第16回福岡県子育て保育のつどい
プレ九州合研
記念講演
『子どもを大切にする国・しない国』
日 時 | : | 2007年2月4日(日) 10時00分~ |
場 所 | : | 婦人会館/少年科学文化会館/舞鶴公民館 ※近くにコイン駐車場がありますが、数が十分ではありません。 公共交通機関(地下鉄、バス)をご利用ください。 |
受 付 | : | 9:30~ 婦人会館9階ホール (分科会2参加者は舞鶴公民館でも受付) 分科会(10:00~12:00)、記念講演(13:00~15:30) 午後の記念講演のみの受付は福岡市少年文化科学会館 12:30~ |
参加費 | : | 2,000円(センター個人会員 1,500円、学生 1,000円) 記念講演のみは1,200円(センター個人会員・学生 1,000円) |
保 育 | : | 子ども一人 500円(おやつ含む) ※1/26までにお申し込み下さい (保育センターまで) |
連絡先 | : | 福岡県保育センター(福岡市中央区大名1-10-25-506) |
電 話 | : | 092-761-5234 |
FAX | : | 092-781-1995 |
1951年、京都生まれ。
日本福祉大学大学院(社会福祉学専攻)を修了。
東京の児童養護施設で12年間、児童指導員として勤務。
専門分野は、児童福祉論、セクソロジー。
とくに社会福祉政策論、児童福祉実践論、性教育、子どもの虐待を重点課題としている。
【所属学会・研究団体、社会的活動など】
“人間と性”教育研究協議会代表幹事、『季刊 SEXUALITY』編集長、日本生活指導学会理事、埼玉子どもを虐待から守る会運営委員、子どもの虐待を考える会理事、埼玉県児童虐待相談専門委員、埼玉県運営適正化委員会委員、青少年の自立を支える埼玉の会理事長、日本思春期学会理事、埼玉県次世代育成支援行動計画策定委員会委員
【著書】
「児童擁護の新たな展開」「児童養護論論争」「性をはぐくむ」「子ども虐待と性教育」「児童福祉改革と実践の課題」「社会福祉基礎構造改革でどうなる日本の福祉」「セクシュアル・ライツ入門」「新自由主義と非福祉国家への道」「この国の子どもたちのゆくえ」「子ども虐待の福祉学」「市場原理と弱肉強食の福祉への道」「子どもの権利と「保育の質」」「「次世代育成」で変わる、変える子どもの未来」他多数
子どもが見えるために-子どもをとらえる三つの視点
“子どもが見えにくくなっている”といわれますが、見えにくいという場合、何のために何を見たいのかが問われるべきです。-途中略-
第一は、生活領域的視点です。つまり学校、家庭、学習塾、習いごと、あそび、地域などの
諸生活領域での子どもの実相を把握し、相互の関連を見ることです。-略-
第二は、生活構造的視点です。①基礎的生活(衣食住など)②あそび ③労働(手伝い・仕事)④自治的活動 ⑤学習の生活諸層の量と質とその関連を正しく子どもの発達の即して位置づけているかという視点です。-略-
第三は、生活史的視点です。現在の子どもの状態にばかり目をやっていたのでは、問題やつまずきが見えないときがあります。著書「この国の子どもたちのゆくえ」」 より抜粋
分科会案内
分科会1「浅井先生を囲んで」(婦人会館 9階 大研修室)
「今、子どもはほんとうに大切にされているでしょうか?」
記念講演講師の浅井春夫先生と一緒に子育てについて語り合いましょう。
悩み多い子育てを交流しながら、子どもを大切にするための優先課題を考えてみませんか?
「ちょっと失敗しちゃったかなぁ」って思うことありませんか?
それって、私だけ? うちだけ?って考えたことありませんか?
「やれるところから、やり始めるしかない!」と浅井先生。
保護者会運動ネットワーク結成を準備中の先生と一緒にいろいろなこと話してみませんか?
たくさんのご参加、お待ちしています。
分科会2「あ・そ・ぼ」★先着40名(舞鶴公民館 ホール)
子ども劇場の川島美穂さんを講師に、さまざまなあそびやゲームを楽しみます。
心をときほぐして、子どもと向き合っていますか? 毎日の暮らしを楽しんでいますか?
心をやさしくしませんか?
分科会3「おいしいな、うれしいな」★先着40名(婦人会館 8階 調理実習室)
福岡市南区こばと保育園調理担当の重藤憲子さんを講師に「陰陽調和料理実習」をします。
みんなで調理をして、その後はできあがった料理をみんなで食べましょう。
おなかも心もいっぱいになりますよ。
※材料代実費500円
分科会4「おもちゃであそぼ」★先着45名(婦人会館 8階 和室)
子どもの育ちに大切なおもちゃって? 本物のおもちゃって?
子どもの心を育てるおもちゃで遊びます。講師は福岡市南区「つみきや」の原田隆さん。
分科会5「保育運動」(婦人会館 8階 実習室)
子構造改革路線による規制緩和と市場化路線は私たちの生活を直撃し、公的保育制度の改悪が急速に進んでいます。地域での保育・子育ての実態を交流し、保育制度・政策の動向を、学びあい、各地からの報告を出し合いましょう。
分科会6「学童期と保育」(婦人会館 8階 研修室A)
いのちに太陽と水と土が欠かせないように、子どもにあそびはかかせません。幼児期に大切にしたいこと?学びとあそびの関係は?語り合いましょう。