評価は★★★★が満点です。 データに間違い等ありましたらお知らせ下さい。
2004
1~30 31~60 61~90 91~120 121~150 151~180 181~210 211~240 241~270 271~300 301~330
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Japanese Title | グッドフェローズ | |
Original Title | GOODFELLAS | |
Director | マーティン・スコセッシ | |
Casting | レイ・リオッタ ロバート・デ・ニーロ ジョー・ペシ ロレイン・ブラッコ ポール・ソルヴィノ クリストファー・セロン ジュリー・ガーフィールド サミュエル・L・ジャクソン |
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Comments | やっぱりこの作品、ちょっとタイプじゃない。まず、汚い言葉が多過ぎる(備考参照)。同じマフィアものとしてどうしても比べられる『ゴッドファーザー』と比べたくもないが、あちらはもっと健全だった。ジョー・ペシの甲高い声にどうしても慣れず、怒っていても何の迫力も感じないどころか子供が怒って暴れているようにしか見えない。悪いけど、それに乗るデ・ニーロはもっとたちが悪い。この人いつになったら別の表情、演技が出来るんだろう?この二人の行動はただのバカ。何も考えずに行動して自らの首を絞めているようなもんだ。それを表現しようとしているのなら成功しているのでは?この二人に比べるとレイ・リオッタはまだ利口な方だ。実話だからどうしようもないけど、展開は随分話が飛んでるような気がした。ストーリー・テリングがあまり上手ではない。変なポーズも入ったりするし。時代背景を表現する為のオープニングと前半のBGMは時代が時代だけに好みの曲で非常にいい。監督、出演者が似ているのでどうしても『カジノ』も同じような作品になってしまっている。でも、そっちの方が面白い。 | |
Evaluation | ★★ | |
Country | アメリカ | |
Year | 1990 | |
Runtime | 145 | |
Remarks | キャッチコピーは、「俺は小さい時からマフィアになる日を夢みていた。」 アカデミー作品賞、助演女優賞(ロレイン・ブラッコ)、監督賞、脚色賞、編集賞にそれぞれノミネート。受賞は、助演男優賞(ジョー・ペシ) ヴェネチア国際映画祭監督賞受賞。 全米批評家協会作品賞、監督賞受賞。 NY批評家協会作品賞、男優賞(ロバート・デ・ニーロ)、監督賞受賞。 LA批評家協会作品賞、助演男優賞(ジョー・ペシ)、助演女優賞(ロレイン・ブラッコ)、監督賞、撮影賞受賞。 英国アカデミー作品賞、監督賞、脚色賞、衣装デザイン賞、編集賞受賞。ノミネートは、主演男優賞(ロバート・デ・ニーロ)、撮影賞。 アメリカ国立フィルム登録簿新規登録作品。 マキシム誌によるとペシの「俺がそんなに可笑しいか?」のシーンは本人が考えて監督したとのこと。 ニコラス・ピレッジの原作に基づいて製作されたが、1987年製作のテレビ映画「ダーティ・ブル」(原題が同じ"Wiseguy")と同名だったので現タイトルに変更された。 "F"の付く4字語が246回も使われている。ほとんどがジョー・ペシによるもの。彼のお母さんが作品を見た後に、「そんなに言わなきゃならないの?」と聞いたそうだ。 本物のヘンリー・ヒルはワシントン州でレストランを営んでいたが、映画公開後また別の場所へ移された。彼の実の娘が結婚式で「メアリー」の一人として出演している。 ラストのテロップでデ・ニーロが扮したジミー・バークが2004年に仮釈放になると出ていたが、1996年に肺癌で亡くなった。 |
Japanese Title | 悪魔の呼ぶ海へ | |
Original Title | THE WEIGHT OF WATER | |
Director | キャスリン・ビグロー | |
Casting | ショーン・ペン エリザベス・ハーレイ キャサリン・マコーマック サラ・ポーリー ジョシュ・ルーカス シアラン・ハインズ ウルリク・トムセン アンダース・W・ベアテルセン カトリン・カートリッジ |
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Comments | 1873年3月6日、ショールズ諸島で実際にあった二重殺人事件を基に現代のエピソードを含めて展開されていく最悪のパターン。どっちかにしろって言いたい。現代サイドの意図がよくわからないし、事件との関連性もなくパッとしない。ショーン・ペンがピューリッツァー作家とか、詩人がどーのこーのって…不得意だな〜詩とか、詩人とか…。 | |
Evaluation | 2/3 | |
Country | 米/仏/加 | |
Year | 2000 | |
Runtime | 116 | |
Remarks | 日本劇場未公開。 鑑賞日と実際に起きた事件の日付が同じ。 |
Japanese Title | エンジェル・アイズ | |
Original Title | ANGEL EYES | |
Director | ルイス・マンドーキ | |
Casting | ジェニファー・ロペス ジム・カヴィーゼル ジェレミー・シスト テレンス・ダッション・ハワード ソニア・ブラガ ヴィクター・アルゴ モネット・メイザー シャーリー・ナイト |
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Comments | 酷い家族だな、ジェニファーの家族は。しかも、その暴力お父さんを逮捕したとか、父娘の葛藤の問題は何一つ解決されないままで終わる。これはいかん。そのエピソードの意味もなくなる。ジェニファー・ロペスって何人なんだ?髪の毛の色が気になってどうしようもなかった。ジム・カヴィーゼルはハマリ役だろうな。良かったとは言えないけど、ピッタリだったってのは確か。『パッション』のイエス様役がますます楽しみになってきた。 | |
Evaluation | ★2/3 | |
Country | アメリカ | |
Year | 2001 | |
Runtime | 103 | |
Remarks | キャッチコピーは、「“まなざし”の先にあるもの。それは、ふたりの過去の秘密を解くカギ。」 ラジー賞(ゴールデン・ラズベリー賞)ワースト主演女優賞(ジェニファー・ロペス)にノミネート。 ジェイローはキャッチ役には是非ジム・カヴィーゼルをと推薦したらしい。しかし、実際のところ彼の名前も知らなかったようだ。『シン・レッド・ライン』での彼の演技を見て感心したらしい。 |
Japanese Title | おつむて・ん・て・ん・クリニック | |
Original Title | WHAT ABOUT BOB? | |
Director | フランク・オズ | |
Casting | ビル・マーレイ リチャード・ドレイファス ジュリー・ハガティ チャーリー・コースモー キャスリン・アーブ トム・アルドリッジ スーザン・ウィリス |
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Comments | 笑ったな…。大爆笑とはいえないもののビル・マーレイには笑わせてもらった。別のシーンに移り変わってもしばらく後を引いたのは食事に招待されてご飯を食べている時に台詞はなくただ美味しいので「んんん」うなっているところ。これは使える!リチャード・ドレイファスは例の笑い方が好きで、こういう役をやってもハマッている。奥さん役のジュリー・ハガティのトボケぶりもなかなかで、子供たちも好演。ビルとの友情がそれとなくいい。 | |
Evaluation | ★★ | |
Country | アメリカ | |
Year | 1991 | |
Runtime | 99 | |
Remarks | キャッチコピーは、「ミョーな患者が医者にペッタンコ。笑い事じゃない!あっち行けシッ!シッ!」 MTVムービー・アワードコメディ演技賞(ビル・マーレイ)にノミネート。 レオ・マーヴィン博士役にウディ・アレンがW考えられていた…。だとしたら見ていなかったので良かった。 |
Japanese Title | 口紅殺人事件 | |
Original Title | WHILE THE CITY SLEEPS | |
Director | フリッツ・ラング | |
Casting | ダナ・アンドリュース ロンダ・フレミング ジョージ・サンダース ハワード・ダフ アイダ・ルピノ ヴィンセント・プライス ジョン・ドリュー・バリモア トーマス・ミッチェル サリー・フォレスト メエ・マーシュ |
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Comments | フリッツ・ラング作品はいつ見てもワクワクする。しかも、久々の新作ともなればなおさらのこと。で、内容だが、凄いキャストとタイトルからちょっと期待し過ぎたものの及第点以上。個人的には、ジョージ・サンダースの出演が嬉しいけど、役柄はちょっと嫌い。ダナ・アンドリュースはいつもと同じ。実は一番の、いいや、2番目のミスキャストかな?一番はフィアンセ役のサリー・フォレスト。これが綺麗じゃなかったのは大きなマイナス。アイダ・ルピノは得意の役だったが、ヴィンセント・プライスにはいい意味で驚いた。なるほど、こういう役もあったか…。ハッキリ言って「口紅殺人」の方がサイドストーリーになっている。口紅で書いた"ASK MOTHER"もイマイチ説得力がなかった。邦題に問題あり。 | |
Evaluation | ★★1/3 | |
Country | アメリカ | |
Year | 1956 | |
Runtime | 100 | |
Remarks | - |
Japanese Title | たそがれ清兵衛 | |
Original Title | THE TWILIGHT SAMURAI | |
Director | 山田洋次 | |
Casting | 真田広之 宮沢りえ 小林稔侍 大杉漣 吹越満 伊藤未希 橋口恵莉奈 深浦加奈子 神戸浩 草村礼子 嵐圭史 中村梅雀 赤塚真人 佐藤正宏 桜井センリ 北山雅康 尾美としのり 中村信二郎 田中泯 岸恵子 丹波哲郎 |
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Comments | なるほどね。思っていた以上に良かったけど、気に入らないところもあった。山田洋次が時代劇を撮るのは初めてで、確かに考えて見れば何か違和感があったんだけど、見てる時はこれといって不自然だとは思わなかった。意識せずに見られたって事。ちょっと気になったのは、昔から、結婚している時も朋江のことを思っていただなんてよく言うわ!口走ったな、清兵衛。その台詞は決して清くないよ。「汚兵衛」になってしまうぞ。真田は良いね。そもそも『ラスト・サムライ』でも注目は渡辺謙にあったけど、真田の方がインパクトがあったしね。ただ、なんだか急に「実は刀の達人」的だと匂わせたのには無理があったというか不自然さを感じずにはいられなかった。クライマックスの展開が意外で、なるほどやっぱり戦わないのかと思わせておきながら見せたチャンバラには好印象。相手が意外に弱くも感じたけど…。同じクライマックスのシーンでの音響が効果的。血の滴る音が印象深い。大杉漣の指輪はミスか?時代的にあったのかな? | |
Evaluation | ★★ | |
Country | 日本 | |
Year | 2002 | |
Runtime | 129 | |
Remarks | キャッチコピーは、「ただ、愛する人のために。ある日、「人を殺してこい。」というのが上司の命令でした。心に、お帰りなさい。」 アカデミー外国語映画賞にノミネート。日本アカデミー作品賞、主演男優賞( 真田広之)、主演女優賞(宮沢りえ)、助演男優賞(田中泯、小林稔侍)、監督賞、脚本賞、音楽賞、撮影賞、照明賞、美術賞、録音賞、編集賞、新人俳優賞(田中泯)受賞。ノミネートは、助演女優賞(岸恵子)。 ブルーリボン作品賞、助演女優賞(宮沢りえ)受賞。 |
Japanese Title | 火の女 | |
Original Title | KEEPER OF THE FLAME | |
Director | ジョージ・キューカー | |
Casting | スペンサー・トレイシー キャサリン・ヘプバーン リチャード・ウォーフ マーガレット・ワイチャーリイ フォレスト・タッカー フランク・クレイヴン |
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Comments | 久々に二人の共演作の鑑賞。えっ、ヘップバーンが悪者?と、喜んでいたら、な〜んだ結局ヒロインかよ!それじゃつまらないなー。スペンサー・トレイシーは落ち着いていていつも通り良かった。 | |
Evaluation | ★1/2 | |
Country | アメリカ | |
Year | 1942 | |
Runtime | 100 | |
Remarks | - |
Japanese Title | スミス夫妻 | |
Original Title | MR. AND MRS. SMITH | |
Director | アルフレッド・ヒッチコック | |
Casting | キャロル・ロンバード ロバート・モンゴメリー ジーン・レイモンド ジャック・カーソン フィリップ・メリヴェイル ベティ・カンプソン |
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Comments | ヒッチコックらしさは随所に出てくることは出てくる。ただ、サスペンスじゃないってだけで。それを期待して見る人はつまらないと感じるに違いない。確かにもっとハチャメチャな展開でも良かったかもしれないけど、まぁこの手の作品では普通の出来。レストランのテーブルの上の猫がカワイイ!スープを欲しがらない猫を見てスープに何かあると感じるロバート・モンゴメリーが可笑しい。このモンゴメリーは伊武雅刀に似てる。この時代の作品の字幕にしては「名フルバック」としっかりポジションで表記されてるのには感心した。口パクで綺麗な方の女性に話しかけるシーンは可笑しいね。充分に笑える。それに気がついた時の綺麗な女性と連れの男の表情は基本であるがこれまた笑える。ヒッチはアパートの前を横切る親爺で登場。 | |
Evaluation | ★★ | |
Country | アメリカ | |
Year | 1941 | |
Runtime | 95 | |
Remarks | ヒッチ唯一のスクリューボール・コメディ。キャロル・ロンバートに言いくるめられて撮ったとか…。 |
Japanese Title | 110番街交差点 | |
Original Title | ACROSS 110TH STREET | |
Director | バリー・シアー | |
Casting | アンソニー・クイン ヤフェット・コットー アンソニー・フランシオサ リチャード・ウォード ポール・ベンジャミン エド・バーナード アントニオ・ファーガス バート・ヤング ティム・オコナー |
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Comments | 特に目新しさは感じなかったんだけど。ラスト、サイレンサーで撃った時の音とアンソニー・クインの倒れ方+終わり方は強烈な印象を残す。ヤフェット・コットーはやっぱりカーティス・マーティンに似てる。 | |
Evaluation | ★2/3 | |
Country | アメリカ | |
Year | 1972 | |
Runtime | 102 | |
Remarks | 製作総指揮は、アンソニー・クイン。 キャッチコピーは、「暗黒を支配するマフィア対警察の壮烈なる戦いを根底から描きだしたこれは実録大作だ!」 |
Japanese Title | パッション | |
Original Title | THE PASSION OF THE CHRIST | |
Director | メル・ギブソン | |
Casting | ジム・カヴィーゼル マヤ・モルゲンステルン モニカ・ベルッチ ロザリンダ・チェレンターノ |
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Comments | 冒頭からクライマックスの雰囲気が漂う。ユダが裏切ってから磔、そして復活までのストーリーなのでそれもそのはず。最初のスローモーションの多さはちょっと拍子抜け。映画で使われる大嫌いな回想もあるが、非常に短くまさにフラッシュバックなのでこちらはOK.しかし、そのフラッシュバックでのエピソードは、ノンクリスチャンはおそらく知らないだろうから、何を見せているのかわからないと思う。そういう意味でクリスチャン的作品に仕上げたのか、メルは?罪の意識に苛まれるユダの部分では、小僧たちが急に凶暴になったりしてちょっと可笑しい。世間がやたらと騒いでいるのは鞭打ちのシーンなのか、磔のシーンなのか、それともただ単にイエス様を扱った映画にケチをつけたいのかよくわからないが、まず鞭打ちのシーン。もっと酷いものを想像していたが、見られないと言うほどではない。実際迫力はある。一番強烈だったのは鞭打ちが終わったあとの俯瞰ショットだ。鑑賞中にアメリカ女性が心臓発作で亡くなったという磔シーンはやはり惨い。十字架に釘穴があって無理やりそこまで腕を引っ張るところや、手に釘を打った後、十字架ひっくり返し、出た釘を曲げ打つあたりの描写は凄いし、初めて見た。聖書を知っている者にとっては、「次はあの台詞か」と待ち受けていて見る事が出来るのでその点では楽しめる。「イライ、イライ、ラマサバクタニ」のシーンが一番感動的だった。イエスを演じたジム・カヴィーゼルはメイクのせいで目のアップじゃないと本人だとは気がつかない。もちろん良かったけど。この作品を見てもっとイエス様のことを知ろう! | |
Evaluation | ★★★ | |
Country | 米/伊 | |
Year | 2004 | |
Runtime | 127 | |
Remarks | メルは(自費で)製作、脚本も手がけた。 タイトルはエンド・クレジットまで表示されない。 鞭打ちのシーンではジム・カヴィーゼルは誤って2度打たれた。最初はびっくり仰天しただけだったが、2度目はあまりにも痛く、もがいた時に手かせで手首を酷く負傷してしまった。また、背中には30センチの傷跡が残っている。また、約70キロの十字架が肩に倒れた時に肩を脱臼してしまった。 本作は、今までのどの映画よりも多く前売り券が売れた。 ジェイソン・パトリックとジョナサン・シェックにイエス様役がオファーされたけど、二人ともパスした。 プロデューサーと会った時、カヴィーゼルは「サーフィン映画」ということを聞かされていた。そして、メル・ギブソンが来て初めて「イエス様」についての映画であることを知ったとか。 イエスを十字架につける時に映る「手」はメル・ギブソンのもの。このカメオ出演に関して彼は、「(イエス様を)磔にしたのはこの自分だから。僕の罪だから」とコメントしている。 |
Japanese Title | 戦場にかける橋 | |
Original Title | THE BRIDGE ON THE RIVER KWAI | |
Director | デヴィッド・リーン | |
Casting | アレック・ギネス ウィリアム・ホールデン 早川雪洲 ジャック・ホーキンス ジェフリー・ホーン ジェームズ・ドナルド アンドレ・モレル アン・シアーズ |
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Comments | 久々過ぎて新作気分の鑑賞。特に後半は完全に忘れてしまっていた。ウィリアム・ホールデンは脱走して戻ってくるんだったよな〜、忘れてた。そうでもしないと成り立たない役だもんね。面白いのは面白いんだけど、史実とは結構違うみたい。実際は日本の設計によって橋を経てたし、捕虜はかなり酷く扱われていたようだ。アレック・ギネスを中心として、早川雪洲や他の連中と収容所内で会議するあたりは面白い。これも実際にあったんだろうか?ギネスは前半から飛ばしてかなり役に入り込んでた。最後、絶妙なタイミングでの死様と、橋の爆破は1957年当時としては迫力がある。ラストにもクワイ川マーチが聴きたかったな。ジャック・ホーキンスが意外な役どころで楽しめる。 | |
Evaluation | ★★2/3 | |
Country | アメリカ | |
Year | 1957 | |
Runtime | 155 | |
Remarks | キャッチコピーは、「全世界の賞を独占・映画史上最大の栄誉に輝く傑作!人間の名誉と誇りを賭けた壮烈な男の戦い!今ひびくクワイ河マーチにのって 大画面に甦える!」 アカデミー作品賞、主演男優賞(アレック・ギネス)、監督賞、脚色賞、撮影賞、作曲賞、編集賞受賞。ノミネートは、助演男優賞(早川雪洲) NY批評家協会作品賞、男優賞(アレック・ギネス)、監督賞受賞。 ゴールデン・グローブ作品賞男優賞(アレック・ギネス)、監督賞受賞。 英国アカデミー作品賞、男優賞(アレック・ギネス)、脚本賞受賞。 アメリカ国立フィルム登録簿新規登録作品。 ケイリー・グラントが元々候補者としてあがっていたが、他の契約があったためにウィリアム・ホールデンが代わりにキャストされた。 ハワード・ホークスが監督するように頼まれたが拒否した。『ピラミッド』の不発で(個人的には大好きな作品)2作連続の失敗は避けたかったとか。また、批評家は絶賛するものの一般ウケはしないと考えていたらしい。 映画の中では捕虜によって2ヶ月で完成した橋だったが、映画で使用したものはイギリスの会社によってセイロン島に建てられ、500人の作業員と35頭の象を要して8ヶ月かかった。また、キャストが決まる前に橋の建設が始っていた。 チャールズ・ロートンが主演として発表されたが、セイロン島での撮影に耐えられないとして降板。後任として考えられたのは、ロナルド・コールマン、レイ・ミランド、ジェームズ・メイソンなど。 |
Japanese Title | ギャング・オブ・ニューヨーク | |
Original Title | GANGS OF NEW YORK | |
Director | マーティン・スコセッシ | |
Casting | レオナルド・ディカプリオ キャメロン・ディアス ダニエル・デイ・ルイス ジム・ブロードベント リーアム・ニーソン ヘンリー・トーマス ブレンダン・グリーソン ジョン・C・ライリー ゲイリー・ルイス ロジャー・アシュトン・グリフィス バーバラ・ブーシェ リーアム・カーニー |
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Comments | ただ長いだけで全然面白くなかった。ギャング間の争いとか復讐とかワクワクさせるようなところは何もなく、どうしようもない演技にただ付き合っているだけで楽しめない。そもそもダニエル・デイ・ルイスの演技はあまり好きな方じゃない。今回はなんとなく気持ち悪い。レオナルド・ディカプリオは空回りしっぱなし。頑張っているのにかわいそうなんだけどダメなものはダメ。キャメロン・ディアスは思っていた通り出なければ良かった。リーアム・ニーソンは最初だけだし、ヘンリー・トーマスはミスキャスト+バレバレな役どころ。 | |
Evaluation | ★1/2 | |
Country | アメリカ | |
Year | 2001 | |
Runtime | 160 | |
Remarks | キャッチコピーは、「この復讐が終われば、愛だけに生きると誓う。すべては、愛のためのに。」 アカデミー作品賞、主演男優賞(ダニエル・デイ・ルイス)、監督賞、脚本賞、撮影賞、歌曲賞、美術賞、衣裳デザイン賞、音響賞、編集賞にそれぞれノミネート。受賞はなし。 NY批評家協会男優賞(ダニエル・デイ・ルイス)受賞。 LA批評家協会(ダニエル・デイ・ルイス)、美術賞受賞。 ゴールデン・グローブ作品賞、男優賞(ダニエル・デイ・ルイス)、助演女優賞( キャメロン・ディアス)にそれぞれノミネート。受賞は、監督賞、歌曲賞。 英国アカデミー作品賞、監督賞、オリジナル脚本賞、作曲賞、撮影賞、プロダクションデザイン賞、衣装デザイン賞、メイクアップ&ヘアー賞、編集賞、音響賞、特殊視覚効果賞にそれぞれノミネート。受賞は、主演男優賞(ダニエル・デイ・ルイス)。 MTVムービー・アワードキス・シーン賞(キャメロン・ディアス、レオナルド・ディカプリオ)、悪役賞(ダニエル・デイ・ルイス)にそれぞれノミネート。 日本アカデミー外国作品賞にノミネート。 本編ラストのショットで世界貿易センタービルが映るが、おそらく映画史上最後のもの。 19世紀のニューヨークの訛りは想像上のもの。 ロバート・デ・ニーロやウィレム・デフォーがビル役として考えられていた。1978年に監督が製作していたならアムステルダム役にはデ・ニーロを起用する予定だったらしい。 喧嘩シーンでディカプリオがデイ・ルイスの鼻を骨折してしまったが、そのまま演技を続けた。 |
Japanese Title | 戦艦バウンティ号の叛乱 | |
Original Title | MUTINY ON THE BOUNTY | |
Director | フランク・ロイド | |
Casting | チャールズ・ロートン クラーク・ゲイブル フランチョット・トーン ハーバート・マンディン エディ・クィラン ダドリー・ディッグス ドナルド・クリスプ ヘンリー・スティーヴンソン スプリング・バイイントン デヴィッド・ニーヴン |
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Comments | やっと!やっと見る事が出来た。『戦艦バウンティ』から始って『バウンティ/愛と反乱の航海』を経てオリジナルにたどり着いた。ギブソンは論外だが、如何せんマーロンのフレッチャー・クリスチャンに慣れているので新しいクリスチャン役の役者に抵抗があるかと不安はあったが(もちろん年代的にはマーロンに抵抗があったはずなのだが)、このゲイブルはまったく問題ないね。徐々に船長への不信感、怒りが込みあがる様子をゲイブルが好演。これ以上嫌味な奴がいないくらいピッタリはまっていたブライ役のトレヴァー・ハワードももちろん良かったけど、本作のチャールズ・ロートンも良く、まさに嫌な奴を好演。また、海軍士官候補生役のフランチョット・トーンにもかなりスポットを当てていて、他の2作と違った意味で楽しめた。しかも、この3人同時に主演男優賞にノミネートされてるから驚き。 | |
Evaluation | ★★1/2 | |
Country | アメリカ | |
Year | 1935 | |
Runtime | 132 | |
Remarks | 別題は、「南海征服」。 アカデミー作品賞受賞。ノミネートは、主演男優賞(フランチョット・トーン、クラーク・ゲイブル、チャールズ・ロートン)、監督賞、脚色賞、作曲賞、編集賞。 NY批評家協会男優賞(チャールズ・ロートン)受賞。 MGMはケイリー・グラントにバイアム役を演じて欲しかったが、パラマウントとの契約下にあって、彼を手放すのを拒んだ。 この当時イギリス海軍では口髭は許されていなかったのでクラーク・ゲイブルはトレード・マークを剃り落とさなければならなかった。 「海の達人」を演じたチャールズ・ロートンは実は海が大の苦手で、撮影中も船酔いしっぱなしだった。 ジェームズ・キャグニーが撮影現場付近をヨットで航海していて友達である監督のフランク・ロイドに電話して小遣い稼ぎに出演できないかと依頼した。監督は彼に海軍の制服を着せ髭をつけ、バウンティ号の海兵にしたとか! ウォレル・ビアリーがブライ役を拒否したのはクラーク・ゲイブルが嫌いで長い撮影の間彼と一緒にいたくなかったから。 アカデミー史上同じ作品から3人の主演男優賞にノミネートされた唯一の作品。 |
Japanese Title | ブラック・ナイト | |
Original Title | BLACK KNIGHT | |
Director | ジル・ジュンガー | |
Casting | マーティン・ローレンス マーシャ・トマソン トム・ウィルキンソン ヴィンセント・リーガン ダリル・ミッチェル マイケル・カントリーマン ケヴィン・コンウェイ |
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Comments | 爆笑とまでは行かないまでもそこそこ笑えて気楽に見られる一本。時代のミスマッチで笑わせるパターンは新しくはないので、主演に頼るところが大きいが、マーティン・ローレンスは頑張っていた。でも、本人だけ。彼一人じゃちょっと可哀想。もっと羽目を外して徹底的にミスマッチをついた笑いを追求してればよかったのに。700年前にタイムスリップしてフットボールのジャージーとジーンズに何の反応も見せない中世人がいるかな? | |
Evaluation | ★2/3 | |
Country | アメリカ | |
Year | 2001 | |
Runtime | 96 | |
Remarks | キャッチコピーは、「700年の時空を超えてやって来たPUMAを履いた救世主!!」 |
Japanese Title | 白い刻印 | |
Original Title | AFFLICTION | |
Director | ポール・シュレイダー | |
Casting | ニック・ノルティ ジェームズ・コバーン ウィレム・デフォー シシー・スペイセク メアリー・ベス・ハート ブリジット・ティアニー ジム・トゥルー ホームズ・オズボーン ブローリー・ノルティ |
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Comments | ハイライトと言えばニック・ノルティが自分で歯を抜くところかな。こう言う暗い背景の映画はなぜか雪の田舎…。キャストは悪くないんだが、サスペンスが物足りない。興味深い内容だったが、もう一癖も二癖も足りない。 | |
Evaluation | ★ | |
Country | アメリカ | |
Year | 1998 | |
Runtime | 104 | |
Remarks | アカデミー主演男優賞(ニック・ノルティ)にノミネート。受賞は、助演男優賞(ジェームズ・コバーン)。 全米批評家協会主演男優賞(ニック・ノルティ)受賞。 NY批評家協会男優賞(ニック・ノルティ)受賞。 ゴールデン・グローブ男優賞(ニック・ノルティ)にノミネート。 |
Japanese Title | マイ・ソング | |
Original Title | YOU LIGHT UP MY LIFE | |
Director | ジョセフ・ブルックス | |
Casting | ディディ・コーン ジョー・シルヴァー メラニー・メイロン マイケル・ザスロー |
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Comments | なかなか面白かった。懐かしい「ユー・ライト・アップ・マイライフ」が何と言っても印象的だが、ディディ・コーンの顔と声とがあまりにも違いすぎた。口パクかどうか考えさせる事が多いこの手の作品にしては明らかに歌ってないのがわかってしまう。『グリース』でのフレンチー役のイメージが強い彼女だが、たまに違う作品で見るのはいいものだ。「幸運を祈る」というフレーズをたびたび使うが英語では、"Break a leg"で、これが効果的だった。非常に単純明快なストーリーだが、これでいいと思う。 | |
Evaluation | ★★1/3 | |
Country | アメリカ | |
Year | 1977 | |
Runtime | 90 | |
Remarks | アカデミー歌曲賞受賞。 ゴールデン・グローブ歌曲賞受賞。 アカデミー歌曲賞受賞。 ゴールデン・グローブ歌曲賞受賞。 劇中ディディ・コーンはもちろん口パク。オリジナルはもちろんパット・ブーンの娘のデビー・ブーン。彼女の旦那はローズマリー・クルーニーとホセ・フェラーの息子。ジョージ・クルーニーはローズマリーの甥っ子。 |
Japanese Title | ハイ・クライムズ | |
Original Title | HIGH CRIMES | |
Director | カール・フランクリン | |
Casting | アシュレイ・ジャッド モーガン・フリーマン ジム・カヴィーゼル アダム・スコット アマンダ・ピート マイケル・ガストン トム・バウアー ジェシー・ビートン ジョン・ビリングスレイ |
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Comments | またアシュレイ・ジャッドとモーガン・フリーマンの共演。内容は違うが雰囲気は『コレクター』にちょっと似たサスペンス。意外だったのはジム・カヴィーゼルの役どころ。まさか、彼が真犯人であんなどんでん返しが来るとは思ってなかった。しかも、いかにも自分は正しい、はめられているといった演技を見せておいて、豹変するあたりは『真実の行方』のエドワード・ノーロンを思い出した。確かに、途中で怪しくはなるが、まさかカヴィーゼルがと思わせるところが良かったのかもしれない。一生懸命に証拠を集めて軍事裁判で勝訴を狙って苦労している割には、いとも簡単に判決が出てしまい拍子抜け。まぁ、全体的には悪くないが、同じような内容になり過ぎないようにしないとこの手の作品でも飽きがきてしまうので注意。 | |
Evaluation | ★★1/3 | |
Country | アメリカ | |
Year | 2002 | |
Runtime | 115 | |
Remarks | キャッチコピーは、「あなたが信じているもの、知っていること…そのすべてが嘘かもしれない」 |
Japanese Title | ロジャー&ミー | |
Original Title | ROGER & ME | |
Director | マイケル・ムーア | |
Casting | マイケル・ムーア | |
Comments | ドキュメンタリーの作り方は面白いと思うこのマイケル・ムーアだが、有名人を批判の対象としているのが気に入らない。自分は正しいが、私腹を肥やしている有名人は許さないといった姿勢には腹が立つ。ハッキリって自分もそう見えるぞ。パット・ブーンも攻撃対象の一人とされているのが悲しい。彼個人は何も悪くないのに…。ビーチ・ボーイズの「素敵じゃないか」はかなりきつい皮肉だが、やっぱり使い方はうまい。ウサギを殺すシーンが強烈!アニータ・ブライアントがエルヴィスも歌っていた"PUT YOUR HAND"を歌っている。 | |
Evaluation | ★★ | |
Country | アメリカ | |
Year | 1989 | |
Runtime | 90 | |
Remarks | キャッチコピーは、「町を巨大企業から救うため我らがヒーローは単身戦いを挑む。」 全米批評家協会ドキュメンタリー賞受賞。 NY批評家協会ドキュメンタリー賞受賞。 LA批評家協会ドキュメンタリー賞受賞。 エンド・クレジットでは次のようなコメントが表示される。「この映画はフリントでは上映出来ません。映画館が閉館したため。」 |
Japanese Title | アラビアのロレンス 完全版 | |
Original Title | LAWRENCE OF ARABIA | |
Director | デヴィッド・リーン | |
Casting | ピーター・オトゥール アレック・ギネス オマー・シャリフ アンソニー・クイン ジャック・ホーキンス アーサー・ケネディ クロード・レインズ ホセ・ファーラー アンソニー・クエイル ドナルド・ウォルフィット マイケル・レイ |
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Comments | 完全版ということでは初めてかな?何度見ても色褪せない作品の一つであることは間違いない。とにかくスケールがでかくて圧倒されっぱなしの砂漠シーン…アリことオマー・シャリフが現れるシーンは自分の中では既にクライマックス。あのシーンこそが「アラビアのロレンス」なのである。ロレンス役には他の役者(備考参照)も考えられていたらしいが、ピーター・オトゥール以外に考えられない。アラブに魅せられた前半と殺戮者として苦悩する後半を見事にこなしている。ファイサル役をイギリス人のアレック・ギネスに演じてもらった経緯が知りたい。非常に気になる。淡々としているところはいいが、アラブ人には他の役者も充分に考えられたのでは?忘れた頃に現れるアンソニー・クインがこれまたハマリ過ぎ。シャリフの助演男優賞ノミネートにもちろん異論はないが、このクインも入っていてもおかしくないと思う。シャリフも結局は受賞を逃しているが、オスカーを獲得した『渇いた太陽』のエド・ベグリーの演技は是非見ておきたいところだ。また、ジャック・ホーキンスやアンソニー・クエイル、クロード・レインズの味の利いた脇役人も見逃せない。「ブラディ良い演技」だった。ロレンスの原作を読んだり、時代背景を調べたりしたくなってきた。 | |
Evaluation | ★★★★ | |
Country | イギリス | |
Year | 1988 | |
Runtime | 227 | |
Remarks | デヴィッド・リーンはもともとアルバート・フィニーにロレンス役をやってもらいたかったらしい。しかし、キャサリーン・ヘップバーンがプロデューサーのサム・スピーゲルにオトゥールを勧めた。これは、彼女に感謝しないと! 227分の長尺にもかかわらず女優が台詞を言うシーンが一つもない。 意外にもマーロン・ブランドもロレンス役に挙がっていたらしい。 スエズ運河の反対側でバイクに乗っている兵隊の声は監督のもの。 この完全版の為にオトゥールは20年ぶりに自分の役のために声を吹き込んだ。 キャッチコピーは、「灼けつく大砂漠を越えて今ロレンスが進撃する!」 アカデミー作品賞、監督賞、撮影賞、作曲賞、美術監督・装置賞、編集賞、録音賞受賞。ノミネートは、主演男優賞(ピーター・オトゥール)、助演男優賞賞(オマー・シャリフ)、脚色賞にそれぞれノミネート。ゴールデン・グローブ作品賞、助演男優賞(オマー・シャリフ)、監督賞、撮影賞受賞。 |
Japanese Title | エルビス・オン・ツアー | |
Original Title | ELVIS ON TOUR | |
Director | ピエール・アディジ ロバート・アベル |
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Casting | エルヴィス・プレスリー | |
Comments | 最高だね。映画としても、ドキュメンタリーとしても真面目に見られるし、BGVにもなるし…何度どう見ても最高。『〜オン・ステージ』とはまた別のエルヴィスの表情も楽しめる。エルヴィスが通る通路での説明を迫られるオヤジと、どっかの街の市長はいつ見ても笑える。前者のオヤジへの質問はまるで尋問だ。エルヴィス主演映画のキスシーンと「ラヴ・ミー・テンダー」をリンクさせているのが嬉しい。どの作品もまた見返したくなる。ヒッチに続いて今年はエルヴィス作品も見直すとしよう。 | |
Evaluation | ★★★★ | |
Country | アメリカ | |
Year | 1972 | |
Runtime | 94 | |
Remarks | キャッチコピーは、「アメリカ12州を熱狂させたコンサート・ツアー!」 |
Japanese Title | ミシシッピー・バーニング | |
Original Title | MISSISSIPPI BURNING | |
Director | アラン・パーカー | |
Casting | ジーン・ハックマン ウィレム・デフォー ブラッド・ドゥーリフ フランシス・マクドーマンド R・リー・アーメイ ゲイラード・サーテイン スティーヴン・トボロウスキー マイケル・ルーカー プルイット・テイラー・ヴィンス パーク・オヴェラル ケヴィン・ダン |
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Comments | ひっさびさの鑑賞。やっぱりこの作品面白い。黒人差別映画はいつも非情で、非常に悲しくなり切なくなる。白人であることを辱と感じることさえあるが、真実を暴露して世間に知ってもらうにはもってこいだ。ジーン・ハックマンが見事!やっぱり素晴しい役者であることは間違いない。主役、脇役に関係なく無難にこなし、存在感を残す。「彼なりの捜査のやり方」は『フレンチ・コネクション』流と言っていいのでは?スッキリさせてくれる。スッキリといえば、黒人一人と、公民権運動の手助けをしていた白人二人を殺したものと関係者すべて死刑でも良かった。まぁ、事実に基づいているのでこのあたりはどうしようもないんだろうけど、そこは思い切って脚色してこんなことしたらただじゃ置かないぞというメッセージをこめて欲しかった。ウィレム・デフォーは好きじゃないが、この作品では頑張ってた。赤っ首野郎のマイケル・ルーカーはアラバマ生まれでまさにKKKにピッタリなんだよね〜。ある意味可哀想。 | |
Evaluation | ★★★ | |
Country | アメリカ | |
Year | 1988 | |
Runtime | 126 | |
Remarks | アカデミー作品賞、主演男優賞(ジーン・ハックマン)、助演女優賞(フランシス・マクドーマンド)、監督賞、編集賞、録音賞にそれぞれノミネート。受賞は、撮影賞のみ。 ベルリン国際映画祭男優賞(ジーン・ハックマン)受賞。 英国アカデミー監督賞、作曲賞にそれぞれノミネート。受賞は、撮影賞、編集賞、音響賞。 |
Japanese Title | デッド・コースター | |
Original Title | FINAL DESTINATION 2 | |
Director | デヴィッド・リチャード・エリス | |
Casting | アリ・ラーター A・J・クック マイケル・ランデス トニー・トッド テレンス・“T・C”・カーソン ジョナサン・チェリー キーガン・コナー・トレイシー リンダ・ボイド ジェームズ・カーク デヴィッド・パートコー サラ・カーター |
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Comments | まさかこういう作品を自分が見るとは思ってもみなかったが、これにはかなり笑わせてもらった。『スクリーム』シリーズから徐々にこの手の作品には手を出すようになったのかもしれない。しかし、まぁ〜こんな事故死シーンはどんな映画でも見た事がない。凄まじいという表現でさえ陳腐に聞こえる。エゲツないというか、遠慮を知らないというか、R指定は当たり前。人によっては何歳であっても見られないようなシーン多数。どういう訳かそういうシーンの度に大笑いしてしまう。「まっさか!」という死に方である。この際ストーリーはどうでも良くなるほど、そういったシーンに期待(?)するようになっている…恐ろしい。ただ、残念なのは邦題の為にこの直後に見ることになる『ファイナル・デスティネーション』の続編であったことに気がつかなかったということ。しかし、本編で『1』の説明を結構してくれるので案外スムーズにみられる。『ファイナル・デスティネーション』でも触れるが、これを見た後では『1』の死に方にはある程度慣れてしまっている。ストーリーもこっちの方がいいのでは、と真剣に思った。散々派手なシーンを見せておいて、実はこれから起こることの予知シーンだったって見せ方は悪くないぞ。退屈しないし。 | |
Evaluation | ★★1/2 | |
Country | アメリカ | |
Year | 2003 | |
Runtime | 90 | |
Remarks | キャッチコピーは、「生き残るのは、死んでも無理そのハイウェイ事故は回避されたはずだった・・・」 MTVムービー・アワードアクション・シーン賞(ハイウェイでの衝突シーン)にノミネート。 |
Japanese Title | ファイナル・デスティネーション | |
Original Title | FINAL DESTINATION | |
Director | ジェームズ・ウォン | |
Casting | デヴォン・サワ アリ・ラーター カー・スミス クリステン・クローク ダニエル・ローバック アマンダ・デトマー トニー・トッド ショーン・ウィリアム・スコット チャッド・E・ドネッラ |
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Comments | 前作#82『デッド・コースター』でも言ったように、表現はおかしいが続編を上回るような派手なシーンはないが…やっぱりバスに轢かれるシーンは予期してなかったな。またまた大笑い。あれっ?『2』で主演のアレックスは死んだって言ってたけど、ラストのシーンで巻き添えになって死んだってことか?ちょっと疑問が残ったな。自分の中ではショーン・ウィリアム・スコットは完全にコメディ役者ということになっているので、出てくる度についつい笑ってしまう。劇中の彼の名前はビリー・ヒッチコックで着ているジャージー(NHL)の背中には大きくヒッチコックと書いてある。最初に死ぬシャワーシーンもヒッチコックの『サイコ』を意識しているとしか思えない。それと、ショーン・ウィリアム・スコットが印象的な台詞を残している。死ぬ順番の話をしている車の中で字幕では表示されないが、「ジェッツがスーパーボウルで勝つのを見たいんだ」と言っている。最高!『2』と比べて死に際がスプーキーで、死神的何かを意識しすぎている感じを受ける。 | |
Evaluation | ★1/2 | |
Country | アメリカ | |
Year | 2000 | |
Runtime | 97 | |
Remarks | キャッチコピーは、「あなたはいつ死にますか」 |
Japanese Title | 新 刑事コロンボ 虚飾のオープニング・ナイト | |
Original Title | COLUMBO: COLUMBO LIKES THE NIGHTLIFE | |
Director | ジェフリー・ライナー | |
Casting | ピーター・フォーク マシュー・リス ジェニファー・スカイ ダグラス・ロバーツ ジョン・フィネガン ヴァレリー・ランズバーグ |
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Comments | 新作コロンボにしては物足りないのはどうしようもないが、魚群探査機を使って死体を見つけたのはやはり時代からか?マフィアが良く使った表現の、「死者は魚と一緒に眠る」は『ゴッドファーザー』の中でも表現されていたが、あれは実際に魚が送られてきたもんな。 | |
Evaluation | ★1/2 | |
Country | アメリカ | |
Year | 2003 | |
Runtime | 90 | |
Remarks | 別題は、「新・刑事コロンボ/殺意のナイトクラブ」 |
Japanese Title | サンダーボルト | |
Original Title | THUNDERBOLT AND LIGHTFOOT | |
Director | マイケル・チミノ | |
Casting | クリント・イーストウッド ジェフ・ブリッジス ジョージ・ケネディ ジェフリー・ルイス キャサリン・バック ゲイリー・ビューシイ ジャック・ドッドソン ジーン・エルマン バートン・ギリアム ロイ・ジェンソン ビル・マッキーニー ヴィク・タイバック ダブ・テイラー グレゴリー・ウォルコット カレン・ラム |
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Comments | つまらない。本題に入るまでが長いし、入ってからのパンチも何もあったもんじゃない。キャストは興味深いのに展開は酷い。学校の黒板の後に隠した大金を最後に探し当てたのはいいが、ジョージ・ケネディのジェフ・ブリッジズに対する態度はよくわからないし、あんなので死ぬの?ん〜、時間の無駄だったな。ゲイリー・ビューシイがちょい役で登場している。ますます惜しまれる一本。 | |
Evaluation | 1/2 | |
Country | アメリカ | |
Year | 1974 | |
Runtime | 108 | |
Remarks | キャッチコピーは、「愛銃マグナム44から20m/mキャノン砲に強力パワー・アップ!」 アカデミー助演男優賞(ジェフ・ブリッジス)にノミネート。 |
Japanese Title | アルフレード アルフレード | |
Original Title | ALFREDO, ALFREDO | |
Director | ピエトロ・ジェルミ | |
Casting | ダスティン・ホフマン ステファニア・サンドレッリ ドゥイリオ・デル・プレタ カルラ・グラヴィーナ |
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Comments | そもそもイタリア映画だったなんて知らなかったんだもん…酷い。ダスティン・ホフマンを出しておいてイタリア映画ってそりゃないよ。しかも、彼の声は吹替えかよ!良くこれで楽しめるね。 | |
Evaluation | - | |
Country | イタリア | |
Year | 1972 | |
Runtime | 108 | |
Remarks | - |
Japanese Title | 陽動作戦 | |
Original Title | MERRILL'S MARAUDERS | |
Director | サミュエル・フラー | |
Casting | ジェフ・チャンドラー タイ・ハーディン ウィル・ハッチンス ピーター・ブラウン アンドリュー・ダガン クロード・エイキンス ジョン・ホイト |
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Comments | サミュエル・フラーの男臭さぷんぷんの一作。またしても彼の硬派な演出満載で最初から最後まで一気に駆け抜ける…と言いたいところだが、ここはやはり彼らしくB級臭さも匂わせているので、そうは行かない。もちろん彼の作品はこれでいいのだが。ハイクラスな役者は使わず、おそらく彼好みのタフで硬派な役者を選び、撮っているに違いない。ジェフ・チャンドラーなんかその良い例だ。しかし、それなりの見応えはあるぞ。 | |
Evaluation | ★★ | |
Country | アメリカ | |
Year | 1961 | |
Runtime | 100 | |
Remarks | - |
Japanese Title | ザ・ロイヤル・テネンバウムズ | |
Original Title | THE ROYAL TENENBAUMS | |
Director | ウェス・アンダーソン | |
Casting | ジーン・ハックマン アンジェリカ・ヒューストン ベン・スティラー グウィネス・パルトロー ルーク・ウィルソン オーウェン・ウィルソン ダニー・グローヴァー ビル・マーレイ シーモア・カッセル クマール・パラーナ ナレーション: アレック・ボールドウィン |
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Comments | 変わった一本だったな。まぁ〜、面白いとは決していえないけど、キャスティングが豪華でその点に関しては絶賛できる。ただ、映画にするほどの内容でもないのでその点では大きなマイナス。栄華を誇った家族の衰退とでも言いたいが、ナレーションと簡単なシーンの連続だけでは充分に伝わらなかった。特に、お父さん役のジーン・ハックマンの職業の描き方は簡素で味がなかった。しかし、ハックマン自身の演技と存在感は抜群。家族を一緒に住まわせる為のウソもなかなか面白かったし、つるんだインド人のパゴダが笑わせてくれた。「昔、人に刺されて助けてくれたのがパゴダだ。」「誰に刺されたの?」「パゴダだ。」これは可笑しかった。可笑しかったと言えばやっぱりベン・スティラー。いっつも赤のアディダスジャージーを着ていて子供たちも同じ格好。お父さんが亡くなった時の葬式は黒いジャージーになってたのが一番笑えた。その彼の子供たちにしてみればお爺ちゃんのジーン・ハックマンとの交流はなかなかハート・ウォーミング。グウィネス・パルトローの役どころは嫌い。長髪とヘアバンドで髪を刈るまでルーク・ウィルソンには気がつかなかった。実生活で兄のオーウェン・ウィルソンは脚本も担当していてが、目立ってはいなかった。残念ながらダニー・グローヴァーもパッとしなかった。逆に存在感を表したのはビル・マーレイ。『ゴースト・バスターズ』と同じような心理テストをやってたのが笑えた。 | |
Evaluation | 2/3 | |
Country | アメリカ | |
Year | 2001 | |
Runtime | 110 | |
Remarks | キャッチコピーは、「テネンバウム家、天才ファミリー名前だけが、彼らのつながり、求めるものは、心のつながり」 アカデミー脚本賞にノミネート。 全米批評家協会主演男優賞(ジーン・ハックマン)受賞。 ゴールデン・グローブ男優賞(ジーン・ハックマン)受賞。 英国アカデミーオリジナル脚本賞にノミネート。 |
Japanese Title | 追憶 | |
Original Title | THE HELEN MORGAN STORY | |
Director | マイケル・カーティス | |
Casting | アン・ブライス ポール・ニューマン リチャード・カールソン ジーン・エヴァンス アラン・キング カーラ・ウィリアムズ |
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Comments | ポール・ニューマンの古い白黒作品ということでいつも期待してしまうが、今回も爆発的ヒットって訳ではなかった。しかし、珍しく女性を引っ叩いたり、仕切ったりと暗黒街のマフィア的存在感をみせていたのが印象に残る。よくあるストーリーだったが、邦題のせいでまさか伝記映画ということには気がつかなかった。話という点では多少食傷気味。まぁ、ポールファンは一応見ておかないとね。やっぱり渋いしね。意外にもハッピーエンド。彼女の曲持ってたかな… | |
Evaluation | ★2/3 | |
Country | アメリカ | |
Year | 1957 | |
Runtime | 118 | |
Remarks | - |
Japanese Title | サボテンの花 | |
Original Title | CACTUS FLOWER | |
Director | ジーン・サックス | |
Casting | ウォルター・マッソー イングリッド・バーグマン ゴールディ・ホーン ジャック・ウェストン リック・レンツ ヴィトー・スコッティ |
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Comments | ウォルター・マッソーのすっ呆けぶりフェイスが冴えて、イングリッド・バーグマンの勘違いコメディアンヌぶりも絶妙、そして、初々しいゴールディ・ホーンが実は一番しっかりしている小娘役で笑わせてくれるなかなかの一本。特にバーグマンの絶妙なズッコケや振る舞いが良かったな。この人コメディの方がいいんじゃない?彼女も助演女優賞にノミネートされてもおかしくないと思った。彼女が踊る新作ダンスの「歯医者」は笑える!ゴールディは目が青く大きい。 | |
Evaluation | ★★1/2 | |
Country | アメリカ | |
Year | 1969 | |
Runtime | 103 | |
Remarks | アカデミー助演女優賞(ゴールディ・ホーン)受賞。 ゴールデン・グローブ助演女優賞(ゴールディ・ホーン)受賞。 英国アカデミー主演女優賞(ゴールディ・ホーン)にノミネート。 舞台ではイングリッド・バーグマンの役をローレン・バコールが演じた。 チューズデイ・ウェルドはゴールディ・ホーンの演じた役を断った。 |
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