう→このような時には写真を送ってください)

下の添付の写真(タラの木)で色の濃い葉は前のプランターで育った葉の色(黄色の印)です、色の薄い葉は今回持って帰った培土に移植して出た葉です。特に新芽は完全な欠乏で出て来ています。

写真−@   撮影日:’10年 5月15日
タラの木
写真−A   撮影日:’10年 5月15日
タラの木
写真−B   撮影日:’10年 5月15日
タラの木

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 失敗では有りません!  投稿者:山本 一雄 投稿日:2010年 5月15日(月)00時08分51秒

何時もお世話になっています。

失敗では 有りません。
私の 未経験から出た 浅はかな結果です。
肥料を混ぜるときに 水で溶きました。中には粒が形状を留めていた肥料も有りました。
何であるかは 覚えていません。混ぜれば 単に良いものと簡単な解釈のもとです。
おそらくそれらが うまく混ざってないのでしょう?
肥料を 初めて溶いた 結果です。
 (初めて肥料を溶きました。 全く何をするか 想像外ですので!)
今では 熱湯で溶いています。水で溶いて結果的に混ざると考えてことが浅はかでした。
しかし混ざった段階では 良い結果が得られると 考えます。

現在 鉢上げをしていますが 永いもので1週間になります。
葉の色は薄緑で 軸は細く 今までにない 貧弱さが 感じられます。
しかし S氏と話し合って おそらくこれでいいのでしょう?
との結論を出しました。5号鉢が出来上がるのに 約1か月かかりますが
その時の根張が楽しみです。今は根張さえうまくいけば 最高です!
5号鉢で根張の悪い菊は除きます。木は9号鉢で作ります。
現在 金魚草とゼラニュウムを 今年の土で作っていますが 今までにない素晴らしい花が咲いています。
金魚草は色艶とくに花の大きさ(フクヨカサ)は 言うことが有りません。
ゼラニュウムは花数が 今までの倍以上付けています。1つ1つの花も大きく
後10日もすれば おそらく花で青い葉っぱが見えなくなるでしょう!

素晴らしい土が出来上がっています!

5号鉢は 薄い肥料で 2回ほど灌水し 9号鉢で1週間に1回の肥料を灌水する予定です。
今年は 乾燥肥料を 使用しませんので 土の中が綺麗なので 根張りも良いと考えています。
根張さえ良ければ 後は 今までの経験に 今年の勉強を加えれば・・・・・・
今は日本一が手の中に有ります!(楽しみと希望は 今までの倍以上です)

山本 一雄

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 山本 さん  投稿者:管理者 投稿日:2010年 5月14日(金)20時29分48秒

2)も、3)も分け隔たりはありません。2)を撒いて水をかければ3)です。
ただ、その散布量は、土壌に成分がどれだけ残っているのか分かりませんから判断できません。
かけ過ぎれば萎れる、かけ方が少なければ弱々しい菊にしかなりません。

今回、培養土づくりの時、最初にその分析をしたのは肥料バランスを調整するため、加える量を算出する為の基礎データにする為のものでした。その為にはその培養土は良く混ぜ込まないと斑が出来て分析の意味がありません。 今回は残念ながら失敗でした。

今後はカンを働かせて、かけ過ぎないよう3)をかけて行くしか無いでしょう。

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 (無題)  投稿者:山本 一雄 投稿日:2010年 5月14日(金)16時44分20秒

何時もお世話になっています。
ご指導ください。

花卉栽培の問題点
2) 花卉専用配合肥料の調製
3) 花卉専用配合肥料(液肥タイプ)の調製
上の肥料はどのように使い分けるのでしょうか?
土を作るときは(2)を使用しましたが(2)と(3)の使い分けを教えてください。

山本 一雄

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 うわー、どないなってんね〜ん コリャ〜!!  投稿者:管理者 投稿日:2010年 5月 7日(金)13時10分38秒

山本さん、大変良くできましたね〜。びっくりですね!!

昨年訪問の時、樹の状態を見ていますからその変化が良くわかります。
庭の土は入れ替える事が困難ですから、これからは肥料をかけ過ぎないようにして下さい。
構いすぎが一番の大敵です。一度このような経験をすると、つい構いすぎますからネ。

天気のよい日に、花の艶とか葉の照りなどを良く観察しておいて下さい。
太陽の光で輝いて見える筈です。また、葉の大きさ・厚さ、茎の太さ、それと大事なことは日持ちも良いはずですから花が落ちにくい筈です。今までのものと、どの位の差があるかどうか、この点も注意深く観察して下さい。

今年の菊は楽しみですよ!!
良く出来ました!!  3重◎です!!
(拍手、パチパチパチ・・・・)

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 我が家のバラ  投稿者:山本 一雄 投稿日:2010年 5月 7日(金)11時32分28秒

今年は このホームページを少し勉強して バラを咲かせました。
肥料計算は N,P,K 10:8:14のテキスト通りです。
グリーンアップも 使用してみました。
緑一面だった葉っぱは 今は花束で 見えません。

今年の大菊を作る テストパターンとして バラで試みました。
このバラの花を見る限り 今年の大菊作りが 楽しみです。

写真−@   撮影日:’10年 5月 7日
薔薇
写真−A   撮影日:’10年 5月 7日
薔薇
写真−B   撮影日:’10年 5月 7日
薔薇

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 我が家のバラ  投稿者:山本 一雄 投稿日:2010年 5月 6日(木)11時28分35秒

我が家のバラの写真送りました。
携帯電話に!
写真の取り込みが 判りませんでしたので(画素数を小さくする方法)
失礼!

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 再来年用菊の土作り  投稿者:山本 一雄 投稿日:2010年 4月20日(火)14時37分9秒

ただ今 息子がカメラを持ち出しています。
カメラが 帰ってきましたら 転送いたします。

土に明るい希望の判断を頂き大変うれしいです。

今回の肥料の計算結果を交えて、再来年用の積み込みを考えています。
今回の検査結果が出ましたら最初に積み込む時の 肥料計算指導書を 教えてください。

何しろ初めてのことばっかりですので 大体の概念すらありません。

監督よろしくお願いいたします。

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 山本さん、昨日はお疲れ・・・   投稿者:管理者 投稿日:2010年 4月16日(金)13時31分17秒

昨日は朝早かったし、疲れました。土を見た限り、希望が持てますね!!そちらの家の花壇の花の写真を見せて下さい。
土作りと空気圧送設備と切り返しの写真です。

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写真−@   撮影日:’10年 4月15日
空気圧送装置
写真−A   撮影日:’10年 4月15日
圧送パイプ(暗渠用を利用)
写真−B   撮影日:’10年 4月15日
培地の切り替えし風景

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 山本さん  投稿者:管理者 投稿日:2010年 4月12日(月)17時06分41秒

15日ですか。了解。電話します。


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 日の変更  投稿者:山本 一雄 投稿日:2010年 4月12日(月)13時50分34秒

何時も お世話になっています。
22日を15日に変更になりました。

なお 当日に各人用に 分けます。先に欲しい方も有りますので。
当日は3人の出席の予定です。

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 山本さん  投稿者:管理者 投稿日:2010年 4月 9日(金)14時44分53秒

了解、また連絡します。

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 (無題)  投稿者:山本 一雄 投稿日:2010年 4月 9日(金)14時09分35秒

何時もお世話に 成っています。
4月の 切り返しは 22日です。藤田氏邸宅に9時集合です。
3月の 様子から察するに 昼前後に切り返しは完了します。

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 山本さん  投稿者:管理者 投稿日:投稿日:2010年 4月 9日(金)13時56分19秒

今度はいつ現場に行きますか? その時でもご一緒しましょう。 会長は結構花に興味があるようです。自分でも色々やっているみたいですよ。 色々な過程をチョコチョコ覗きたいと言う感じでした。

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 (無題)  投稿者:山本 一雄 投稿日:2010年 4月 8日(木)21時57分13秒

Re:湯気が立ったり、温度上がっていますか?
今年の分の土は 昨年10月に 腐葉土のみで発行済みを使っているために 温度は上がっていません。来年の分は糠を入れていないために 温度は上がっていません。

三栄化工の会長から皆んなの菊を見に連れて行ってくれと:

これは花が咲いてからのことでしょうか?

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 Re:山本さん、グッドタイミング!  投稿者:管理者 投稿日:2010年 4月 7日(水)11時53分11秒

一度連絡しようと思っていた処です。

先に連絡します。三栄化工の会長から皆んなの菊を見に連れて行ってくれと依頼されました。しっかり作って見学させてください。

切り返しのとき適度の水を加えて下さいね。勿論、微量要素もです。
湯気が立ったり、温度上がっていますか?

ブロワは出来るなら土を使う寸前まで送風してください。
何ぶんにも、繊維の大きい腐植ですから期日までにチャンと発酵するかどうか、私は心配しています。

来年の分は今年の分が片付いてからにしましょう。

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 最高の土が?  投稿者:山本 一雄 投稿日:2010年 4月 6日(火)21時56分52秒

御無沙汰をしています。現在1月1回の割合で 土を切り返しています。
私が思うに 杵島様のご指導どうり、送風ポンプの使用により かなり良い土が 出来上がっています。
積み替えのために 土の上に立ちますと 約10センチは足が入り込みます。空気がバランスよくなじみ 素晴らしい発酵状態で 仕上がってきました。空気がすべての所に混ざって 好気発酵が進んだと思われます。 又微量要素と うまく付き合っていると思いますが?

来年用の土は 切り返しのみで まだ送風をしていません。そのためにフカフカした今年用の土のようには なっていません。今年用の土の送風は 何時ごろまで続ければよいのでしょうか?
今年が済めば 来年用の土に送風機を取り付けようと思います。
山本 一雄

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 前田敬士さん  投稿者:管理者 投稿日:2010年 4月 5日(水)20時57分43秒

掲示板投稿ありがとうございます。
当方に住所などのメールをお願いします。
追って、詳細ほかこちらから連絡させてもらい、対応させて頂きます。
以上、よろしくお願いします。

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 グリーンアップ  投稿者:前田敬士 投稿日:2010年 4月 5日(水)15時54分19秒

私も、グリーンアップが欲しいのですが、どうしたら入手できますか。お願いします

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 “菊の色艶” に答えて  投稿者:管理者 投稿日:2010年 3月 3日(水)10時21分9秒

先日設置した発酵促進のブロワーは上手く動いていますか?腐葉土が乾燥し過ぎないように注意してください。

山本さん、ここで
白にはCuとFeとNiが、
黄色にはCuとFeとNiとTiが、
赤と言うか紫にはFe分が多く必要で黄色のTiが抜けてMoが加われば・・・・と言う奥義事を書いても良かったですか?ライバルは見てますよ!!

このように、花弁の色のクリアー感は微量要素が大きく左右する事は 果菜栽培テキストVOL.2 の].微量要素と植物 項“7.微量要素と花の色”以降にある通りです。 これに有機酸が加わると葉も含めて“照り”が付いて来て、色そのものが輝いて来ます。

そして、これを阻害するのが過剰のリン酸であり、アンモニア(未発酵物体)なのです。“9.肥料成分の土壌中に於ける拮抗作用について”を参照して下さい。また、茎を太くするのは石灰です。 ・・・が、これが過剰になると不都合を来たします。加里はこれらの養分を各部位に上手く送り続ける水分の調整です。

要は各要素をバランスよく与える事です。今、培地の分析をしていますが、基本となる培地の状態を知りたい、それを数値化したいからです。

下のペーパークロマトグラフィーの図は菊の花弁その物の分析ですから理解し易いと思います。           以上

ペーパークロマトグラフィー      
ペーパークロマトグラフィー
ペーパークロマトグラフィーとは?

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 菊の色艶  投稿者:山本 一雄 投稿日:2010年 3月 3日(水)08時29分0秒

新日本菊花会が例年通り須磨の舞子ビラホテルで開催されました。
菊作りの日本の名手が約70名が集まりました。
会長のご挨拶から始まり、昨年の高松の宮杯に輝きました 大阪のK宇一郎氏の話・・・
夜、各部屋に入り菊談義・・・・・

やはり菊作りは 色艶のウエイトがかなり占めます。もちろん輪形は必要です。
そこで、今年の菊ですが、この色艶の中で
赤色の菊は何々を・・・黄色の菊は何々を・・・白色をより美しくするには何々を・・・。
この「何々を」をご指導いただきたいのですが??・・・
これが成功しますと 大変うれしいです・・・・・・・・・・・・・。

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 昨日は・・・  投稿者:管理者 投稿日:2010年 2月19日(金)12時47分36秒

昨日は、ぶらりぶらり日本橋の電器屋街と中古の工具屋街を見て空気の圧送用ブロワーを買いました。久しぶりに一万歩ぐらい歩きましたが、帰宅した時はクタクタでした。 5:15:20を使います。処方はメール入れます。

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 大阪ぶらり  投稿者:山本 一雄 投稿日: 投稿日:2010年 2月18日(木)18時34分29秒

本日はありがとうございました。
大阪の肥料問屋、ポンプ、冷水器。等見て回りました。
水耕栽培も考えてみます。
難波には 色々な店がありますね?

さて 分析結果による肥料の追加分ですが 総合肥料はN.P.K.=8.8.8と5.15.20.があります。
これで何とかなりませんか?
2月20日土の混ぜ返しと 送風機の取り付けを行います。
その時に追加しようと思います。

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 山本さん、少し説明が・・・・  投稿者:管理者 投稿日:2010年 2月14日(日)14時53分36秒

少し説明が足りませんでした。

キノコは何度も立つのではありません。天地返しするたびにその下にあった未発酵部分は積み上げた表面になります。そこの部分が酸素に触れて発酵するのです。そういう意味で切り返しをするたびに何回も立つのです。 つまり、奥にある空気に触れてない部分は発酵しないのです。

だから、現地でも言ったとおり、腐葉土にパイプを入れて空気を圧送した方が良いかもしれないと言ったのです。この意味は、切り返しの手間が大変でしょうし、 また、1ヶ月に1度の切り返しなら熟成が大幅に遅れることを懸念しての発言でした。(菌類の活性には酸素が必要)

発酵温度が低いうちは比較的柔らかい部分を分解する菌が活動しています。温度が高くなるに従って堅い部分を、最終的には繊維質となっているリグニンを分解します。

堆肥のページの2.土壌による分解<微生物の活動>を参考にして下さい。

また、米ぬかは発酵を促している大きな要因である、と理解されているような感じがしますが、この取り扱い方と考え方は長くなりますので、今度お会いした時ゆっくり理解できるよう説明します。

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23  .
 ありがとうございます  投稿者:山本 一雄 投稿日:2010年 2月13日(土)21時47分33秒

去年の土とは 去年使用した時の残りの土で 一昨年に積んだ土で 肥料成分は 入れていません。
キノコは何度も立つとは 理解していませんでした。1度で十分かと思いました。何度も切り返しを します。

米ぬかは 腐葉土を発酵さすために投入いたします。温度が60度前後まで上がり糖化の第一陣が行われます。
庭の野菜を作っている土を入れます。再来年の土も早いうちに混ぜておきます。

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 山本さん  投稿者:管理者 投稿日:2010年 2月13日(土)15時38分10秒

去年の土の加工は、屋外の雨のかかるところで、去年の多すぎた養分を大量の雨で流す事です。その間には何回も天地返しをして下さい。 また、土が少なすぎましたからそれも混ぜた方が良いかも知れません。そして分析に出して下さい。

次に、今年使う腐葉土は発酵温度に関係なく、頻繁に天地返して大量の空気を補給する必要があります。(10日間隔)
私の分で去年まで・・・・・云々は、“私の培養土は去年の残りが1作分ぐらいは確保できています”と理解すれば良いのですか?

また、キノコが発生した分については間違いないと思いますが、この作業はキノコが立っては切り返し、またキノコが立ち、また切り返す。そしてもうキノコが立たないという所までの作業を何回も繰り返さないと完全とは言えません。

加える肥料の量は、前年度使った培養土にどの位の養分が残っているか判断できないので回答できません。唯、言えるのは、みんなの菊の完成度やその廃土を家庭菜園に使っている、その生育具合から判断すると、 それにはまだかなりの養分が残っているような気がします。だから、多量要素は入れず、土を混ぜてそのまま使った方が良いような気がします。 仮に養分が不足した時には液肥で追ったが安全です。 植え付け前に培土の分析をすればもっと確率高い栽培ができるでしょう。(多過ぎが一番厄介)

米ぬかを混ぜる目的がこのケースでは判断できませんが、米ぬかを混ぜるより微量要素の方が良いと思います。有機物の補給なら元々、落ち葉という有機物がそこには一杯入っています。 養分としての米ぬかなら、土は軽く作り不足分は液肥で補っていく、この考え方がBESTです。 即効性としての微量要素がBESTです。そして過剰な養分と不足の養分をしっかり把握して、計算をしながら追肥をして行きます。 その比がN:P:K=10:8:14です。Ca・Mgは別途考えます。

私は土を入れろ、入れろと言っています。発酵には土の中にいる菌類が大切な働きをしているのです。だから土は最初から無消毒の土(買った土よりは家庭菜園の畑の土のほうが良い)を混ぜます。 “混ぜ物の比率の検討・・・云々”の意味が養分なのか又は水分保持なのか、または他の意味なのか何を指しているのか良く分かりませんが、私が伝えたい事は、培土は根を支えているだけ、 従って@水抜け(水保持)が適当である事A土壌分析が出来る培地にしておく、これが根拠です。これが有機物ばっかりですと水持ちが良すぎ根腐れを来たす(腐葉土は乾きすぎ??)、 また分析するのに大変な手間と時間がかかる上、高額に成るからです。だから再来年に使う分も今のうちに混ぜておけば良いと思いますが・・・・。

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 去年の土の加工  投稿者:山本 一雄 投稿日:2010年 2月13日(土)11時41分28秒

いつもお世話に成っています。

硫安は硝安の記入間違いでした。失礼致しました。

今年用の腐葉土は積み込んでから温度が約60度以上になっています。 これで発酵は順当と考えていますが?・・・・・

私の分で去年までの土は 1年分ぐらいは確保できています。(この土は去年の7月に茸の発生が沢山ありました。最終発酵が終わっているように思います。)川砂、鹿沼土を加えて再度寝かせようと思います。

肥料のバランスですが 硝安、過灰、硫酸カリ、クド石灰は そのときに加えたら良いのでしょうか?

今回積みました来年用の土の温度が上がりません。次回の切り返しの時に 米ぬかを混ぜ込もうと考えています。如何でしょうか?

再来年用は葉っぱのみ発酵をしています。今年の結果を見てから 混ぜ物の比率の再検討をして 今年の暮れに全てを混ぜて積み込もうと考えています。

ご指導 お願いいたします。

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 山本さん、また集まったのですねぇ  投稿者:管理者 投稿日:2010年 2月12日(金)15時25分16秒

山本さんありがとうございます。
まず、合わせた肥料は硫安でなく硝安の筈です、私のノートの控えにはそのようになっていますが・・・。 次に、心配事はあの落葉が一年や二年で完熟するかな〜という感じがしています。

それは炭素率が “9” の鶏糞でさえ温室内の室温で4ヶ月弱かかっています。切り返しも10〜14日に1回やっています。他方、落葉は炭素率が“21.4”です。 時期と場所も冬・室外ですから更に期間を長く考えておかないといけないと思っています。発酵が早く終わっても“7〜8月かな??”と考えています。

去年、落葉は発酵を確認している、絶対に発酵が終わっていると言う話なら不安はありません。不安を煽るようですが、話を聞いた時から、今年は昨年の培地を加工し直して分析し、そのまま使った方が良んだけどな〜、 そのような気がしています。現地(山本さん宅も含めて)で昨年の培地で家庭菜園をされていました。それを見ても、成分のバランスは2軒共に丁度良いような気がしてます。

つまり、その培地に川砂や鹿沼土などを加えて更に成分を薄め、栽培期間中は液肥の追肥で追っかけた方が安全だと思っています。今年は2段構えで準備しておいた方が良いような気がしてなりません。 また先日、持ち帰った土壌の試料は近々に分析出来上りますので、今暫らくお待ちを

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 土の積み込み  投稿者:山本 一雄 投稿日:2010年 2月11日(木)12時48分30秒秒

杵島様 遠路有難うございました。

昨日は土の積み込みを致しました。今年初めての 試みです。
赤玉土。川砂。ピートモス。ピート。鹿沼土。日向土。大豆粉末。それにグリーンアップ。
肥料成分を 合わせるのに 硫酸アンモニューム、過リン酸石灰、硫酸カリ、クド石灰。

2年分4人分を積み込みましたが 後日ご指導いただきました3年目用も 落ち葉だけを発酵いたしました。今回は多量なためにフォークリフトで積み込みましたが なかなか楽ですね?
今回は 山の中までお越し頂き ご指導頂き 有難うございました。

今年の使用の腐葉土は昨年11月に発酵させた物を使っていますが 今年使って大丈夫でしょうか?杵島様のレポートの中に茸の発芽が最終発酵とあります・・・・茸の発芽が早く出ると良いのですね?・・・・・・・・
来年用の土は 全てをクリアーできる土が出来ると思うのですが?・・・
3年先の土は完全な土が出来るように願っています。

土以外に環境問題等課題はありますが 土の分野だけを 今回は致しました。 取り合えづ 今年の菊が楽しみです。 現在ご指導頂いています4人の 菊作りの経験年数の合計は 述べ120年です。今年取り入れた 杵島方式でよい結果が出れば最高と思いますが 取り合えづ3年間ぐらいは あれこれと 勉強が続くと思います。

一つ長い目で 暖かくご指導を お願いいたします。

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 (無題)  投稿者:管理者 投稿日:2009年10月23日(金)06時38分20秒

山本さん 有難うございました。お世話になりました。 まだまだ、話し足りなかったですが、また、この次にしましょう。 ま〜、花作りは難しいですね〜 仮に、葉っぱ一枚が駄目でも観賞用になりませんから・・・。 特に上位葉を痛めると致命的です。

葉の状況を観察して分かりましたが、当初のままの状態を維持すれば、ほぼ文句の付けようのないレベルです。問題は、今まで聞いたことによる知識が誤ったことなのに、それが判断できずにやってみた所、 やっぱり障害を出してしまったと言う事です。つまり、ここではアルカリの害を見逃していたと言う事です。これが分かっただけでも意義があったと思います。 これから、くん炭や炭を用いた培地をホームセンターや視察先の農家などでよく見かけますから注意して観察してください、必ず昨日示したような症状になっていますから。

有機物は昨日の材料なら3年がかりで作らないと完熟物は出来ませんね〜。 また、これからは軽めの土作りをして下さい。鉢植えの場合、液肥の追肥で追っかけた方が管理しやすいと思います。重たかったら、土を入れ替えるか薄めの土を混ぜ込む事になるでしょう。                これからもよろしくお願いします。

『米ぬかを使った菌の培養法』
@米ぬか1Kgに対して容積比で30〜40%の水を加え、肥料袋に入れ、若干の空気を入れて密封する。
A温室内に放置すると2〜3ヵ月で完熟し黒変するので、これに未消毒の土壌を約500g(米ぬか1Kgに対して)を加え、良くかき混ぜて温室内の一隅に積み重ね、土壌微生物を培養する。 時々、切り替えして2〜3ヵ月放置すればよい。(これが原種となる)
Bこれを原種として、米ぬか1Kgに対し、原種約100gを加えて微生物の培養を行う。
B牛糞・豚糞などの有機物に対し、Bで培養したの原種を約1%加えて発酵させる(鋤き返しは必ず行い、空気の流入を良くすること)。この時、グリーンアップを加えると更に発酵は早くなる。
C温度が70〜80℃前後になり、きのこが発生し更にそれが枯れて、有機物が黒変したものを使用すればよい。
尚、無償毒土壌は出来るなら、説明したように池や沼の水面レベルの上下10cmの範囲で採取すると良質の好気性菌(上部)と嫌気性菌(下部)が採取できる。 良質の菌かどうかは色々なところで取ってきて、試行錯誤しないと分からない。この分野は偶然性の比重の方が多く、考えた通りには出来ない。

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 有難う御座います!  投稿者:山本 一雄 投稿日:2009年10月22日(木)18時52分18秒

杵島様 本日は ご足労頂きまして 有難う御座いました。

葉っぱの 色々な見方を 拝見いたしました。まだまだ良く分りませんが その木の育ってきた歴史が 葉っぱに刻々と 刻みこまれています。自然の中で 生命が 如何に育っているか 面白く感じました。 そして 土作りの基本が 少し理解できた様に 思います。来年は ご指摘の様に 作ってみようと思います。

それからpHの管理項目が1つ増えました。
その他 合成肥料を買わずに 単肥の合成に チャレンジしようと思います。これで 好きな肥料配分が 随時可能と成ったわけです。だんだん面白くなってきました。来年が楽しみです。

本日は 遠路ご足労頂き 有難う御座いました。

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 山本さん、投稿有難うございます  投稿者:管理者 投稿日:2009年10月17日(土)12時32分22秒

山本さん、早速の投稿有難うございます。

元々、山本さんは技術がありますから、ちょっと背中を押しただけという感じです。
しかし、このような高いpH(7.2〜7.5)で良くここまでやって来られたと感心しています。30年の並大抵の困難の中の数少ない成功者でしょう。このような悪条件の処の人は、色々苦労しながら試行錯誤しておられますから、 結構栽培レベルが高いんですよね〜。

写真のメールをもらった時の栽培の様子は苦労が見えていました。すべて、葉っぱが物語っていました。大分、痛いところ指摘したと思っています。気を悪くなさらないで下さいね。
(それでも、この時言おうかな〜言わないでおこうかな〜と大分思案したんです、プライド同志のぶつかり合いですからね〜。でも、仲良しクラブでは物事の解決にはならないと思って指摘しました)

これからはイメージ通りの菊に近づいて行くと思いますが、理想にもっと近づくには品種改良でしょう。これは私の範疇では手に負えませんから苗屋さんにお願いしてください。

それと大事な事、花が良くなってくると、構えばもっと良くなるんじゃないかな〜と、ついつい肥料を入れすぎたりするんです。それは反対なんです。これからは、かけすぎ・構い過ぎに最大の注意を払ってください。 少し、放ったらかしの方が人も植物も良いようです。今年は来年の為の布石です、つまり、小実験です。来年は楽しみですぞ〜〜。

そして、このホームページをご覧になっている皆さん。
“酵素の活性なくして、生命無し”、この酵素はFe・Cu・Mo・Mn・Zn・B・Coなどの微量要素の助けで活性化しているのです。その微量要素はpHが深く影響します。
pH7.0以上では殆ど活性しません。山本さんにはたったそれだけの事をやって貰いました。

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 眼から鱗が↓。  投稿者:山本 一雄 投稿日:2009年10月16日(金)18時51分24秒

私は 菊の花を育てて今年で31年目です。
10月4日初めて 此のサイトにアクセスいたしました。
一言で言うと「眼から鱗が落ちる」事がヒシヒシと感じます。たった10日間の出来事です。自慢では有りませんが各種大臣賞は束ねてあります。優勝カップ、トロフィ等は処分に困るほどです。
しかし今一自分が納得できる花が出来上がりません。と言うより どうすればどうなる!このカラクリが理解できなかったのです!

其れは ただ運任せ!肥料が今年はうまく行った!今年の天候と上手く行った!・・・・これらの連続が 私の経験でした。
しかし このサイトの杵島様のご指導を頂き 行動してから3日で 先の3日が読めるように成りました。私は今まで 花ばかり 観察していましたが 実は葉から来るメッセイジが 全てを物語っている事に 気がつきました。なんとなく感じてはいましたが その葉がどうなればよいか?色々な資料を紐解いても なかなか分りません!

今も分りませんが とりあえず 微量要素が全てを 左右するといっても過言ではないように感じます。丁度開花の時期も重なり グリーンアップを使い出してからは1日1日その結果が現れます。花弁の伸びが 全く違います。 30年の経験は 間違いなくそれを確認できます。これからは微量要素(グリーンアップ)とpHに全てをかければ 過去の30年間の菊作りは 開花すると確信しています。

これからも杵島様よろしく 末永くお願いいたします。
今年は岩手の花巻で全国大会ですが、お父様の法事で 不参加ですが来年の兵庫県宝塚の大会はズバリ・・・・を狙います!

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 花壇の続報  投稿者:管理者 投稿日:2009年10月 6日(火)13時02分24秒

花壇の管理(8月25日)の続報です。撮影日は丁度1ヵ月を経過した9月26日です。

花芽が次から次に上がってきます。
この前一度下の方は掃除しましたが、背丈が大きくなりすぎて、どのように処理しようかと考えています。また、何回か水かけのタイミングが遅くて危機のときもありました(天気のときは蒸散が早く培地がすぐ乾くのです)が、 クエン酸の葉面散布などで切り抜けてきました。

住民の御ひと方から、液肥分けてくれと依頼があってこの前1SET差し上げました。 注意書きは書いて渡したのですが、何も連絡が無いと言うのは不安なことですね〜。

写真−@   撮影日:’09年 8月25日
百日草
写真−A   撮影日:’09年 8月25日

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 投稿有難うございます  投稿者:管理者 投稿日:2009年10月 6日(火)12時26分25秒

山本さん

掲示板投稿有難うございます。
当方に住所などのメールをお願いします。
追って、詳細他こちらから連絡させてもらい、対応させて頂きます。
                         以上 よろしくお願いします。

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 グリーンアップ  投稿者:山本 一雄 投稿日:2009年10月 4日(日)15時53分13秒

グリーンアップが 欲しいのですが?
どうしたら入手できますか?

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 土賀さんありがとう  投稿者:管理者 投稿日:2009年 8月25日(火)16時27分0秒

土賀さん早速の返事、ありがとうございます。

今、私はマンション住まいをしています。その玄関前に駐車防止という事で、立て看板の鎖付を置いて対策をしていましたが、錆びたりして見栄えが悪く、このたび移動式の花壇に交換しました。

その手入れは管理人さんにお願いしています。しかし、相手は生き物、管理人さんも一所懸命手入れをしてくれていますが、上手く行きません。それもその筈、散水に使う水は水道ですから年中7.0〜7.2のpHです。 上手く行く筈がありません。見るに見かねて、ダウン原液と常備液肥を管理人さんに作って渡し、処方を教え、今は管理してもらっています。2週間になりますが、今は絶好調です(写真)。

この前、生ごみを出しに行って帰ってきた女房に言われました。“最近、下の花が妙に生き生きになっているけど、液肥かけたでしょう?”このことに女房からは“マンションの事に余り関わらないで・・”と、 私は止められていたのでした。“あまりに悪くなってきたので管理人さんに液肥を渡しました・・・”と白状する私でした。そしたら、どうして花農家に(教えに)行かないの・・?との事でした。

さて、土賀さんは成長が良くて即座に対応しないと欠乏症になると書かれています。この事はホームページの“ 6.講座:土作りと栽培 ”の12)微量要素の項の後半の部分に 『 つまり、管理者にはこの速度の早い成長に対して的確な肥培管理が云々・・・・・ 』と解説をしていますので再度読み返して頂きたいと思います。この生育速度の大まかな感じとしては、微量要素と硝酸石灰などを入れた場合、 3日までは状態が良くなり(葉の緑が入り)、その後欠乏(葉の色が抜けていく感じ)に向かっていく感じです。この事は群馬のTさんのキュウリ栽培でも同じような感想をこの掲示板に寄せられています。  以上

写真−@   撮影日:’09年 8月25日
百日草
写真−A   撮影日:’09年 8月21日

写真−B   撮影日:’09年 8月25日
百日草

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 栽培の管理について(追記)  投稿者:土賀 投稿日:2009年 8月19日(水)00時15分6秒

土賀です。
杵島さんの有機酸微量要素を使ってビックリした事は成長のスピードが速いことです。
よって欠乏が植物の状態にすぐに表れるのです。これを即座に察知し対策をしなければなりません。
つまり追肥の技術が必要なのです。
なんとなく状態がよくなったと安心していると、どんどん成長し数日後にはまた欠乏症がでているという感じ、ほっとけません。
追肥の技術で植物の成長スピードは今までの概念よりかなり早くできるので収益を多くできる可能性があると感じています。

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 栽培の管理について(追記)   投稿者:管理者 投稿日:2009年 7月14日(火)18時30分28秒

Tさんの報告の中に
“3月のピーク時に感じた、微量要素の効果は、やはり、果実の肥大スピードです。微量要素がきちんと吸収できると、生育のサイクルは、こんなにも、違うものなのか。 そもそも、これが、本来の姿なのか。”という行<クダリ>があります。私は本来の姿と確信しておりますが・・・・、(経験のある土賀さんはどう思いますか?)この事柄は私が声を大にしてでも訴えたい重要な事柄なのです。

そこで・・・・My Home Pageの
講座 “ 土作りと栽培 ”( 2007年3月24日 豊穣会の講演から)の中の 12) 微量要素.という部分で、
有機酸微量要素とEDTAを使って葉面散布をした比較写真があります(下記の写真の通り)。葉面散布だけでこの差ですので、根から吸収の場合はもっと良い結果が期待できる筈です。

上から

写真 @

とまと苗 << 葉面散布のテスト >>
左側は市販のEDTA主体の微量要素の葉面散布、右側はグリーンアップを使って葉面散布をしました。液肥には自家製造した養液栽培液肥(理論計算出来ています)と微量要素としてEDTAを使用しました。
右側の苗は少し徒長気味で良い苗とは言えませんが、葉面散布をしただけでも明らかに成長が早いのが判ります。

写真 A

とまと苗
7月中旬の 液肥テストの写真。
印 は大塚A液・B液を使い標準養液とし、EDTAを使用。
印は園試処方にグリーンアップ(トン当たり200cc)を使用して比較テストしました。
液肥を最初に使用したのは7月5日。
この写真は9日後の7月14日の写真。
かなりの差が確認できます。しかも、印のこの苗は初期不良として廃棄したものをテストに<正確に言うと“拾ってきて”です>使用したものです。

写真 B

とまと苗
7月17日の定植直後の写真(赤のナイロンテープが境界)、12日間でこれだけの差が生じました。



唯、この生育スピードにはかなりの慣れが必要です。その変化に対して素早い対応が必要となり、その対応について行かれなくなった姿が病気と言うことになります。 しかし、この症状は実際には欠乏症という言葉の方が相応しい言葉であると思います。これが有機酸微量要素の唯一の欠点と言えます。
ところで、私も水耕栽培でEDTAを使った経験はあります。その時感じた事は、吸収速度が遅い故に仕事つまり管理は楽でした。しかしながら、風味の面などを醸し出すのに苦労し、生育スピードも遅い。 また、濃度を間違えて庭の植木に一度散布した事があります。その時、葉が枯れて振るい落ちてしまった経験があります。有機酸微量要素では濃度が濃すぎても一時的に“がたッ”と疲れますが、葉が振るう事はありませんでした。 但し、常用し過ぎるとやっぱり駄目です。土賀さんのようになりました。ドライフラワー状態です。

写真−@   撮影日:’08年 7月14日
トマト
写真−A   撮影日:’08年 7月14日
トマト

写真−B   撮影日:’08年 7月18日
トマト

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 栽培の管理について  投稿者:管理者 投稿日:2009年 7月11日(土)18時58分7秒

 どうやら、群馬のTさんのキュウリの春作は終わったようです。
‘08年10月20日の掲示板にメールの報告あるように秋作で栽培しましたので、今回は2回目のメール報告です。状態が大分良くなった様子です。土壌分析も再度依頼されたいようです。 そのメール報告をそのままコピーして掲示します。

<< 原文のまま >>
杵島様。
土壌分析のサンプルは、11日(土)に発送予定です。

気に留めていただき、誠にありがとうございます。 春作の概略ですが、3月に収穫のピークを迎え、(この間、微量要素も積極施用しました。)4月、5月上旬は、反動で収量減、5月中旬以降6月末まで収穫しました。 (4月からの減収は、ネコブセンチュウの被害に思います。)

 3月のピーク時に感じた、微量要素の効果は、やはり、果実の肥大スピードです。微量要素がきちんと吸収できると、生育のサイクルは、こんなにも、違うものなのか。 そもそも、これが、本来の姿なのか。最初に感じた印象をさらに確認し、施用量も生育に対しての絶対量が必要である。(おっしゃるところの、ケチらない)そして、問題点もはっきりしてきました。

 キュウリの品質ですが、つる下げ栽培(つる下ろし栽培)を行っているので、果形については、問題は、ないです。(今回は、予想外の果実の肥大に窒素欠乏をきたす管理不足がありました)それから、果実そのものについては、 緻密になったように思います。

 食味ですが、以前、大量の土壌改良材、高価なカルシウム資材等を使って栽培したときの食味を基準にしているので、その時に比べると、まだ、カルシウムが不足しているように思います。 そして、1番の基準は、子供の食べる具合です。それで判断すると、良といったところでしょうか。

 現時点での問題は、ネコブセンチュウとの付き合い方です。

以上、春作の概略を報告しました。ありがとうございました。

                           群馬 T


管理者からの追記です。
今回の春作は土壌分析を行いました。結果は下記の通りです。
今までも他所で土壌分析をして施肥設計をされていたようですが、何分にも簡易分析の数値である事や分析値のCECやCa/Mg・Mg/Kの比率にこだわり過ぎて、反ってバランスを壊し、濃度障害を来たしていたようです。

今回の精密分析ではK2OとMgOが異常に数値が高く、またCaOが大欠乏であったことも判明しました。このまま行けば根腐れを来たし青枯れとなる筈です。 分析値と現状を整合する為に電話で確認すると“そのような兆候が現れていた”という話でもありました。

その時の分析値は以下の通りでした。

                                                              分析者:中隈水質土壌分析室
単位mg / 乾土100g ( ≒ Kg / 10a )
分 析 日
肥料投入量
酸度
(PH:Kcl)
アンモニア
(NH4-N)
硝酸
(NO3-N)
全リン酸
(P25
加里
(K2O)
石灰
(CaO)
苦土
(MgO)
可給態鉄
(Fe)
追 肥
標準値 6.0〜6.2 2〜3 30 50 50 320 30 2.70   
@’08.11.16 5.9 3.7 10.6 183.5 104.7 106.3 80.2 0.10 CL:6.2
250 Kg
 20 g
          125.0  
2.70
炭酸石灰
微量要素
修正値   3.7 10.6 183.5 104.7 231.3 80.2 2.80  
A’08.11.16 6.0 3.2 7.3 184.0 131.2 142.6 70.6 0.09 CL:7.4
250 Kg
 20 g
          125.0  
2.70
炭酸石灰
微量要素
修正値   3.2 7.3 184.0 131.2 267.6 70.6 2.79  
B’08.11.16 6.1 3.6 9.7 187.0 137.2 176.2 53.7 0.15 CL:6.7
250 Kg
 20 g
          125.0  
2.70
炭酸石灰
微量要素
修正値   3.6 9.7 187.0 137.2 301.2 53.7 2.85  


他、灌水に使うH2OのPHは6.8〜6.9と記憶していますが、少し下げたが良いでしょう。

今回の元肥は炭酸カルシウムにて、CaOのみを修正。
1号ハウスは231.3Kg 2号を267.6Kg 3号は301kgとしました。この量で足りないのは承知の通りですが、この後の処理が悪く、追肥すべきときに追肥が完全ではなかったようです。 追肥が満足に出来ていなかったと言う報告にある通り、それが原因で最初の収穫が終わった4月の時点で成り疲れを来たしたようです。 次回作付けではこの“両者間のコミュニケーション不足”という問題点を解決する必要があります。

注)今回の石灰の設計は少なくしてあります。これはサンプリングが低い数値で検出された場合や石灰を投入して土壌の浸透圧を更に押し上げてしまうなどの不安があるからです。

2回・3回と回を重ねて圃場の特性が分かってきたら、極限量まで施肥する事とします。(安全が第一でなり疲れの対策は追肥で対処する予定でしたが・・・・・・)

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 困りましたね〜  投稿者:管理者 投稿日:2009年 6月19日(金)16時42分57秒

土賀さんへ
石灰の取扱いではこのような笑えない話が幾つもあります。
お聞きすれば土賀さんの場合は自家用の畑だったのでまだ良かった方です。これが本圃だったらどうします???

私が他農家で確認した事例では、
@Aさん
トマト栽培で3段目を収穫しているとき、石灰の欠乏が大変目立つので**と相談して消石灰をたっぷり追肥しました。その結果、その3〜4段のすべての果で尻腐れが大発生し、 最終的には極度のアルカリ障害で枯れてしまいました。(次年も不作と言っていました)

AMさん(ばら栽培)
肥料屋さんに硝酸石灰を注文問い合わせした処、“消石灰の間違いじゃないですか?”と言われたという人もいます。(私に連絡があったので良かったけれど、危ない処でした) その他、PHの高い石灰材を用いて失敗するなど色々な経験があります。

肥料は散布する前に袋の裏側の成分表を“必ずチェック”をする習慣を心がけてください。(注ーPHの高い肥料は石灰以外でも絶対使わない事ー)

さて、土賀さんのこのようなケースの場合は何れ枯れてしまいますから植え替えましょう。
対策としてピートモス(6cf.PH調整なし)を1袋/3坪に散布して50cm位の厚さで良く耕起します。これで次作からの土壌改良ができる筈です。これがもし300坪でしたら大変です。是非注意をして下さい。

ホームページはデーターと写真を増やして、もっと理解しやすく、充実させて行かなければと考えてます。今後ともよろしくお願いします。

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 苦土石灰に注意  投稿者:土賀 基本 投稿日:2009年 6月18日(木)09時35分25秒

初めて投稿します。
単純な表現ですが本当に勉強になるホームページです。
実践的でここまで踏み込み、かつ科学に基づいた、しかも写真やわかりやすい解説がある総合的な資料を見たのは今まで初めてです。
緻密な分析を基に今まで栽培指導された貴重な資料を公開された事に敬意と心から感謝を致します。

実は私の畑の作物がアルカリ障害になってしまいました。調べたら苦土石灰の成分が消石灰でした。大失敗です。農協に炭酸苦土石灰を注文したら「苦土石灰か消石灰なら在庫がありますが、 何に使うのですか」と怪訝そうにたずねられました。農協在庫品の石灰と苦土石灰の成分を見たら消石灰か有機石灰で炭酸石灰の在庫はありませんでした。
ホームページの“土作りと栽培講座”の表10の「肥料(石灰)」項目で「やってはいけない事、又は、好ましくない事」の中に
×消石灰(高いPH、圃場固化)
×生石灰(高PH、熱を発する)
△硫酸石灰(石膏=難溶。水を含むと固くなる。ギブス・ブロンズ像を作る時に使用)
△有機石灰(難溶)
とあります。
苦土石灰には炭酸石灰と消石灰の成分があることを皆さんに知って欲しいと思い、また私のような過ちを繰り返さないで欲しいと考え投稿することにしました。
ちなみに消石灰肥料より炭酸石灰・炭酸苦土石灰の単価が100円ほど安く手に入りました。安全で安い肥料があるのですね。教えて頂き有難うございました。

いちごのアルカリ障害

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 やよさん微量要素は・・・・  投稿者:管理者 投稿日:2009年 4月12日(日)20時04分49秒

やよさんからメールを頂いたころから約二ヶ月間の長期出張でした。回答が遅くなり申し訳ありません。

質問ー1)
 微量要素は一般には販売いたしておりません。
微量要素をうまく使いこなす前に重要な事は土壌の環境条件を整えておく必要が最重要々件となります。この条件が満たされていないと中々うまく栽培する事ができません。トラブルの原因にもなります。 つまり、そこでは精密な土壌分析をしたり、水のPHや有機物の利用そのようなことを先に整備しておきます。従って、綿密な相談と信頼関係が必要となるわけです。そのようなことが一般に市販していない理由です。

質問ー2)
 微量要素はその名の通り少ししか使いません。多量要素のように大量生産するような商品ではありません、原料もレアメタル(希少金属)のような類の高価な材料を使用します。従って、どうしても高価になってしまいます。
お尋ねの微量要素の配合は養液栽培に関する本を参考にすれば配合の仕方など記載があります。養液栽培研究会のホームページでも開示しているはずです。 また、市販の肥料登録をした微量要素なら成分量が表記してあるはずですからそれを参考にして配合することも出来ます。配合の考え方は“液肥の自家調製”のページを参考にして下さい。 多量要素も微量要素も計算の手法は同じです。この微量要素は水でも土でも同一のものでかまいません。唯、土や有機物には緩衝作用があるので、その濃度を濃くした方が良いようです。

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 グリーンアップについて  投稿者:やよ 投稿日:2009年 2月 9日(月)00時33分27秒

はじめまして、やよと申します。施設野菜を経営しており、コスト削減のために液肥の配合についての情報を探しております。大変興味深いHPに出会えて、楽しく拝見させて頂いております。

ここのHPにたびたび紹介されております有機酸微量要素グリーンアップですが、市販はされているものなのでしょうか?検索をかけても見当たらないのですが・・・。 また、他の市販されている微量要素は高価なものばかりですが、こうした微量要素の配合というものは可能なものでしょうか。

ご教授頂けましたら幸いです。

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 報告、質問に対する返答とアドバイスです。  投稿者:管理者 投稿日:2008年10月28日(火)18時00分9秒

貰った報告に基づく、返事とアドバイスです。
皆さんに共通した事ですので、掲示板にて取り上げました。
 そのままコピーして、そのまま貼り付けました。

T様
早速、報告ありがとうございます。
良く効くでしょう。びっくりなさったでしょう。もっとも、Tさんの今までの土壌管理が良かったのだと思います。その部分が大体80%位占めます。
重た〜い土では何を植えてもダメですからね。
今度は食べたらその違いがもっと分かるはずです。今なっている幼果くらいものから味に変化が出てくる筈です。この微量要素を使えば、毎日葉の色が入ったり、抜けたりしますからしっかり監視して管理してください。
また、微量要素はケチらずに使ってください。特に硼素は毎日必要としますから。うどん粉もベト病ピタリと止まります。品質もよくなり、単価と収量がアップしますからすぐ取り戻せます。

昨年は10月〜今年6月まで、佐賀ではトマトをやっていましたが、最盛期には毎日400Kg/10a×3枚(3人で)出荷が続いたそうで、寝る間が無かったと言ってました。

さて、灌水は6.7位と聞いていますから、ギリギリセーフです。果が一杯着いて成長も旺盛になってきたら、なり疲れを来たしてきます。この原因は土壌pHが上昇してくるからです。 そのときの灌水は5.5くらいまで下げる必要があります。
(土壌pH中和のため。そのため灌水量も多くする必要がある。また、土壌も水抜けするよう、土つくりを考えます)

従って、危険が伴いますが、硝酸でpH調整の原液をつくり、準備をしておく必要があります。
pH7.0 (1000リットルの水)を6.0に下げるには、硝酸(63%)を20ml加えればよい筈ですが、灌水パイプの処で計算通り出ているかどうか、初回だけは確認する必要があります。
本当のやり方は、最初10ml入れて、そこでpHを計測し、次に3ml+3+3という風に確認をしながらやります。PHは対数変化ですので、比例的には下がりません、初回は必ず確認しながらやります。

@ お尋ねの優先順位は先ずベースになるのは水のpHです。

A 石灰は土耕では炭酸石灰を主に用います。追肥は炭カルと補完的に液肥として硝酸石灰を用います。
  これは、理由があります。炭カルは遅効性だから肥え持ちがする。硝酸石灰は即効性だから即効くが肥え持ちがしない。こ
  の2つを補完させるのです。

液肥の濃度は必ず浸透圧の計算をします。硝酸石灰は浸透圧が0.28です(果菜栽培に使用する肥料一覧表を参照)から
1.2気圧(植物に許される気圧)÷0.28気圧 = 4.23Kg≒4Kg/1000リットル (2種混ぜるときは1/2にします) となります。(このような計算になると点滴では同じところにばかり掛かるから、問題が出てくるのです。)
硝酸石灰は常に使いますが、生育ステージ毎に考えなくてはなりません。週一回するか二日毎するか、それとも毎日するか、そのときの果のなり具合などを考慮して判断します。また、硝酸石灰は中性ですから、 これではpHは下がりません6.7が6.0になることはありません。硝酸を加えて下げてください。

B P・K・Mgは葉を見ないと判断できません。今まで長年どのような肥料を入れてきたか、こちらではわかりませんから・・・。
  Pは今までの経験で判断すると、多分過剰になっているでしょう。P過剰は葉がどす黒くなります。
  Mgはそんなに欠乏になることはありません。硫マグを思い出したくらいに使う程度でしょう。
  Kは葉の周縁が縁取りしたように黄色く枯れます。
  施肥の主体はCaになると思いますが、本当なら土壌の精密分析を薦めます。正確な土の状態をしっかりと把握しておく必要
  があります。

pH計はアドバンテックのCP3か4型<カタログ添付しています>(比色式)が使いやすいです。電極式は調整が面倒の筈です。また、1万とか2万の商品ではダメですよ。

講座 “ 土作りと栽培 ”( 2007年3月24日 豊穣会の講演から) はよく読んで必ず理解して下さい。このページは全てのことを凝縮しています。
灌水のpH調整は必ず、潅水・培養液原水のpHの調整法とその必要性を読んでください。硝酸ガスを吸ったりしないよう、取り扱いにはくれぐれも気をつけてください。

また、生育状況や姿、葉などの写真をメールで送ってください。気がつくところがあるかもしれませんから。

                杵島 拝

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 微量要素施用の効果について報告いたします。  投稿者:管理者 投稿日:2008年10月28日(火)17時27分4秒

 先7日、面識もないのに勇気を持ってメールを届けて頂きました。この理論でやって見たいとの事でしたので、15日に微量要素を送り届けました。いろいろ準備をなさった後だと思いますが、使ってみた処、 短日の間でもうキウリに変化が出てきたのが分かると報告がありました。

このページをご覧になった方でも“本当かいな〜”と思っている方も多いと察せられますので、折角の事なので取り上げました。 メールは本文のまま、コピーを致し、貼り付けました。(但し、微量要素は絶対的なもので無いと言う事は念のため申し添えておきます。 あくまでも『効く条件』を整える事が先だという事です。今回のTさんはそれもやっての事です・・・・)


杵島 様

 微量要素施用の効果について報告いたします。
従来、使用してきた資材では、施用後、花の色が濃くなる等、の変化が確認できました。そして、今回の施用(1000倍にて潅水)では、果実の肥大スピードにまで変化が現れました。天候等、の条件を考慮しても、 (天候不順です) 驚きです。樹勢を観察しながら、施用のタイミング、量を勉強したいと思います。

それから、潅水、施肥の具体的手順について、お尋ねします。
1.pH調整用原液 2.石灰の原液 3.P.K.Mgの原液 以上の三種類をどの順番で与えていけば、よいのでしょうか。
例えば、1−2−3−1 等、(幼稚な質問でお恥ずかしいですが、潅水のpH調整、肥料の吸収効率等、考えると単に与えるだけで良いのか、どうかと思いまして)

以下、略・・・・・                             群馬 T* **

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 有機酸で下げたpHは“見かけのpH”、イオンで下げたpHは“真のpH”です。

     投稿者:管理者 投稿日:2008年10月21日(火)15時59分18秒

 何故、有機酸で下げたらダメなのか?(佐賀のKさんと群馬のTさんから)

見かけのpHとは、pHが7.2の水に有機酸(例えばりんご酸・クエン酸・木酢液など)を加えると確かにpHは下がりますよネ。pHは入れる量によっても変わりますが、恐らく2〜3前後には成ると思います。

植物はこの有機酸を好んで良く吸収します。何故か、それはその有機酸は植物自身が一生懸命に光合成をして、自ら作って体内に蓄えている物質(クエン酸回路の産物)なのです。これは都合の良いものが降ってきたと、 植物は抵抗もなく猛烈なスピードで吸収するのです。

そうすると、結果的に土に残ったのはpH7.2の水だけで、肥料分はやっぱりそのpH7.2の影響を受けてしまいます。つまり、有機酸がなくなればpH7.2の水を掛けたのと同じなのです。

(注−1)
このような植物の好む有機酸はPHが低くても害はありません。逆に、これがイオンで下げた強酸性なら一辺に害が出ます。
(注ー2)
クエン酸を与えれば植物は光合成をしなくて良いのと同じになります(極端で実際はその様にはいきませんが・・・、しかし、定植後の植え傷めや梅雨などの曇天の続く日は大変効果があり、葉が立ってきます。 成り疲れのときも同じで、元気になります。

この見掛けpHの影響は、trougの表のようなpH7.2の溶解度(微量要素が効き難くなる)の通りになります。
灌水のpHを下げる場合は必ず硝酸・硫酸・リン酸などのH(+)とか、上げる場合は苛性ソーダ・苛性加里などのOH(-)のイオンで調整しなければなりません。そのときのpHは必ず5.5〜6.5の間で調整します。

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