評価は★★★★が満点です。 データに間違い等ありましたらお知らせ下さい。
2001
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Japanese Title | インビジブル |
Original Title | HOLLOW MAN |
Director | ポール・ヴァーホーヴェン |
Casting | ケヴィン・ベーコン エリザベス・シュー ジョッシュ・ブローリン キム・ディケンズ ジョーイ・スロトニック メアリー・ランドル グレッグ・グランバーグ |
Comments | 結構良いぞ。「何でいまさら」と思うシーンもあったけど、オヤクソクかな。なんといっても透明になるCGがお見事!体の中まではっきり見えるのは結構グロテスク。ケヴィン・ベーコンが透明になるのであの顔を余り見ずに済むのが良い!エリザベス・シューが元恋人だったって設定はなくちゃならなかったかな?まぁ、細かいところは良いとして、最初から最後まで展開が弛む事無く良いリズムで進み、クライマックスも盛り上がって良し。あとは、キャスティングだけ。 |
Evaluation | ★★1/2 |
Country | アメリカ |
Year | 2000 |
Runtime | 115 |
Remarks | キャッチコピーは、「姿は見えないが、殺意は見える。」 エリザベス・シューは撮影時にアキレス腱を切って撮影が延びた。 |
Japanese Title | マン・オン・ザ・ムーン |
Original Title | MAN ON THE MOON |
Director | ミロス・フォアマン |
Casting | ジム・キャリー ダニー・デヴィート コートニー・ラヴ ポール・ジアマッティ ヴィンセント・スキャヴェリ ピーター・ボナーズ ジェリー・ベッカー レスリー・ライルズ |
Comments | 凄いな、こいつ。実際の人物を少しだけテレビで見たけどとにかく凄い奴だ。真面目なのか、ちょっと狂ってるのかも微妙。あのプロレスは酷いな。よくやるわと思ってたら意外にも相手がさくらでただのエンターテインメントだったってのも気になる。そして、トニー・クリフトン。これは意外だった。しかも、相棒も時々こいつに扮するから面白い。巧い見せ方。そして、実際のカウフマンの演出が巧妙だと思った。問題のエルヴィスの真似だが、どう解釈して良いのか困る。ジム・キャリー自信はこれと言ってエルヴィスの真似が上手ではなかったが、カウフマン本人にそっくり。個人的に非常に嬉しかったのは「タクシー」に出演してたキネッキーこと〜が本人役で出てた事。しかし、このアンディ・カウフマンが「タクシー」に出てたなんて当時は全然気にしていなかった。 |
Evaluation | ★★ |
Country | アメリカ |
Year | 1999 |
Runtime | 119 |
Remarks | ミロス・フォアマンはエドワート・ノートンとジム・キャリーで主演を迷ったらしく、結局スタジオに任せた。 ジム・キャリーとアンディ・カウフマンは共に1月17日生まれ。 「タクシー」の出演者はほとんどが本人だが、もちろんダニー・デヴィートは別。 本作に出てきたコンガはカウフマンが実際に使っていたもので、オークションでジム・キャリーが落札。 |
Japanese Title | 夜霧よ今夜も有難う |
Original Title | よぎりよこんやもありがとう |
Director | 江崎実生 |
Casting | 石原裕次郎 浅丘ルリ子 二谷英明 高品格 郷^治 太田雅子 小松方正 鈴木瑞穂 内田稔 二本柳寛 深江章喜 榎木兵衛 長弘 杉山俊夫 伊藤るり子 |
Comments | これを見た理由はもちろん石原裕次郎をスクリーンでチェックしたいのと、なんといっても大好きな「夜霧よ今夜も有難う」がたっぷり聴けると思って。案の定、裕次郎はピアノの弾き語りも見せてくれたし、メロディだけ弾いたりとふんだんに使われていた。でも、曲の冒頭の霧を思わせるサックスの音は入ってなかったな〜。ストーリーは浅丘ルリ子が一人で間違った行動をとって裕次郎を悩ませていた感じを受けた。まぁ、それを言っちゃこの映画自体出来てないけどね…彼女の台詞にあった「一人ぼっちのゴリラ」には死ぬほど笑っちゃったな。グエン役の二谷英明が意外だった。というのも、宍戸錠みたいな顔をしてた。マーロン・ブランドのように頬に何か入れてたのかな?裕次郎は台詞にしても行動にしてもカッコ良過ぎ。それが良いんだけどね!これを見て「夜霧よ今夜もハンバーガー」が食べたくなった。 |
Evaluation | ★★ |
Country | 日本 |
Year | 1967 |
Runtime | 93 |
Remarks | - |
Japanese Title | トゥームレイダー |
Original Title | LARA CROFT: TOMB RAIDER |
Director | サイモン・ウェスト |
Casting | アンジェリーナ・ジョリー ダニエル・クレイグ レスリー・フィリップス ジョン・ヴォイト ノア・テイラー レイチェル・アップルトン クリス・バリー ジュリアン・リンド・タット リチャード・ジョンソン |
Comments | そんなに見たいわけじゃなかったんだけど、見なくても良かったほどつまらなかった。アンジェリーナ・ジョリーが出演してなかったらまず間違いなく見てない。親父のジョン・ヴォイトと共演。 |
Evaluation | ★ |
Country | アメリカ |
Year | 2001 |
Runtime | 101 |
Remarks | キャッチコピーは、「世界の「謎」は私のモノ。」 |
Japanese Title | ボーン・コレクター |
Original Title | THE BONE COLLECTOR |
Director | フィリップ・ノイス |
Casting | デンゼル・ワシントン アンジェリーナ・ジョリー クイーン・ラティファ エド・オニール ルイス・ガスマン マイク・マッグローン リーランド・オーサー |
Comments | 同じアンジェリーナ・ジョリー主演ではこの前に見た『トーム・レイダー』とは雲泥の差だったな…これは面白かった。まず、主演のデンゼル・ワシントンが寝たきりってことに驚いた。こんな映画あったかなと思って考えてたらあった、あった。『裏窓』だ。そのデンゼル・ワシントンは相変わらず最高。ベッドの上からテキパキと指示を送る。交通課所属のアンジェリーナ・ジョリーに目をつけていきなり鑑識の仕事に抜擢するのは強引だと思ったけど、彼女は無難にこなしてた。意外にもこの二人が気を寄せ合って終わったのは俺好み。さて、この二人に文句はなかったし、展開とスピードも良かったと思った。犯人当ては面白かったが、いざ、犯人がわかった時はがっかり。ちょっと、迫力もパンチもなかった。 |
Evaluation | ★★1/2 |
Country | アメリカ |
Year | 1999 |
Runtime | 117 |
Remarks | - |
Japanese Title | BROTHER |
Original Title | ぶらざー |
Director | 北野武 |
Casting | ビートたけし オマー・エプス 真木蔵人 加藤雅也 寺島進 ロイヤル・ワトキンズ ロンバルド・ボイヤー 大杉漣 石橋凌 大竹まこと ジェームズ・シゲタ タティアナ・M・アリ アマウリ・ノラスコ 渡哲也 |
Comments | 冒頭監督本人が、「最近のハリウッドのアクションものはあまり好きじゃない」と言ってたが、自分もカー・アクション使っていたね。別にいいけど、ありそうな事件を取り上げてるようなこと言ってたけど、ないね。それと、北野映画には殺しが多過ぎる。こういうのもR指定にしていいんじゃないかな?内容は面白くなかったが、そんなにつまらなくもないが、展開がつまらなく意味不明なところがいつも気になる。オマー・エプスが懐かしかった。彼が「アニキ」って言うのが可笑しい。懐かしいと言えば、ジェームズ・シゲタ!まだまだ元気そうだ。不満と言うか、完全なミスマッチだったのが石橋凌の役。彼の「アニキ」はハッキリ言って石橋凌の舎弟にしか見えない。しかも、石橋凌の台詞は少ないし…なんだかんだいってエンディングなんかはハリウッド的になってる気がした… |
Evaluation | ★1/2 |
Country | 日/英/米/仏 |
Year | 2001 |
Runtime | 114 |
Remarks | - |
Japanese Title | トレーニング・デイ |
Original Title | TRAINING DAY |
Director | アントワーン・フークア |
Casting | デンゼル・ワシントン イーサン・ホーク スコット・グレン エヴァ・メンデス シャーロット・アヤナ トム・ベレンジャー スヌープ・ドッグ ハリス・ユーリン レイモンド・J・バリー クリフ・カーティス エミリオ・リヴェラ |
Comments | びっくり。デンゼル・ワシントンが警官ではあるが、悪徳警官。しかし、最後にはやっぱり彼が正しかったって言う風になると思ったら間違いで、最後の最後まで汚いというか、麻薬撲滅と自分の為なら何でもやってしまうという設定だった。途中から話が浮上したロシア人に殺されるのは多少読めたが、何れにしろ演技はピカイチだった。イーサン・ホークも出てたっけなってほど薄かったな。スコット・グレンが彼の事を名ストロング・セイフティって言うんだけど、字幕ではただ短に「名ディフェンス」になっていた。 |
Evaluation | ★★1/3 |
Country | アメリカ |
Year | 2001 |
Runtime | 122 |
Remarks | アカデミー主演男優賞(デンゼル・ワシントン)受賞。助演男優賞(イーサン・ホーク)にノミネート。 LA批評家協会男優賞(デンゼル・ワシントン)受賞。 ゴールデン・グローブ男優賞(デンゼル・ワシントン)にノミネート。 MTVムービー・アワード悪役賞(デンゼル・ワシントン)受賞。カメオ出演賞(スヌープ・ドッグ)、セリフ賞(デンゼル・ワシントン)にそれぞれノミネート。 |
Japanese Title | 潜水艦CSSハンレー |
Original Title | THE HUNLEY |
Director | ジョン・グレイ |
Casting | アーマンド・アサンテ ドナルド・サザーランド アレックス・ジェニングス クリストファー・バウアー ジェリー・ベッカー マイケル・ドーラン |
Comments | まさか南北戦争時代から潜水艦があったなんて驚いた。興味深かったが、映画としては物足りない。もう少し潜水艦の仕組みの説明があると嬉しい。 |
Evaluation | ★1/2 |
Country | アメリカ |
Year | 1999 |
Runtime | 95 |
Remarks | 米テレビ映画。 |
Japanese Title | アンドリューNDR114 |
Original Title | THE BICENTENNIAL MAN |
Director | クリス・コロンバス |
Casting | ロビン・ウィリアムズ エンベス・デイヴィッツ サム・ニール オリヴァー・プラット カーステン・ウォーレン ウェンディ・クルーソン ハリー・ケイト・アイゼンバーグ |
Comments | これは面白かったぞ。最後は引っ張り過ぎたけど、それまでの展開は非常に面白かった。何が良いって『A.I.』と比べて(内容が似てる。コンセプトは同じ。)わかりやすい!それと、これをロビン・ウィリアムズ以外の役者がやってもこれ以上は良くならないはず。ピッタリと言う表現が安く感じるほどハマッていた。ロボットスーツを着ていてもロビン・ウィリアムズに見えるから不思議。気に入ったのは、ラストの看護婦さんが実は人間になったロボット、グラティアだったってこと。 |
Evaluation | ★★1/2 |
Country | アメリカ |
Year | 1999 |
Runtime | 131 |
Remarks | アカデミーメイクアップ賞にノミネート。 ラジー賞(ゴールデン・ラズベリー賞)ワースト主演男優賞(ロビン・ウィリアムズ)受賞。 |
Japanese Title | エベレスト 死の彷徨 |
Original Title | INTO THIN AIR: DEATH ON EVEREST |
Director | ロバート・マーコウィッツ |
Casting | ピーター・ホートン クリストファー・マクドナルド ナサニエル・パーカー リチャード・ジェンキンス ティム・ダットン ピーター・ジョゼフ・ルーカス ジェフ・ペリー |
Comments | テレビ映画だからしようがないけど、陳腐だったな。役者陣にも問題あり。状況説明が足りない。実話なのでこれ以上を求める事は出来ない。事実確認には最適ではあるが… |
Evaluation | ★1/2 |
Country | アメリカ |
Year | 1997 |
Runtime | 90 |
Remarks | 米テレビ映画。 |
Japanese Title | タイトロープ |
Original Title | TIGHTROPE |
Director | リチャード・タッグル |
Casting | クリント・イーストウッド ジュヌヴィエーヴ・ビジョルド ダン・ヘダヤ アリソン・イーストウッド ジェニー・ベック マルコ・セント・ジョン レベッカ・パール レジーナ・リチャードソン ランディ・ブルックス ジェイミー・ローズ |
Comments | 捜査とはいえ何も自分までフレンチクォーターの女性達と関係を持たなくても良いのに。イーストウッドはジャズ好きだからニューオーリンズで撮ったのかな?娘達が大のフットボールファンってのは嬉しいね。イーストウッドもセインツのシャツ着てたしな。ストーリーは面白くないけど、雰囲気はまぁまぁだった。 |
Evaluation | ★1/2 |
Country | アメリカ |
Year | 1984 |
Runtime | 115 |
Remarks | - |
Japanese Title | ベン・ハー |
Original Title | BEN-HUR |
Director | ウィリアム・ワイラー |
Casting | チャールトン・ヘストン ジャック・ホーキンス ヒュー・グリフィス スティーヴン・ボイド ハイヤ・ハラリート マーサ・スコット ジュリアーノ・ジェンマ |
Comments | 前回は「文句無し」と言う事でコメントを控えたので、今回はほんのちょっとだけ書いてみようか。MGMを倒産から救ったってのは納得がいく。これだけの長尺映画をまるで2時間を切るようなテンポで見せてくれるところがまず凄い。映画好きで知られるウッチャンが「長い!」って言っていたのを聞いたが、映画ファンとして恥ずかしい。これを長く感じてしまうのは映画ファンであることを疑いたくなる。個人差もへったくれも無いんだ。一言で見所を言うのは非常に難しい。全部、細部にわたってまでが見所だ。副題の「イエス キリストの物語」を忘れては行けない。背後にそれがあるから、ベン・ハーの復讐心も晴れるんだ。また、イエスを演じた役者のクロード・ヒーターは顔を見せない!しかし、イエスの顔を見る役者の表情で彼の顔を見事に語るんだ!この演出の巧さ、凄さ、大胆さ!ガレー船に行く途中での看守のあの困った表情が忘れられない。ガレー船と言えば、この映画で初めてガレー船と言う言葉を聞いた。ガレー船でオール漕ぎをしているベン・ハーが実は大好きである。あの髭とマスク、体つきがたくましい。アリウスを助けるシーンも好きだな。アリウスが狙われてるのを見てすかさず槍で一突き!(前半で槍投げの巧さは証明済み)更に松明で相手の顔を燃やしてからアリウスを助けるのに海へダイヴ!興奮するシーンだ。ちょっと最初に戻ろう。話はイエス様誕生から始まりメインテーマへ。メッサラが久々にベン・ハーに会いこれまた大好きなあの握手!そして杯を交わすシーン。握手と言えば自分の結婚式でベン・ハーのテーマ曲で入場した時に兄がこの握手をしてくれた。一生の想い出である。さて、ユダヤに新総官が入場してきて家のテラスで見ているベン・ハーと妹は誤って瓦を落としてしまう。落ちる前にちょっとずれる所がハラハラドキドキで何度見ても良い。こっから波乱万丈な生涯が始まるんだが、既に気が付かない内に一時間は経っているから驚いちゃう。大げさでなく30分少々に感じる。ガレー船の話しは先ほど言ったのでアリウスを助けてからの話しまで飛ぼう。ローマ軍が勝利して、アリウスも助かった事からベン・ハーを養子に迎える。養子にしてからのベン・ハーとアリウスの顔つきがまるで違うのに気が付くはず。しかし、ベン・ハーはユダヤに帰って母と妹を見つける決心をする。さて、ここからもポイントだ。ユダヤに戻る途中で馬を4頭つないだ戦車レースの訓練をしているところに出くわす。映画では描かれていないが、ベン・ハーはローマで戦車レースをいくつもこなして優勝もしている。そこで、ちょっとアドヴァイスをしたところから馬の持ち主のアラブの族長にメッサラを負かしてくれとけしかけられる。この時のベン・ハーの表情も面白い。メッサラという名前を聞いた瞬間に表情が凍りつく。そして復讐の目が。復讐の目といえば、メッサラとのレースに出場する事を決めた時、紋章のある玄関のところで見せるベン・ハーの目だ!凄いぞ!あの目は復讐と書いてあるほど燃えて見える。さぁ、いよいよ戦車シーンだ。映画史で語り継がれるシーンだけで済ませては行けない。映画史そのもののシーンだ。「ザ・シーン」ではなく「ジ・シーン」なのだ。ベン・ハーは白馬、メッサラはギリシア式戦車で(車輪にノコギリ状の刃物が付いている)黒馬と善悪がわかりやすい。レース開始から緊張感が高まる。本物のレース場にいる臨場感がすぐに伝わってくる。相手をも鞭打つズルイメッサラとそれを凌ぐベン・ハー。後退を余儀なくされたベン・ハーはそこから2位にまで這い上がる。メッサラと並んで凄いジャンピングを見せるが、自分が若い頃母がこう言ってたのを思い出す。「当時はスタントマンなんていないから、チャールトンがいかに凄いかわかるでしょ」と。自分はそれを聞いて「すっげぇーな、ヘストン」と思っていたものだ。残念ながらあのシーンは見事にスタントを使っている。母には言わないでおこう。しかし、へストンの馬車使いはプロ並みなのは確かだ。周回を表す「魚」が残り一匹となったとき、ベン・ハーはメッサラに追いつく。メッサラは執拗にベン・ハーを鞭打つ。大ブーイングの中メッサラの戦車の車輪がベン・ハーのものに接触して外れてしまい一気に転倒!この後が見ものだ。メッサラは後続の戦車に次々と轢かれてしまう。血だらけになってメッサラを横目で見るベン・ハー。復讐を果たしたと言うよりは虚しさが残るベン・ハーの表情。医務室で足を切断されたメッサラのもとへベン・ハーが来た時のシルエット…母と娘は死んだと聞いていたベン・ハーは真実をメッサラから聞いてしまう。実は母と娘は地下牢に入れられていて生きてはいたが、癩(らい)病を患っていた。癩病患者は町から隔離され特別な谷に住んでいる。この谷がなんとも不気味だ。それを知ったベン・ハーは凄い声をあげる。足を切断されたメッサラの声も印象に残る。母と娘を一目見ようと谷を訪れるベン・ハー。しかし、二人の面倒を見ていた昔からベン・ハーのことを密かに思っていたエスターに止められる。実はここからがハイライトなのにそれに気がつかない人が多い。戦車シーンがメインなんじゃないんだ。同時進行で行われるイエス様の裁判と、十字架の処刑シーン。イエス様に会わせるのに母と娘を谷から連れ出すベン・ハー。しかし、イエス様は十字架を担いでゴルゴタの丘へと向う…ガレー船に連行され途中でイエス様に水をもらったベン・ハーはもちろんそれが誰であるかは知らなかった。しかし、十字架を担いで歩いている時に初めて水をくれた人だと言う事に気が付く。この瞬間が最高に気持ち良い!今度はベン・ハーがイエス様に水をあげる番がきた。例のあの音楽が流れてしばし平安があるが無情にも番兵に蹴飛ばされて水を口に出来ないイエス様…この演出がピカイチ。十字架にかかって亡くなった時に奇跡は起こる。母と妹の癩病が癒されて見事なハッピーエンド。ハッピーエンドと言う表現が軽く感じられる程のエンディング。見事である。アカデミー史に残る賞を受賞したが、へストンはもちろんの事助演男優賞のヒュー・グリフィスが好きだ。メッサラのところへ賭け金の相談をしに行った時、棒で金貨の入った箱の奥底まで突付くところがなんとも言えなくコミカルである。でも、どうしてスティーヴン・ボイドが助演にも主演賞にもノミネートされなかったんだろう?凄く良かったのに。まぁ〜、とにかく凄い映画である。以上、ほんのちょっとだけでした。 |
Evaluation | ★★★★ |
Country | アメリカ |
Year | 1959 |
Runtime | 222 |
Remarks | 逸話は色々とあるが、何点か気になるものを。 バート・ランカスターがベン・ハー役を断った理由は、道徳的に激し過ぎるストーリーだったからだそうだ。しかし、「しまった!」と思ったに違いない。メイキングにスクリーン・テストの模様が収録されてるのだが、なんとメッサラ役はあのレスリー・ニールセンである。笑えるぞ。本作でメッサラを演じたスティーヴン・ボイドは茶色いコンタクト・レンズをしていた。凄まじい戦車シーンでの怪我人はなく、唯一ベン・ハーが戦車から落ちそうになるシーンでスタントマンがアゴを切っただけだった。ローマでの戦車シーン撮影時にオードリー・ヘップバーンがセットを訪れた。観衆の中に彼女がカメオ出演している噂が流れたが、噂だけで出演していないらしい。 キャッチコピーは、「今、なお映画史上不滅!」「映画史上、最高のスケールと最高の感動!」 アカデミー作品賞、主演男優賞(チャールトン・ヘストン)、助演男優賞(ヒュー・グリフィス)、監督賞、撮影賞、劇・喜劇映画音楽賞、美術監督・装置賞、衣装デザイン賞、特殊効果賞、編集賞、録音賞受賞。ノミネートは、脚色賞。 NY批評家協会作品賞受賞。 ゴールデン・グローブ作品賞、助演男優賞(スティーヴン・ボイド)、監督賞、特別賞(戦車競技シーンの演出に対して)受賞。 |
Japanese Title | 地獄へ秒読み |
Original Title | TEN SECONDS TO HELL |
Director | ロバート・アルドリッチ |
Casting | ジェフ・チャンドラー ジャック・パランス マルティーヌ・キャロル ロバート・コーンスウェイト デイヴ・ウィルロック ウェズリー・アディ |
Comments | ジャック・パランスっぽいな〜。ストイックな部分が本当に彼の作品ぽかった。やっぱりこういう役やらせたらちょっと他とは違うな。爆弾処理をする緊迫したシーンには迫力がある。特に安心させておいて一旦緊張が切れた時に爆発したシーンにはハッとさせられた。それにしても、最後に残ったもう一人は汚い奴だったな。 |
Evaluation | ★★ |
Country | 米/英 |
Year | 1959 |
Runtime | 93 |
Remarks | 日本劇場未公開。 テレビタイトルは、『地獄へ10秒』 |
Japanese Title | 新生人Mr.アンドロイド |
Original Title | MAKING MR. RIGHT |
Director | スーザン・シーデルマン |
Casting | ジョン・マルコヴィッチ アン・マグナソン ベン・マスターズ ポリー・バーゲン グレン・ヘドリー ローリー・メトカーフ ハート・ボックナー スーザン・アントン |
Comments | 結構笑ったな。シンプルでありきたりなんだけど、こういうのが笑えるんだよな。また、今じゃ性格俳優のジョン・マルコヴィッチがこの手のコメディをやるから余計笑えるのかも。一人二役もなかなか良かった。残念なのは、相手役の女優が物足りなかった事。この役をもう少し名の売れたコメディアンヌがやればもっと面白かったはず。エンディングも巧くすり変わって良かった。 |
Evaluation | ★★ |
Country | アメリカ |
Year | 1987 |
Runtime | 94 |
Remarks | 日本劇場未公開。 別題は、「マルコヴィッチの新生人Mr.アンドロイド」 |
Japanese Title | ソードフィッシュ |
Original Title | SWORDFISH |
Director | ドミニク・セナ |
Casting | ジョン・トラヴォルタ ヒュー・ジャックマン ハリー・ベリー ドン・チードル ヴィニー・ジョーンズ カムリン・グライムズ サム・シェパード ルドルフ・マーティン ザック・グルニエ |
Comments | いや〜、予想以上に面白かったけど、如何せん前半に無意味なシーン、シークエンスがありすぎた。あれなんて全くなくて良いのに。それじゃなくても緊迫するシーンなのに…展開は下手するとわけがわからなくなるパターンだが、非常にわかりやすく処理していたのに好感が持てた。エンディングも色々賛否両論あるらしいけど、(一説には別のエンディングもあるとか?)あれで充分じゃないかな。納得行くものだったけど。しかし、テロリストの名前とかやばいんじゃないの?って思うほどだったが、よく公開延期にならなかったな〜と思った。キャストに関して言えば、この手でありがちな変体悪役とは一味違ったジョン・トラヴォルタがでしゃばり過ぎてなくて良かった。ある意味、彼の言う通り愛国的だと思うな。ヒュー・ジャックマンは初めてスクリーンで見たけど、ちょっと迫力不足と言うか、ハッカーには見えなかったぞ。ハリー・ベリー。良かったな。今回は役どころも良かったし、扱われ方も嫌いじゃなかった。 |
Evaluation | ★★1/2 |
Country | アメリカ |
Year | 2001 |
Runtime | 99 |
Remarks | - |
Japanese Title | クルーシブル |
Original Title | THE CRUCIBLE |
Director | ニコラス・ハイトナー |
Casting | ダニエル・デイ・ルイス ウィノナ・ライダー ポール・スコフィールド ジョーン・アレン ブルース・デイヴィソン ロブ・キャンベル ジェフリー・ジョーンズ シャーレイン・ウッダード カーロン・グレイヴス ジョージ・ゲインズ ピーター・ヴォーガン |
Comments | つまらなかったな。何よりも非常に長く感じてしまったのが敗因。そして、実際に当時起きてた事だけど、その不条理な事に納得がいかなくて腹が立ってしまった。魔女が悪いんだな、魔女が。 |
Evaluation | ★ |
Country | アメリカ |
Year | 1996 |
Runtime | 124 |
Remarks | アカデミー助演女優賞(ジョーン・アレン)、 脚色賞にそれぞれノミネート。 |
Japanese Title | 侵入者 |
Original Title | THE INTRUDER |
Director | ロジャー・コーマン |
Casting | ウィリアム・シャトナー フランク・マックスウェル ベヴァリ・ランスフォード ロバート・エムハート レオ・ゴードン チャールズ・バーンズ |
Comments | もっと期待したけど、それほどじゃなかったな。若く、悪役のウィリアム・シャトナーには迫力があったが、能書きが多すぎて飽きてしまうシーンがあったのが残念。KKK物には多い集団での嫌がらせはあったが、それほどではなく、ラストのギャフン度も今一つ盛り上がらなかった。 |
Evaluation | ★★ |
Country | アメリカ |
Year | 1961 |
Runtime | 84 |
Remarks | AKA, "I Hate Your Guts!", "Shame", "The Stranger" |
Japanese Title | アウト・オブ・タウナーズ |
Original Title | THE OUT OF TOWNERS |
Director | サム・ワイズマン |
Casting | スティーヴ・マーティン ゴールディ・ホーン ジョン・クリーズ マーク・マッキニー オリヴァー・ハドソン |
Comments | 『おかしな夫婦』のリメイクらしいが、そちらを見ずにリメイクを先に見てしまった。これはこれで結構笑えたけど、期待以上ではなかった。スティーヴ・マーティンがそれ程いやらしくなかったけど、まだまだ下品な感じを受けてしまう。ゴールディ・ホーンはさすがに老けて来たかな?それでも好きだけど…ニューヨーク市長のルドルフ・ジュリアーニ本人が市長役で登場する。 |
Evaluation | ★★ |
Country | アメリカ |
Year | 1999 |
Runtime | 91 |
Remarks | - |
Japanese Title | 男はつらいよ 奮闘篇 |
Original Title | おとこはつらいよ ふんとうへん |
Director | 山田洋次 |
Casting | 渥美清 倍賞千恵子 榊原るみ 光本幸子 ミヤコ蝶々 田中邦衛 大塚弘 柳家小さん 前田吟 三崎千恵子 太宰久雄 佐藤蛾次郎 森川信 笠智衆 |
Comments | 久々の寅さんの新作。やはり面白い。恋する相手が若過ぎる感じはしたが、寅さんだから許せるか。田中邦衛が面白かったけど、寅さんとの絡みがないのが残念。顔面満男、英語題にも注目。 |
Evaluation | ★★1/2 |
Country | 日本 |
Year | 1971 |
Runtime | 92 |
Remarks | シリーズ第7作。 AKA, "Tora-san, the Good Samaritan" |
Japanese Title | カフス |
Original Title | KUFFS |
Director | ブルース・A・エヴァンス |
Casting | クリスチャン・スレイター トニー・ゴールドウィン ミラ・ジョヴォヴィッチ ブルース・ボックスライトナー トロイ・エヴァンス ジョルジュ・デ・ラ・ペーニャ レオン・リッピー ジョシュア・キャドマン メアリー・エレン・トレイナー アシュレイ・ジャッド |
Comments | どうって事ない内容。見ても見なくても、作っても作らなくても良かった1本。不覚にもアシュレイ・ジャッドに気が付かなかったな… |
Evaluation | ★ |
Country | アメリカ |
Year | 1992 |
Runtime | 101 |
Remarks | キャッチコピーは、「この俺に、ヒーローなんて似合わない…ハズだった!!」 |
Japanese Title | 大侵略 |
Original Title | PLAY DIRTY |
Director | アンドレ・ド・トス |
Casting | マイケル・ケイン ナイジェル・グリーン ナイジェル・ダヴェンポート ハリー・アンドリュース パトリック・ジョーダン ダニエル・パイロン マーティン・バーランド |
Comments | いや〜、久々に戦争映画で楽しんだ。なかなかの佳作。マイケル・ケインが相変わらずジョン・レノンに似てたが(本当は逆か…)、面白い雰囲気を出していた。彼を取り巻く周りの役者たちはノーネームのわりには雰囲気があって良かった。展開は非常に好き。しかし、エンディングの弱さに驚いてしまう!せっかく任務を成し遂げてあの終わり方(白旗を揚げてるにもかかわらず見方のイギリス軍に撃たれて死ぬ)は無いよな〜。しかもその時の台詞!「すみません。白旗が見えませんでした」「次からは気をつけろ」だって。エンディング次第では★★★付けようと思ってたけど…崖を登るジープのシーンは必見! |
Evaluation | ★★1/2 |
Country | イギリス |
Year | 1968 |
Runtime | 117 |
Remarks | - |
Japanese Title | ハリー・ポッターと賢者の石 |
Original Title | HARRY POTTER & THE SORCERER'S STONE |
Director | クリス・コロンバス |
Casting | ダニエル・ラドクリフ ルパート・グリント エマ・ワトソン リチャード・ハリス マギー・スミス アラン・リックマン イアン・ハート ロビー・コルトレーン リチャード・グリフィス フィオナ・ショウ ジョン・クリーズ |
Comments | ポッター・ファンには申し訳ないけど、非常につまらない。子供騙しというか、子供も騙されないぞ。その前に子供は長さに参るだろう。魔術がうけるなんて世の中も切羽詰ってるな。何だあの競技は?空飛んでんなら地面のフィールドは要らないんじゃないの?映像的にはCMで全部良いとこ見せてるのでCMで充分だな。賢者の石って引っ張り過ぎて何の意味もないと思うんだけど… |
Evaluation | ★ |
Country | アメリカ |
Year | 2001 |
Runtime | 152 |
Remarks | ハリー・ポッターのミドルネームはジェイムズ。 リチャード・ハリスが本作に出演した唯一の理由は、孫が出なかったら一生話しをしないと脅迫したから。それじゃないとこんな映画でたく無かっただろうな〜。 |
Japanese Title | マネートレーダー 銀行崩壊 |
Original Title | MONEY TRADER |
Director | ジェームズ・ディアデン |
Casting | ユアン・マクレガー アンナ・フリエル イヴ・ベネトン ベッツィ・ブラントリー キャロライン・ラングリッシュ ナイジェル・リンゼイ ティム・マッキナリー リー・ロス サイモン・シェパード トム・ウー ダニエル・ヨーク アイリーン・ン ジョン・スタンディング |
Comments | イギリスのベアリングズ銀行破綻の実話。実話だとは思いもしなかったが、結構面白かった。銀行を破綻させた張本人のニック・リーソンの獄中手記を映画化したもの。ユアン・マクレガーは良かったな〜。だんだん嵌って行く様を良く演じていたし、切羽詰ったところは見事だったな。自分の中で苦手なジャンルの経済、マネートレーディングも意外とわかりやすかった。でも、こんな最近のニュースなのに好きなジャンルじゃないから全然覚えてないな…勉強になりました。近代イギリス映画にしては上出来です。 |
Evaluation | ★★1/2 |
Country | イギリス |
Year | 1998 |
Runtime | 104 |
Remarks | キャッチコピーは、「20世紀最大の金融サスペンス1995年2月27日、全世界に衝撃のニュースが流れた」 AKA, "ROGUE TRADER" |
Japanese Title | ゴッドファーザー |
Original Title | THE GODFATHER |
Director | フランシス・フォード・コッポラ |
Casting | マーロン・ブランド アル・パチーノ ジェームズ・カーン ジョン・カザール ダイアン・キートン ロバート・デュヴァル リチャード・カステラーノ タリア・シャイア スターリング・ヘイドン ジョン・マーリー リチャード・コンテ アル・レッティエリ フランコ・チッティ ジャンニ・ルッソ ルディ・ボンド アレックス・ロッコ シモネッタ・ステファネッリ アンジェロ・インファンティ |
Comments | 『ゴッドファーザー・エピック』じゃ無くてTを単独で見たのは久し振り。いきなりマーロン・ブランドのオフィスで始まるからなんてったって良い。マーロンの魅力たっぷりのTだが、まだまだ家族の雰囲気をたっぷりと楽しめるのがこのTの良いところ。また、馬の頭シーンはいつもゾクゾクする見逃せないシーンだ。ロバート・デュヴァルはもちろんの事、短気のジェームズ・カーン、頼りないけど愛情のある“フレド”ことジョン・カザール、そしてスターリング・ヘイドンが意外な出演で好感が持てる。まぁ、説明、感想はエピックの方で結構してるので今回は備考で豆知識を色々入れてみたのでご参考に。 "Where's Michael?" |
Evaluation | ★★★★ |
Country | アメリカ |
Year | 1972 |
Runtime | 175 |
Remarks | ウォーレン・ビーティ、ジャック・ニコルソン、ダスティン・ホフマンがマイケル役をオファーされたが3人とも断ったらしい。どうして??ロバート・レッドフォードやライアン・オニールもマイケル役として考えられていた。噂では、バート・レイノルズがマイケルの役をする予定だったが、マーロン・ブランドが彼とは演技をしないといったとか…レイノルズはテレビ俳優と言う考えがブランドにはあったらしい。 ヴィトにはローレンス・オリヴィエの名前も挙がった。 ブランドはヴィトをブルドッグのような顔にしたいと考えていてスクリーン・テストで頬に綿を詰めたのは有名な話。本番では歯科医に専用の器具を作ってもらってそれを口に入れていた。アル・パチーノも器具を咥えていたのは不覚にも今回初めて知った… 例の馬の頭のシーンだが、リハーサルで使ったのは偽物で本番では本物の馬の頭を使った。動物愛護団体からの苦情は当時は無かったのだろうか。 ソニーがカルロにヤキを入れるシーンでは実際に彼(ジャンニ・ルッソ)の肋骨を折ってしまった。 ルカ・ブラジ役のレニー・モンタナはマーロン・ブランドと共演するに当たって非常に緊張していて最初の共演シーンでドモってしまってが、コッポラはそれを気に入って本編で使用した。それで、その前のスピーチを練習しているシーンは後で撮った。確かにマーロンはちょっと笑ってるよな? |
Japanese Title | ゴッドファーザー PARTU |
Original Title | THE GODFATHER PARTII |
Director | フランシス・フォード・コッポラ |
Casting | アル・パチーノ ロバート・デュヴァル ダイアン・キートン ロバート・デ・ニーロ ジョン・カザール タリア・シャイア リー・ストラスバーグ マイケル・V・ガッツォ マリアンナ・ヒル ハリー・ディーン・スタントン ダニー・アイエロ ジェームズ・カーン トロイ・ドナヒュー ジョー・スピネル ガストーネ・モスキン |
Comments | アル・パチーノが“ドン”になってからは非常に怖い…完全に「ボス」になっていて、コーザ・ノストラを感じさせる。パチーノの雰囲気は非常に良い。ロバート・デュヴァルの扱いが可哀想。このシリーズの唯一のミス・キャストと言えるダイアン・キートンの出番が少ないだけ幸せだ。ヴィトの若い頃を演じたロバート・デ・ニーロは僕の中では完璧ではない。それよりそのヴィトの最初の「殺され役」の“ファヌーチ”の方が断然良い!ズルさ満点の演技である。ジョン・カザールはつくづく可哀想…フランキー役のマイケル・V・ガッツォもオイシイ役どころ。トム・ヘイゲンに説得されるラスト近くは非情ではあるが、でも、こう言うことなのである…これで自殺も納得済みなのである… |
Evaluation | ★★★★ |
Country | アメリカ |
Year | 1974 |
Runtime | 200 |
Remarks | キャッチコピーは、「巨大な組織を若い新しいゴッドファーザーが受け継いだ」 ロバート・デ・ニーロは役の準備の為にシシリーに住んだ。マリオ・プーゾとコッポラはフレドを殺してしまう事について意見が対立したが、プーゾは母が死んだ後なら納得がいくと折れたらしい。 マイケルがハイマン・ロスの家を訪れた時にテレビで見ているフットボールゲームはUSC(南カリフォルニア大)対ノートルダム大である。 |
Japanese Title | バード・オン・ワイヤー |
Original Title | BIRD ON A WIRE |
Director | ジョン・バダム |
Casting | メル・ギブソン ゴールディ・ホーン デヴィッド・キャラダイン ビル・デューク スティーヴン・トボロウスキー ジョーン・セヴェランス ジェフ・コーリイ |
Comments | 期待以上ではなかった…ブツブツ言うゴールディ・ホーンに腹を立てるメル・ギブソンが可笑しいくらい…あとは展開もエンディングもイマイチ…動物園でのエンディングアクションシーン… |
Evaluation | ★2/3 |
Country | アメリカ |
Year | 1990 |
Runtime | 111 |
Remarks | キャッチコピーは、「もと恋人たちの再会は小雨の煙るデトロイト。彼のヒップに銃弾が命中した夜のことだった…」 クレジットが下から上へじゃなくて、上から下へ流れる。 |
Japanese Title | マルコヴィッチの穴 |
Original Title | BEING JOHN MALKOVICH |
Director | スパイク・ジョーンズ |
Casting | ジョン・キューザック キャメロン・ディアス キャサリン・キーナー オーソン・ビーン メアリー・ケイ・プレイス W・アール・ブラウン チャーリー・シーン ジョン・マルコヴィッチ ブラッド・ピット ウィノナ・ライダー |
Comments | 奇想天外ではある…が、凄く面白いとは言えない。下品なところもあるし…7と1/2階のフロアは面白いが、その説明がつまらない。キャメロン・ディアスについてはノー・コメント。個人的に受けたのは、マルコヴィッチの友人がチャーリー・シーンだってところ。理由は必要無いが気になるのは気になる。カメオでブラッド・ピット、ウィノナ・“万引き”ライダーが登場する。 |
Evaluation | ★★ |
Country | アメリカ |
Year | 1999 |
Runtime | 112 |
Remarks | 監督スパイク・ジョーンズの妻はソフィア・コッポラ。 アカデミー助演女優賞(キャサリン・キーナー)監督賞、脚本賞にそれぞれノミネート。 NY批評家協会初監督作品賞(スパイク・ジョーンズ)、助演男優賞(ジョン・マルコヴィッチ)、助演女優賞(キャサリン・キーナー)受賞。 LA批評家協会脚本賞受賞。 オリジナルの脚本ではマルコヴィッチの友人はケヴィン・ベーコンだった!これでも結構受けたかもしれない! |
Japanese Title | 驚異の透明人間 |
Original Title | THE AMAZING TRANSPARENT MAN |
Director | エドガー・G・ウルマー |
Casting | マーゲリット・チャップマン ダグラス・ケネディ ジェームズ・グリフィス アイヴァン・トリーソール |
Comments | 10本振りの白黒映画にしては物足りなかった。このての空想科学者は非常に好きだが、ちょっと見飽きた内容ではある。何か奇抜なアイディアでもないと標準の壁を越える事は出来ない…残念。 |
Evaluation | ★ |
Country | アメリカ |
Year | 1959 |
Runtime | 58 |
Remarks | 日本劇場未公開。 |
Japanese Title | フィッシャー・キング |
Original Title | THE FISHER KING |
Director | テリー・ギリアム |
Casting | ロビン・ウィリアムズ ジェフ・ブリッジス マーセデス・ルール アマンダ・プラマー キャシー・ナジミー |
Comments | 長い。長〜い映画。退屈。ロビン・ウィリアムズとジェフ・ブリッジスでどれだけの事を想像したことか!期待大だっただけに非常にがっかり。★が1個あるだけ有り難いと思え。 |
Evaluation | ★ |
Country | アメリカ |
Year | 1991 |
Runtime | 137 |
Remarks | キャッチコピーは、「ふたりのドラマは、やさしくアナーキー」 アカデミー主演男優賞(ロビン・ウィリアムズ)、脚本、作曲賞、美術(監督)賞、美術(装置)賞にそれぞれノミネート。受賞は、助演女優賞(マーセデス・ルール) ヴェネチア国際映画祭銀獅子賞(テリー・ギリアム)受賞。 LA批評家協会女優賞(マーセデス・ルール)受賞。 ゴールデン・グローブ男優賞(ロビン・ウィリアムズ)、助演女優賞(マーセデス・ルール)受賞。 ブルース・ウィリスがオーディションを受けた。 |
Japanese Title | ドグマ |
Original Title | DOGMA |
Director | ケヴィン・スミス |
Casting | ベン・アフレック マット・デイモン リンダ・フィオレンティーノ サルマ・ハエック ジェイソン・リー ジェイソン・ミューズ アラン・リックマン クリス・ロック バッド・コート ジョージ・カーリン アラニス・モリセット |
Comments | 問題作ってのは良くわかる。こういうのに限って面白くないけど、これも然り。出てる奴はほとんど嫌いな奴ばかりだ。今後もよっぽど良い役やらないとこれは拭えないぞサイレント・ボブとか面白いのにな…まぁ〜キリスト教をバカにしてるよ。ただ一点妙に納得がいった台詞があった。「大量虐殺はサッカーの次に骨の折れる仕事だ」うまい! |
Evaluation | 1/2 |
Country | アメリカ |
Year | 1999 |
Runtime | 129 |
Remarks | ラジー賞ワースト助演女優賞(サルマ・ハエック)受賞。 |
Japanese Title | 黄昏 |
Original Title | CARRIE |
Director | ウィリアム・ワイラー |
Casting | ジェニファー・ジョーンズ ローレンス・オリヴィエ ミリアム・ホプキンス エディ・アルバート ベイジル・ルイスデール レイ・ティール |
Comments | ウィリアム・ワイラーものにしては腑に落ちないというかつまらないと言うか…ジェニファー・ジョーンズをどうにかしてくれ!彼女出演の映画をついつい見てしまう自分もどうにかしてくれ!ローレンス・オリヴィエは良かったんだけどな〜。残念! |
Evaluation | ★1/2 |
Country | アメリカ |
Year | 1951 |
Runtime | 122 |
Remarks | アカデミー美術監督・装置賞(白黒)、衣装デザイン賞(白黒)にそれぞれノミネート。 |
Japanese Title | エドtv |
Original Title | ED TV |
Director | ロン・ハワード |
Casting | マシュー・マコノヒー ウディ・ハレルソン ジェナ・エルフマン マーティン・ランドー デニス・ホッパー エレン・デジュネレス エリザベス・ハーレイ サリー・カークランド ロブ・ライナー |
Comments | 久々のヒット作。ロン・ハワードは監督としては凄いよ、やっぱり。『アメグラ』の“スチーブ”も良かったけどさ…『トゥルーマン・ショー』が好きだったら本作も楽しめるはず。『トゥルーマン〜』は撮られている事を知らないが、本作は最初から了承済み。それが狙いである。キャスティングが気に入った。マシュー・マコノヒーとウディ・ハレルソンが兄弟って設定が特に良い。義父のマーティン・ランドーは良かったけど、実父がデニス・ホッパーだったのには驚き。展開はなんとなく見えてるけど飽きる事は無かったな。 |
Evaluation | ★★1/2 |
Country | アメリカ |
Year | 1998 |
Runtime | 123 |
Remarks | - |
Japanese Title | わが心のボルチモア |
Original Title | AVALON |
Director | バリー・レヴィンソン |
Casting | アーミン・ミューラー・スタール ジョーン・プロウライト エイダン・クイン レオ・ヒュークス エリザベス・パーキンス ルー・ジャコビ イヴ・ゴードン ケヴィン・ポラック イライジャ・ウッド トム・ウッド |
Comments | ハート・ウォーミングだった。アーミン・ミューラー・スタールがなんてったって良い。息子のエイダン・クイン、その息子のイライジャ・ウッドが可愛い。エリザベス・パーキンスはエイダン・クインの妻だが、もう少しだった…お父さんの店の火事の原因は自分だと告白する勇気が気持ち良いが、火事の原因が地下室(火遊びしていたところ)ではなく4階だったって演出は尚良かった。時代背景が40〜60年代だけに登場する車には注目。印象に残ったのは、イライジャが大人になって自分の息子を御爺さんの所に連れて行くが、老人ホームを出るとことで息子が、「あの人どうして変な英語を喋ってたの?」という台詞。もう時代が移民の時代では無くなっている…ノスタルジックだ。 |
Evaluation | ★★1/2 |
Country | アメリカ |
Year | 1990 |
Runtime | 127 |
Remarks | キャッチコピーは、「1914年、私はアメリカに渡った。そこは見たことのないような美しい街だった。熱き想い=アメリカン・ドリーム」 アカデミー脚本賞、撮影賞、作曲賞、衣裳デザイン賞にそれぞれノミネート。 |
Japanese Title | スパイ・ゲーム |
Original Title | SPY GAME |
Director | トニー・スコット |
Casting | ロバート・レッドフォード ブラッド・ピット キャサリン・マコーマック スティーヴン・ディレイン ラリー・ブリッグマン マリアンヌ・ジャン・バプティスト オミッド・ジャリリ シャーロット・ランプリング |
Comments | 内容的にはもう一つなんだけど、やっぱりレッドフォードだよ!凄いよ。ブラピを助け出そうとする努力を怠らない。その為ならCIAをも騙してしまう。「オペレーション・ディナー・アウト」なんて泣かせる演出だった。ブラピ映画というよりはレッドフォード映画かな。この二人にギャラが行ったせいか、残りのキャストは光ったものはなかったが、しかし、嫌われ役、助け役など皆ハッキリとしてわかりやすい役で好感が持てた。パドレスのベースボール・キャップを被ったブラピはちょっと可笑しかった。それにしても、レッドフォードは老けはしたが渋みをまして、より一層カッコ良くなったな。 |
Evaluation | ★★1/3 |
Country | アメリカ |
Year | 2001 |
Runtime | 127 |
Remarks | キャッチコピーは、「美しい獣たちのミッションが始まる!」 |
Japanese Title | 殴られる男 |
Original Title | THE HARDER THEY FALL |
Director | マーク・ロブソン |
Casting | ハンフリー・ボガート ロッド・スタイガー マイク・レイン ジャン・スターリング マックス・ベア エドワード・アンドリュース ジャック・アルバートソン |
Comments | ボギーの遺作。それだけで満足。ニヒルなボギーが存分に楽しめる。元から悪玉ではないが、だんだんと正義に目覚める展開は悪くない。悪玉と言えば、ロッド・スタイガーだ。こいつも相変わらず熱血漢で凄かったな。非情な態度、金への執着心までは感じなかったが、抑揚のないボギーとは正反対の演技で楽しめる。ボクシング・シーンは大したことなかった。そもそもファイト・シーンがメインって訳じゃないし。少なくともそう思う。やっぱり、ボギーだよ。最後の男気がまた良いじゃない。ボギー万歳! |
Evaluation | ★★ |
Country | アメリカ |
Year | 1956 |
Runtime | 109 |
Remarks | アカデミー撮影賞(白黒)にノミネート。 |
Japanese Title | ピッチブラック |
Original Title | PITCH BLACK |
Director | デヴィッド・トゥーヒー |
Casting | ラダ・ミッチェル コール・ハウザー ヴィン・ディーゼル キース・デヴィッド ルイス・フィッツジェラルド クローディア・ブラック リアンナ・グリフィス ジョン・ムーア サイモン・バーク |
Comments | なんじゃ、こりゃ?ピッチブラックって言うんだから最初から攻めて来いよ!1時間経ってから真っ暗になるんだもん…展開はまるで『エイリアン』だった。キャストはキース・デヴィッド以外誰も知らんじゃ!全然怖くない! |
Evaluation | 1/2 |
Country | アメリカ |
Year | 2000 |
Runtime | 108 |
Remarks | キャッチコピーは、「暗闇に何が見える22年に一度の皆既日食が、光の惑星を恐怖で染める」 ロケーションが『マッドマックス』と同じだって!どうりで面白くないと思ったよ! |
Japanese Title | 破滅の銃弾 ハーヴェイ・ミルク殺人事件 |
Original Title | EXECUTION OF JUSTICE |
Director | レオン・イチャソ |
Casting | ティム・デイリー ピーター・コヨーテ スティーヴン・ヤング カリル・ケイン |
Comments | 実話っていっても映画にするほどの題材じゃないだろう!ビデオ撮影もあったりして、ドキュメンタリー・タッチにしようとしてるけど、チープになってるだけだった。ゲイを貶してるのか、擁護してるのかもわからなかった。 |
Evaluation | ★ |
Country | アメリカ |
Year | 1999 |
Runtime | 103 |
Remarks | 別題は、「射殺」 米テレビ映画。 |
Japanese Title | バニラ・スカイ |
Original Title | VANILLA SKY |
Director | キャメロン・クロウ |
Casting | トム・クルーズ ペネロペ・クルス カート・ラッセル キャメロン・ディアス ジェイソン・リー ジョニー・ガレッキ W・アール・ブラウン ジェニファー・アスペン アリシア・ウィット ノア・テイラー ティルダ・スウィントン |
Comments | やっちゃった!スペイン映画をリメイクなんてするからこういうことになるんだぞ!トム君!面白くないよ!これはサスペンスって言って良いのかな?あんたの夢、幻想の世界なんて見たくないよ。マジな話で攻めて来いよ。『シックス・センス』より酷いぞ、まったく。長く、つまらない映画を見たい方は是非。トムの『エレファント・マン フェイス』も見られます。 |
Evaluation | ★ |
Country | アメリカ |
Year | 2001 |
Runtime | 137 |
Remarks | キャッチコピーは、「人はさらなる夢に手を伸ばすそれがたとえ悪夢であっても…」 どうしてポールが主題歌を? |
Japanese Title | 大砂塵 |
Original Title | JOHNNY GUITAR |
Director | ニコラス・レイ |
Casting | スターリング・ヘイドン ジョーン・クロフォード スコット・ブラディ マーセデス・マッケンブリッジ ウォード・ボンド ベン・クーパー デニス・ホッパー アーネスト・ボーグナイン ジョン・キャラダイン ローヤル・ダーノ |
Comments | いや〜、曲もキャストもハマッてて大変面白かった。「ジャニー・ギター」が名うてのガンマンの片鱗を見せるシーン、そして本当のガンマンだって言う事がわかるシーンはわかっていても気持ちが良い。ジョーン・クロフォードは役的に言うと『何がジェーンに起ったか?』のベティ・デイヴィスの方だよな。強いイメージがあったがこれまた良かったよ。この映画のヒロイン、主賓は彼女である。スターリング・ヘイドンが「ジャニー・ギター」だとは思わなかった。イメージ的にはモンゴメリー・クリフトあたりだもんな。でも、彼女を引き立てる意味では非常に大事な役である。白黒をカラーにした感じを受けたけど、着色?それとも初めからカラー? |
Evaluation | ★★2/3 |
Country | アメリカ |
Year | 1954 |
Runtime | 109 |
Remarks | - |
Japanese Title | 裏窓 |
Original Title | REAR WINDOW |
Director | アルフレッド・ヒッチコック |
Casting | ジェームズ・スチュワート グレイス・ケリー レイモンド・バー セルマ・リッター ウェンデル・コーリイ |
Comments | いいね〜。今年最後の1本になるかな?だとしたら「終わり良ければすべて良し」で締るんだけど。ジェームズ・スチュワートが足を掻こうとするシークエンスなんてたまらないな。掻いた後の爽快感の演技も見事。フラッシュを使った演出もヒッチぽくて最高だ。ジェームズ・スチュワートが窓から落ちて、今度は両足にギプスって落ちも見事だ。全部の映画が見終わってこんなに気分爽快だったらいいな〜。 |
Evaluation | ★★★★ |
Country | アメリカ |
Year | 1954 |
Runtime | 103 |
Remarks | アカデミー監督賞、脚色賞、撮影賞、録音賞にそれぞれノミネート。 NY批評家協会女優賞(グレイス・ケリー)受賞。 |