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2008

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61

Japanese Title 虎鮫島脱獄
Original Title THE PRISONER OF SHARK ISLAND
Director ジョン・フォード
Casting ワーナー・バクスター
ジョン・キャラダイン
グロリア・スチュアート
クロード・ギリングウォーター
ハリー・ケリー
アーサー・バイロン
アーネスト・ホイットマン
フランシス・フォード
フレッド・コーラー・Jr
Comments フォードは手堅い。この時代の作品でココまで見せるって本当に至難の業だと思う。そういう意味じゃ、今の時代の映画製作者は困るだろうな。リンカーンが戦利品として「ディキシー」をバンドに演奏させるシーンが印象的。ラストでも効果的に「ディキシー」が使われる。孫らしき幼い子供に南北戦争の原因を力説するおじいちゃんが笑える。こういう演出も実にフォードらしい。
Evaluation ★★
Country アメリカ
Year 1936
Runtime 95
Remarks -

62

Japanese Title 氷の微笑
Original Title BASIC INSTINCT
Director ポール・ヴァーホーヴェン
Casting マイケル・ダグラス
シャロン・ストーン
ジョージ・ズンザ
ジーン・トリプルホーン
レイラニ・サレル
ドロシー・マローン
ウェイン・ナイト
デニス・アーント
ブルース・A・ヤング
チェルシー・ロス
ダニエル・フォン・バーゲン
スティーヴン・トボロウスキー
ジェームズ・レブホーン
Comments データベース未掲載作品を積極的に見てるけど、もう見なくてもいい作品ってのも結構あるもんだ。これもその一つ。これって、犯人当てにしては物足りないし、刑事モノと見るのもおかしい。ホラーではないし。だとしたら、ただのセックス映画。そんなの興味ないわい!!
Evaluation 1/2
Country アメリカ
Year 1992
Runtime 128
Remarks キャッチコピーは、「そのとき、女は美しい凶器。」
アカデミー作曲賞 、編集賞にそれぞれノミネート。
カンヌ国際映画祭パルム・ドールにそれぞれノミネート。
ゴールデン・グローブ女優賞(シャロン・ストーン)、音楽賞にそれぞれノミネート。ラジーワースト主演男優賞(マイケル・ダグラス)、ワースト助演女優賞(ジーン・トリプルホーン)、ワースト新人賞(シャロン・ストーン)にそれぞれノミネート。
MTVムービー・アワード作品賞、男優賞(マイケル・ダグラス)、コンビ賞(シャロン・ストーン、マイケル・ダグラス)にノミネート。女優賞、魅惑的な女優賞(シャロン・ストーン)受賞。
日本アカデミー外国作品賞にノミネート。

63

Japanese Title ファイナル・カット
Original Title THE FINAL CUT
Director オマー・ナイーム
Casting ロビン・ウィリアムズ
ミラ・ソルヴィノ
ジム・カヴィーゼル
ミミ・カジク
ステファニー・ロマノフ
トム・ビショップス
ブレンダン・フレッチャー
ヴィンセント・ゲイル
ジュヌヴィエーヴ・ビークナー
Comments カナダ/ドイツ作品にロビン・ウィリアムズなんて・・・って思ったけど、彼結構幅広く演技できるからね。器用な奴だ。うまいよ。しかし、SFチックなのはちょっと苦手と見た。主人公とのギャップがありすぎる感じを受けた。アイディアは良いけど、新鮮味って程のものではない。編集する時に使うキーボードが木製だったけど、あんなの本当にあるのだろうか?あるなら是非とも欲しいな。ミラ・ソルヴィーノとかジム・カヴィーゼルとかなんかもったいないというか活かしきれてない感じがした。
Evaluation ★1/2
Country カナダ/ドイツ
Year 2004
Runtime 94
Remarks -

64

Japanese Title ダウン・イン・ザ・バレー
Original Title DOWN IN THE VALLEY
Director デヴィッド・ジェイコブソン
Casting エドワード・ノートン
エヴァン・レイチェル・ウッド
デヴィッド・モース
ブルース・ダーン
ロリー・カルキン
アーテル・カヤルー
エレン・バースティン
ジョン・ディール
アヴィヴァ
Comments エドワード・ノートンは好きな役者。何をやっても許せるまでいかないけど、自分の世界ってのを持ってるのは確かだと思う。本作もそんな彼の雰囲気が漂う。監督こそしてないまでも製作に携わっているのでやる気が伺える。結局のところ彼が求めてたものが何だったかはよくわからなかったけど、現代に生きるカウボーイを気取ってる変な奴って雰囲気は十分にあった。ちょっとジキルとハイド的でもある。ガソリン・スタンドでエヴァン・レイチェル・ウッドをはじめて見た時の一連のシーンが印象的。なかなかグッと来るものがあります。役名のトーブがオクトーバーの短縮だとは思わなかった!この女優初見であるが他の作品でも見てみたい気がした。ちょっと待てよ・・・『シモーヌ』に出てたんだ・・・印象なし。あ〜あ〜あ〜、ロニー役はカルキン兄弟の一人か!うん、似てる似てる。
Evaluation
Country アメリカ
Year 2005
Runtime 112
Remarks キャッチコピーは、「君は谷間に吹く風」

65

Japanese Title ドク・ハリウッド
Original Title DOC HOLLYWOOD
Director マイケル・ケイトン・ジョーンズ
Casting マイケル・J・フォックス
ジュリー・ワーナー
ブリジット・フォンダ
ウディ・ハレルソン
バーナード・ヒューズ
デヴィッド・オグデン・スタイアーズ
フランシス・スターンハーゲン
ジョージ・ハミルトン
アイダ・バード
ロバーツ・ブロッサム
Comments マイケル・J・フォックスっていつまでも童顔で憎めないいいやつだな。大した映画に出てなくてもなんか許せちゃうしな…なんかのリメイクだとおもったんだけど、違うのかな…ケイリー・グラント主演の…やっぱり違うか?ブリジット・フォンダとかウディ・ハレルソンの田舎者ぶりも結構笑える。
Evaluation ★1/2
Country アメリカ
Year 1991
Runtime 104
Remarks キャッチコピーは、「マイケルは名ドクター!?そっと貴女に教えます。素敵な恋の処方箋。」
マイケル・J・フォックスはこの映画の撮影前にパーキンソン病と診断された。

66

Japanese Title 暴行
Original Title THE OUTRAGE
Director マーティン・リット
Casting ポール・ニューマン
ローレンス・ハーヴェイ
エドワード・G・ロビンソン
クレア・ブルーム
ウィリアム・シャトナー
ハワード・ダ・シルヴァ
アルバート・サルミ
トーマス・チャルマーズ
ポール・フィックス
Comments 黒澤の『羅生門』のリメイク。自分が見た理由はポールが出演してるからで、『羅生門』のリメイクだってことは見る寸前に知った。まさか、ポールがメキシコ人を演じてるとはねぇ〜…!いつも思うけど『羅生門』より筋立てがわかりやすかったよ。一本の映画としても十分見られたし。それなりに満足。
Evaluation ★1/2
Country アメリカ
Year 1963
Runtime 98
Remarks -

67

Japanese Title 幸せのちから
Original Title THE PURSUIT OF HAPPYNESS
Director ガブリエレ・ムッチーノ
Casting ウィル・スミス
ジェイデン・クリストファー・サイア・
スミス
タンディ・ニュートン
ブライアン・ホウ
ジェームズ・カレン
カート・フラー
ダン・カステラネタ
タカヨ・フィッシャー
ケヴィン・ウェスト
ジョージ・K・チェン
Comments なんだか盛り上がりに欠ける内容だなぁ〜ってクライマックスを迎え思っていたらどういう訳か涙がポロポロ…こりゃ、変だぞ。頭とは裏腹に心が反応している!こんな気持ちは初めてだ…なぜだ…あっ、もしかして…今や一児の父親となった自分がいた…この程度で泣くようになったってことか…実話強しと同時に家族ものに一層弱くなった自分を感じた。ウィル・スミス親子がなかなかいい。
Evaluation ★★
Country アメリカ
Year 2006
Runtime 117
Remarks キャッチコピーは、「この手は、離さない─全財産21ドルから立ち上がった父子の、実話に基づいた感動作。」
アカデミー主演男優賞(ウィル・スミス)にノミネート。
ゴールデン・グローブ男優賞(ウィル・スミス)、歌曲賞にそれぞれノミネート。
放送映画批評家協会主演男優賞(ウィル・スミス)、若手男優賞(ジェイデン・クリストファー・サイア・スミス)にそれぞれノミネート。
MTVムービー・アワード演技賞(ウィル・スミス)にノミネート。ブレイクスルー演技賞(ジェイデン・クリストファー・サイア・スミス)受賞。

68

Japanese Title ルパン三世 カリオストロの城
Original Title るぱんさんせい かりおすとろのしろ
Director 宮崎駿
Casting 声の出演:
山田康雄
小林清志
増山江威子
井上真樹夫
納谷悟郎
島本須美
石田太郎
宮内幸平
永井一郎
山岡葉子
常泉忠通
梓欽造
平林尚三
寺島幹夫
野島昭生
鎌田順吉
阪脩
松岡重治
Comments この14年で2回しか見てないなんて信じられないほど、アニメの枠を超えて非常に楽しめる佳作。海外でも結構評価のある作品となったようだ。いつの間にか映画タイトルまで付いている。思い出すのは公開当時、『Mr. Boo!ギャンブル大将』と同時上映だったこと。予算の関係でストーリーを削っているらしいが、果たして完全版は存在するのか?あれば見てみたいが…それにしても、実写版を見てるようなスムーズさ。宮崎駿作品の中では群を抜いて一番良い作品だ。
Evaluation ★★★
Country 日本
Year 1979
Runtime 100
Remarks AKA, "The Castle of Cagliostro"
キャッチコピーは、「生きては還れぬ謎の古城でついにめぐり逢った最強の敵!」

69

Japanese Title アンデス地獄の彷徨
Original Title SURVIVE!
Director ルネ・カルドナ
Casting ヒューゴ・スティグリッツ
ノーマ・ラザレノ
ラズ・マリア・アグィラー
フェルナンド・ララナーガ
ロレンツォ・デ・ロダス
パブロ・フェレル
ホセ・モレノ
フェルナンド・パラヴィシーニ
Comments はっきり言うと、こっちの方が『生きてこそ』より原作に忠実かもしれない。まぁ、少なくとも原作で語られているシーンを忠実に再現した場面がある。残念ながら見終わって思い出せれるのはプラテーロの内蔵が飛び出たシーンだけだけど…。陳腐くさいのは確かに否めないが、妙に明るいBGMと機内での様子その他忠実なシーンがあるだけに憎めない一作である。
Evaluation ★★
Country メキシコ
Year 1976
Runtime 82
Remarks 日本劇場未公開。
AKA, "SUPERVIVIENTES DE LOS ANDES"

70

Japanese Title 遊星からの物体X
Original Title THE THING
Director ジョン・カーペンター
Casting カート・ラッセル
A・ウィルフォード・ブリムリー
リチャード・ダイサート
ドナルド・モファット
T・K・カーター
デヴィッド・クレノン
キース・デヴィッド
チャールズ・ハラハン
ピーター・マローニー
リチャード・メイサー
ジョエル・ポリス
トーマス・G・ウェイツ
ノーバート・ウェイサー
ラリー・フランコ
Comments 昨年、久々にオリジナルを見て、このリメイクも早く見たかったんだけど、今頃になってしまった。しかも、字幕なしの久々のオリジナル音声での鑑賞。こっちはもっとグロテスクだな。『遊星よりの〜』は迫りくる恐怖がメインで、ヴィジュアル的には怖くはなかった。ジョン・カーペンターだけあってこっちはバリバリ気持ち悪い。カート・ラッセルもぴったりって感じだった。キース・デヴィッドの出演もうれしかった。
Evaluation ★★
Country アメリカ
Year 1982
Runtime 109
Remarks ラジーワースト音楽賞にノミネート。

71

Japanese Title アンデスの聖餐
Original Title LA ODISEA DE LOS ANDES
Director アルバロ・J・コバセビッチ
Casting -
Comments 本作品と(ドキュメンタリー+やらせ風だが)『生きてこそ』『アンデス地獄の彷徨』は3部作、三位一体で見ることを勧める。なぜならどれにも良い点があってどれにも悪い点があるからだ。本作の悪い点は、まず制作国がブラジルだからかどうか知らないが、スペイン語のインタヴューが全て吹き替え字幕なしなのである!この為に何度もスペイン語習得を考えたが実現に至ってはいない。日本語ナレーション部分が当てられてるのは新しく入手した今までとは別の原作から判断するとエチャバレンのお父さんだろうな。そして、やたらインタヴューを受けているのはヴィシンティンかな?音楽が強烈な印象を残す。
Evaluation ★★1/2
Country ブラジル
Year 1975
Runtime 99
Remarks キャッチコピーは、「安らかな〈死〉ではなく、凄まじい〈生存〉を選んだ!これは恐るべき真実の記録である!」

72

Japanese Title 青春大統領
Original Title せいしゅんだいとうりょう
Director 江崎実生
Casting 石原裕次郎
飯野おさみ
真家ひろみ
中谷良
浅丘ルリ子
二谷英明
鈴木瑞穂
あおい輝彦
久遠利三
久松洪介
宮崎準
桂小金治
佐野浅夫
嵯峨善兵
山田禅二
杉江弘
晴海勇三
雪丘恵介
滝沢修
中平哲仟
長弘
浜口竜哉
磯部玉枝
弘松三郎
糸賀靖雄
西原泰江
長尾敏之助
島村謙二
峰三平
柳瀬志郎
英原穰二
岩手征四郎
木崎一郎
本目雅昭
高尾弘志
根本儀幸
裕圭子
Comments ジャニーズが出てくるとは思わなかった!しかも、一人はあおい輝彦。演技はひどいよ。究極。後半、ジャニーズの宣伝というか、ジャニーズ映画だと思ってしまうほどのステージシーンがある。石原裕次郎は「ボス」に近い風貌。浅丘ルリ子と二谷英明との絡みが少ないのが残念。
Evaluation
Country 日本
Year 1966
Runtime 94
Remarks -

73

Japanese Title ブラッド・ダイヤモンド
Original Title BLOOD DIAMOND
Director エドワード・ズウィック
Casting レオナルド・ディカプリオ
ジェニファー・コネリー
ジャイモン・フンスー
マイケル・シーン
アーノルド・ヴォスルー
カギソ・クイパーズ
デヴィッド・ヘアウッド
ベイジル・ウォレス
ンタレ・ムワイン
スティーヴン・コリンズ
マリウス・ウェイヤーズ
Comments なるほど。こういうストーリーだったか。ちょっと中だるみしたことは否めないが、ディカプリオはこれで「脱童顔」ができたんじゃないかと思う。今まであった真剣な場面でも童顔が邪魔して真剣みが足りなかったことはなかった。オスカーノミネートもこれなら納得。受賞した未見の『ラストキング・オブ・スコットランド』のフォレスト・ウィッテカーとぜひとも比べてみたいものだ。あれもアフリカ絡みのはず。ジェニファー・コネリーは至って普通。彼女が好きならば絶賛、普通なら普通、嫌いなら酷評ってところだろう。ジャイモン・フンスーはこの手は本家本元ってな感じだろうな。
Evaluation ★1/2
Country アメリカ
Year 2006
Runtime 143
Remarks キャッチコピーは、「ダイヤの価値を決める“4つのC”─color(色)cut(カット)clarity(透明度)carat(カラット)しかし、実は5つめのC<conflict>が存在することを、あなたは知る─[自由][家族][真実]─彼らはダイヤにそれぞれ違う輝きを見た。」
アカデミー主演男優賞(レオナルド・ディカプリオ)、助演男優賞(ジャイモン・フンスー)、音響賞、音響賞、編集賞にそれぞれノミネート。
ゴールデン・グローブ男優賞(レオナルド・ディカプリオ)にノミネート。
放送映画批評家協会作品賞、主演男優賞(レオナルド・ディカプリオ)、助演男優賞(ジャイモン・フンスー)にそれぞれノミネート。

74

Japanese Title 渇いた太陽
Original Title SWEET BIRD OF YOUTH
Director リチャード・ブルックス
Casting ポール・ニューマン
ジェラルディン・ペイジ
シャーリー・ナイト
エド・ベグリー
リップ・トーン
マデレーン・シャーウッド
Comments 舞台劇過ぎてねぇ〜。ポール・ニューマンってこの時代結構この手の舞台っぽいのに出てるんだよなぁ〜。見ていてつらいはずなのになぜかポールの演技にはまっちゃって最後まで一気にいけるこの不思議な感覚。だから、ニューマン作品はやめられない・・・が、外れもあるからね。要注意。でも、クライマックスのギャフンさが余りにも足りなく弱いので、スッキリさせてくれない。ジェラルディン・ペイジはちょっと苦手。
Evaluation
Country アメリカ
Year 1962
Runtime 123
Remarks アカデミー主演女優賞(ジェラルディン・ペイジ)、助演女優賞(シャーリー・ナイト)にそれぞれノミネート。助演男優賞(エド・ベグリー)受賞。
ゴールデン・グローブ女優賞(ジェラルディン・ペイジ)受賞。
英国アカデミー女優賞(ジェラルディン・ペイジ)にノミネート。
チャンス・ウェイン役は初めエルヴィスにオファーされたが、パーカー大佐はエルヴィスに悪役をやらせたくなかったので断った!

75

Japanese Title 300<スリーハンドレッド>
Original Title 300
Director ザック・スナイダー
Casting ジェラルド・バトラー
レナ・ヘディ
デヴィッド・ウェンハム
ドミニク・ウェスト
マイケル・ファスベンダー
ヴィンセント・リーガン
トム・ウィズダム
アンドリュー・プレヴィン
アンドリュー・ティアナン
ロドリゴ・サントロ
マリー・ジュリー・リヴェス
スティーヴン・マクハティ
タイロン・ベンスキン
ピーター・メンサー
Comments 監督の世界観はよくわかった。自分のイメージはしっかり持ってる人。または、原作者のイメージを崩さずに映画を作れる人だ。ペキンパーもびっくりするほど「ここでもか!」ってほどスローモーションが多用されている。良いと思う場面もあれば、やりすぎてしつこいと思う場面もあった。どこまでが史実でどこまでが脚色か空想かわからなかったけど、ペルシア軍と300人のスパルタ軍が戦った「テルモピュライの戦い」がベースになっているようだ。それにしても、コミックの要素があってペルシア軍には明らかに人間じゃない化け物がいて、多少興醒めするところもある。CGはほとんど全部の場面で使われているであろうと思われるほどだったが、これが全部きれいとは限らず、エッジが気になる場面も多少あった。サイのシーンはまるで『エピソードU』の焼き直しで、ハンチバックはまるでスメアゴル風。斬新さは皆無。原作者が好きだった『スパルタ総攻撃』は一見の価値がありそうだ。
Evaluation ★1/2
Country アメリカ
Year 2007
Runtime 117
Remarks キャッチコピーは、「300人VS1,000,000人、真っ向勝負!」
MTVムービー・アワード作品賞、演技賞 、
ブレイクスルー演技賞(レナ・ヘディ)、悪役賞(ロドリゴ・サントロ)にそれぞれノミネート。格闘シーン賞(ジェラルド・バトラー)受賞。

76

Japanese Title ラブソングができるまで
Original Title MUSIC AND LYRICS
Director マーク・ローレンス
Casting ヒュー・グラント
ドリュー・バリモア
ブラッド・ギャレット
クリステン・ジョンストン
キャンベル・スコット
ヘイリー・ベネット
Comments 80年代好きにはたまらない一本。ドリュー・バリモアはこの手は外れが少ないので安心していたが、問題はヒュー・グラント…。かなり警戒していたが、80年代にヒットした元歌手としてははまり役だった。しかも、グループ、「ポップ」が歌う"Pop Goes My Heart"はどう考えても80'sミュージックでメロディがなかなか頭から離れない。ワムやカルチャークラブ、デュランデュランといったイギリス系ポップスシンガーの臭いがしたのはヒュー・グラントのせいだろうか?
Evaluation ★1/2
Country アメリカ
Year 2007
Runtime 104
Remarks キャッチコピーは、「彼は、忘れ去られた80年代のポップスターだった彼のメロディに彼女の詩(ことば)が出会うまでは─」

77

Japanese Title 彼女はハイスクールボーイ
Original Title JUST ONE OF THE GUYS
Director リサ・ゴットリーブ
Casting ジョイス・ハイザー
クレイトン・ローナー
ビリー・ジャコビー
トニー・ハドソン
ウィリアム・ザブカ
リー・マクロスキー
シェリリン・フェン
アリー・グロス
デボラ・グッドリッチ
Comments お気楽な学園コメディとはよく言ったものだ。まさにその通り。こういうのはどんなジャンルでも構わないけど、あまり真剣みがない作品が見たい時にぴったり。男装に無理があるのはご愛敬だけど、そりゃ引っかからないだろうってのがやっぱりそうしても見ていて気になてしょうがなかった。予定調和だが、まぁ、こんなもんだろう。
Evaluation ★1/2
Country アメリカ
Year 1985
Runtime 100
Remarks -

78

Japanese Title オールウェイズ
Original Title ALWAYS
Director スティーヴン・スピルバーグ
Casting リチャード・ドレイファス
ホリー・ハンター
ジョン・グッドマン
ブラッド・ジョンソン
オードリー・ヘプバーン
ロバーツ・ブロッサム
キース・デヴィッド
デイル・ダイ
マージ・ヘルゲンバーガー
Comments 久々に見て、まあこんなもんだったなって感じだったかな。当時話題になったほどオードリー・ヘプバーンの登場シーンは多くはなかったのが印象的。でも、やっぱり主演級3人、リチャード・ドレイファス、ホリー・ハンター、ジョン・グッドマンが光る。「煙が目にしみる」が効果的に使われているのがいい。えっ、監督スピルバーグだったっけ??完全に忘れてた。しかも、1943年のアメリカ映画“A GUY NAMED JOE”のリメイクだったとはつゆ知らず…やっぱりオリジナルが見たい。
Evaluation ★★
Country アメリカ
Year 1989
Runtime 123
Remarks キャッチコピーは、「いつまでも--あなたの心に。スピルバーグ監督が10年もの間、暖めてきた愛の名作がついに誕生しました。」
ヘップバーンの遺作。
もともとトム・クルーズがテッド・ベイカー役をやる予定だったけど、パスした。
ドリンダがテッドのジョン・ウェインをジェームズ・スチュワートと間違えるシーンは、実際にハンターとジョンソンの間で起きたことだった。スピルバーグはそれを見て非常にコミカルだと思い映画に入れたらしい。

79

Japanese Title 地獄の7人
Original Title UNCOMMON VALOR
Director テッド・コッチェフ
Casting ジーン・ハックマン
ロバート・スタック
フレッド・ウォード
レブ・ブラウン
ランドール・“テックス”・コッブ
パトリック・スウェイジ
ハロルド・シルヴェスター
ティム・トマーソン
ジェーン・カツマレク
ゲイル・ストリックランド
ジェレミー・ケンプ
トッド・アレン
チャールズ・エイドマン
マイケル・ダディコフ
ファン・フェルナンデス
Comments いわゆるベトナム捕虜救出物の走りだろ?小6か、中1の時に見てえらい感動してパンフレットまで買ったのを覚えてる。なんだか、役者一人一人の個性が出ててどいつもこいつも好きなキャラクターばかりってのも覚えてる。今回見て久々に見て(劇場以来?そんなことはないと思うけど)主演がジーン・ハックマンだったのでびっくり!!もう、どの作品よりも味のある演技をしてるじゃないかと思ってしまうほど良かった。父として息子の死を認めるわけにはいかない。政府、軍には頼っていられない…ラストの救出シーンで、ヘリコプターでの涙は強烈。生き残っていた息子はロバート・スタックの子供!これが、ロバート・スタックだったって小6で気がつくわけないよな…さらにパトリック・スウェイジだもん!まだまだブレイクしてなくて知る由もなかった。フレッド・ウォードはよくB級に出てくるけど、確かにこれもB級かもしれない。でも、少年のころに見た作品で楽しめたのならB級だってC級だってかまわない。心の中ではA級だから。同時期に見てる『ザ・ドロッパーズ』にも出てたハロルド・シルヴェスターも懐かしいねぇ〜。
Evaluation ★★1/2
Country アメリカ
Year 1983
Runtime 105
Remarks -

80

Japanese Title インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国
Original Title INDIANA JONES AND THE KINGDOM OF THE CRYSTAL SKULL
Director スティーヴン・スピルバ−グ
Casting ハリソン・フォード
シャイア・ラブーフ
レイ・ウィンストン
カレン・アレン
ケイト・ブランシェット
ジョン・ハート
ジム・ブロードベント
イゴール・ジジキン
アラン・デイル
Comments 約一年ぶりの劇場での作品に興奮を隠せなかった。しかも、外れることはないだろうともくろんで安心して見られるから気分上々。言いたいことは色々あるので出来るだけ順を追って…スピルバーグもルーカスもかなり遊んでるってのが第一印象。ルーカスは50年代ということでエルヴィスとホットロッドへの思いをいきなりぶつけてきた。それもそのはず。当時、『アメグラ』では著作権が高くて使いたかったエルヴィスの曲を1曲も使えなかった。そこで、いきなり正真正銘エルヴィスのハウンドドッグで始まったもんだからニンマリ。ルーカスじゃなかったら冒頭の車のシーンもないだろうし、バイクにまたがるシャイア・ラブーフはまるでマーロン・ブランドの『乱暴者』だ。好きなんだろうねぇ。一方スピルバーグは、宇宙人と離れられないようで、これまた冒頭の一連のシーンでロズウェル絡みからはっきり言ってクライマックスまでつながっている。ここでもうクライマックスの感想に入るけど、正直ちょっとがっかりした。しかし、スピルバーグの宇宙人に対する思いは伝わった(^^) でもねぇ〜、まるで『未知との遭遇』だったなぁ…。さかのぼって冒頭のエリア51でのシーンで嬉しかったのは、もちろんインディファンはみんな気がついただろうけど、一瞬垣間見える聖櫃だ!ワンポイントだけどかなりポイントが高い!ショーン・コネリーに関しては何も触れないのかと思っていたところに、写真が。そして、学校長の銅像でしっかり。見ながらハリソン・フォードだし、ルーカスだからもしかして"I have a bad feeling about this"があるかなって見てたら本当に言っちゃった!台詞でも遊んでるのはファンへのサーヴィスだね。途中からかなり怪しく「もしかして」と思わせたのがシャイア・ブラーフの存在。やっぱり息子だったか。ラストは世代交代かってなシーンだったけど、そうや親父がおろしません!女優陣。カレン・アレンはよくぞ出てくれましたって感じ。彼女とインディの子供なら納得だ。老けたけど、まだまだいけるわ。ケイト・ブランシェットはロシア人の役にはまり込んでた。ジョン・ハート には「?」マークだらけ。あの軍隊アリがすごい。恐ろしい。
Evaluation ★★★
Country アメリカ
Year 2008
Runtime 124
Remarks キャッチコピーは、「全世界待望─新たなる秘宝を求め、史上空前の冒険が始まる!」
プロデューサーのフランク・マーシャルは従来通りのシリーズのようにスタントマンメインでCGは必要最小限に抑えて撮影していた。
2004年の4月には一時期棚上げになった理由は、ジョージ・ルーカスがフランク・タラボンの脚本が気に入らなかったため。タラボンは当時噂されていたインディの兄弟役のケヴィン・コスナー絡みの脚本を書いたとされる。
お父さん役としてカメオ出演を依頼されたショーン・コネリーは隠居性格があまりにも楽しいので断ったとか。
インディ家にケイト・キャプショーの『魔宮の伝説』での写真が飾ってある。
ダイナーでマットを殴る女性はスピルバーグの実娘。

81

Japanese Title ジャンパー
Original Title JUMPER
Director ダグ・リーマン
Casting ヘイデン・クリステンセン
ジェイミー・ベル
レイチェル・ビルソン
サミュエル・L・ジャクソン
ダイアン・レイン
マイケル・ルーカー
アンナソフィア・ロブ
マックス・シエリオット
トム・ハルス
ジェシー・ジェームズ
クリステン・スチュワート
テディ・ダン
Comments 意外な佳作に出会った感じ。ヘイデン・クリステンセンの登場が遅いのでジャケット見間違えたかと確認したくらいだった。おまけにこんなところでは見たくないサミュエル・L・ジャクソンの登場にゲンナリ…あちこちに飛びまくるジャンパーという発想は面白かったがやはり説明不足。その究極がジャンパーとそれを追うパラディンの関係。しかも、お母さん役のダイアン・レインがそのパラディンだなんて…あそこで終わる勇気は認めたいが、続編がないと納得はいかない。未解決なことが多い。そして、世界各地をもっとまわってほしい。岩の上にいて、引いた画がスフィンクスの頭だったってのは好き。
Evaluation ★★1/2
Country アメリカ
Year 2008
Runtime 88
Remarks キャッチコピーは、「行き先、無制限」
MTVムービー・アワード格闘シーン賞にノミネート。

82

Japanese Title ナイロビの蜂
Original Title THE CONSTANT GARDENER
Director フェルナンド・メイレレス
Casting レイフ・ファインズ
レイチェル・ワイズ
ユベール・クンデ
ダニー・ヒューストン
ビル・ナイ
ピート・ポスルスウェイト
ジェラルド・マクソーリー
ジュリエット・オーブリー
リチャード・マッケーブ
アーチー・パンジャビ
ドナルド・サンプター
Comments まったくもって自分のタイプの映画ではない。そんな時はイギリス映画が多いが…やはり。どうしてこんなんなんだろうなぁ〜。面白くないなぁ〜。要素は面白いけど、ストーリーテリングはへたくそ。面白くもなんともない。ミステリアスな部分もなんだかぱっとせず、結局は妻が殺された場所に行って自分も後追い自殺。愛は後追い自殺ではない!
Evaluation 1/2
Country イギリス
Year 2005
Runtime 128
Remarks キャッチコピーは、「地の果てで、やっと君に帰る。」
アカデミー助演女優賞 (レイチェル・ワイズ)受賞。脚色賞、作曲賞、編集賞にそれぞれノミネート。
ゴールデン・グローブ作品賞助演女優賞(レイチェル・ワイズ)受賞。監督賞にノミネート。
英国アカデミー作品賞、主演男優賞(レイフ・ファインズ)、主演女優賞(レイチェル・ワイズ)、監督賞、脚色賞、作曲賞、撮影賞、音響賞、英国作品賞にそれぞれノミネート。受賞は、編集賞。
ヨーロッパ映画インターナショナル作品賞にノミネート。
放送映画批評家協会作品賞 、助演女優賞(レイチェル・ワイズ)にそれぞれノミネート。

83

Japanese Title ブラインド・ホライズン
Original Title BLIND HORIZON
Director マイケル・ハウスマン
Casting ヴァル・キルマー
ネーヴ・キャンベル
サム・シェパード
フェイ・ダナウェイ
ノーブル・ウィリンガム
エイミー・スマート
ギル・ベローズ
ジャンカルロ・エスポジート
レオ・フィッツパトリック
Comments 単純に比べると『メメント』に似てる。大統領暗殺はJFKぽいし。しかし、これまた単純に比べると『メメント』よりもはるかにこちらの方がよく見える。キャスティングの差だね。ヴァル・キルマーがハリウッドのお荷物とか問題児とか言われてもデビューから見てるとどうしても思い入れが強い。ネーヴ・キャンベルはまぁまぁとして、彼女はあまりにも怪しすぎた役柄だった。サム・シェパードはだいぶ老けたが、いいなぁ、彼。老けたと言えばフェイ・ダナウェイだが、これだけの出演でも結構もらってるのかな?彼女もハリウッドの問題児?ミステリアスに進む展開と、単純なエンディング。これだけでそれなりに楽しめるはず。
Evaluation ★★1/3
Country アメリカ
Year 2004
Runtime 99
Remarks -

84

Japanese Title ラッキー・ユー
Original Title LUCKY YOU
Director カーティス・ハンソン
Casting エリック・バナ
ドリュー・バリモア
ロバート・デュヴァル
デブラ・メッシング
ホレイショ・サンズ
チャールズ・マーティン・スミス
サヴェリオ・ゲーラ
ジーン・スマート
ロバート・ダウニー・Jr
ダニー・ホック
フィリス・サマーヴィル
オマー・ベンソン・ミラー
ケン・ダヴィティアン
マヤ・ヘイゼン
マイケル・シャノン
Comments カジノ、ポーカー、そしてロバート・デュヴァルの名前が本作を見た理由。内容にもそれなりに満足。始まりの引き込まれ方は尋常なかったが、中だるみは否めない。舞台がラスヴェガスなのにエルヴィスに触れたのは強いて言えばオール・シュック・アップくらいか…ネイキッドスタッドはやり方をちゃんとおさえないとな。テキサスホールデムがもっともポピュラーなやり方のようだ。それにしても、ロバート・デュバルの存在感はこういう作品では特に目立つ。悪いけど、エリック・バナはハスラーには見えないぞ。童顔すぎるし、第一ポーカーフェイスができないじゃん!彼女役のドリューもこの作品に関してはミスキャストいな様な気がする。純粋な女性としてはあってるかもしれないが…小さくて、いまいちぱっとしない役で登場する"テリー・ザ・タイガー"ことチャールズ・マーティン・スミスがもったいない。
Evaluation ★★1/2
Country アメリカ
Year 2007
Runtime 124
Remarks キャッチコピーは、「恋の最高の駆け引き─それは何もしないこと。」

85

Japanese Title ラスベガス万才
Original Title VIVA LAS VEGAS
Director ジョージ・シドニー
Casting エルヴィス・プレスリー
アン・マーグレット
チェザーレ・ダノーヴァ
ウィリアム・デマレスト
ジャック・カーター
テリー・ガー
Comments 誕生日にはエルヴィス映画が今後の定番になるか。二年連続である。もちろんタイトル曲から。台詞なしのエルヴィスには演技力が伺える。エルヴィスファン以外はそこを感じ取ってくれるだろうか?いつも心配である。アン・マーガレットの登場した時の唇の色が際立つ。しかし、どうしても彼女が受け入れられない…アン・マーガレットを探してる時にブルームーンがかかる。続いて♪テキサスの黄色いバラ♪。初デュエットの♪ザ・レイディ・ラヴズ・ミー♪いきなりウェイターのエルヴィス!髪が黒々!このあとの初デートで見せる二人のダンスは映画史に残る強烈さ!曲はカモン・エヴリバディ。砂漠のセットはブルーレイのあまりの美しさにまるで舞台並!熱々になって恋の讃歌。すかさず黒人アカペラグループになって雰囲気ムンムンの曲がいかす!直後のホワッド・アイ・セイのダンスも強烈!ノリが素晴らしい!♪サンタルチア♪を見えないところで歌うエルヴィス。そしていきなり♪恋の証を♪を歌いながら部屋に入ってくるエルヴィス。続くコンテストでのアン・マーガレットの歌と踊りには興味なし!これは、アン・マーガレットの作品ではなくエルヴィス映画なんだ!どう考えても続くエルヴィスのラスベガス万才のほうがいいよ。コンテストで優勝したものの一人ぼっちのバラードを歌う。レースに優勝して結婚式も早々にラストのアン・マーガレットのダンスはもうなにかわかりません!使い回しの映像はご愛敬。個人的にエルヴィス映画のベストには入らない。
Evaluation ★★
Country アメリカ
Year 1963
Runtime 86
Remarks -

86

Japanese Title ラストキング・オブ・スコットランド
Original Title THE LAST KING OF SCOTLAND
Director ケヴィン・マクドナルド
Casting フォレスト・ウィッテカー
ジェームズ・マカヴォイ
ケリー・ワシントン
ジリアン・アンダーソン
サイモン・マクバーニー
デヴィッド・オイェロウォ
アダム・コッツ
Comments ♪わたし ま〜つーわ いつまでも ま〜つーわ♪のあみんとはまったく関係のないウガンダの独裁者イディ・アミンの話。しかし、あみんとアミンは意外なつながりがあった!さだまさしの「パンプキン・パイとシナモン・ティー」という曲の中に出てくる喫茶店の名前がその響きの良さから「安眠(あみん)」と名づけて、さだまさしファンだった岡村孝子がこの名前を取って自らのユニット名にしたのが「あみん」なのだ!まぁ、そんなことはどうでもいいとして、この作品非常に前半は面白かった。いいや、全編を通して十分に楽しんだ。作品としては標準の域を出ないが、歴史の勉強としては十分である。最初、アミンがいいやつに見える。実際、劇中でアミンが極悪非道と映ることはそれほどない。やってることと、態度は独裁者のよくやることで、自由に、簡単に人殺しを命じる。自分の立場が危ないと思うやすぐに殺す。やはり良い奴ではないのは確か。しかし。しかしである。スコットランドから来た医師、ギャリガンはアミンに引けを取らず悪いやつ。悪いというかモラルの欠片もないどうしようもない奴。実際、本当にこんなにどうしようもない奴だったのか気になるところ。そして、彼が生き残ったのはわかるが、現在どうしているのか知りたい。実際のアミンの映像は流れるが、彼のは流れない。アミンを演じてオスカーを受賞したフォレスト・ウィッテカーは目の影響で、それもアミンがそうだったのかと思わせるほどの演技。オスカーも納得がいく。第三夫人のケイを演じたケリー・ワシントンは好き。映画の見せ方として失敗なのは、アミンがギャリガンに妻たちを紹介してくシーン。第一、第二夫人は無名の役者で第三夫人が知ってる顔。セリフもあるので、一悶着あるのは容易に想像できる。しかし、病院でのシーンは強烈。二度と巻き戻して見たくないシーン。ギャリガンの拷問のシーンも酷いが、こちらは自業自得って感じがするのでざまぁみろとは言わないが、当然の報いだ。残念なのは彼を助けた元アミンの主治医だ。この作品で最も強烈なシーンだったかもしれない。
Evaluation ★★
Country 米/英
Year 2006
Runtime 125
Remarks キャッチコピーは、「何よりも恐ろしいのは、人間の本性」
アカデミー主演男優賞(フォレスト・ウィッテカー)受賞。
全米批評家協会賞 主演男優賞(フォレスト・ウィッテカー)受賞。
NY批評家協会男優賞(フォレスト・ウィッテカー)受賞。
LA批評家協会男優賞(フォレスト・ウィッテカー) 受賞。
ゴールデン・グローブ男優賞(フォレスト・ウィッテカー)受賞。
英国アカデミー作品賞、助演男優賞(ジェームス・マカヴォイ)にそれぞれノミネート。受賞は、 主演男優賞(フォレスト・ウィッテカー)、脚色賞 、英国作品賞。
ヨーロッパ映画、作品賞、監督賞、主演男優賞(ジェームズ・マカヴォイ)、撮影賞、音楽賞にそれぞれノミネート。
放送映画批評家協会 主演男優賞(フォレスト・ウィッテカー)受賞。

87

Japanese Title ザ・シューター/極大射程
Original Title SHOOTER
Director アントワーン・フークア
Casting マーク・ウォールバーグ
マイケル・ペーニャ
ダニー・グローヴァー
ケイト・マーラ
イライアス・コティーズ
ローナ・ミトラ
ネッド・ビーティ
ラデ・シェルベッジア
ジャスティン・ルイス
テイト・ドノヴァン
レイン・ギャリソン
ブライアン・マーキンソン
アラン・C・ピーターソン
トム・バトラー
レベッカ・トゥーラン
レヴォン・ヘルム
Comments 画像がきれいだと大した内容じゃないのに良い評価しちゃうところがあるから気を引き締めて評価。スナイパーものも外れが少ないのか、自分が好きなのか最初からすんなり入れる。が、ハリウッド作にしてはストーリーてリングが下手。相棒の彼女しか頼れなかったから彼女の所に行ったんだろうけど、巻き込むのは確実だし、相手が政府ならもっと用心するのが当たり前。予告が雪山のシーンを見たせいか、メインとなる舞台が雪山だと思ってたら、クライマックスのちょっとだけ…マーク・ウォールバーグの作品は意外と見てるが、未だに★★★がない。フットボールが絡んだ『インヴィンシブル 栄光へのタッチダウン』でさえ★★2/3だったからねぇ〜。なんなんだろうなぁ…あっ、フットボールと言えば今回もイーグルズのキャップと革ジャンを着ている。そして、アンダー・アーマーのスカルキャップまで被っている!マイケル・ペーニャはわざと役でそうしているのかどうかわからないが、迫力がない。迫力がない役と言えば見事な演技だ。しかし、ちょっと軽いな。ダニー・グローヴァーはほかでも悪役やってなかったっけな?新路線?ネッド・ビーティはある意味出世したな。レックス・ルーサーの手下から上院議員だもんね!
Evaluation ★2/3
Country アメリカ
Year 2007
Runtime 126
Remarks キャッチコピーは、「合衆国VS孤高の狙撃手<シューター>」
元々はキアヌ・リーヴズがやる予定の役だった。
エミネムが悪役のオファーを断っている。

88

Japanese Title ブラック・ダリア
Original Title THE BLACK DAHLIA
Director ブライアン・デ・パルマ
Casting ジョシュ・ハートネット
アーロン・エッカート
スカーレット・ヨハンソン
ヒラリー・スワンク
ミア・カーシュナー
マイク・スター
フィオナ・ショウ
パトリック・フィスクラー
ジョン・カヴァノー
レイチェル・マイナー
ビル・フィンレイ
ジェミマ・ルーパー
ジョン・ソラーリ
リチャード・ブレイク
ケヴィン・ダン
マイケル・P・フラニガン
ローズ・マッゴーワン
ジェームズ・オーティス
クローディア・カッツ
Comments 1940年代の雰囲気は確かにあったと思った。しかも、意外なことにジョシュ・ハートネットがこの時代にマッチしていた。なんせ多少格好よく見えたもんだから驚いた。相棒のアーロン・エッカートはもともと好き。この役も良かったが、いきなり事件に没頭し出すあたりの説明不足、終いにはこりゃ死ぬなってな展開で案の定デ・パルマ得意の吹き抜け階段から真っ逆さまに…それにしても彼はビル・カウワーに似てるなぁ〜。スカーレット・ヨハンソンの役どころは微妙。原作を読んでないのでわからないが、役もいまいち合ってるとは思えなかった。しかし、しかしである。ヒラリー・スワンクよりは百倍良かった。彼女は近年まれに見るほどのミスキャスト。一番輝いてて、切れじゃないといけないのにその雰囲気はまるでなし!びっくりするくらい気持ち悪い!!全体的に見ても犯人探しとかって感じも薄れなんとなく時間が過ぎてしまった感じを受けた。ヒッチコックに傾倒していたデ・パルマらしく、カメラの名が回しが見られる。嫌いじゃない。
Evaluation
Country 米/独
Year 2006
Runtime 121
Remarks キャッチコピーは、「世界一有名な死体、世界一忌まわしい謎。」
アカデミー撮影賞にノミネート。

89

Japanese Title ゾディアック
Original Title ZODIAC
Director デヴィッド・フィンチャー
Casting ジェイク・ギレンホール
マーク・ラファロ
ロバート・ダウニー・Jr
アンソニー・エドワーズ
ブライアン・コックス
イライアス・コティーズ
クロエ・セヴィニー
ドナル・ローグ
ジョン・キャロル・リンチ
ダーモット・マローニー
リッチモンド・アークエット
ボブ・スティーヴンソン
ジョン・テリー
ジョン・ゲッツ
キャンディ・クラーク
フィリップ・ベイカー・ホール
ジェイソン・ワイルズ
マット・ウィンストン
ザック・グルニエ
アダム・ゴールドバーグ
ジェームズ・レグロス
クレア・デュヴァル
ポール・シュルツ
ジョン・レイシー
エド・セトレキアン
ドーン・リー
ペル・ジェームズ
リー・ノリス
ジョエル・ビソネット
トーマス・コパッチ
バリー・リヴィングストン
クリストファー・ジョン・フィールズ
Comments こりゃ、知らない話だったけど、非常に楽しめた。何がってキャスティングにハマった。ハマったと言えば、ロバート・ダウニー・Jrのハマった時の演技は絶品である。途中からあまり絡んでこなくなるが、それでも強烈な印象を残す。いかにも新聞社で働いていそうな雰囲気ぷんぷんである。要チェックだ。まぁ、一応は完結してるけど、犯人はつかまってないので未解決事件になっている。未解決であるはあるものの、割とスッキリできる。主演のジェイク・ギレンホールはもちろん及第点。それ以上に良かったのは、マーク・ラファロだ。顔も好きだし、声がいい。クロエ・セヴィニーは苦手。意外だったのはダーモット・マローニーがダウニーJrの上司という設定!おいおい、と思って年を調べたら確かに2歳ではあるが、年上だった!!でも、見た目と今までの印象で言えば逆転しててもおかしくはない。
個人的に特筆したいのは秘書が『アメグラ』のデビィことキャンディ・クラークだったこと!間違いない!
Evaluation ★★1/2
Country アメリカ
Year 2006
Runtime 157
Remarks キャッチコピーは、「この暗号を解いてはいけない」
カンヌ国際映画パルム・ドールにノミネート。
ロバート・グレイスミスとポール・エイヴリーは実際には友達ではなかった。
カンヌ国際映画祭パルム・ドールにノミネート。

90

Japanese Title モテる男のコロし方
Original Title JOHN TUCKER MUST DIE
Director ベティ・トーマス
Casting ジェシー・メトカーフ
ブリタニー・スノウ
アシャンティ
ソフィア・ブッシュ
アリエル・ケベル
ジェニー・マッカーシー
ケヴィン・マクナルティ
テイラー・キッチュ
ファッツォ・ファサーノ
Comments なんだか似た作品をいくらでも見たような気がする。新鮮味に欠ける。しかし、笑えるところは確かにあった。それくらいの評価かな…
Evaluation
Country アメリカ
Year 2006
Runtime 90
Remarks 日本劇場未公開。
ラジーワースト助演女優賞(ジェニー・マッカーシー)にノミネート。

1~30  31~60  61~90  91~120  121~153  

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